カード名 |
レアリティ |
カテゴリ |
レベル |
詳細説明 |
シンギングデッドマン |
SR |
ソウル |
6 |
【アシスト】使用可能レベルに達すると、以下の効果を発動する。 〔小/中/大/特大〕 ▲最大HPが上がる 〔小/中/大/特大〕 ▲ストレート攻撃力が上がる 【ソウル】巨人召喚 強化唱 【モチーフ作品】グリム童話「歌う骨」より 【イラスト】jugent【CV】木村良平 |
「レディース、エーン、ジェントルメーン!!」
ver3.21-Dで追加されたソウルカード。カードパックでの入手が可能。
Lv6からHPとSSを両方特大UP。強化幅はストレート寄り。
表記だけ見ると
ロバ耳の王ブロウの上位互換…に見えるがそれぞれ強化の偏り方に違いがあるため実際はそうではない。
(ブロウのHP上昇量は全ソウルでもトップクラス。デッドマンのHP上昇量は限りなく大に近い特大)
発動レベルの遅さは気になるが強化項目自体はアタッカーに噛み合う。
巨人もこれまたアタッカーとの相性が抜群の強化唱なのも好印象。
「危険な猪を退治したものは王女を嫁にやろう」というお触れが出て、とある貧乏兄弟が名乗りを上げた。
王の提案で兄弟は西東の道から挟み撃ちするように攻める事となったのだが、東の道で弟は小人と出会い、猪を安全に倒せる黒い槍をもらった。
結果弟は1人で猪を退治したが、その事を知った兄は彼を殺害し、橋の下に埋めた。
その後「猪は自分が殺した」と嘘を付き、彼は王女と不自由ない暮らしを手に入れた。
しかしそんな不届き者には罰が下るのが童話の常。
橋の下で偶然弟の骨を見つけた羊飼いは、その骨で笛を作った。
だがその笛は一吹きするだけで、勝手に歌いだした。
「あなたが吹く笛は私の骨、兄に殺されて埋められてしまいました
兄は王女と結婚したかったから」
羊飼いはその笛を王の前でも吹き、結果兄の悪行はバレてしまい、彼は処刑された。
そして弟の遺骨は英雄として、改めて懇ろに葬られたのであった。
…要するに歌ったのは骨ではなく、「笛に改造された骨」なのだが、神筆が描いた場合歌うスケルトンになるようだ。
また、兄に殺されその恨みを歌うだけであった原典と違い、このソウルは歌うこと自体を楽しんでいる。
アシストカード「穴のあいた骨」や「真実を歌う骨」の元ネタ。
……シンギングデッドマンの体の一部がイラストということになるのだろうか。袖の長い服なのでその下の骨が笛に改造され欠損している可能性はある。
猪退治と笛というキーワードからは「巧みなる猪狩りの笛」も連想されるが、こちらは設定資料集にてロビン・フッド出典と明記されている。
骨だけでなく遺体からメッセージを受けて悪行がバレてしまう話は定番であり、
日本でも
花咲かじいさんや、新潟県に伝わる歌い骸骨等の話が残っている。
最終更新:2022年10月03日 09:59