戦略・戦術面からの考察


勇者について

NARUKO(勇者専用アプリ)の実態

  • SNS機能(非樹海化時)
  • レーダー機能(勇者とバーテックスの名前と位置を示す)
    • 端末に載っている海岸線は綺麗な垂直に見えるが、方位を見ると実際は斜め
  • 勇者への変身機能(意思を示す必要がある、精神状態が不安定だと霊的回路が形成できず変身できない)
  • 樹海化警報および特別警報の機能?(前日譚では警報描写無し。後に追加?)

勇者システムの進歩

時期 内容 詳細 暫定バージョン番号
西暦2018年以前 勇者システム誕生 西暦の時代においてバーテックス襲来の3年後には完成されている事が把握できるが、具体的な時期は不明 1.0
298年4月以前~298年9月頃 鷲尾世代初期型 神世紀元年から秘密裏に研究され続けていたものがようやく形になったと考えるのが妥当か 2.0
298年9月頃~ 精霊、満開、散華、レーダーの実装 勇者を「致命的な攻撃」から守ってくれる精霊
満開による強化、散華による機能障害
レーダー表示による敵味方の位置捕捉(※1)
3.0
~300年6月頃 封印の実装
樹海化警報の実装?
大橋合戦で判明した弱点を御魂と名付け、封印を実装
前日譚に警報描写がなく本編のみに存在するため、前日譚の後に追加された可能性がある
4.0
300年6月頃~300年秋 最終調整 結城1話から2話までの戦闘データを元に最終調整
調整内容及び、夏凜以外の端末のアップデート時期は不明
4.1
300年秋 散華、精霊バリアの廃止、量産化 勇者部と園子は供物として奉げられた機能が返還された。
精霊、満開の有無は言及無し
5.0

レーダー 攻撃アップ 精霊ガード 満開 散華 封印
1.0 × × × × ×
2.0 × × × × × ×
3.0 ×
4.0&4.1
5.0 × ×
攻撃アップは精霊の補助によるかもしれない。

※1
これ以前と以降とでは攻撃・防御ともに、とてつもない性能差がある
またこのバージョンアップでは、満開発動前から破壊力が向上している描写がある


のわゆ世代のシステム

襲来当初の仕様
 唯一、現代の科学技術が一切関わっていないことが確認できるシステム。そもそもシステムと呼べるか怪しい代物。過去神社に奉納された武具に神様の武具、神器の霊力が宿った専用武器を扱う。衣装は変化しないが、身体が作り替えられるような感覚を味わっており身体能力は向上している。星屑への対抗は可能だが、進化体相手はかなり苦しいと思われる。
 専用武器は一部はそのまま、一部は加工されて引き続き使用された。

諏訪の仕様
 諏訪の勇者が使用した仕様。スマホのアプリを介さずに神の力を付与された装束に普通の服から着替える。生着替え変身。これも「システム」と呼べる代物なのかは不明。
デザインは四国のものと酷似しており、技術の譲渡等があったとも推測できるが詳細は不明。
 ドラマCDでは変身の際の効果音が存在するが、アプリによるものか着替えた際に神の力を宿したことによるものかは不明。

四国の仕様
 初めてのアプリを介する勇者システム。神樹の力の科学的、呪術的な研究成果。わすゆ世代と近いデザインをしているが、スマホが露出しており左臀部に固定されている。
専用武器を使用せずともダメージを与えることが可能。わすゆ世代初期との機能的な違いはレーダーや樹海化警報、切り札と呼ばれる精霊を直接身に宿すシステムが存在すること。
専用武器は実体があり変身に併せて出現してくれないため普段から持ち歩くか樹海化後に回収する必要がある。
 劇中で為されたアップデートは最終盤の一度のみだが、性能面での向上は描写されていない。

わすゆ、鷲尾世代のシステム

初期
 のわゆ世代のシステムからいくつかの機能がオミットされているが、飛躍的な基本性能の向上が見られる。とりわけ通常の攻撃力の向上が著しい。回復能力の向上が言及されているほか、各人の間合いに併せた装束の性能調整等が行われている。
 3人が互いに補い合うような装備が特徴であり、連携で真価を発揮する。
 星座の名を冠するバーテックス(以下、「星座」)の完全な撃滅は不可能で、ノベル版ではダメージを与え撤退を待つ、アニメ版では鎮め花の儀を発動させるために一定のダメージを与える必要がある。

