マグス・クラウン

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#contents(level=1) ---- *&size(30){■}基本データ #gaugeset(limit=50,char=_,col1=#FFCC00,col2=#AAAAAA,back=on) #center(){|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){「誘う魔笛の道化師」マグス・クラウン}| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){モチーフ作品}|>|>|>|>|>|"ハーメルンの笛吹き男"より、笛吹き男| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){ロール}|>|>|>|>|>|ファイター| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){開放条件}|>|>|>|>|>|リーフショップで交換(0枚) ※1| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){Art.}|>|>|須田彩加|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){CV.}|>|鈴村健一| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){通り名}|>|>|誘う魔笛の道化師|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){身長}|>|185cm| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){趣味}|>|>|作曲|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){好きなもの}|>|子供の笑う声| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){嫌いなもの}|>|>|美しくない旋律|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){大切なもの}|>|笛| |>|>|>|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){基本ステータス}| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){最大HP}|Lv1: 44 |~|Lv8: 58 | |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){最大MP}|Lv1: 50 |~|Lv8: 80 | |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){ストレート攻撃力}|>|>|B (1.6) | |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){ドロー攻撃力}|>|>|A (2.5) ※2| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){スピード}|>|>|A (2.5) | |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){公式射程表記}|>|>|遠| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){SS射程}|キャスト 6.56体分|サンドリヨン&br()(Ver.5.20)&br()との比較|130.63%| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){DS射程}|キャスト 6.87体分|~|117.03%| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){回避距離}| |~|100%| ※キャスト1体分の大きさは、バフを受けた際の黄色い円が基準} #region() ※1 マグス・クラウン獲得イベント(2017/9/19~10/16)でメダルを4枚入手で先行入手可能だった。Ver.2.06-Bよりリーフショップに移行。 ※2 Ver5.31-Bにて上方。B(2.4)→A(2.5) #endregion *&size(30){■}スキルデータ #center(){|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ワンダースキル}|h |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){カード名}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){レアリティ}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){カテゴリ}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){レベル}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){消費MP}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){詳細}| |愚者へと捧ぐ最終楽章|WR|超絶強化|5|なし|LEFT:フリックをすると即時発動する。&br()自城の&color(red){防御力}が&color(red){上がり}、出撃する&color(red){大型兵士の数}が&color(red){増加}する。&br()さらに、自身の&color(red){演奏ゲージ}が大幅に&color(red){増える}。※戦闘中一度のみ使用可能| |>|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#ebebee):&bold(){スキル}| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){カード名}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){レアリティ}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){カテゴリ}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){レベル}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){消費MP}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){詳細}| |ネズミたちの讃美歌|R|強化|2|30|LEFT:自身から引いた線の先を中心とした&color(red){範囲}に&color(red){発動}する。&br()味方兵士の&color(red){攻撃力}と&color(red){防御力}が&color(red){上がる範囲}を一定時間&color(red){発生}させる。&br()発動後に自身が行動をするか、自身にやられが発生するまで、&color(red){効果範囲}が&color(red){徐々}に&color(red){拡大}し、&color(red){演奏ゲージ上昇速度}が&color(red){上がる}。&br()このスキルで発生できる&color(red){範囲}は同時に最大2個までで、3個目を発生させると、1個目に発生させたスキルの&color(red){範囲}は消滅する。| |陶酔への旋律|R|回復|4|30|LEFT:フリックをすると即時発動する。&br()自身の&color(red){演奏ゲージ上昇速度}が&color(red){上がり}、&color(red){HP継続回復状態}となる。&br()この効果は、発動後に自身が攻撃または回避をするか、ダメージを受けるまで一定時間継続する。| |嘘つき狂詩曲|R|妨害|2|30/3)|LEFT:フリックをすると即時発動する。&br()自身中心の範囲内の敵兵士の&color(red){防御力}を&color(red){下げる}。&br()&bold(){[歪曲のフェルマータ]}&br()スキル発動時に溜まっている&color(red){演奏ゲージを全て消費}する。&br()演奏ゲージ量が最大の場合は、&color(red){スキル使用時}に&color(red){消費するMP}が&color(red){減少}し、&color(red){範囲}が&color(red){上がる}。&br()さらに、敵兵士の&color(red){防御力}と&color(red){ドローの貫通耐性}が&color(red){下がり}、&color(red){錯乱}状態にする。&br()&color(red){錯乱}状態の兵士はキャストを攻撃できなくなる。| |革命フォルティッシモ|SR|強化|3|35/8|LEFT:フリックをすると即時発動する。&br()自身中心の範囲内の最も近い味方拠点の&color(red){防御力}が&color(red){上がる}。&br()&bold(){[歪曲のフェルマータ]}&br()スキル発動時に溜まっている&color(red){演奏ゲージを全て消費}する。&br()演奏ゲージ量が最大の場合は、&color(red){スキル使用時}に&color(red){消費するMP}が&color(red){減少}し、味方拠点の&color(red){防御力}が&color(red){上がる}。&br()さらに、出撃する&color(red){兵士の数}が&color(red){増加}し、大型兵士が出撃するようになる。| |終焉世界のパレード※1|SR|攻撃|4|35/8|LEFT:自身から引いた線の方向に広がる攻撃を放つ。&br()ヒットした敵キャストや巨人に&color(red){小ダメージ}を与え、敵兵士に&color(red){中ダメージ}を与える。&br()さらに、敵や障害物にヒットするか終点まで飛ぶと爆発し、爆発範囲内の敵に&color(red){小ダメージ}を与える。&br()&bold(){[歪曲のフェルマータ]}&br()スキル発動時に溜まっている&color(red){演奏ゲージを全て消費}する。