魔理沙とアリスの「ロボット工学三原則」殺人事件 Part3書き起こし

40.

  • sm2654448


  • 2008年03月15日 14:32 投稿

魔理沙とアリスの「ロボット工学三原則」殺人事件 Part3



  • マイリストコメント:
何かこのシリーズだけ、サムネが浮きまくってる。


  • 投稿コメント:
東方でSF推理モノ。世界観やキャラ設定に突っ込んだら負けです。アシモフの「ロボットシリーズ」のネタのパクリですwこれから読む方は、見ない方がいいかもw
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  • タグロック:ゲーム・東方(カテゴリ)・作者は健常者シリーズ



 魔理沙とアリスの

 ロボット工学三原則殺人事件
 PART 3

 an open question

 第一条
 ロボットは人間に危害を加えてはならない
 またその行為を看過することによって、
 人間に危害を及ぼしてはならない

 Q:現場にはロボットしか居なかった。
 第一条を守らせたまま、
 人を殺させる方法は?


 第二条
 ロボットは人間に与えられた命令に
 服従しなければならない。
 ただし、与えられた命令が
 第一条に反する場合はこの限りではない。

 Q:第二条を守りつつ、人間から
 聞かれても、犯人に不利になる証言を、
 ロボットにさせない方法は?


 第三条
 ロボットは第一条および第二条に
 反する恐れのない限り
 自己を守らなければならない。

 Q:抵抗した形跡も無く、
 機能停止したロボット。
 何故、身を守れなかった?

アリス(C-5級私服警官):
最初の推理に、一部訂正ね

魔理沙(ロボ):なんだ?

アリス:スカーレット・マネジメントが係わってないから、組織絡みの犯行では無いと考えたけど、

アリス:
別の組織絡みだったようね

魔理沙:けど、実行犯は博士じゃないかって考えは、変わらないんだろ?

アリス:まあ、そうだけどね

アリス:市長にも連絡を入れてあるし、

アリス:あとは、向こうの出方次第ね

 ボーダー商会

藍(ロボ):紫様、アリス刑事をお連れしました

紫(クライアント):ご苦労様

アリス:本日はお忙しい中、面会時間を設けて頂き、有難う御座います

紫:刑事さんのお役に立てればいいんですけどね

アリス:
失礼ながら、貴方のことを少々調べさせて頂きました。

アリス:この会社は、土木建築用重機類から、航宙船までの、
大型搭乗機を取り扱ってるようですが

アリス:それだけの取引では考えられない利益を上げています

アリス:ズバリで言ってしまうと、
戦争屋として稼いでいるようですね

魔理沙:ベタだけど、「死の商人」ってやつか

藍:タチの悪い言い掛かりは止せ!

紫:藍、下がっていなさい

紫:確かに、根も葉もない言い掛かりね

紫:それに、貴方が調査しているのはエーリン博士殺害の件ではなくて?

魔理沙:今回の殺人の動機として、おおいに関係があるんだよ
(ズパッ!)

魔理沙:パチュリー博士の机の上にあった明細

魔理沙:重火器の明細だ

魔理沙:ロボット工学者の机には普通無いんだよ

魔理沙:
ロボットは、第一条のせいでそもそも銃口を人に向けることが出来ないんだ

紫:明細の内容だけで私を攻めるの?

紫:証拠不十分で起訴出来ないわよ

アリス:そこは、追い追い詰めるけど

橙(ロボ):紫様、
お茶をお持ちしました

紫:ありがとう、橙

紫:刑事さん、
根を詰めた話ばかりで疲れたでしょう

紫:ライムのフレーバーティーよ、よかったらどうぞ

魔理沙:その飲み物大丈夫か?

アリス:魔理沙、問題ないわ

アリス:ロボットが持ってきてくれたのよ

魔理沙:確かに、最大の保障だな

魔理沙:ハイ、アリスどうぞ(パス)

アリス:アリガト

アリス:いただきまーす!
(ごっきゅん)

アリス:・・・あっ、あれ?・・・

アリス:(バタンっ!)

魔理沙:アリス?

魔理沙:・・・・アリスが、わたっ、し、の・・・渡した、モノ、で・・・・

魔理沙:(ガシャン!)

紫:自分の行動と、第一条の制約のズレが過負荷になって、電子頭脳が壊れたようね

紫:藍!橙!客人が倒られたわ
すぐに私の部屋へ運んで

藍:了解しました

橙:ラジャー!

霊夢(市長):ちょーっと待ったー!

紫:あれ?市長さん?

妖夢(ロボ):アリスさん!魔理沙さん!

幽々子(C-5級私服警官):妖夢、すぐに二人を搬送して!

紫:何故、あなた方がここに?

霊夢:アリスから来て欲しい、って言われてたのよ

霊夢:
理由付けは自分がするから、貴方を逮捕するのに協力してくれって

霊夢:まさか自分を犠牲にしてやるとわね

霊夢:とんでもない刑事ね

幽々子:公務執行妨害、並びに傷害罪、
並びに私有財産破壊の容疑で逮捕致します

幽々子:
後から他の容疑が浮上すれば、再逮捕となりますので

紫:なかなか、やるじゃないここは私の負けね

紫:ただ、投資金があまりにも多いわね

紫:事業家だったら最悪ね

アリス:・・・ううん、・・・

にとり(ロボ):アリスさん!
やっと目が覚めたんですね!

文(店長):アリス、身体の具合はどう?

霊夢:まさか、重度のきのこアレルギーだったとはね

霊夢:紅茶から少量のきのこエキスが検出されたわ

アリス:それで、魔理沙は?

文:
 ・・・・・・魔理沙、さん、は・・・

霊夢:
電子頭脳がぐちゃぐちゃで、
もう使い物にならないわ

アリス:ええっ!!

にとり:だっ、大丈夫です!

にとり:
今、こちらで修理中です!

にとり:
絶対に直してみせますから!

アリス:わたしが、無茶な作戦を立てたから・・・・・・

文:アリスさん・・・・・・

霊夢:確かに、魔理沙を犠牲にしたのは、貴方の落ち度よ

霊夢:けど、
まだ落ち込む時じゃ無いわ

アリス:魔理沙・・・・・・

霊夢:敵を取るのです!(申エN)

文:そうだよ、アリス

文:今のままだと、
魔理沙が直ってきた時に、
合わせる顔が無いだろ

霊夢(恐らくアリスの間違い):そう、ね

アリス:がんばってみる

霊夢:そう、その意気!

霊夢:それで、早速だけど
貴方に合わせたい人がいるの

輝夜:こんにちわ、刑事さん

アリス:・・・あなたは?

輝夜(フィアンセ):
エーリン博士のフィアンセです。

輝夜:
刑事さん伝えておきたいことがありまして

輝夜:実は、
エーリンは妊娠していたんです

輝夜:
犯人は、エーリンだけじゃなく生まれてくるはずだった子も、
殺してしまってるんです。

輝夜:どうか仇を討って下さい!

アリス:そうだったん・・・ですか

霊夢:アリス?

アリス:最後に引っ掛かっていたことが分かりました

輝夜:仇が討てるんですか!?

アリス:
市長、関係者全員を集めるよう、手配して下さい

アリス:特にパチュリー博士を

霊夢:分かったわ

アリス:博士には、

アリス:ロボット工学三原則の、
特に第一条の欠点が見付かったと、言っておいて下さい

にとり:三原則に欠点なんてあるんですか!?

 To be Continued



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最終更新:2019年08月10日 23:01
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