「ぶっちゃけるとな……お前さんが機構にどんな感情を持ってようが、何を腹ン中で滾らせてようが俺は一向に構わねぇんだよ」
「他人は他人、どこまで行っても精神は己だけの持ち物だ。そして個々で違っている」
「ならそれぞれ、よく分からない理屈や使命感で心決めればいいわけだろう?
時にはそういう、訳が分からない動機こそ奇跡や大崩壊を起こすという話だし、それでいいと思っているが――」
「なァ秋月凌駕、我が戦友……お前はいったいどの体験から、強靭な意志を持つに至ったんだ?」
美汐√、
ギアーズの拠点において、
何故お前は
ただの学生でありながらも、
ベテランの兵士ですら早々達し得ない精神強度を有しているのかと
何故英雄譚を持たないままに英雄のような高潔で強靭な精神を宿しているのかという
イヴァン・ストリゴイの
秋月 凌駕への問いかけ。
秋月凌駕が何の理由も無い
ただそう生まれただけの先天的な強者である事が示唆される部分である。
自分の家庭環境、生まれ育ち、近所での評判と言った個人情報を丸裸にされて改めて
時計機構の強大さを見せ付けられた凌駕。
そうして敵意と共に
大切な仲間を殺したイヴァンを睨むが、
それこそがわからないと言った様子でイヴァンは凌駕へと問いかける。
何故こんな絶望的な状況で機構へ寝返ろうだとかそういうことを一切思わずにただの学生のはずのお前さんが不屈の視線を自然と自分に対して向けられるのかと。
幾多の本物を見てきた自分が
「絶対に裏切らない」などと断言できる程の意志の強さを有しているのと。
強い精神を持っている奴ほどそこへ達するための原因がなければおかしいのだと。
どんな体験でお前はその強靭な精神を体得したのかと問いかけていくのであった―――
「そいつはきっと愉快で、希少で、戦場で向けられる銃口みてぇに漆黒の穴が空いているんだろうと思うのさ」
「なぁ、どうなんだ?その眼に、耳に、肌に、心に……世界はどういう貌を曝している?」
「聞かせてくれよ、なァ戦友」
- この手の流石です凌駕様な台詞はもうお腹一杯って感じ。まあ作成乙 -- 名無しさん (2017-03-19 22:28:33)
- ↑逆に言えば作品内でやたらとあるんだよな。凌駕の異常性を指すシーン -- 名無しさん (2017-03-19 22:34:43)
- ヒロインの台詞も充実すれば良いのだが… -- 名無しさん (2017-03-19 22:37:47)
- ↑そう思った人がやればいいのさ。ここは誰でも記事作成できるんだし -- 名無しさん (2017-03-19 22:42:18)
- トリニティ -- 名無しさん (2017-03-19 23:03:09)
- トリニティのおかげかゼロインの再プレイかプレイ者増えたから記事作られるようになっただけだしね -- 名無しさん (2017-03-19 23:07:41)
- マルスとはまた別方向に突き抜けてんな。あるわけねえだろそんなもん -- 名無しさん (2017-03-19 23:53:16)
- ただの人間ならこの程度造作もないことさ -- 名無しさん (2017-03-20 00:25:51)
- ゼロインだけラスボスが二人いるように思えるんだが -- 名無しさん (2017-03-20 00:28:54)
- light作品wikiにて主人公やラスボスは話全体のテーマや重要な思想に直結してるので流行る。そして凌駕は主人公(ラスボス)で、シルヴァリオシリーズのキャラの思想と対比しやすいからなぁ -- 名無しさん (2017-03-20 01:07:35)
- ゼロイン台詞の半分くらいが凌駕キメェな辺り、本当に愛されてるな凌駕さん -- 名無しさん (2017-03-20 12:23:25)
- 実際プレイしてても凌駕SUGEEEじゃなくて凌駕KIMEEEEって感想ばっか出てきたんだよなあw -- 名無しさん (2018-05-14 02:03:30)
- ラスボスの幼体がラスボスの完全体と戦うゲーム。それがゼロイン -- 名無しさん (2018-05-14 09:08:59)
- そしてラスボスの幼体が成体から完全体になった時、ラスボスの完全体は究極体に進化する -- 名無しさん (2018-05-14 10:07:18)
- ↑そして、他の究極体(真理到達者)とジョグレス進化して超究極体になるんでしょ。僕知ってる。 -- 名無しさん (2018-05-14 10:09:31)
- 腐れ水銀「特別な者が特別である事に理由など無い -- 名無しさん (2018-05-14 22:20:56)
- 基本的に「さすが凌駕くん」じゃなくて「何だこいつ突然変異にも程があるだろ気持ち悪い」的なニュアンスなのが面白い。 -- 名無しさん (2019-03-17 12:45:01)
最終更新:2020年03月10日 23:31