&br()演奏ゲージ量が最大の場合は、自身の&color(red){防御力}が&color(red){上がり}、攻撃を放つ際に&br()射程内の最も近くにいる敵キャストが撤退していない場合、その敵キャストに向かって誘導し、&br()&color(red){スキル使用時}に&color(red){消費するMP}が&color(red){減少}し、&color(red){ダメージ}が&color(red){上がる}。&br()さらに、発射する&color(red){弾の数}が&color(red){増加}し、&color(red){爆発範囲}が&color(red){広がる}。|} #region() ※1 初期スキルセットに含まれない「第5のスキル」 ※2 Ver5.00-A以前の説明文 |終焉世界のパレード※1|SR|攻撃|5|35|LEFT:自身から引いた線の方向に広がる攻撃を放つ。&br()ヒットした敵キャストや巨人に&color(red){小ダメージ}を与え、敵兵士に&color(red){中ダメージ}を与える。&br()さらに、敵や障害物にヒットするか終点まで飛ぶと爆発し、爆発範囲内の敵に&color(red){小ダメージ}を与える。&br()&bold(){[歪曲のフェルマータ]}&br()スキル発動時に溜まっている&color(red){演奏ゲージを全て消費}する。&br()演奏ゲージ量が最大の場合は、&color(red){スキル使用時}に&color(red){消費するMP}が&color(red){減少}し、&color(red){ダメージ}が&color(red){上がる}。&br()さらに、発射する&color(red){弾の数}が&color(red){増加}し、&color(red){爆発範囲}が&color(red){広がる}。| Ver5.20-A以前の説明文 |終焉世界のパレード※1|SR|攻撃|5|35|LEFT:自身から引いた線の方向に広がる攻撃を放つ。&br()ヒットした敵キャストや巨人に&color(red){小ダメージ}を与え、敵兵士に&color(red){中ダメージ}を与える。&br()さらに、敵や障害物にヒットするか終点まで飛ぶと爆発し、爆発範囲内の敵に&color(red){小ダメージ}を与える。&br()&bold(){[歪曲のフェルマータ]}&br()スキル発動時に溜まっている&color(red){演奏ゲージを全て消費}する。&br()演奏ゲージ量が最大の場合は、攻撃を放つ際に&br()射程内の最も近くにいる敵キャストが撤退していない場合、その敵キャストに向かって誘導し、&br()&color(red){スキル使用時}に&color(red){消費するMP}が&color(red){減少}し、&color(red){ダメージ}が&color(red){上がる}。&br()さらに、発射する&color(red){弾の数}が&color(red){増加}し、&color(red){爆発範囲}が&color(red){広がる}。| #endregion *&size(30){■}キャスト概略 2.0の新規追加キャスト5人目はハーメルンの笛吹きの男を伝承する。 これまで居そうで居なかった基礎スピードの速い遠距離ファイター。 独自のシステム“演奏ゲージ”を持ち、一部スキルは下記のアビリティによりその効果を強めることが可能。 主として敵味方の兵士や拠点に関係するスキルを駆使して戦う。 味方兵士強化、敵兵士弱体化、自軍拠点強化、更にWSは自城強化・・・と他ファイターと比較しても異質のスキル群。 「兵士」を媒体として盤面全体に干渉し全レーンを押し上げる、サポーターめいたファイターといえよう。 MPも豊富、かつレベルアップに合わせてどんどん伸びていく。ゲージ管理スキルが優秀なのでMAXゲージ発動を狙うのは比較的容易。 ただし、ストレートショット・ドローショット共に基礎威力が低く癖が強い。ドローショットを強化するバフスキルも持っていない。 どちらのショットもダウン属性となっているため、レーン戦でキャストにヒットさせれば有利を取れるが、外せば硬直の長さから反撃を貰いやすい。 唯一の攻撃スキルもLv4と始動が遅い上にゲージMAXの攻撃でようやく機能すると、イロモノらしさが目立つ。 自衛能力の低さに加えてDS一本でのレーン戦を強いられるため、ファイターの中でも難度は高い部類に入る。 [[アイアン・フック]]や[[メロウ]]で遠距離Fの技術を習熟させてから使うことをオススメする。 -pros(長所) --端レーンから盤面全体を援護できるという独自性。主力の「嘘つき狂詩曲」はそこまで鮮烈ではないが絶対無駄にならない効果である。 ---特にファイター以外がレーナーを担当している試合構成の場合、味方の兵士処理効率は見た目以上に上がる。 ---自身のDS値についてもデバフ前提ならば余裕があるため、ビルドの自由度も高い方である。 --"嘘つき"で他レーンが兵士処理しやすくなる事や、2つの専用装備により、実はチームのレベル上げに関して特化したスタイルを持つ。 --DSは癖こそあるが遠距離キャスト相応の性能を備えており、加えて足回りが良いので兵士を挟んだレーン戦であれば十分に強いキャスト。 --回復スキル「陶酔への旋律」によるHP維持性能はピカイチ。火力・追いかけるスピードのない相手には優位に戦える。 --拠点へのバフスキル「革命フォルティッシモ」やWSの大兵士増加や施設の耐久アップ効果は地味ながら相手の計算を大きく狂わせられ、大兵士を無視しにくいレーナーにも効果覿面。 -cons(短所) --自己強化のスキルを持たない事もあり、単独で押し込む・押し返すのは難しい。中盤以降の単純なレーン戦の強さは下位になる。 ---SSの性能がかなり独特かつ、DSも発生や硬直がアイアン・フックの次に重い ---横やりにとにかく弱くゲージも回せなくなる。 --足回りこそ良いほうだが、遠距離ファイターの中でも本体性能が低い部類に入る。このためインファイト戦に持ち込まれると非常に脆い。 ---開幕対面に突っ込み気味のムーブをされて押されると経験値が拾いにくく、レベル差を作って負け筋になりがち。(曲線DS持ちなので[[ツクヨミ]]よりはマシだが) --試合がダイナミックに動く後半になると、やっている事全般の影響力が薄れてくる。実は序盤型のファイター。 --戦闘スタイルからして「味方次第」が強いキャストなのは否めないが、更に「対面次第」の相性にも悩まされる。 ---特に兵士バフデバフをまるで苦とせず、高速で踏み込んでくる[[リン]]、[[マリー・ラプンツェル]](魔力1だと性能が低いので兵士強化が無駄になるわけではないが)と対面した時は覚悟しなければならない。 ---昨今は兵士強化や大兵士を対処可能な効果や十分なDS威力を持てるキャストが増えており、対面への特性効力がほどんどないことも。 --巨人撃退能力はVer5現在「終焉世界のパレード」を採用しない限りファイター内でワースト1.2を争うほど低い。ドフリーでも中々処理できない。 --対コア破壊能力も同じくVer5現在、ファイター内ワースト1位といってよい。マスタースキル選択に『対コア性能』も考慮すべきレベルの苦手ぶりである。 &bold(){・アビリティ「歪曲のフェルマータ」} 独自のゲージ「演奏ゲージ」が存在。 &bold(){待機状態}及び&bold(){攻撃・回避行動中でない状態の移動中}でゲージが時間経過で徐々に増加していく。 この増加量は移動中よりも待機状態のほうが高くなっている。 (例外として、開幕カウントダウン中は待機でも増加しない。ネズミたちの讃美歌発動時は、スキル効果により待機扱いとなり増加する。) ゲージMAX状態で&bold(){"嘘つき狂詩曲"、"革命フォルティッシモ"、"終曲世界のパレード"}の効果が強化、同時にスキル消費MPも大きく軽減される。 "ネズミたちの讃美歌"及び"陶酔への旋律"の効果発動時はさらに演奏ゲージ上昇速度が増加。 この手のキャストの例に漏れず、撤退するとゲージは0に戻ってしまう。 ゲージを消費するスキル3種はMAXボーナスがないと効果がピンポイント気味となりMP効率がとても悪い。 いかに相手の隙を見てゲージを溜め、これらのスキルを使っていくかが鍵となってくるだろう。 幸いにもゲージの増加手段に恵まれいるため、撤退さえなければゲージを腐らせることはない。ファイターとしての仕事はきっちりこなしていこう。 ゲージ全開までの目測検証 ・移動および待機(移動のみ約68秒 待機のみ37秒) ・ネズミ使用時(20秒) ・陶酔使用時(移動のみ約24秒 待機のみ13秒) #region(修正履歴) -Ver.2.05-G ネズミたちの賛美歌の設置効果時間延長。 革命フォルティッシモが自城を対象にできた不具合修正。 -Ver.2.06-A 嘘つき狂詩曲の防御力低下量減少。 -Ver.2.06-B 陶酔への旋律の体力回復速度低下。 #endregion #region(キャラクター概略) 笛吹き伝承の始まりはかなり古いものとなっており、一部資料では1284年6月に起きたとされている。記録自体は1300年ごろのステンドグラスが存在する。 当伝承はグリム兄弟の編した『グリム伝説集』などの書物に遺るほか、事件の内容の研究書や楽曲、現代の作品の題材になるなど非常に広く知られている。 大筋としては以下の通り。 ハーメルンの街はネズミの大量発生に悩まされていた。 そんな時、カラフルな衣装に身を包んだ笛吹き男が現れた。 街の人たちは彼にネズミ退治を依頼し、報酬を払うと約束、男は笛でネズミを操り、溺死させた。 しかし街の人たちは彼に報酬を払わなかった。 男は一度は街を去るが、その後笛を操り、街中の子供たち(歩行関係で不自由のあるものを除く)を攫い、彼らは二度と戻らなかった。 あらすじだけをひも解けばヴィランの如き所業であるものの、恐ろしいのはこれが「史実」として記録されていること。 街にネズミが現れ消え、そして子供、もしくは若者もまた多数消えたという事実は今も残っている。 だが、消えた子供達がその後どうなったかは様々な説がある。 神筆で描かれた彼は、子供ではなく、それより小さい兵士を操るクラウン…道化師として登場した。 マグスという名は魔術師を意味する。 小さきものを自在に操る笛男の正体は魔術師であったという説もあり、魔法を使う道化師とわかりやすいネーミングだ。 とはいえワンダーランドの彼は魔法使いを通り越して悪魔めいた一面も見せているが。 一説には少年十字軍に関連した事例とも言われており、さらわれた子供達は、実は徴兵された少年兵という説がある。 そうなると彼はそんな子供たちの指揮官である。 笛を使い兵士を鼓舞し、敵兵士を戦慄に貶める。指揮官としての姿だ。 子供に語りかけるような、一見優しくも胡散臭いチャット そして「戦争は一人で成り立たない」という台詞はそのような性質をあらわしてのものか。 しかし道化、悪魔を自称し、やる気があるのかよくわからない態度ではあるが、その本質は、不義理を恨む仲間思いの青年。 おちゃらけたチャットの中に「厄介事を見逃せない」「仲間をコケにする奴はイヤ」といったものがある。 ハーメルンの笛吹き男がさらった子供たちの正体は、新天地を求めた若者達という説がある。 事実この時期の村は、そんな彼らが開拓したものだという説も存在する。 