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ハートのラビリンス ヘイル&ミヤオ」(2015/03/03 (火) 20:52:02) の最新版変更点

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ハートのラビリンス 1つめの試練「二つの檻と一つの鍵」 (2015年 2月5日) (画像準備中)   扉に入ったとたん、周囲の景色が一変した。   入った扉は、跡形も無く消えている。   突然、二人の頭上に、がしゃんと檻が振ってきた!   別々に閉じ込められてしまったようだ。   同時に、鍵も一個落ちてきた。   二人の檻のちょうど真ん中にある。   鍵には「使い捨て」というタグが付いている。   手を伸ばしたくらいでは鍵には届かない。 ヘイル:うお!?(さすがに檻がくるとは思っておらず、驚いた様子)  ミャオさーん、怪我ないですか? ミヤオ:(驚きつつヘイルに)俺は平気ー。 ヘイル:(檻の中でがしゃがしゃと足掻いてみるが、やがて鍵のタグに気付き)  ……はっ、なるほどねぇ。(試練の意図を知り肩を竦める)  ミャオさん、先にコレ(檻)中から壊せないか、試してみますね〜。 ミヤオ:うん、りょーかい ヘイル:(レコナーの杖を構え、ミヤオとは反対方向に向く)アサルト!!   ヘイルは、檻を破壊すべく魔力の矢を放った。   アサルトが檻の一部をゆがめた!   しかし、一撃では、脱出できるほど檻にダメージを与えられていない。 ミヤオ:……(南京錠が檻にかかってないか探す)   南京錠ではなく、魔力鍵がかかっている。   檻全体を覆っているようで、解除鍵がなければ脱出は難しそうだ。 ミヤオ:(心:溶かすのは無理か…ヘイルを信じて待つのが良さそう。)   ミヤオは、ダメもとで檻の下の方に触れ、毒で溶かせないか一つ毒を放った。   ミヤオの毒は、少しは檻の材質にダメージを与えたようだが、脱出するまでには至らない。 ヘイル:(檻の様子を見て)……オーケー、ならば何度だって……  アサルト!!!!(一撃目で歪んだ箇所をアサルトで狙い撃つ)   また少し、アサルトで檻がゆがんだ。   あと4~5回繰り返せば、破壊できそうだ。   しかしヘイルの疲労はかなりのものになるだろう。 ミヤオ:(ヘイルの様子をみて)頑丈ね… ヘイル:ええ、全く。  ……何が「危険はない」だよ。  道具も攻撃手段も持たない一般人だったら、どうなっていた事か……っと。   体力の限界は、ヘイル自身がよく知っている。それでも杖を構えて、脱出出来るまでアサルトを撃った。   何発のアサルトを打ったか…。   とうとう檻が壊れた!!   しかし、ヘイルは、立っているのもやっとで、目の前が暗くなりかけている。   魔力の使いすぎだ…。 ミヤオ:ちょ、ヘイルッ!  …っ(尻尾で鍵をたぐり寄せる)   ミヤオは鍵を手に入れた!   魔力鍵が差し込める鍵穴はすぐに見つかった。   鍵を差し込んで回すと、檻の4面のうち一面が消失した。   檻の鍵を使った瞬間、空間に「扉」があらわれた。   これを抜ければ出られそうだ。 ミヤオ:ヘイル!(急いで檻から出て、ヘイルの檻の中へ)     ごめん…ありがと…(耳を伏せて心配そうな顔)   ミヤオが檻から出て来るのを見て、ヘイルは安心したのか、地面に膝をついた。 ヘイル:(杖を使ってよろよろミヤオのほうへ向かう)  ………っ。  ……残念、だなぁ……あはは。  ……僕が、カッコ良く鍵を開けたかったのに……。(肩で息をしながら、情けなく笑う) ミヤオ:(ヘイルを支える)もぅ、十分かっこいいよ…  無茶させてごめん…ありがとう…  しばらく休む?(心配そうに顔を少し覗き込むようにして) ヘイル: …………。(寄りかかったまま手を伸ばし、ミヤオの髪に触れ)  ……ええ、少し休憩しましょう。(宥めるような声で、穏やかに微笑み) ミヤオ:(目を細め、尻尾が大きく揺れた)  うん。(微笑んで)  あー…このままの体勢が良い?それとも横になった方が楽?  体重かけていいし、枕代わりに膝でも尻尾でもかすけど… ヘイル:(尻尾の動きを見て、くすりと微笑みながら)  あはは……。  立ったままだとミャオさんもしんどいでしょうから、  少し横になりましょうか。  