後期
 始めて満開とマスコット式の精霊、精霊バリアが実装された仕様。バリアは銀の犠牲を受けて実装したとされる
 両装備の開発自体は戦死前より行われていたとされる。今の所散華の存在を考慮して凍結されていた、等の情報が言及されたことはないが、そうでないとも言われていない。



勇者適性

159 :大赦職員[sage] 投稿日:2015/01/12(月) 20:18:46 ID:gG77wg0Y
適正トークといえば、夏凜と犬吠埼姉妹は関係者なのに2年前に選ばれてないから、この3人より適正低いみたいな話題が度々出るけど、
鷲尾で瀬戸大橋跡地の合戦後、「しかし大赦の関係者には、もう勇者の適合車が見当たらない」って記述があるから2年前は調査対象外だったんだと思う
多分、大赦には西暦の最後に神樹様の声を聞いた人たちの子孫(乃木家、鷲尾家、三ノ輪家、東郷家(鷲尾の分家?)他)と、能力で採用される一般家系の職員がいるんだと思う
で、乃木家は能力で採用された人間も大量に輩出してるからあの裕福さなんだろう。逆に三ノ輪家は直系が家を代表して籍を置いてる以外、普通の庶民。
2年前は犬吠埼両親や三好晴信のような一般採用を除いた家系枠の関係者しか適正調査をしてないんだと思う。


封印の儀の違い

157 名前:大赦職員[sage] 投稿日:2015/01/12(月) 20:17:48 ID:mkU36FQQ
>>152
戦闘データ云々は最初に実践に投入されないことの夏凜本人に対する方便でしかないような
実際に夏凜のシステムが改良されてる描写はないでしょ?
176 名前:大赦職員[sage] 投稿日:2015/01/12(月) 20:27:35 ID:vtTlWJQc
>>157
封印の儀が単独かつ迅速にできるようになっている
戦闘データ云々は封印の儀の実践データのことかと思われる
179 名前:大赦職員[sage] 投稿日:2015/01/12(月) 20:29:31 ID:vlSWYxzY
>>176
先輩は複数で囲まないといけないって言ってたしね
夏凜のは武器地面に突き立てるだけで封印できてたのは新型だよな

武器及び装束

武器は神樹側ではなく大赦側で決定できる(鷲尾の弓→ライフル、夏凜の斧→双剣の変更)
衣装は散華の代償を「追加ギミック」がサポートすることがある。

満開時の主兵装

友奈
  • 豪腕(行動トレース式に見えるが自律的に動かしている場面が12話に存在)
東郷
  • 移動砲台
    • 触手状の長砲身の砲:8門(自動照準?)(タメ、連射等何種かの撃ち分けが可能)
    • 中央の巨大な短砲身の砲:1門(射角が狭い、タメの際に用いる、威力は大きい)
  • 大太刀?長巻?
  • ワイヤーカッター
    • 射出口が4→10に、一つの射出口からのワイヤー本数が2→6に、射程が大幅に長く
夏凜
  • 補助腕(太刀装備、自律・他律複合)4本
  • 巨大な光剣二本による薙ぎ払い
  • 無数の爆発する小刀の射出

満開の持続時間

5話、11話、12話により大体の持続時間が判る
東郷≒樹>>風≒友奈>夏凜
友奈:約2分~3分50秒
東郷:非常に長い
風 :約3分30秒
樹 :非常に長い
夏凜:約50秒、約20秒、約10秒、約30秒
  • インファイター型は短く、ロングレンジ型は長い?
  • 受けたダメージ量、ゲージの溜め具合にも関係?(東郷は二度ともゲージを完全に貯め、ほぼ被弾せず。夏凜は何度かゲージをまともに貯めず、満開時に被弾多数。12話の友奈の満開も複数回被弾、満開途中にユニットを分離する等の無茶。)