その場合、彼の正体は開拓者たちのリーダーという事になるだろう。 夢と希望を求めた若者たちを率いて多数の村を作り上げた彼を待っていたのは、「子供をさらった道化師」という悪評であった。 報酬を払わなかった、つまり正当な評価をしなかった人々を見て、彼は、「本物の悪」を見たと嘯く。 ならば人々の恨みが、自らが「さらった子供達」に向かないよう、自ら悪魔となり道化師を名乗ることにしたのかもしれない。 そして彼は今日も旅を続ける。二度と帰ることのできない、戦いの旅を。 ■ 【愚者へと捧ぐ最終楽章】 マグス・クラウンに対する民衆の評判は最悪だ。 中には開拓者のリーダーとしての評価もあるが、子供をさらい「彼らは二度と帰ってこなかった」事実だけを見れば 表面しか見ず、ただ彼を悪魔と罵る民衆…愚者達が彼をどう思うかは考えるまでもない。 そしてマグスは愚者達に失望し、二度と彼らに望みを抱かないであろう。 最早最後通告は成されたのだから。 【ネズミたちの讃美歌】 そもそもの始まりは、街でのネズミの大量発生。 当時のネズミはペスト菌の苗床であり、現代以上に脅威であった。 しかしハーメルンの街においては、とある「厄介事を見逃せない笛男」によって退治された後ネズミの大量発生は確認されていない。 一見すると英雄的行動ではあるが、民衆は彼に本来与えるべきだった報酬を与えなかった。 普通に考えると報酬とは金品や食糧であるが、もしかしたらマグスが望んだ報酬は、名声だったのかもしれない。 どちらにせよ報酬をもらえなかったマグスは…。 【嘘つき狂詩曲】 道化師は人を欺く。 マグス・クラウンもまた、仲間思いで義理堅い自らを仮面で覆い隠し、嘘を重ねる。 それは狂っているからか、狂った振りをしているからか。 【革命フォルティッシモ】 革命、現在の生活からの脱出を望む子供たちが目指したもの。 フォルティッシモは非常に強くという意味だ。 多数の開拓者を引き連れたマグス・クラウン。彼は天地をひっくり返すほどの大革命を望んだのだろうか。 【終焉世界のパレード】 彼の正体、目的、子供達の事実。 それらはすべて謎に包まれている。 しかしこれだけは言えるだろう。 「マグス・クラウンは多数の子供たちを引き連れて、はなやかな行進~パレード~で去って行った」と 【歪曲のフェルマータ】 フェルマータはフランス語で止まる。stopと同じ意味でつかわれる。 そして歪曲とは「認知の歪み」。誇張的で非合理的な思考パターンの事を言う。 歪曲の道化師を一時休憩し、笛吹き男は本気を出すということだろうか? ■ 神筆で描かれた笛吹き男の得物は、もちろん「笛」。そしてそれは「鎌」でもある。 ひと吹きすれば不可思議、ふた吹きすれば奇跡が巻き起こる魔法の笛、 &italic(){魔笛} 。 全ての金管楽器の始祖である角笛に見えて、その形は”収穫物”を刈り取る死神の鎌そのものだ。 &italic(){魔笛} つながりなのか、わずかにウォルフガング=アマデウス=モーツァルトの成分も垣間見えるか。 飄々とした態度、レベルアップ『湧いてきたぞ、新しいイメージが!』など、天才音楽家を思わせる要素がある。 オペラ &italic(){魔笛} は、晩年のモーツァルトの錯乱状態が反映された、半ば狂気の世界として捉えられることが多い。 (客層を考慮してわざとそうしたという説もある) マグス・クラウンの業、”音×狂気”と通じるところがあるのかもしれない。 ワンダーランドウォーズで初の、&bold(){マルチカラー}のキャラクターである。 その色は紫&緑。 ワンダースキル解放時のバリアが紫→緑→紫と色変わりすることから、ともに彼のカラーであることは間違いない。 互いに反対色の関係にある、紫/緑 本来人々を楽しませ和をもたらす笛/人々から正気を奪い去り邪悪をもたらす鎌 決して仮面を外さず道化に徹するポリゴンモデル/その仮面を外した中身の人間のイラスト 『ハーメルンの笛吹き男』として残された事実/彼の人間性と彼が本当に成したかったことの真実 マグス・クラウンは、物事の二面性(多面性)を伝える存在なのかもしれない。 ■ 台詞は基本的に胡散臭い道化師。 だが謝罪するときはしっかりと謝罪し、嬉しい時や感謝の時はしっかりと感情を表してくれる。 褒め言葉や激励も聴いてると嬉しくなるようなものばかり。 最もwlwのチャットは[[どれだけ>ヴァイス]][[悪ぶって>闇吉備津]][[いても>ナイトメア・キッド]]感謝や謝罪はわかりやすいものが多いのだが。 彼の場合は言葉選びもしっかりしているのが特徴である。 なるほど心を操るのは笛の魔力だけではなさそうだ。 %%けどやめておこうチャットはひどいと思いますよピエロさん%% ---- 『童話』あるいは『史実』として見ても異様さが目立つモチーフであるが、WLW世界でもいっそうその異質さが際立っている。 他のキャストたちはいわば「絵にかいた餅(が具現化したもの)」であり、彼ら自身の物語はたとえフィクションであっても本人たちにとっては現実である。 しかしこのマグス・クラウンは自分の物語すらフィクションであると心得ている節があるという。 また姿を変える力も持っており、設定資料集2,3の時点にて「[[童話の渡り人ハンス]]」「童話の探し人セイン]]」「[[童話の語り人 吉四六]]」が彼の変身した姿であると示唆されている。彼らは「童話渡りの変装具」と関係が深い。 マグスのエピソードは設定資料集2にメイン、設定資料集3でさらに補完情報、といった載り方をしている&s(){ため、詳しくは両方ともご購入ください。} #endregion #region(セリフ集) #include_cache(セリフ_マグス・クラウン) &size(80%){[[表を編集する>http://www46.atwiki.jp/wlws/editx/460.html]]} #endregion #region(◆変幻の栞) 栞説明(デフォルト):幻惑の音色を奏でる道化師 栞説明(カラー栞):音だけでなく、見た目すらも相手を操る手段となる 栞説明(サックス奏者):道化も飾れば中々キマって見えるものだね。どうだい? いや、言わなくても顔を見ればわかる。ボクの音色を聞いた人と同じ顔、虜ってやつだ &bold(){衣装A(CR20達成報酬)} 左右非対称のカラーリングが無くなり、全身白黒のチェック柄で統一されている。 (この柄は欧米における道化役者の代名詞ハーレクインになぞらえてハーリキンチェックと呼ばれる) いやはや、まるでピエロだよ・・・ &bold(){衣装B(%%スペルリリィ交換%% ワンダー部販売)} こちらも左右非対称が無くなり紺色で統一。紫ではなく紺。 &bold(){衣装C(%%スペルリリィ交換%% ワンダー部販売)} こちらは従来どおりのツートンカラー。 衣装基本色の紫が青、黄緑が赤に変わり、唇には真っ赤な口紅をつけまさにピエロに。 &bold(){衣装D(%%スペルリリィ交換%% ワンダー部販売)} 白を基調とした姿に。余談だが、入院する子供たちをピエロが慰問する活動も存在したりする(楽しませることが目的なので多くはカラフルな衣装で向かうが、看護師や医師が扮する場合は白衣のままピエロになる) &bold(){衣装E(%%スペルリリィ交換%% ワンダー部販売)} 衣装基本色の紫がオレンジ、黄緑が青緑に変わり右目の辺りに[[エルルカン]]がつけているような紋がある。 //カラーリングの元ネタは仮面ライダーエグゼイドのダブルアクションゲーマーXXだろうか。 &bold(){衣装F(スペルリリィ交換)} 左右非対称が無くなり臙脂色で統一。瞳の色も赤く変化。 &bold(){サックス奏者(スペルリリィ交換)} 2019年2月の4周年記念リリィフェスタにて実装。チアリーダードロシィと同時。 白ジャケットに黒のスラックス。武器はソプラノサックスになる。 目立つ部分はモノトーン基調なので落ち着いた感じに見えるが、中のシャツと靴下は黄色と黒のハーリキンチェックでお洒落。 待ち望まれていたかもしれない仮面無し衣装。移動や回避のモーションにも変更が加えられる。深雪乃がベース。 変幻の扉絵Aに変更していた場合、仮面の代わりに帽子を取り、扉絵Bの場合は帽子を上に放り投げ、キャッチする。 2023年6月のリリィフェスタにて追加カラーA~Cが登場。 【黒髪灰メッシュ黒目、黒帽子に黒ジャケット黒ズボン、青シャツ白ネクタイ、サックスは暗い金色】 【黒髪金メッシュ黒目、エメラルド色の帽子ジャケットに黒ズボン、黒シャツ黄色ネクタイ、サックスは明るい金色】 【黒髪青メッシュ水色目、白帽子白ジャケットに白ズボン、青シャツ白ネクタイ、青靴下に白靴、サックスは白銀色】 黒いやつは人気作『ルパン三世』の次元大介、緑のやつは同作よりルパン三世、白いやつは世界的シンガーソングライター、マイケル・ジャクソン氏。 白と青のやつについては普通にかっこいいので、靴やネクタイの色までちゃんと一致しているのがマイケルというだけで、怪盗キッドやFGO版坂本龍馬など『それっぽい』版権キャラクターは複数存在する。 また黒いやつは俳優・松田優作氏が主演のドラマ『探偵物語』とも。そもそも同ドラマ自体が『ルパン三世』から影響を受けているらしい。 #endregion #region(◆変幻の扉絵) -デフォルト 扉絵説明:さぁさぁ皆様お立ち会い。キミ自身すら忘れてしまう演奏を奏でてあげよう どこか戯けた振る舞いで挨拶をする。 -扉絵A(創聖石で交換) 扉絵説明:人を惑わすのは音だけじゃない。素顔を見せれば安心する。まぁ、見ているといいさ 仮面を外してカメラ目線。ピエロ帽や衣装はそのままに素顔を見せられ、いっそ不気味に感じるか安心するかは相手次第。 サックス奏者のときは帽子を外す。 -扉絵B(スペルリリィ交換) 扉絵説明:音、素顔、次は行動さ。さぁ見惚れるといいさ!世紀のショーの始まりだよ! 腕を開いてポーズ。ここで言及される「素顔」とは扉絵Aのことだろう。 -扉絵C(6周年記念イベントにて先行配布) 扉絵説明:ほらどうだい、祝い事にはこのポーズだろう? はははっ! 随分と怪訝な顔だねぇ! 腰に手を添えて、片手を前に出しながらピースをする。画面左からは紙吹雪が飛んでくる。 ログインによる獲得時には 「さぁ、6年の祝いにサーカスの催しはいかがかな? おや? キミも出てみたいのかい? ハハ! いいともさ!」 のメッセージ付き。 -扉絵D(残暑のおたのしみパックにて先行獲得) 説明:ハハハッ! これくらい朝飯前さ! ……さぁ、余興はこれくらいで、ボクのための前座になってもらおうかな? 2021年8月のワンダー部ガチャにて先行獲得。 玉乗りをしてジャグリングを披露、最後に玉はそこに放りながらバク転しながら着地する離れ業を披露。%%(隣の人が玉で転びそう)%% 乗っている玉は黄色と緑のツートーンカラー、ジャグリングの玉は赤青黃。着地したときに虹っぽい集中線なエフェクトがかかる。紙吹雪とちょっぴり舞っている。 サックス衣装でもおそらく変化なし? DS構えモーションと「嘘つき狂詩曲」時のジャンプの組み合わせ。 #endregion #region(◆変幻の付録) -ミニマグス兵士兵士 説明:その音で人を惑わす、妖しい道化師を基にしてみたよ! 