クイーン・オブ・ザ・ダムド
「ハハハァ! 調子が上がってきたぜーーッ!
それじゃ……そろそろ全開で鳴らさせてもらうぜ」
盲目の闘士、
アルフライラ・ワ・ライラの操る
賜力。
蝙蝠や海豚が行うように、超音波を発しその反響により、視覚を超えた空間知覚を可能とする能力である。
その空間把握の精度はかなりのものであり、彼女の強さの大部分を支えていると言ってもよい。
地下の暗闇や粉塵に覆われた空間など、アルフライラは自己に有利な環境に持ち込む、または作り出すことで相手を狩っている。
経験からくる戦術眼や、それ以上にアルフライラの嗜虐的性格もあり、鉄棘の埋め込まれた鞭が狙いを外さず、疲労と傷を蓄積させてゆく。
一度嵌れば範囲内の対象は平衡感覚などを失い、地下の帝王の欲望を満たすための玩具となることだろう。
この他、周囲の敵の脳を揺らして動きを封じる、
「皇響愕断・最大演奏」という技や、賜力の通じない
裁定者の群れに対しては、閉鎖空間内で出力と方向を極限まで絞って発動する事で、鼓膜を突き破り無防備な彼らの脳髄を
高周波の振動で破裂させる事も可能としている。
なお、超音波を自在に操るという特性上、蝙蝠と化す
ケイトリンの
蝙翔狂舞にとっては相性が最悪であると思われる。
詠唱
常闇を見通す暗黒の守護者たちよ。
我が血に宿りて怨敵を恐怖せしめよ───皇響愕断
- 交響楽団と掛かってる訳だな -- 名無しさん (2018-03-10 12:11:43)
- コールレインの旦那が見たら泣くなこりゃ -- 名無しさん (2020-07-03 06:07:19)
- ↑言いたかっただけー -- 名無しさん (2020-07-24 00:24:16)
最終更新:2021年04月25日 07:17