精霊

最初からいる精霊一体と、満開に応じて増える精霊がいる。
大赦への端末返還を経ずに精霊が追加されたことはない。
精霊が増えることで武器が増えるとされているが、精霊バリアが増える、防御力が上がる、等の解説は見られないため精霊バリアは最初の一体のみに存在すると思われる。

精霊バリアによる防御の回数

友奈 14
東郷 4
風  6
樹  8
夏凜 2

もし精霊バリアが無かったら

樹 着地ミスで初負傷
風 乙女座の爆弾で死亡?
友奈 蠍に突き刺されて死亡?
東郷 蠍に突き刺されて死亡
夏凜 スタクラで死亡?
 3話の山羊座の御魂の煙幕でガードが発動しているので、夏凜はスタクラ以前にそこで初負傷。
 勇者状態だと常人を超えた防御力を得る為、上に挙げられているケースで死亡まで行くかは不明。

精霊の意思

1938 : ななしのよっしん :2014/12/05(金) 18:16:34 ID: BFpH1SRF3C
死ぬよりつらいとはいうけど実際死んでしまったら何にもならない
犠牲を強いるからせめて死なないようにしてるだけかもな

>>1933
ロボット三原則第1条は危害加えるだけじゃなく危険の看過も禁止
第2条は人間の命令に従う事だが第1条に反するときはその限りではない
悪意無いとすれば純粋にこれで動いてる可能性もあるな
ロボット工学3原則
 第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
 第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
 第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

封印

ゆゆゆ世代のシステムより実装。封印中は樹海がダメージを受ける。祝詞があるが、唱える必要はない。
園子がすでに御魂が見えているにもかかわらず二体相手に19回連続満開したことから、バーテックスを拘束して御魂を引きずり出す機能だけでなく、御魂に攻撃が通るようにする機能も追加され、ゆゆゆ世代以降の満開時にはそれが機能しているのかもしれない。

勇者チーム比較

鷲尾世代

 遠距離の須美(弓)、中距離の園子(槍)、近距離の銀(斧)と、明確に役割が分業されている。中距離に判断力に優れる園子がいることで、チームの柔軟性は確保されているが、銀の脱落により園子が前衛に固定されてしまう。
 園子がリーダーとして、自身と仲間の役割を明確に判断して指示を出している。
 また、担任の存在も無視できない。大赦と表向き円満なコミュニケーションを取れていて、システムのアップデートや戦略の確認ができている。

結城世代

 遠距離の東郷(スナイパーライフル、二丁の散弾銃、拳銃、ファンネル)、中距離の樹(ワイヤー、バリアー)、近距離の風(大剣、投げナイフ)、夏凜(爆破可能な双剣)、友奈(拳、追加脚装備)というバランスだが、東郷も拳銃や散弾銃で中距離戦闘ができ、風は投げナイフ(満開後)、夏凜は投剣である程度の距離をとって戦うことができるため、役割を状況に合わせて変える事ができる。
 また、参戦はなかったが園子も戦略予備と督戦隊の役割をもって後方待機している。
 大赦からは風と夏凜の二系統で指示が出ている。風が司令官とすれば、夏凜はさながら政治将校。
 また友奈が指揮系統とはまた違った意味でチームの要となっているようで、夏凜も風も友奈がいれば勇者部は負けないという確信を持っているフシがある。

両者の差異

 戦いを通じて絆を深める鷲尾世代、仲良し5人組が戦いに巻き込まれた結城世代。と言えるのではないか。鷲尾世代の3人は「戦友」と言うべき絆であり、結城世代は「部活の仲間」という絆でつながっている。

戦闘半径(通常時)


その他

神託

 抽象的なイメージの形で下されるため解読するための前例等の知識が必要となる。
 西暦の襲来当初はなんら知識のない巫女でも聞くことができたことや、ひなたの様子から、何らかのイレギュラーな手段で土地神が解読の手助けをしたと思われる。
 わすゆやゆゆゆに於いて神託の誤り等が発生している。バーテックスの襲来をウィルスの仕業と信じ込ませていた頃は神といえば神樹様であり、絶対的なものといえたが、実際は敵方の神の機密情報なので正確でないのは当然といえる。