奇抜な見た目に惑わされていると、いつの間にか自分が自分じゃなくなってしまうかもね! 2021年9月のリリィフェスタにて実装。ウサギ衣装ユクイコロ、ワンピース新兵と同時。 自軍兵士が赤&黄のツートーンカラーのマグスになる。 ちなみに背景に映るときにバンザイでぴょんぴょん飛ぶ。%%そんなキャラだっけ?%% #endregion *&size(30){■}ショット性能 **&bold(){ストレートショット} 笛を大きく振って音符の描かれた球状の弾を発射する。ダウン属性。 無強化でLv2から小兵士が一撃。Lv6から大兵士が一撃。 見た目通りにかなりの当たり判定の大きさを持ち、射程も、分岐するSSの[[ツクヨミ]]を除けばファイター中では最長クラス。 …が、弾速がとっても遅い。&bold(){ファイターどころか全キャスト通して最も遅い。} 遠距離から硬直に差し込んでも、ほとんどのキャストは見てから余裕で歩き避けできる。さらにはラグによってか、当たったと思っても消えることも。 回転率や硬直も劣悪で非常に心もとない。 「終焉世界のパレード」以外の攻撃スキルが無いこととダウンが取れることを考えると、使わざるを得ない場面、使った方が良い場面は少なからず存在する。 発生自体は早く、弾サイズが大きい為、ある程度の近距離であれば硬直などに差し込むことは可能。 もちろん相手キャストや使った技にもよるのだが、敵の攻撃を歩き避けした後、大体射程の半分以下の近距離ならば当てることはできる。 フックなどの硬直の重いファイターや横槍にきたアタッカーには一応有効な手段であることは覚えておこう。 外した時は確実にに反撃をもらうので必中を心がけたい。 基礎威力の低さと兵士にもダウン属性が適用されることから、開幕の兵士列止めテクニックが可能。([[シャドウ・アリス]]等でもできる) 特に本体性能の低いマグスにとって開幕戦で少しでも優位を取るために是非使いこなしたい。 兵士デバフ「嘘つき狂詩曲」があればLv2以降は大兵士を無視して戦えるため有用度は下がる。 #region(過去の修正) [[Ver.5.36-O>>https://wonder.sega.jp/info/#!/id:11549/]]にて、SS弾サイズの上方。敵に当てやすく意図とコメントあり。全国対戦で「[[龍宮の姫君ロワナ]]」を採用しているファイター内で勝率が低かったとのこと。同時の上方にサンドリヨンマグスクラウン温羅ルカリトル・アリススカーレット、下方にウィキッド・ドロシィマリクシレネッタエピーヌ、またレダ、ロワナ。 #endregion() **&bold(){ドローショット} ジャグリングのような動きからカラフルな音符の詰め合わせをぶちまける。 キャスト・兵士ともにダウン属性。 弾はやや大きめで射程が長く、[[メロウ]]や[[アイアン・フック]]と並んでファイター最長級。 描画距離も遠距離キャスト相応にはある。 発生も初速も遅いが、直線もしくは緩やかな曲線程度であれば急加速しながら飛んでいく。トップスピードは相当速い。 また、急カーブを掛けると大きく減速し、その後再度加速する性質がある。 イメージとしては[[リン]]や[[シュネーヴィッツェン]]のDSを良いところも悪いところも伸ばしたような感覚。もしくは[[メロウ]]や[[アイアン・フック]]のそれに近いか。 長所である射程と描線距離、緩急を活かして敵を寄せ付けないようにするのがレーン戦の基本。 ちなみに、上でストレートでの開幕兵士止めが書かれているが、スピード素のままで撃つドローでも4,5体巻き込めて一方的にこちら兵士の攻撃を通せる。加速が良い性質から、やや遠間から撃つと良い。 さらに、Lv1DSアシストで2枠使うと開幕で兵士弾込み1確が取れる。(1枠のみだと5体弱程度まで) キャスト概略で述べた通りこのキャストはDSを強化・補助するバフスキルを持ちあわせていない上、ストレートショットは貧弱、攻撃スキルはLv4まで解放されない。 つまり、&bold(){1試合を通して、素のDSとマスタースキルだけが、マグスのほぼ唯一の攻撃手段}である。 基礎威力は低いが、デバフスキル「嘘つき狂詩曲」があれば兵処理は十分可能。 ただ、レーン戦をこれ一本でやらなければならないことを考慮すると、アシストで出来るだけ盛っておきたい。 #region(修正遍歴) Ver5.31-Bにてダメージ上方。シュネーヴィッツェンやドルミールと同等の低めの威力→1メモリ強化。全国対戦最上位帯にて勝率が低かったためバトルで活躍できるようにするためとバトル班のコメントあり。(マグス、ルカ、ジュゼ、リトルアリス、かぐやが上方組) えらく微小な調整だが、兵士弾込み1確や嘘つきなし1確にはそこそこ影響あり #endregion *&size(30){■}スキル解説 **&bold(){愚者へと捧ぐ最終楽章} 自軍の&u(){城の防御力}を強化し、&u(){大型兵士の配列を3体に強化}する。 効果時間中の城兵士の配列は(小大小大小大小小小)もしくは(小小小大小大小大小)。 同時に自身の&u(){演奏ゲージも最大値}まで増加。 効果時間はスキル+0で85秒、+MAXで90秒。 発動中はミニマップの自城に後光のようなエフェクトが付き、非常にわかりやすい。 メインとなる効果の対象が自分でも味方でもなく&bold(){自城}という斬新なワンダースキル。 戦場全体に効果が及ぶ反動なのか、自身への効果はゲージ回復のみ。 自城から出撃する兵士が変化するので自身のレーンだけでなく味方レーンへの支援にもなる。そういった意味ではサポーターのWSに近い。 こういった性質上、使い忘れや終了間際の思い出し使用はNGだ。 これとゲージMAXの「嘘つき狂詩曲」「革命フォルティッシモ」または「ネズミたちの讃美歌」を組み合わせて兵士の差で押しこむのがマグスのレーン戦の真骨頂。 「革命フォルティッシモ」と違い兵士数そのものは増えないが、9人兵士列に大兵士が3体混ざるのは相手からすると処理が難しくかなり厄介。それが全レーンに3列も続く。 難点は敵キャストの大兵士処理の得手不得手によって成果が大きく変わってしまうこと。 城防御力UPは被ダメージを3分の1以下に抑える効果がある。 (模擬戦にて自城に猛突進を突入させた時の被ゲージダメージは目測約36%だが、マグスのWSを発動した状態だとスキル+0で12%、+MAXで9%ほどに減少) ただしキャストキルによるゲージダメージや、城ではなく拠点を殴られた時のダメージは変化しないので注意。 対面[[吉備津彦]]へのメタとして機能させたいなら「革命フォルティッシモ」との併用が不可欠。 とはいえ、城と拠点の片方が強化されているならもう一方を狙われるだけだし、両方を都合よく吉備津が狙ってくる時間に合わせて強化できるとも限らない。この効果はほぼおまけと考えてよいだろう。 強力なことには違いないが、効果時間中に出てきた兵士が前線に到着するまでには時間がかかる。 他のキャストのように、使った瞬間に劇的に自レーンや盤面の状況が変わるといったものではないことに注意。 よって、ピンチを押し返す切り札に…などと考えず使えるタイミングでさっさと使った方が良いだろう。どれだけ遅くとも残り2分を目安に、Lv5即撃ちも十分視野に入る。 ただし、敵の[[吉備津彦]]が城に走りそうな場合や自軍に[[マグス>マグス・クラウン]]が2人以上居る場合はその限りではない。 前者では兵士か城か、難しい判断を迫られることになる。後者では「WSを使う」チャット等でWS被りが発生しないように連携すると良いだろう。 なお、城に対しての効果なのでマグス自身が撤退しても自城の強化効果は時間いっぱい持続する。 他のキャストではあまり推奨されない、デスを回避するための時間稼ぎ使用でもメイン効果が腐ることがない。 地味だが、この点はサポーターに近い強みである。 &nowiki(){+1ごとに効果時間延長、+5、MAXでさらに城防御力上昇。 } **&bold(){ネズミたちの讃美歌} 指定位置に円形のフィールドを設置し、通過した兵士を強化する。 設置時間はおおよそ40秒で、最大範囲拡大まで15秒。兵士強化時間は陣から離れても18秒続く。 これは「乗っている間だけ効果がある」のではなく&bold(){「触れた者に一定時間続くバフを与える」}タイプ。 使用時に待機することで効果範囲が広がる他、演奏ゲージの上昇量がアップ。 ゲージ消費直後から即使用開始で、14秒ほどでゲージMAX。 説明文に表記されていないがこのスキルは壁を越えて放つことができる。 //ジーンの時も同じ流れを見たような気がするのだが… 攻撃力の強化は兵士同士の撃ちあいで相手兵士を瀕死に持っていくほどとなっている。 この攻撃力の高さで前に出たキャストが兵士玉で大きく削れるので相手にプレッシャーをかけられる。 防御力は約1.5倍ほどになる。 「共鳴の位(吉備津彦、パピール)」や「気合を見せやがれ!(フック)」と比較すると、即座に兵士列9体全てを強化する事は出来ないものの、後続の兵士も強化されるという点で優れる。 なおフィールドを拡大している間は『相手だけ動ける≒戦線が下がりやすい』。状況を見て最前線に置くか、やや後方に置くかの判断がその都度必要。 ちなみに味方拠点に重ねるように置くと拠点から出てくる兵士がバフを受けながら整列するためちょっとお得。 また2つまで同時に展開できる壁も越えるため、隙を見て隣レーンをサポートするなどの応用が可能。 自レーン兵士を強化しても対面ファイターに延々転ばされて機能しない事はあり得るが、中央レーンに投げるなら話は別。 レーンスイッチせずに中央に出た敵巨人処理を援護する等の運用が考えられる。MAX嘘つきと併用すればなお良し。 強化された兵士が倒れにくくなるのを利用して、こちらはキャストの隙を狙い撃つ動きが取れるようになる。 兵士を狙ったらSSかDSでダウンを取る。こちらを狙うなら回避して兵士を押させる、と択一を迫れる。 基礎スペックの低いマグスだが、強化兵士をうまく利用すれば、レーン戦で相手を手玉にとることは十分可能。 大兵士にかかるようにすると兵士処理に手間取るのでこの辺も意識したい。 ただし強化兵士を一撃でなぎ倒せるようなキャストが対面の場合は通用しにくいので注意。 特に[[リン]]が天敵で、せっかく強化した兵士を「らいんふれあ」で瞬時に殲滅されてしまう。スキルを使うには惜しい少数の拠点列も強化しやすい点を活かしたい。 [[マリー・ラプンツェル]]は魔力レベル1のスキルだと強化兵士に対して十分なダメージを出せないため、上手く活かせばある程度は活きる可能性はある。 攻撃力上昇は対巨人対策においても有効となる。 特に数が増えるほどダメージも増すため、対面に巨人が現れたらタイミングを合わせて大多数をバフ状態にできるようにしたい。 巨人処理が貧弱なマグスだが、フリーレーンでかつ攻撃しない巨人ならネズミ兵士で簡単に溶かすことができる。 中々そんなに都合の良い状況はできないのだが、覚えておいて損はないだろう。 演奏ゲージの上昇速度アップは「陶酔への旋律」と比べると控えめだがこちらはLv2から使える。序盤MAXゲージ嘘つきに繋ぐ為のスキルとして優秀。 