そうだな……、じゃあ膝を貸してもらおうかな?  それで尻尾をこの腕の中に収める事が出来たら最高だ。(冗談っぽく笑って) ミヤオ:ふふ、じゃあ膝と尻尾かすわ(くすくす笑い、ゆっくり体勢を変えて、膝枕)  はい(尻尾をヘイルの上にもふりと持っていく) ヘイル:(ミヤオの膝に後頭部を乗せ、尻尾に触れる)  あー……。  僕、いま間違いなく世界で一番の幸せを噛み締めてる……。  (温泉で洗いたての尻尾の感触を堪能してご満悦)  ……次の試練がどんなものか知らないけど、  こんなご褒美が待っているなら、何がきたって怖くないや。(ミヤオの顔を見上げながら、ぽつり) ミヤオ:ふふ、ヘイルにそう言ってもらえると嬉しいわ(ヘイルの髪をそれとなく撫でてみる)  ご褒美になってる?(くすりと笑い)  まぁ…あんまり無茶しないでね?俺も頑張るからさ。(ヘイルを見つめ、目を細め少し困ったような顔で微笑む) ヘイル:(髪を撫でられると予想していなかったのか、少し目を見開き、すぐに閉じると)  あー……ダメですよ、ミャオさん。  あんまりここでサービスしちゃあ。  次の試練のご褒美、もっと欲が出ちゃうじゃないですか(あくまでいつも通りの軽い口調で) ミヤオ:あら、そう? つい触りたくなってね。(くすくす) ヘイル:(微笑むミヤオを見つめながら)  ま、僕もミャオさんの尻尾を散々触ってきてるから、  文句は言えないか。  (降参したように笑う) ヘイル:あはは、心配させちゃってごめんなさい。  次は……そうですね、  もっとスマートに乗り越えられるように頑張ります。  ……ミャオさんの事も、頼りにしていますから。  (安心させるように微笑む) ミヤオ:ありがと、お互い頑張ろ。 ヘイル:さて、そろそろ次に行きますか?(名残惜しいのか、頭を膝に乗せたまま、次の扉に視線を遣る) ミヤオ:そうね、行きましょ。 (ヘイルの肩をぽんっと軽く叩く)歩けそう? ヘイル:(上体を起こす)ええ、だいぶ元気も貰いましたし、まだまだ行けます!  次も、頑張りましょう!(ぺちぺちと頬を軽く叩く)   二人は扉を抜けた。   再び広がるラビリンス。ヘイルの疲労は完全に回復していた。   まるで、全てが幻だったかのように。   しかし、扉の中で交わされた会話と想いまで消え去ることはない。   試練はあと、2つ…。
ハートのラビリンス 1つめの試練「二つの檻と一つの鍵」 (2015年 2月5日) (画像準備中)   扉に入ったとたん、周囲の景色が一変した。   入った扉は、跡形も無く消えている。   突然、二人の頭上に、がしゃんと檻が振ってきた!   別々に閉じ込められてしまったようだ。   同時に、鍵も一個落ちてきた。   二人の檻のちょうど真ん中にある。   鍵には「使い捨て」というタグが付いている。   手を伸ばしたくらいでは鍵には届かない。 ヘイル:うお!?(さすがに檻がくるとは思っておらず、驚いた様子)  ミャオさーん、怪我ないですか? ミヤオ:(驚きつつヘイルに)俺は平気ー。 ヘイル:(檻の中でがしゃがしゃと足掻いてみるが、やがて鍵のタグに気付き)  ……はっ、なるほどねぇ。(試練の意図を知り肩を竦める)  ミャオさん、先にコレ(檻)中から壊せないか、試してみますね〜。 ミヤオ:うん、りょーかい ヘイル:(レコナーの杖を構え、ミヤオとは反対方向に向く)アサルト!!   ヘイルは、檻を破壊すべく魔力の矢を放った。   アサルトが檻の一部をゆがめた!   しかし、一撃では、脱出できるほど檻にダメージを与えられていない。 ミヤオ:……(南京錠が檻にかかってないか探す)   南京錠ではなく、魔力鍵がかかっている。   檻全体を覆っているようで、解除鍵がなければ脱出は難しそうだ。 ミヤオ:(心:溶かすのは無理か…ヘイルを信じて待つのが良さそう。)   ミヤオは、ダメもとで檻の下の方に触れ、毒で溶かせないか一つ毒を放った。   ミヤオの毒は、少しは檻の材質にダメージを与えたようだが、脱出するまでには至らない。 ヘイル:(檻の様子を見て)……オーケー、ならば何度だって……  アサルト!!!!(一撃目で歪んだ箇所をアサルトで狙い撃つ)   また少し、アサルトで檻がゆがんだ。   あと4~5回繰り返せば、破壊できそうだ。   しかしヘイルの疲労はかなりのものになるだろう。 ミヤオ:(ヘイルの様子をみて)頑丈ね… ヘイル:ええ、全く。  ……何が「危険はない」だよ。  道具も攻撃手段も持たない一般人だったら、どうなっていた事か……っと。   体力の限界は、ヘイル自身がよく知っている。それでも杖を構えて、脱出出来るまでアサルトを撃った。   何発のアサルトを打ったか…。   とうとう檻が壊れた!!   しかし、ヘイルは、立っているのもやっとで、目の前が暗くなりかけている。   魔力の使いすぎだ…。 ミヤオ:ちょ、ヘイルッ!  …っ(尻尾で鍵をたぐり寄せる)   ミヤオは鍵を手に入れた!   魔力鍵が差し込める鍵穴はすぐに見つかった。   鍵を差し込んで回すと、檻の4面のうち一面が消失した。   檻の鍵を使った瞬間、空間に「扉」があらわれた。   これを抜ければ出られそうだ。 ミヤオ:ヘイル!(急いで檻から出て、ヘイルの檻の中へ)  ごめん…ありがと…(耳を伏せて心配そうな顔)   ミヤオが檻から出て来るのを見て、ヘイルは安心したのか、地面に膝をついた。 ヘイル:(杖を使ってよろよろミヤオのほうへ向かう)  ………っ。  ……残念、だなぁ……あはは。  ……僕が、カッコ良く鍵を開けたかったのに……。(肩で息をしながら、情けなく笑う) ミヤオ:(ヘイルを支える)もぅ、十分かっこいいよ…  無茶させてごめん…ありがとう…  しばらく休む?(心配そうに顔を少し覗き込むようにして) ヘイル: …………。(寄りかかったまま手を伸ばし、ミヤオの髪に触れ)  ……ええ、少し休憩しましょう。(宥めるような声で、穏やかに微笑み) ミヤオ:(目を細め、尻尾が大きく揺れた)  うん。(微笑む)  あー…このままの体勢が良い?それとも横になった方が楽?  体重かけていいし、枕代わりに膝でも尻尾でもかすけど…。 ヘイル:(尻尾の動きを見て、くすりと微笑みながら)  あはは……。  立ったままだとミャオさんもしんどいでしょうから、  少し横になりましょうか。  そうだな……、じゃあ膝を貸してもらおうかな?  それで尻尾をこの腕の中に収める事が出来たら最高だ。(冗談っぽく笑って) ミヤオ:ふふ、じゃあ膝と尻尾かすわ(くすくす笑い、ゆっくり体勢を変えて、膝枕)  はい(尻尾をヘイルの上にもふりと持っていく) ヘイル:(ミヤオの膝に後頭部を乗せ、尻尾に触れる)  あー……。  僕、いま間違いなく世界で一番の幸せを噛み締めてる……。  (温泉で洗いたての尻尾の感触を堪能してご満悦)  ……次の試練がどんなものか知らないけど、  こんなご褒美が待っているなら、何がきたって怖くないや。(ミヤオの顔を見上げながら、ぽつり) ミヤオ:ふふ、ヘイルにそう言ってもらえると嬉しいわ(ヘイルの髪をそれとなく撫でてみる)  ご褒美になってる?(くすりと笑い)  まぁ…あんまり無茶しないでね?俺も頑張るからさ。(ヘイルを見つめ、目を細め少し困ったような顔で微笑む) ヘイル:(髪を撫でられると予想していなかったのか、少し目を見開き、すぐに閉じると)  あー……ダメですよ、ミャオさん。  あんまりここでサービスしちゃあ。  次の試練のご褒美、もっと欲が出ちゃうじゃないですか(あくまでいつも通りの軽い口調で) ミヤオ:あら、そう?  つい触りたくなってね。(くすくす) ヘイル:(微笑むミヤオを見つめながら)  ま、僕もミャオさんの尻尾を散々触ってきてるから、  文句は言えないか。(降参したように笑う)  あはは、心配させちゃってごめんなさい。  次は……そうですね、  もっとスマートに乗り越えられるように頑張ります。  ……ミャオさんの事も、頼りにしていますから。(安心させるように微笑む) ミヤオ:ありがと、お互い頑張ろ。 ヘイル:さて、そろそろ次に行きますか?(名残惜しいのか、頭を膝に乗せたまま、次の扉に視線を遣る) ミヤオ:そうね、行きましょ。 (ヘイルの肩をぽんっと軽く叩く)歩けそう? ヘイル:(上体を起こす)ええ、だいぶ元気も貰いましたし、まだまだ行けます!  次も、頑張りましょう!(ぺちぺちと頬を軽く叩く)   二人は扉を抜けた。   再び広がるラビリンス。ヘイルの疲労は完全に回復していた。   まるで、全てが幻だったかのように。   しかし、扉の中で交わされた会話と想いまで消え去ることはない。   試練はあと、2つ…。

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