樹海化

 のわゆに於いて戦いの結果が自然災害という形で現実世界に及ぼす、という樹海化に酷似した要素を持つ、神対神専用の戦場の存在が仄めかされている。


全戦闘検証


鷲尾須美は勇者である ノベル


1話

・須美・園子・銀VS水瓶座
 鷲尾世代の初戦。水球攻撃に銀が捕われるが飲み干す。銀の怒涛のラッシュ、園子の急所を的確につく攻撃、須美の援護の前に撤退

2話

・須美・園子・銀VS天秤座
 分銅回転による防御に苦戦。中心部に突撃して止めた後、三人のラッシュで撃退。園子の判断が光る

3話

・須美・園子・銀VS山羊座
 地震を起こし、飛び上がって真下へ弾幕攻撃。怪光線を銀が受け止めている間に園子と須美が突撃。発射口を攻めて爆発。それから通常攻撃が通りやすくなり撃退

4話

・銀・須美・園子VS蟹座・蠍座・射手座
まずは蟹座を銀が、蠍座を園子が相手にし、須美が援護。その勇者三人に射手座が仲間のバーテックスごと奇襲を食らわせる。レーダーの開発は、おそらくこの奇襲の反省。
 須美・園子脱落後、銀の単騎特攻により3体とも撃退。

5話

・須美・園子VS乙女座
 二人の数時間に及ぶ攻撃で撃退。銀脱落に伴う攻撃力低下が明らかになる

6話

・園子・須美VS牡羊座・魚座・獅子座
 攻撃によって分裂した牡羊座に対し、司令塔を見破ることで撃退に成功。園子1回須美2回の満開を経て、須美気絶後、後遺症に気づいた園子が須美を起こさず19回の満開と散華を繰り返し撃退。

結城友奈は勇者である 一期

1~2話

・風・樹・友奈VS乙女座
 結城世代初戦である。戦闘中に通話し窮地に陥るという失態を見せる。初戦が旧型のシステム二人で撃破できた乙女座であったことは、幸運だった。大赦をして特殊な訓練を受けていない普通の子でもいきなり戦えると評した勇者システムの性能を遺憾なく発揮している。
 友奈の身体能力が印象的。半変身の状態でどれだけ勇者システムの補助を受けているのかは不明だが、軽々と回し蹴りを決める身体能力や動体視力は特筆すべきであろう。封印で唯一祝詞を唱えた戦闘。御魂には、最初友奈のパンチは効かず、風の女子力を込めた渾身の一撃にも耐え、友奈がもう一度全力でパンチして撃破。この際、友奈は手を負傷。

・友奈・風・樹・東郷VS蠍座・蟹座・射手座
 風が近くの敵(蠍・蟹)からと指示を出すが、友奈は後方待機している射手座にも注目している。続いて、背後からの連射攻撃を全弾対処している反射神経もやはりすごい。
 この戦闘は牛鬼の精霊ガードが目立つ。
 変身したら落ち着いたという東郷さん。鷲尾の記憶もあるのだろうか。「不意の攻撃に気をつけて」というが、鷲尾ではまさに不意の攻撃で銀以外戦闘不能になり、銀を戦死させてしまった。ひょっとしたら記憶が供物になっても心に悔いが残っていたのかもしれない。
東郷が射手座の相手をしている間、3人で蠍座と蟹座を封印する。絶妙に避ける蟹の御魂を風が押しつぶし、分裂する蠍の御魂を樹がまとめて縛り上げて撃破。続いて、3人は射手座の封印に向かい、猛スピードの御魂を東郷が「シロガネで」撃ちぬく。

3話

・夏凜VS山羊座
 戦場には勇者部4人もいたが、夏凜一人で撃破。空中からの接近は地震、飛び上がりからの真下への攻撃双方を封じる一番の攻撃ポイント。一度爆発を起こすと脆くなるかのような描写が鷲尾でなされたが、今回夏凜の奇襲での爆発後脆くなったのかは不明。煙幕を食らうも気配で見てあっさり一刀両断。煙幕には精霊ガードが発動しており、これは有毒かもしれない。