このスキルで静止していても待機回復ソウル([[サンタクロースノエル]]等)は発動しない。この仕様は「強欲の大渦」「針の筵」と同様である。 組み合わせるなら立ち止まり回復アシストを使うこと。 ただし、使用中に兵士弾でダメージを受けた場合、フィールドの拡大は続行するが演奏ゲージの上昇速度アップ効果は解除されてしまう。 よって敵キャストは勿論、敵兵士に攻撃されそうな位置でもこのスキルを用いるのは避けた方が善い。 &nowiki(){+1ごとに消費MP低下、+5、MAXでさらにスキルの射程延長。} #region(修正遍歴) Ver2.05-Gで設置時間が延長(30秒→40秒)。後続兵士の強化という観点で使い勝手が向上した。 Ver.5.35-Cより、演奏ゲージ上昇値の上方。ゲージ消費直後から即使用開始で、14秒ほどでゲージMAXになる。各ロール内で勝率・使用率が低く、だが大きく低いというほどではないため、選択率の低いスキルを修正して別の選択肢を与える意図とバトル班コメントあり。同時の上方にパピール・クラマ・遮那・ジュゼ・美猴・マグス・ユクイコロ・シグルドリーヴァ・メイドマリアン。下方はスピード系アシスト色々。 #endregion **&bold(){陶酔への旋律} 体力の持続回復を行うスキル。同時に演奏ゲージ上昇速度も増加する。 &u(){攻撃・回避・被弾するまでの間は持続}し、最大の効果時間はスキル+0で35秒、+MAXで40秒。 3HP/秒くらいの速度で回復する。 説明文だけではどんなスキルか想像しにくいだろうが、性質的には[[リトル・アリス]]の「かくれんぼ!」に近い。 このスキルを使う事で後述の解除条件を満たすまで高速(3HP/秒)でHPを回復していく。これにより帰城することなく素早い戦線復帰が可能。 解除の条件は攻撃やスキル・回避の使用、および被弾(兵士弾含む)。 残念ながら「ネズミたちの讃美歌」との待機アップの併用はできない。 「かくれんぼ!」と違いステルスとMP回復が付かないが、こちらは普通に移動するだけなら解除されない。 前線から少し離れ安全な場所で使うのが基本だが、ゲージ回収を目的としてレーン戦の最中に挟んで使う事もある。 また、MPが溢れそうなときはHPが十分でもゲージのために使用するとよいだろう。 移動中もそれなりなのだが待機時にはHPゲージとほぼ同じペースで高速で演奏ゲージが溜まっていく。 多用すればそれだけMPは嵩むのでMP補強は欠かせない。 ちなみにこちらのスキルで静止している間は待機回復ソウルが適用される。この仕様は「かくれんぼ!」と同様である。 &nowiki(){+1ごとに消費MP低下、+5、MAXでさらに効果時間延長。} ただこのスキルに関しては効果時間延長で受けられる恩恵はほぼ無い。 #region(修正遍歴) Ver.2.06-BでHP回復速度が下方修正。(3HP/秒→2HP/秒) Ver.5.34-Dで、HP回復量が上方修正。(2HP/秒→3HP/秒) 全国対戦で勝率が低く、戦場で長く戦い続けるようにする調整とバトル班コメントあり。(上方はマグス、リン、怪童丸、デス・フック。下方はユクイコロ、小刀童話斬り、新兵銃、虹色絵筆) #endregion **&bold(){嘘つき狂詩曲} 兵士デバフスキル。ゲージの有無で強さが別物になる。 効果時間はスキル+0で45秒、+MAXで50秒。 &bold(){○ゲージ非MAX版} 自身中心範囲の敵兵士に対して防御デバフを付与。 普通に使ってもほとんど防御力は低下せず、明らかに消費MPに見合った性能ではない。 アビリティゲージ半分で効果範囲が上がっている。 このスキルの本領は演奏ゲージMAXで発動する事で発揮される。 &bold(){○ゲージMAX版} 演奏ゲージMAXで得られる効果は以下の通り。 +消費MPがほぼ0になる +効果範囲が戦場全体になる +「錯乱」を付加 +大兵士のドロー貫通耐性のカット +更に防御低下 と、MAX前とではまるで別物になる。 演奏ゲージMAXで発動すると消費MPが大幅に軽減され、ほぼMP消費無しで使用可能になる。 -各種計算で算出されたMPから最後に27引かれる模様。 --例1、スキル重ね+0の場合 30-27=3MP --例2、スキル重ねMAXの場合 (30×0.9)-27=&bold(){0MP} [[シュネーヴィッツェン]]の「スピリッツテリトリー」の敵弱体化verと言えばいいだろうか。ただこちらは解禁がLv2なのが強い。 効果時間の長さも特筆すべき点(45秒とは敵城を出発したばかりの兵士に嘘つきを使って戦場中央ラインを超えるあたりまで持続する長さ) 1回の嘘つき発動で既に交戦中の兵士・次に来るであろう兵士列は勿論、次の次に来る兵士列も弱体化できる。それを3レーン分である。 とはいえ城で整列中の無敵兵士には効かないため、余裕があればミニマップ上の自軍城兵列を見て発動タイミングを計りたい。 Ver2.06-A現在、防御力低下率は[[メロウ]]の「ダウナーソング」よりも緩め。アシストである程度ドロー攻撃力を強化していれば9体兵士列を1回のDSで一掃可能といったところ。 攻撃力低下は付いていないが後述の「錯乱」効果が代わりに付与される。 「錯乱」は敵兵士からキャストへの攻撃を封じる効果があり、効果中は接近を恐れなくて済むようになる。特に味方近接アタッカーに有利に働く効果。 ただしキャストに反応しなくなるため、拠点に兵士が突撃しそうな時に体を張って止められなくなる、という弊害もある。レアケースでは、ピンチで撃破ダメージアップ等のある敵アタッカーに直面しても自害できないなんていう嘆きも。 MAX時の効果が非常に強く、味方の支援だけでなくマグス自身のレーン戦を支えるためにもほぼ採用確定。 外すとすれば自チームにマグスが2人以上いてスキル被りが予想される時くらいだろう。 //味方に[[ジーン]]がいる場合は嘘つきで兵士防御力を下げるとジーンは大渦でアシスト発動が遅れてしまう事もある。 //ただこの場合は編成事故と割り切ってしまうのも手。ジーンに遠慮して嘘つきを使わないと今度はマグス側が辛いレーン戦を強いられるし、中央での有利も付かないため) //↑※バージョンアップにより兵士による魔神化ゲージ増加量が大幅減少したのでコメントアウト。渦使用時はゲージ回収より兵士複数回攻撃によるアシスト発動を優先されている なお、効果中に相手が兵士にバフを与えると、デバフ色こそ変わらないがしっかりバフ効果は受けている。 &nowiki(){+1ごとに消費MP低下、+5、MAXでさらに効果時間延長。} #region(修正遍歴) Ver2.06-Aで防御力低下値が下方修正。 Bランク以上のドロー威力を持つアタッカーやピーターが楽々兵士処理出来ていたのは流石に問題だったようだ。 この修正はマグス本人にもかなり影響し、素のマグスの性能ではLv8まで兵士列一確が取れなくなった。 アシストを使って嘘つきが解禁されるLv2から兵士列一確を取りたい場合、およそ%%6メモリ%%強化する必要がある。←のちにDS値が上方された #endregion **&bold(){革命フォルティッシモ} 自身を中心とした範囲内で最も近い&u(){自軍拠点の防御力}を上げる。 非MAXのときに使用した場合の効果時間はスキル+MAXで70秒。 ゲージMAXの時に使用した場合の効果時間はスキル+MAXで119秒。 対象になった拠点はミニマップで白く光っている。 一時的とはいえ拠点の被破壊を遅らせることが可能。その間に打開策を練りたい。 同時使用数に制限はないので押され気味の隣レーンに保険として振っておくのもよい。 また試合最終盤、1拠点を全員で攻防する乱戦での決定打になる可能性もある。 &bold(){○ゲージ非MAX版} 防御力を上げる効果のみだが、マグスのゲージ消費スキルの中では非MAX発動でもまだ使い道がある方。ただし相応のMPが必要。 MAX版より効果時間も劣るが、およそ1分とそれなりの長さはある。 &bold(){○ゲージMAX版} ここまではただの受け身スキルだが、これが演奏ゲージMAXだとまた話が変わる。 MAXボーナスで消費MPを「27」軽減。更に拠点防御力上昇、効果時間延長(+MAXで70秒→119秒)、拠点兵士の出現増加と大型兵士追加効果を付与。 拠点兵士の配列は(小大小大小小小)もしくは(小小小大小大小)。平時と比べて小兵士1体、大兵士2体が追加される。 兵士が増えることにより、兵士戦での攻撃力が増大し、数差や体力で勝っている状況ならさらに進軍しやすくなる。 対キャストにおいてもダメージ量が増え、「ネズミたちの讃美歌」を採用しているならまとめて強化も可能。 また相手からすれば、大兵士2体追加は相手からすると処理に手間取らせる、もしくは処理用スキルの使用を強制させることができる。 WSと同様に敵キャストの大兵士処理の得手不得手によって成果が大きく変わってしまうのが難点。 MAXゲージ時の防御力UPはかなりのもので兵士の流し込みには1.5倍程度耐えられるようになる。 通常手前拠点が兵士13体で折れるところ、強化された拠点を破壊したい場合は兵士が19体必要になる。 //ちなみに新品の奥拠点にMAX革命を付与しておくと猛突進巨人の突撃にすら(ミリ残りではあるが)耐えてしまったりする。 兵士一体すら流し込まれると、ただでさえダメージが倍以上で不利になる&bold(){中央特大拠点}にも、防御としての効果は抜群である。 相手のプレイヤーがどれだけ強かろうと供給される兵士の量は一定であり、たとえデスしても復帰までに拠点を残し続けることも可能だったりとシステム的な強さがある。 Ver5環境では、DSアシストのインフレで試合中盤以降(編成次第ではレベル2時点でも)の「嘘つき狂詩曲」の価値が相対的に下がっている分、こちらでゲージ消費する選択肢も太くなってきている。 余談だが、イベント「[[占星演儀・宿曜典]]」の特殊マップにて奥拠点にこのスキルを使用するととんでもない量の兵士が出現する不具合が存在した。(宿曜祭の奥拠点は強度を上げるために内部設定で拠点を2つ重ねていることが判明しており、それが原因であるのではと推測されている。) ファイターであっても手を焼く量で、挙動が知れ渡ってきたイベント期間の終盤では敵にマグスがいたらわざと手前拠点を折らないことが推奨されるほど。 &nowiki(){+1ごとに消費MP低下、+5、MAXでさらに効果時間延長。} #region(修正遍歴) 自城も対象にして使用できてしまう不具合があったがVer2.05-Gで修正された。 Ver3.20-AでゲージMAX時の効果時間延長の上方修正(70秒→119秒) Ver3.21-Aで拠点防御力上昇値低下の下方修正。(ゲージMAX時防御力2倍→1.5倍、非ゲージMAX時防御力1.1~1.2倍?) #endregion **&bold(){終焉世界のパレード} 支援妨害に特化したマグスの唯一の攻撃スキル。 着弾or射程限界で爆発する弾を連射(非MAX時6発、MAX時10発)し、最後に大きめの弾を発射する。 爆発は非ダウン・よろけ属性の小ダメージ(兵士のみ中ダメージ)を与え、最後の弾のみダウン属性で爆風も広い。 演奏ゲージMAX時には弾がキャストを追尾する。