KEYWORD:作品内の解説

備考

作品内に出てきた説明と電撃G'sMagazineに記述されているKEYWORDまとめ
考察は考察ページでお願いします。


KEYWORD

戦装束

 神樹の力を宿す勇者の衣装。まとう者の身体能力を格段に引き上げ、神の力で専用武器以外でもバーテックスへの攻撃を有効にする。ただし、戦う覚悟と意志が無ければ、装着することができない。

生大刀(いくたち)

 無数の武器、の名を持つ神器の一種。冥府に由来する刀である。
 若葉が用いるのはそのものではなく、平安期のごくありふれた刀に生大刀の霊力を宿したもの。

一目連

友奈が切り札として呼び出した精霊で、勇者パンチを暴風の如く繰り出せる。劇中で初めて使用された精霊でもある。

演武

 勇者たちの戦闘技術を、一般の人に披露する催し事。気恥かしいという理由で、友奈と杏は出演を辞退。

大葉刈(おおはがり)

 千景の専用武器、折りたたみ式の大鎌に宿る神の霊力。かつて農耕を司る地の神の一人が、怒りのままに死した友人の喪屋を切り捨てるという暴挙に出た。その際に使われた武器に由来する霊力であり、大鎌は死者すらも冒涜する、呪われた刃となる。

切り札

 勇者が神樹の記録にアクセスして精霊を召喚し、その神の力を顕現させる技術。一時的に戦闘能力は跳ね上がるが、肉体に大きな負担がかかる。

三年前の悲劇

 この世界の人間なら誰もが知っている、バーテックス襲撃の日のこと。天から降り注ぐ無数の化物に、人類はなすすべなく蹂躙され、住む場所を追われていった。この当時、若葉とひなたは修学旅行で島根に来ていたが、襲撃時にそれぞれが勇者と巫女の力に覚醒。2人は多くの人々を連れて、安全であった四国まで逃れることに成功している。だが、修学旅行で仲の良くなった若葉の同級生たちは無残に殺されており、この出来事が若葉の心を復讐の念に縛り付けていた。

白鳥

 長野の一部地域を単身守護していた勇者。若葉と定期的に通信でやり取りをしていたが、戦況が悪化し、通信不能となる。その後の消息は不明。

神樹

 土地神そのものだと言われる、地上全ての記録を蓄積した樹木。バーテックスの襲撃に対し、時を止め、ほぼすべてのものを樹木に変える樹海化を行う。

精霊

 勇者が、神樹が蓄える記録にアクセスして召喚する神の力。自らに力を顕現させることで、一時的に戦闘能力が跳ね上がる。その分肉体的負担も激しい、戦闘における切り札的存在。

大社

 バーテックス対策の全権限を握る機関。神樹や敵の力の解析、勇者や巫女への指導等を行う。負傷した際の病院の手配など、最前線で戦う少女たちへのサポート体制は万全。神樹の力を研究し、科学や呪術を用いて、勇者の戦装束を作りだした。

高松市

 香川県の一都市。四国一の都会であると同時に、多くの天然温泉が湧く、温泉地としても知られる。

天空恐怖症候群

 三年前のバーテックス襲撃により、空を見ることに恐怖を覚える精神的な病。症状は4段階のステージがあり、ステージ4では発狂、自我の崩壊にまで至る。

七人御崎

 千景が切り札として呼び出した精霊。七人の同時存在を瞬時に作る。その七人が同時に殺されない限り、新たな存在が生まれ続け、本当の死は訪れない。

バーテックス

 天から降ってきた、異形の化物の総称。人間を率先して狙い、口のような器官で喰らい尽くす。個体同士で融合し、さまざまな形へと進化することが可能。
(『タカヒロ氏が斬る!』によると味と触感は、『味のない弾力に富んだイカ』らしい)

丸亀市

 勇者と巫女の拠点、丸亀城が存在する市。古くからの城下町である市街地には、バーテックスの出現以降、四国外から逃れてきた人々も多く住んでいる。

丸亀城

 勇者と巫女が住まう寮のある、香川県の平山城。内部が改築され、6人が通う学校として使われている。

巫女

 土地神の声を聞く特殊な力を持つ者のこと。ひなたがこれに当たり、その力で勇者たちを導く。神の声である信託は、言語ではなく象徴と暗示によって伝わる。

源義経

若葉が切り札として呼び出した精霊。八艘飛びにより、空中における桁外れの機動力を得ることができる。

勇者専用アプリ

 勇者たちのスマホに入れられたアプリ。起動すると、それぞれ専用の戦装束を身につけることが可能。また、勇者やバーテックたちの現在地を、リアルタイムで表示するサポート機能もある。

勇者ゲーム

 バーテックスに見立てた、白い布袋を投げ合いながら、相手陣にある旗の奪取を目指すゲーム。というと聞こえはいいが、実態は陣取りの要素を加えた、ただの枕投げ。

雪女郎

杏が切り札として呼び出した精霊。クロスボウから吹雪を起こし、バーテックスを凍らせた。劇中で一度しか使用されなかった。

輪入道

球子が切り札として呼び出した精霊。旋刃盤を人が乗れる程の大きさにまで巨大化させ、自在に操ることが可能になった。

作品内の解説

天空恐怖症候群

上空から襲来したバーテックスへの恐怖により起こる、精神的な病。病状の重さによって4段階にステージが分かれる。
ステージ2からステージ3。ステージ3からステージ4と、病状が悪化していく。

ステージ1

 空を見上げるのを恐れて外出を嫌う。

ステージ2

 バーテックス襲来時のフラッシュバックが起こり、精神不安定となる。日常生活に支障を来す。

ステージ3

 フラッシュバックや幻覚が頻繁に起こり、薬を手放せなくなる。働くことや外出することができなくなる。

ステージ4

 自我の崩壊、記憶の混濁、発狂が起こる。ステージ3からステージ4へ至るまで、それほど時間はかからない。

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最終更新:2017年11月02日 03:46