結城友奈 |
そういえば、バーテックスってなんでいつも私たちのところに出てきたのかな? |
結城友奈 |
太平洋側から来たら危なかったよね。 |
東郷美森 |
それは、神樹様がわざと結界に弱い所を作って、敵を通しているから。 |
結城友奈 |
東郷さん物知り~。 |
東郷美森 |
神樹様は恵みの源でもあるから、防御に全て力を使うと、私たちが生活できなくなるの。 |
結城友奈 |
あれ? |
結城友奈 |
どこかでそれ習ったような…。 |
東郷美森 |
アプリに書いてあったよ。 |
結城友奈 |
ん…、んんっ。 |
東郷美森 |
忘れっぽいんだから。 |
結城友奈 |
ふふ~。 |
結城友奈 |
でも安心かも。 |
東郷美森 |
どうして? |
結城友奈 |
神樹様に、はっきり意志があるってことだもん。 |
結城友奈 |
私たちのことだって、なんとかしてくださるよ。 |
結城友奈 |
東郷さんが昨日言ってたとおり、病院で寝てた分は遊ばないと。 |
東郷美森 |
そうよね。一人になると、ついいろいろ悪い方に考えちゃって。 |
東郷美森 |
みんなといると、そんなことも忘れられるんだけど。 |
結城友奈 |
勇者部五箇条、困ったら相談だよ。 |
東郷美森 |
でも、こんなこと相談されても、困るでしょう? |
結城友奈 |
そうでもないよ~。一人になるとつい暗いこと考えちゃうなら、今日はも~っと東郷さんにひっついてよっと。 |
東郷美森 |
ありがとう、友奈ちゃん。 |