さらに発動中は自身の防御力が上がる効果を得られる。 発生保証は一切無い。発射前を潰されるならまだいいが、相打ちを取られるとゲージを消費した上で2,3発程度で終わってしまうこともざらなので注意したい。自分で緊急回避で動くのは大丈夫。 Ver5.00-Aのエラッタ群の対象スキル。Ver5.20-Aにてさらに効果が追加。 &bold(){○非演奏ゲージMAX版} 素の状態では非常に頼りない性能。 爆風範囲が非常に小さく、城からやってくる9体兵士に撃ちこんでも2~3体残ってしまう。 キャストダメージに至っては直撃してもせいぜい1ダメージしか出ない。 発生は早いのでいざというときの拠点防衛に使える場面もあるが、基本的には「嘘つき狂詩曲」と同様にゲージMAXでの使用が前提。 &bold(){○演奏ゲージMAX版} スキルゲージMAX時は消費MPを「27」軽減。ダメージアップと爆風範囲の拡大に加えて、発射する弾が10発に増える。 防御力アップは兵士弾を完全に無効化する程度。(対キャストに関しては要検証) 爆発範囲拡大が顕著。爆裂弾巨人のあの爆発ビームのイメージ。 パレードというスキル名に恥じない強烈なインパクトを残していく。 これにより兵士は一撃確定となり、大量の兵士を一度で処理することができる。 //複数列にもよいが、城前に並んだ9体兵士3小隊をまとめて叩くと言うのもできる。 非ダウン属性なのもここではプラスに働き、兵士列を盾にして油断している敵キャストにも連続ヒットが見込めたりする。 もっとも、MAX版は威力が大きく向上するがヒット数次第であることに注意。 //距離や当たり方にもよるが当スキルをDSでキャンセルすることで爆風でのけぞっている相手に追撃可能。 味方とのタッグ時はまさに足止めとしても有用であり、リンクダメージを稼ぐこともできる。 誘導自体は大きく、キャストが複数いる場合は弾が分散される。 ダメージは最初の非ダウンの乱射全ヒットで15、フィニッシュのダウンする大きな弾で20くらい。 最後の一撃がダウン属性のためトドメにドローを当てることはできないが、アタッカー並に威力が高くなっている。 弾が誘導弾のため兵士裏にいるキャストを兵士ごと巻き込んでダメージを食らわせれるようになった。 #region(5.00-B以前の性能) 敵巨人に対し近~至近距離でMAXパレードを撃ちこむと猛突進を除く全ての巨人が蒸発する。(猛突進にはおよそ8割のダメージ。) Ver3.00で兵士巨人ともにスキル耐性が低下したのと、レベル6で本来の威力に戻ることから、それ以前だと3割だったのが大幅に強化。 更に、Ver3.20-Aで威力が2倍になるという%%ヤケクソ気味の%%大幅上方修正を受けた。 しかし巨人の近くにキャストがいるとキャストに弾が誘導されてしまうため注意。 これによってエピーヌの百年バフを入れる価値がある。 1アクションで巨人を10割削るというのは他に類を見ない。また、ここぞという場面での対キャストの切り札にもなりうる。 スキル枠を圧迫し、演奏ゲージを使い、巨人に接近するというリスクを負う代償を払うだけあって切り札としての存在感はできた。 被弾による中断のリスクを減らすため対面キャストを転ばせる手段が欲しい。 パレードを採用するならマスタースキルは[[エルガーグランツ]]が安定。 #endregion #region(修正遍歴) Ver3.20-Aでダメージ上昇の上方修正。 Ver5.00-Bよりスキルの仕様が変更された。 ゲージ最大時のダメージ↓、射程↓、弾速↓、代わりにキャストに対し誘導弾となった。 巨人処理性能は下がったもののキャストへの圧が大きくなった。 Ver5.20-Aにて発動レベルが5→4へ変更。さらにMAX時の発動中は自身の防御力が上がる効果が追加。 Ver.5.35-Cにて、MAX時の最終弾の弾本体・爆風の対キャストダメージの上方。10→弾本体で2目盛りくらい?。各ロール内で勝率・使用率が低く、だが大きく低いというほどではないため、選択率の低いスキルを修正して別の選択肢を与える意図とバトル班コメントあり。同時の上方にパピール・クラマ・遮那・ジュゼ・美猴・マグス・ユクイコロ・シグルドリーヴァ・メイドマリアン。下方はスピード系アシスト色々。 #endregion &nowiki(){+1ごとに消費MP低下、+5、MAXでさらにダメージ上昇。} *&size(30){■}アシストカスタマイズ -&bold(){R専用アシスト「歪み笑う道化の帽子」} Lv2装飾 DS小↑スピード小↑ さらにLvアップ時一定時間経験値を獲得できる範囲が増加する。 効果時間は+MAXで20秒。 マグスは中~遠距離でレーン戦をこなすファイターであるため、採用しておくと経験値の取りこぼしが少なくなる。 レベルアップ発動の時限ではあるがかなり有難い効果。1メモリ程度だがドロー攻撃力が上がるのもマグスにとっては重要。 DSチェインで経験値回収できる「虎縛りの荒縄」がHP低下さえ許容できるならばLv1から発動でマグスと非常にマッチしており、そちらに採用率が食われているところ。さらにver5.34-F「[[海賊狩り ホーキンズ]]」まで追加された。 以前は基本的に安定した採用率を誇っていた。 強化値+5、+MAXで効果時間が増加する。 -&bold(){WR専用アシスト「魔笛奏者の五線譜服」} Lv3防具 HP小↑、MP小↑ 固有効果で、兵士から得られる経験値が増加し、自身のロールエフェクト内にいる兵士の拠点攻撃力が増加する。 発動こそ遅いが、常時兵士経験値UPはVer.1時代の「蓬莱の玉の枝」以来である。古参プレイヤーならどれだけ強いかご存知だろう。 また、ロールエフェクト内の兵士に拠点攻撃力UPを与える効果も非常に強力。要検証だが、体感、城兵士を一列流すだけで奥の通常拠点がほぼ折れる。 タイマン性能が低いマグスだからこそ許される装備と見なされていた面があったが、後年に追加された[[玉藻]]とか[[ローザ]]も兵士の拠点攻撃アップ効果を持ってきており唯一無二ではなくなっている。 また、ドロー攻撃力が増えないため、他のアシストで補っていきたい。 特殊効果は強いがステータスが微妙なのと自力で押し返すのが前提の効果であるため活かすのが安定せず、採用率自体は低め。 強化値+5、+MAXで獲得経験値量が増加する。 素材は「道化師の服」 -&bold(){WR6専用アシスト「姿変える道化師の魔笛」} Ver.4.10-Aで新しく実装された第2のWRアシスト。 レベル6武器 HP中↑DS中↑ 固有効果で、常時演奏ゲージの増加量がアップする //(だいたい、1.1倍~1.2倍)。  ←下記の陶酔つかった調査とくらべて怪しいためCO 2023.01.04 演奏ゲージ増加量については、このアシストを発動させて陶酔を立ち止まって使うと10秒で溜まり切る程度。(通常は14秒) HPDSアップで腐らない効果であり採用率は高め。 強化値+5、+MAXでゲージ増加量が増加する。 素材は「怪しい指揮棒」 &bold(){○ドロー攻撃力} ショット性能の項でも書かれた通り、強化の第一候補。 特にまず必須なのが、レベル3までに最低でも約5メモリ増やすこと。これによって嘘つき兵士列が一確になる。 ただし威力減衰自体はある都合で初撃は大兵士に当てる必要あり。そうしなかった場合、大兵士がミリで残る。 これによって兵士処理速度がかなり上がり、MPの節約にもなる。 時間とMPを「ネズミたちの讃美歌」や「陶酔への旋律」でのゲージ管理や敵キャストへの殺意DSに回せるため、立ち回りに余裕が出るだろう。 ソウルならLv3DS単体アップやLv2の特殊能力でのアップ(「[[楽々森彦]]」等)一枠、あるいは「創聖模写・苛烈の究道」一枠でこれを達成できる。 またLv1で盛ると兵士弾こみで倒せる兵士の数が増える。アシスト枠でMP補助が回るカードが増えたのもあり、Ver5.36では「[[海賊狩り ホーキンズ]]」が経験値獲得範囲アップ、弾速アップもあって人気である。 &bold(){○スピード}:元々ファイター最速のキャストだが、ゲージ溜めの関係で回避ボタンをあまり使いたくないので更にスピードを盛るのもあり。「陶酔への旋律」を使用して相手をおちょくるよう動き回りHPとゲージ回復していくにも有用。 &bold(){○ストレートショット}:使い勝手が悪いので強化する択は薄い。サクると最後まで大兵士が嘘つきDS頼みになるので、そのことを踏まえてサクるか否かを考えればいいだろう。サクると兵士列止めがしやすくなるという見方もある。弾速を盛る人はたまにいた。 &bold(){○最大HP}:元から悪くなく、回復スキル「陶酔への旋律」まである。敵アタッカーの主要スキルでの一発撤退を避けられるレベルにすれば十分。あるに越したことはないが。 &bold(){○最大MP}:素で豊富。ゲージMAXスキルは消費MPが大幅に軽減されるのもあり、あまり補強する必要はない。DSや「陶酔への旋律」の乱発が無い限りは枯れることはないだろう。 &bold(){○経験値関係}:マグスは他のレーンを有利にするスキルが揃っている。つまり「味方に勝たせること」に特化しているキャストである。また自身も得意な距離を保って戦いやすくなるので、あれば便利。獲得量を上げるLv3WR専用は扱いが難しいので、そのバージョンごとのカードパワーのある装備を入れる方が無難だろう。 DSを最低限強化するなら他のステータスはどう扱っても構わないという点では自由度がある。 自分の使用感や好みで決めてしまってもいいだろう。 マスタースキルの第一候補は「[[エルガーナーゲル]]」、「[[エルガーグランツ]]」。 自衛力が上がるのはもちろんのこと、マグスに攻撃、相手のダウンを取るための択が増えることは非常に重要。 他のキャスト以上に、このスキルから受ける恩恵は大きい。 特にコア使いと対峙する際は破壊手段としても重要。 #region(昔の採用候補など) よく選ばれるアシスト、ソウルとして(Ver4仕様) [[四方の巫女 黄龍]]、宝来の小槌+、後悔の火縄銃、歪み笑う道化の帽子、悪魔斬りの包丁、[[炎精サラマンデル]]など 魔笛奏者の五線譜服、[[阿曽媛]]、水精の加護受けし鎧 これらを2,3枠組み合わせ、以降はお好みで。 //陶酔入りならHPを高めに維持することは難しくないキャストなので、嘘隠さぬ王の帽子で弾速をカバーするのも「嘘つき」が主力になるキャストとして皮肉が効いてはいるが、おそらくネタの範囲を出ることはない。 スピード強化する場合も単に装飾系を付けるのではなく上述の糸切り鋏、ライラ王女、R専用など 陶酔でHPを維持する前提なら輝く七星のひしゃくとは相性抜群。ただし横槍の一撃を食ってしまうとたちまち死が見えるので、盤面把握能力に自信のある上級者向きビルドになる。 まず中盤以降のドロー攻撃力。 序盤はそれなりに強いマグスのDSだが、他キャストの各種スキルが解禁されるようになると、途端に相対的なパワー不足になる。 そこを威力を底上げすることで補い、終盤でもレーン戦を成り立たせるのが目的。 概要の項にも書いてあるように中盤以降に単独で押し返す、押し込むことが難しいキャストだが、 DS一発に威力があれば相手キャストにかけられるプレッシャーが少しは変わってくる。 