5話

・勇者部VS牡羊座・牡牛座・天秤座・水瓶座・双子座・魚座・獅子座
 七体による総攻撃。機動力特化で遠近ある程度対応できる夏凜を差し置いて投げナイフ追加前の風が偵察をしている。危険な役割なので風が買って出たのかもしれない。友奈は不安がる樹の緊張をほぐす。
 東郷が後方へ、残る四人が前線に。まずは牡羊座と戦う。完全に切り分けると分裂する牡羊座を夏凜は切り分けない程度に攻撃し封印へ持ち込む。高速回転する御魂には剣を一本投げて威力偵察。対応を考える夏凜を置いて、友奈が御魂の回転を止めて東郷に撃破させる。素晴らしい連携だが、回転の威力次第では友奈の手は負傷したかもしれない。実際、乙女座戦で硬い御魂に手を負傷しており、六体のバーテックスが残っている状況で友奈の負傷を顧みない攻撃は賛否が分れるとこかもしれない。
 この牡羊座は囮であり、牡羊座撃破のために集まった勇者四人を牡牛座がベルで制圧。遠距離の東郷には地中から魚座が接近して撹乱。制圧された四人の元に水瓶座と天秤座が襲いかかろうとする。この二体も能力的に妨害要員か。この時点で双子座と獅子座が自由であり、獅子座が砲撃、双子座がOMG(作戦機動群:正面で敵味方がぶつかり合ってる間に、自身の被弾を顧みず敵の奥へ奥へとひたすら突っ込み、敵に内部をズタズタにされるか、後方へも戦力を分散して阻止するかの二択を迫る部隊)よろしく神樹へ突破を試みる算段か。もしかしたら、魚座だけで足りなければ双子座も東郷の妨害に回って獅子座の道を切り開いたかもしれない。
 結果的に、音波は樹のワイヤーで止められ、風が天秤座と水瓶座を一刀両断。三体まとめて封印を試みるが、樹が牡牛座に引っ張られ、夏凜が「様子がおかしい」と友奈を止めたことで合体してしまう。この制止がなければ合体は防げたかもしれない。
 レオ・スタークラスターの追尾弾幕攻撃。風は大剣でうけるも撃墜、樹はそのまま撃墜、友奈は追尾を利用して突っ込もうとするも、追撃がきて撃墜。唯一夏凜はすべてを避けて間合いに飛び込むも、硬さの前に剣が折れ、撃墜される。東郷の狙撃もまったく効かず、特大弾打たれて敗北。
 神樹絶体絶命のピンチに風が立ち上がるも、水瓶座の水球が飛んでくる。立ち上がってからというより、立ち上がりそうな時点で発動している様子。観察力・判断力の高さは獅子座のものか。
 以降、夏凜以外の四人が満開し、敵を撃破。特筆点は樹の射程距離、風の防御力、東郷の持続時間、友奈が五箇条を叫んで勝利すること、最後に樹を夏凜が賞賛することか。
 この戦闘において東郷は比較的レーダーを確認する頻度が高いにもかかわらず魚座の肉薄を許している。11話に於いても魚座に奇襲を受ける場面が存在するため、魚座に限定的ながらなんらかの対レーダー能力が付与されている可能性がある?
その場合考えられる要素として、魚座が双子座を運搬していた可能性である。

8話

・勇者部VS双子座
 後遺症で戦闘を渋る勇者部。夏凜と友奈が飛び込みダブル勇者パンチで双子座をひるませ、風が投げナイフで足止めし、東郷が頭を撃ち抜き、四人で封印開始。初期に比べて大分戦闘慣れしている様子。5話の双子座と違い御魂がものすごい数だが、友奈が火炎勇者キックで一掃。
 戦闘前、東郷が「精霊が増えた人と増えてない人、違いが満開にあるとしたら」と考えているのは、自分の精霊の数と両足から、過去に自分が満開した可能性を考えているのかもしれない。

