第八話 神の祝福

サブタイトルの意味

青い薔薇(乃木園子)の花言葉。

あらすじ

勇者部の慌ただしい日々は続いている。

セリフ集

双子型

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犬吠埼風 あの変質者ってさ、樹が倒さなかったっけ?
東郷美森 もともと2体いるのが特徴のバーテックスかもしれません。
結城友奈 2体で1セット…。
結城友奈 双子ってこと?
三好夏凜 いずれにせよ、やることは同じ!
三好夏凜 止めるわよ!

満開と散華

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乃木園子 咲き誇った花は、そのあとどうなると思う?
乃木園子 満開のあとに、散華という、隠された機能があるんだよ。
東郷美森 散…華?
東郷美森 「華が散る」の…散華?
乃木園子 満開のあと、体のどこかが、不自由になったはずだよ。
東郷美森 はっ…。
結城友奈 えっ、それって…。
乃木園子 それが散華。
乃木園子 神の力を振るった満開の代償。
乃木園子 花1つ咲けば、1つ散る。
乃木園子 花2つ咲けば、2つ散る。
乃木園子 そのかわり、決して勇者は死ぬことはないんだよ。
東郷美森 死なない?
結城友奈 でっ、でも…しっ、死なないなら、いいことなんじゃないのかな?
結城友奈 ねっ?
乃木園子 そして、戦い続けて今みたいになっちゃったんだ。
乃木園子 元からぼ~っとするのが特技でよかったかなって。
乃木園子 全然動けないのはきついからね。
結城友奈 い…痛むんですか?
乃木園子 痛みはないよ。
乃木園子 敵にやられたものじゃないから。
乃木園子 満開して、戦い続けて、こうなっちゃっただけ。
乃木園子 敵はちゃんと撃退したよ。
結城友奈 満開して、戦い続けた…。
東郷美森 じゃあ、その体は代償で…。
乃木園子 うん。

勇者システムと供物

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結城友奈 ど…どうして、どうして、私たちが?
乃木園子 いつの時代だって、神様に見初められて供物となったのは、無垢な少女だから。
乃木園子 汚れなき身だからこそ、大いなる力を宿せる。
乃木園子 その力の代償として、体の一部を神樹様に供物として捧げていく。
乃木園子 それが勇者システム。
東郷美森 私たちが、供物?
乃木園子 大人たちは神樹様の力を宿すことができないから、私たちがやるしかないとはいえ、ひどい話だよね。
東郷美森 それじゃあ、私たちはこれから、体の機能を失い続けて…。
結城友奈 でも、12体のバーテックスは倒したんだから、大丈夫だよ東郷さん。
東郷美森 友奈ちゃん。
乃木園子 倒したのはすごいよね。
乃木園子 私たちのときは追い返すのが精一杯だったから。
結城友奈 そうなんですよ!
結城友奈 もう戦わなくていいはずなんです。
乃木園子 …そうだといいね。
結城友奈 そ…それで、失った部分は、ずっとこのままなんですか?
結城友奈 みんなは、治らないんですか?
乃木園子 治りたいよね…。
乃木園子 私も治りたいよ。
乃木園子 歩いて、友達を抱き締めに行きたいよ。

リボン

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乃木園子 悲しませてごめんね。
乃木園子 大赦の人たちも、このシステムを隠すのは、一つの思いやりではあると思うんだよ。
乃木園子 でも…私はそういうの、ちゃんと、言ってほしかったから。
乃木園子 うぅ…分かってたら、友達と…もっともっと、たくさん遊んで…。
乃木園子 だから…伝えておきたくて。
乃木園子 あっ…。
乃木園子 ふふふっ。
乃木園子 そのリボン、似合ってるね。
東郷美森 このリボンは…とても大事なものなの。
東郷美森 それだけは覚えてる。けど…。
東郷美森 ごめんなさい、私、思い出せなくて。
乃木園子 しかたがないよ。

次回予告

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犬吠埼風 うどんと女子力は万病に効きますからね
三好夏凜 あんた!何するつもり!
東郷美森 見てもらいたいものがあって…
結城友奈 と、東郷さん?
犬吠埼風 何も悪いことなんか、してないじゃない…