陶酔もうまく使えば、レーンを維持する以上の働きはできるはずだ。 それらに選ばれることが多いアシストは 水精の加護受けし鎧、高価な錫杖など マグスはSSを盛ったところで大して意味はなく、HP、MP、スピードはどれも優秀な部類。 上述のLv3以下6メモリと合わせると4枠全てをドロー攻撃力強化に費やす事にもなるが、それでもあまり問題にはならないだろう。 あわせてMP回復速度UPもできれば欲しい。 ソウルでこれを仕込むことが多く、DSも盛れる四方の巫女 黄龍といったファイター御用達ソウルはマグスでも人気。 ゲージ対応スキルは事実上MP0で撃てるため、最大値よりも回復速度が重要となる。 ゲージを貯めるために足を止めることが増えるとはいえ、阿曽媛などの立ち止まり・待機系ソウルをうまく使おうとすると独特の立ち回りが必要。 使いこなせる自信が無いなら常時回復系の方が無難だろう。 その次に経験値関係。 マグスはファイターとしてのタイマン性能を犠牲にし、他のレーンを有利にするスキルが揃っている。 つまり「味方に勝たせること」に特化しているキャストである。 そういった特徴を更に伸ばすのが二つの専用装備。各種スキルだけでなく、レベル先行によって、チーム全体の有利を加速させることができる。 これに特化させる場合は R専用+蓬莱の玉の枝 or WR専用 がオススメ。 兵士から多く出る経験値を離れたところからモリモリと取ることができる。 「蓬莱の玉の枝」はLv1から発動可能で、更に序盤のDSを補うこともできる。 WR専用は常時効果を発動する点が強み。ただし発動が少し遅く素のHP・MP上昇量は小さい。 WR専用はプチ断罪の効果もあり拠点をかなり折りやすくなるが、 これを装備するとドローを盛る枠が一つなくなり「ただでさえ苦手な中盤以降のレーン戦で更に弱くなってしまう」という矛盾を抱えている。 安定を狙うなら蓬莱の玉の枝、味方の横槍を期待するなども含めて明確に二本目を折るプランを持っているならWR専用といったところだろうか。 [[おとぎ話の韋駄天]]は自衛力向上だけでなく復帰補助などにも使えるが、攻め手が1つ減ってしまうのをどう見るか。 そのほか、苦手な巨人対策になる[[ラージェブランド]]やスキル回しのための[[安寧の天滴]]を採用することになるか。 #endregion *&size(30){■}戦術 誤解を恐れずに言えば、マグス・クラウンは「ファイター枠で参加できるサポーター」。現在の[[シグルドリーヴァ]]とちょうど逆の立ち位置にある。 自レーンをMAX嘘つき込みで膠着状態に持ち込んでいれば他の2レーンがいつの間にか勝ってくれる、というのが基本設計といって間違いないであろう。 多少なりとわかっている対面Fならそうはさせじと殺意の高い立ち回りで来ることが普通であり、それをどういなすかは考えておく必要がある。 マグス本人の対面キル能力はファイター内で最下位を争うレベルなので、「指揮者」らしく対キャスト戦にも兵士の力を借りよう。 指揮官先頭の%%日本海軍式%%ドクトリンに従って、自軍兵士列の前に出て対面の殺意ドローを自軍兵士に引っかけにくくさせるのも一考に値するだろう。 スキル編成は解説の通り、全体デバフの「嘘つき狂詩曲」はほぼ必須。 次にゲージ加速&HP回復の「陶酔への旋律」も優先したい。 マグスの基礎性能の低さを回復による継戦力で補える。 ゲージの上昇率も高く、中盤以降のレーン戦を支えるマグスの大事な屋台骨である。 稀にランカーで陶酔抜きの人がいるが、被弾を少なくする絶対的な自信と腕があるからであって、よほどの実力者でない限りは真似をしてはいけない。 (ネズミ、嘘つき、革命、WSという兵士に触れるスキルを全て使えるので、上手い人がやると本当に強いのだが…) Ver.3.21現在、最後のスキル枠の選択が悩ましい。 対面の一確をほぼ阻止する「ネズミの讃美歌」は有力だが、[[リン]]、[[メロウ]]などネズミ強化の上から一掃してくる手段がある相手には優先度が落ちる。 前述のキャストや大兵士の処理が不得手な対面(フック、シャドウ・アリスなど)なら「革命フォルティシモ」も有効。総チームゲージが減って手前拠点の価値が相対的に向上しているのも環境的には追い風。 「終焉世界のパレード」も度重なる上方で使いどころが増えている。ゲージMAXで巨人を溶かすのはもちろん、素撃ちでの拠点防衛も以前に比べればやりやすい。 マグス初心者が安定感を取るならまずはRスキル3枚から始めて、慣れたらゲージ稼ぎスキルのどちらかを対面予想によって入れ替え検討する、ということになるだろうか。 なお、自レーンが首尾よく膠着している場合(あるいは上手く行って押している場合)、中央からの敵横槍はまず間違いなくこっちに来る。余裕があるうちに中央の状況も確認しておきたい。 // //comment コメント #comment_num2(log=マグス・クラウンコメントログ)
#contents(level=1) ---- *&size(30){■}基本データ #gaugeset(limit=50,char=_,col1=#FFCC00,col2=#AAAAAA,back=on) #center(){|>|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){「誘う魔笛の道化師」マグス・クラウン}| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){モチーフ作品}|>|>|>|>|>|"ハーメルンの笛吹き男"より、笛吹き男| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){ロール}|>|>|>|>|>|ファイター| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){開放条件}|>|>|>|>|>|リーフショップで交換(0枚) ※1| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){Art.}|>|>|須田彩加|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){CV.}|>|鈴村健一| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){通り名}|>|>|誘う魔笛の道化師|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){身長}|>|185cm| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){趣味}|>|>|作曲|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){好きなもの}|>|子供の笑う声| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){嫌いなもの}|>|>|美しくない旋律|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){大切なもの}|>|笛| |>|>|>|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){基本ステータス}| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){最大HP}|Lv1: 44 |~|Lv8: 58 | |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){最大MP}|Lv1: 50 |~|Lv8: 80 | |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){ストレート攻撃力}|>|>|B (1.6) | |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){ドロー攻撃力}|>|>|A (2.5) ※2| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){スピード}|>|>|A (2.5) | |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){公式射程表記}|>|>|遠| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){SS射程}|キャスト 6.56体分|サンドリヨン&br()(Ver.5.20)&br()との比較|130.63%| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){DS射程}|キャスト 6.87体分|~|117.03%| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){回避距離}| |~|100%| ※キャスト1体分の大きさは、バフを受けた際の黄色い円が基準} #region() ※1 マグス・クラウン獲得イベント(2017/9/19~10/16)でメダルを4枚入手で先行入手可能だった。Ver.2.06-Bよりリーフショップに移行。 ※2 Ver5.31-Bにて上方。B(2.4)→A(2.5) #endregion *&size(30){■}スキルデータ #center(){|>|>|>|>|>|BGCOLOR(#ebebee):&bold(){ワンダースキル}|h |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){カード名}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){レアリティ}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){カテゴリ}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){レベル}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){消費MP}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){詳細}| |愚者へと捧ぐ最終楽章|WR|超絶強化|5|なし|LEFT:フリックをすると即時発動する。&br()自城の&color(red){防御力}が&color(red){上がり}、出撃する&color(red){大型兵士の数}が&color(red){増加}する。&br()さらに、自身の&color(red){演奏ゲージ}が大幅に&color(red){増える}。