9話

・夏凜・友奈VS風
 大赦に歯向かう風、まずは刃を向けず柄の方から剣を投げ、夏凜が風を牽制。鍔迫り合いをしながらも、移動を続ける風。48キロを45秒程で移動。それなら勇者は秒速1キロ程なるが、律儀に移動時間を合わせているわけがないと考えるのが妥当か。
二人は大橋の祠に到着。剣を薙ぎ払われた夏凜へ剣を振り下ろす風。牛鬼発動は、風のこの攻撃は人を殺し得るものであることの証左。
最後には、牛鬼ガードでなく素手で風の剣を殴りつける。このシーンで友奈のゲージを夏凜が見ている。
樹が風を抱きしめて、戦闘終了

10話

・東郷VS星屑
 ショッキングな状況に東郷も武器を落とす。感情が戦闘行動に支障を及ぼしやすいのは鷲尾時代から変わらず。

11話

・東郷VS星屑 友奈・夏凜VS東郷 樹・風VS星屑
 ほぼドラマシーン。
 夏凜の満開の範囲攻撃では、樹海でも複雑に入り組んだエリア(ビル群等が変化したもの?)に浸透した星屑の殲滅は困難であるため姉妹が殲滅したと思われる。
5話の戦闘において双子が疾走していた神樹にほど近いエリアは開けており、範囲攻撃による殲滅が可能である。

・夏凜VS乙女座・蟹座・蠍座・射手座・魚座
 四回満開で五体撃破+大量の星屑殲滅。定着が浅いという台詞に関しては主語が無く、具体的に何を指して言ったものか不明である。
 乙女座を仕留めた際にはほぼ減速せずに蟹座への攻撃に移ったが、蟹座に一度止められた結果減速、蠍座の攻撃を受けて満開が解除されるが、その際蠍座の至近距離で解除されている。つまり減速しなければ蠍が無傷で撃破されていた可能性が高いと思われ、蟹、蠍の連携が垣間見える。蠍座の攻撃の際に精霊バリアが発動しなかったことを指摘される場合があるが、満開の腕で針を完全に止めており、システムに即死攻撃と判断されず発動しなかった可能性がある。満開中は精霊発動しない説もあるが、12話で発動している描写がある。
 最後の魚座探索ですぐにスマホを見れば満開を一回減らせたかもしれない。
 また、この戦いで夏凜は射手座以外の全てのバーテックスに対して御魂が隠されている場所を一撃で攻めている。唯一、二度攻撃した射手座だが、2話で口から御魂を吐き出していたため、初撃で口を攻めている。

・風・樹VS東郷
 樹の新しい能力、雲外鏡のバリアが地味に活躍。風は峰打ちで東郷をホームラン。直前に満開ゲージを確認する東郷、完全にこれが人生最後と決めているので満開に躊躇がない。
 満開東郷の攻撃にいち早く反応して阻止にかかる姉妹。初期より格段に動きがよくなっている。

・友奈VS獅子座
 獅子座の元気っぽい玉を通常状態の勇者パンチで撃破。わすゆに於いて獅子座の攻撃は射程不足から神樹に届くことは無かったが、この攻撃が実際に神樹に届いたかは不明である。

12話

・友奈VS東郷・獅子座・星屑
 攻撃をよける反射神経がやっぱりすごい。特筆点は、獅子座を通じて星屑が火の玉になって攻撃していることか。
 満開の装備を分離して東郷の隙を生み出したが、その後早期に満開が解除されたことを見るにこの戦法には相応の負担も掛かっていたと見るべきか。

・勇者部VS獅子座
 満開ラッシュして5人皆で撃破。
 5話では高度な戦術を駆使するバーテックスに4人が連続で満開することで勝利をおさめたが、この戦闘に於いては戦術的にはなんら工夫が無い、単純な特攻に対して5人が、しかも同時に満開することで辛くも勝利をおさめたという点が注目に値する。この5人とは、精霊バリアの搭載によって量産が不可能になった勇者システムで戦える勇者の数の限界である。
 特殊な事象も重なった結果ではあるが、量産不可の勇者システムが戦力として陳腐化しつつあることが示されたと言えるかもしれない。

結城友奈は勇者である 樹海の記憶(一期3~4話の間)

・園子VS勇者部5人
 園子が精霊の力を用い勇者部に干渉した事件。一時的ながら同時に5人の勇者の制圧に成功している。
 しかしながら抵抗も可能で、最終的に勇者部の意志を持って呪縛から解き放たれた。
 この事件では眠っていて尚且つ変身していない勇者に用いられたが、精霊の力である以上大赦が実装に関与していると思われるので、実際はそこまで限定的な能力ではないと思われる。
 特典ゲームSに於いて枕返しと獏、という上記の精霊の力を彷彿とさせる精霊の名称が登場している。
 大きな疑問として、少なくともゆゆゆ10話の時点では祀られている園子は端末を取り上げられているという点が挙げられる。
 このような力を端末無しで扱えるのだろうか。仮説として考えられるのは
  1. 樹海の記憶の事件の後に大赦に危険視され取り上げられた。
  2. 端末無しでも(8話で2人を呼び出したことや、友奈による端末をタップしない変身のように)可能である。
 の2つである。


バーテックス側の戦略

戦闘における連携

 結城5話でその真髄が見られる。蠍座・蟹座・射手座はセットで出現した場合、高度な連携を披露する。

全体戦略

 鷲尾3話最後に「迎撃され続けた知能ある生命体が、どういう行動をとってくるか……」とあるので、ここがターニングポイントと認識できる。4話で蟹・蠍・射手のトリオを投入、勇者と同じ数での攻撃を試みる。一人を戦死させることに成功し、撤退。
乙女座を続いて投入。銀脱落後の勇者戦力を威力偵察したものと思われる。
 獅子座は魚座と牡羊座を伴って参戦。未登場の牡牛座、双子座を連れて来なかった理由は不明。乙女座戦の結果を見れば、この戦力でも神樹破壊が可能に思える。建造完了を待つより、勇者強化前に攻めこみたかったのかもしれない。実際は間に合わなかったわけだが。
 分裂可能な牡羊座を前方に、伏兵の魚座をレオの護衛につけて神樹破壊を試みるが、満開の前に撤退を余儀なくされる。更に、この戦闘では御魂という弱点を初めて晒すことになる。以降、2年の空白があるが、満開対策として合体の実装を行う準備期間かもしれない。
 結城世代最初の戦闘は乙女座。またしても威力偵察だろうか。初めて封印を目の当たりにする。バーテックス目線で考えると、勇者は封印と御魂撃破を単独でやるのは困難であり、勇者(この時点では犬吠埼姉妹と友奈の3人)と同数のバーテックスを出すことで対応が可能に見えるかもしれない。
 続いて蟹・蠍・射手のトリオを投入。優位に戦いを進めるが、東郷参戦により、状況が一変。東郷が射手座を一人で牽制することで、優位をひっくり返されてしまう。
 次で山羊座を単独で戦わせた理由として考えられるのは、五人目の勇者の存在を感知し、その情報収集に来たのかもしれない。
 5話では、7体というバーテックス側が望める最大戦力で決戦を挑む。戦法については全戦闘検証を参照。早々に合体したのは、勇者側の満開ゲージを見て先手を打ったのかもしれない。
 8話で双子座単独来襲の理由は謎。夏凜の満開も見極めたかったのかもしれない。機動力特化の双子座に通常状態で追いついて満開ゲージをためられるのは夏凜か友奈となるからだ。
 壁が内側から破壊されるという好機に、星屑を含めた動員可能な全戦力をもって神樹破壊に望む。獅子座の生産が追いつかずに投入した5体のバーテックスは各個撃破されてしまう。
 全体通しての反省は、12パターンのバーテックスでは戦法を見破られること、獅子座の知能と合体がなければ数を揃えても満開に勝てないことだろう。

大赦側の戦略

満開/散華システムの存在から推察するに、「人類存続のためならば多少の犠牲は厭わない」という基本姿勢であろう事が伺える
鷲尾世代では発言力の強い乃木家を含めた大赦の家系から勇者を選出していた事、散華の事実を知った園子の両親が泣いていたという勇者御記の記述の二点から、それは身内でも例外は無いというある意味平等且つ残酷な思想で意思統一されていると思われる
また鷲尾世代の時点では大赦の内部で事を済ませようとしていた事、結城世代においては当事者にすら真実を伏せようとしていた事、二冊の勇者御記への徹底的な検閲の三点から執拗なまでの秘密主義(より大きな真実を隠そうとしている意図?)が感じ取れる

 鷲尾世代・結城世代双方において準備不足や対応の遅さ・杜撰さが目立つ。神託による予測が確実ではないと分かっている以上、戦略的に考えれば常に最悪の事態を想定し先手を打つべきである。
 鷲尾世代では訓練やアップデートが常に後手後手に回ってしまっている。結城世代において素人をいきなり戦場へ放り込み当事者に全てを委ねるのは策として無謀の極みと言える
バーテックスと勇者の戦闘が軍事的なものではなく儀式的なものであり、そもそも勝利が目的ではない可能性も考えられるが、鷲尾外伝で園子に懇願する大赦の人間を見る限りその線は薄い(少なくとも大赦はそう認識していない)と考えるのが妥当か
次に、鷲尾世代では勇者を一から訓練や教育する事によって思想を制御し反乱を防いでいたと思われるが、結城世代では園子の存在があったとはいえ若干その辺りの対策が甘いように見受けられる
東郷を友奈へ意図的に近付け、風に勇者部を結成させたのは恐らく親睦を深める事で戦闘における連携を円滑に行うためだと思われるが前者は完全に裏目に出ており、実際には東郷が反乱を起こす最大の要因となった
また反乱への切り札として絶対的な信頼を寄せていた園子も実際には全くコントロールできておらず、更には真っ先に大赦へ刃を向けたのは統率役を任せた風である

勇者への心理的ケアや各メンバー間の関係性の把握が結城世代では決定的に欠けており、鷲尾世代で何も起こらなかった事からの慢心や当事者にすら真実を伏せる行き過ぎた秘密主義、前述の基本姿勢が全人類の共通認識であるという思い上がりがその要因と考えられる


 乃木若葉は勇者である最終話において大赦の成り立ち・勇者システムの所以が明かされた、ここで一つの仮説を提唱したいと思う。
何故神世紀298年にバーテックスが襲来したのか、その答えとして「反撃の準備が整ったので実戦データを得てシステムを完成させるためにわざと勇者システムの存在を天の神に明かし襲撃を招いた」という戦略的可能性である。
これならば何故300年ではなく298年という中途半端な時期にバーテックスが襲来したのか、ある程度説明がつく。
更にこの説を信ずるとするならば、勇者システムのアップデートは元々予定されていたものであり、勇者が死ねなくなったのも、散華した供物が戻ってきたのも、全て予定調和で大赦はそれを全て把握していた可能性が出てくる。
そうすると本編での大赦の散華に対する杜撰な対応にも納得がいく。大赦は最初から供物が戻ってくる事を本当に知っていたのだ。それでも東郷の反乱という世界の危機を招いてしまった事に代わりは無いが。
つまり第一世代(鷲尾世代)と第二世代(友奈世代)は実戦データを得るための先遣隊であり、元々彼女らに勝利など期待していなかったのだ。
全ては来たるべき第三世代の勇者のため、恐らく大赦はそう考えているのではないか?
勇者の章で第三世代の勇者の活躍が描かれるかは未知数だが、もしそうなった場合文字通り人類と天の神の最終決戦になるだろう。
無論その前に友奈たちが全てを解決してしまう可能性も残っているが…?

  • 上記仮説に対する反論
  1. 298年を中途半端な時期とする理由は?
  2. 戦力比を考慮すると非常に危ない橋を何度も渡っているが、それすら大赦の考慮のうちなのだろうか?
  3. 何故大橋の合戦の直前に親にのみ散華を伝え、当の勇者に伝えなかったのか、という理由にならないように思う。
  4. 大赦にとって神樹はブラックボックスのようなものであるという設定が存在する(電撃G's magazine 2015年3月号)が、そのような大赦が神樹と非常に密接にかかわる供物に関連する事柄を予定調和として把握できるだろうか

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