※戦闘中一度のみ使用可能| |>|>|>|>|>|CENTER:BGCOLOR(#ebebee):&bold(){スキル}| |BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){カード名}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){レアリティ}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){カテゴリ}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){レベル}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){消費MP}|BGCOLOR(#f4f4f6):&bold(){詳細}| |ネズミたちの讃美歌|R|強化|2|30|LEFT:自身から引いた線の先を中心とした&color(red){範囲}に&color(red){発動}する。&br()味方兵士の&color(red){攻撃力}と&color(red){防御力}が&color(red){上がる範囲}を一定時間&color(red){発生}させる。&br()発動後に自身が行動をするか、自身にやられが発生するまで、&color(red){効果範囲}が&color(red){徐々}に&color(red){拡大}し、&color(red){演奏ゲージ上昇速度}が&color(red){上がる}。&br()このスキルで発生できる&color(red){範囲}は同時に最大2個までで、3個目を発生させると、1個目に発生させたスキルの&color(red){範囲}は消滅する。| |陶酔への旋律|R|回復|4|30|LEFT:フリックをすると即時発動する。&br()自身の&color(red){演奏ゲージ上昇速度}が&color(red){上がり}、&color(red){HP継続回復状態}となる。&br()この効果は、発動後に自身が攻撃または回避をするか、ダメージを受けるまで一定時間継続する。| |嘘つき狂詩曲|R|妨害|2|30/3)|LEFT:フリックをすると即時発動する。&br()自身中心の範囲内の敵兵士の&color(red){防御力}を&color(red){下げる}。&br()&bold(){[歪曲のフェルマータ]}&br()スキル発動時に溜まっている&color(red){演奏ゲージを全て消費}する。&br()演奏ゲージ量が最大の場合は、&color(red){スキル使用時}に&color(red){消費するMP}が&color(red){減少}し、&color(red){範囲}が&color(red){上がる}。&br()さらに、敵兵士の&color(red){防御力}と&color(red){ドローの貫通耐性}が&color(red){下がり}、&color(red){錯乱}状態にする。&br()&color(red){錯乱}状態の兵士はキャストを攻撃できなくなる。| |革命フォルティッシモ|SR|強化|3|35/8|LEFT:フリックをすると即時発動する。&br()自身中心の範囲内の最も近い味方拠点の&color(red){防御力}が&color(red){上がる}。&br()&bold(){[歪曲のフェルマータ]}&br()スキル発動時に溜まっている&color(red){演奏ゲージを全て消費}する。&br()演奏ゲージ量が最大の場合は、&color(red){スキル使用時}に&color(red){消費するMP}が&color(red){減少}し、味方拠点の&color(red){防御力}が&color(red){上がる}。&br()さらに、出撃する&color(red){兵士の数}が&color(red){増加}し、大型兵士が出撃するようになる。| |終焉世界のパレード※1|SR|攻撃|4|35/8|LEFT:自身から引いた線の方向に広がる攻撃を放つ。&br()ヒットした敵キャストや巨人に&color(red){小ダメージ}を与え、敵兵士に&color(red){中ダメージ}を与える。&br()さらに、敵や障害物にヒットするか終点まで飛ぶと爆発し、爆発範囲内の敵に&color(red){小ダメージ}を与える。&br()&bold(){[歪曲のフェルマータ]}&br()スキル発動時に溜まっている&color(red){演奏ゲージを全て消費}する。&br()演奏ゲージ量が最大の場合は、自身の&color(red){防御力}が&color(red){上がり}、攻撃を放つ際に&br()射程内の最も近くにいる敵キャストが撤退していない場合、その敵キャストに向かって誘導し、&br()&color(red){スキル使用時}に&color(red){消費するMP}が&color(red){減少}し、&color(red){ダメージ}が&color(red){上がる}。&br()さらに、発射する&color(red){弾の数}が&color(red){増加}し、&color(red){爆発範囲}が&color(red){広がる}。|} #region() ※1 初期スキルセットに含まれない「第5のスキル」 ※2 Ver5.00-A以前の説明文 |終焉世界のパレード※1|SR|攻撃|5|35|LEFT:自身から引いた線の方向に広がる攻撃を放つ。&br()ヒットした敵キャストや巨人に&color(red){小ダメージ}を与え、敵兵士に&color(red){中ダメージ}を与える。&br()さらに、敵や障害物にヒットするか終点まで飛ぶと爆発し、爆発範囲内の敵に&color(red){小ダメージ}を与える。&br()&bold(){[歪曲のフェルマータ]}&br()スキル発動時に溜まっている&color(red){演奏ゲージを全て消費}する。&br()演奏ゲージ量が最大の場合は、&color(red){スキル使用時}に&color(red){消費するMP}が&color(red){減少}し、&color(red){ダメージ}が&color(red){上がる}。&br()さらに、発射する&color(red){弾の数}が&color(red){増加}し、&color(red){爆発範囲}が&color(red){広がる}。| Ver5.20-A以前の説明文 |終焉世界のパレード※1|SR|攻撃|5|35|LEFT:自身から引いた線の方向に広がる攻撃を放つ。&br()ヒットした敵キャストや巨人に&color(red){小ダメージ}を与え、敵兵士に&color(red){中ダメージ}を与える。&br()さらに、敵や障害物にヒットするか終点まで飛ぶと爆発し、爆発範囲内の敵に&color(red){小ダメージ}を与える。&br()&bold(){[歪曲のフェルマータ]}&br()スキル発動時に溜まっている&color(red){演奏ゲージを全て消費}する。&br()演奏ゲージ量が最大の場合は、攻撃を放つ際に&br()射程内の最も近くにいる敵キャストが撤退していない場合、その敵キャストに向かって誘導し、&br()&color(red){スキル使用時}に&color(red){消費するMP}が&color(red){減少}し、&color(red){ダメージ}が&color(red){上がる}。&br()さらに、発射する&color(red){弾の数}が&color(red){増加}し、&color(red){爆発範囲}が&color(red){広がる}。| #endregion *&size(30){■}キャスト概略 2.0の新規追加キャスト5人目はハーメルンの笛吹きの男を伝承する。 これまで居そうで居なかった基礎スピードの速い遠距離ファイター。 独自のシステム“演奏ゲージ”を持ち、一部スキルは下記のアビリティによりその効果を強めることが可能。 主として敵味方の兵士や拠点に関係するスキルを駆使して戦う。 味方兵士強化、敵兵士弱体化、自軍拠点強化、更にWSは自城強化・・・と他ファイターと比較しても異質のスキル群。 「兵士」を媒体として盤面全体に干渉し全レーンを押し上げる、サポーターめいたファイターといえよう。 MPも豊富、かつレベルアップに合わせてどんどん伸びていく。ゲージ管理スキルが優秀なのでMAXゲージ発動を狙うのは比較的容易。 ただし、ストレートショット・ドローショット共に基礎威力が低く癖が強い。ドローショットを強化するバフスキルも持っていない。 どちらのショットもダウン属性となっているため、レーン戦でキャストにヒットさせれば有利を取れるが、外せば硬直の長さから反撃を貰いやすい。 唯一の攻撃スキルもLv4と始動が遅い上にゲージMAXの攻撃でようやく機能すると、イロモノらしさが目立つ。 自衛能力の低さに加えてDS一本でのレーン戦を強いられるため、ファイターの中でも難度は高い部類に入る。 [[アイアン・フック]]や[[メロウ]]で遠距離Fの技術を習熟させてから使うことをオススメする。 -pros(長所) --端レーンから盤面全体を援護できるという独自性。主力の「嘘つき狂詩曲」はそこまで鮮烈ではないが絶対無駄にならない効果である。 ---特にファイター以外がレーナーを担当している試合構成の場合、味方の兵士処理効率は見た目以上に上がる。 ---自身のDS値についてもデバフ前提ならば余裕があるため、ビルドの自由度も高い方である。 --"嘘つき"で他レーンが兵士処理しやすくなる事や、2つの専用装備により、実はチームのレベル上げに関して特化したスタイルを持つ。 --DSは癖こそあるが遠距離キャスト相応の性能を備えており、加えて足回りが良いので兵士を挟んだレーン戦であれば十分に強いキャスト。 --回復スキル「陶酔への旋律」によるHP維持性能はピカイチ。火力・追いかけるスピードのない相手には優位に戦える。 --拠点へのバフスキル「革命フォルティッシモ」やWSの大兵士増加や施設の耐久アップ効果は地味ながら相手の計算を大きく狂わせられ、大兵士を無視しにくいレーナーにも効果覿面。 -cons(短所) --自己強化のスキルを持たない事もあり、単独で押し込む・押し返すのは難しい。中盤以降の単純なレーン戦の強さは下位になる。 ---SSの性能がかなり独特かつ、DSも発生や硬直がアイアン・フックの次に重い ---横やりにとにかく弱くゲージも回せなくなる。 --足回りこそ良いほうだが、遠距離ファイターの中でも本体性能が低い部類に入る。このためインファイト戦に持ち込まれると非常に脆い。 ---開幕対面に突っ込み気味のムーブをされて押されると経験値が拾いにくく、レベル差を作って負け筋になりがち。(曲線DS持ちなので[[ツクヨミ]]よりはマシだが) --試合がダイナミックに動く後半になると、やっている事全般の影響力が薄れてくる。実は序盤型のファイター。 --戦闘スタイルからして「味方次第」が強いキャストなのは否めないが、更に「対面次第」の相性にも悩まされる。 ---特に兵士バフデバフをまるで苦とせず、高速で踏み込んでくる[[リン]]、[[マリー・ラプンツェル]](魔力1だと性能が低いので兵士強化が無駄になるわけではないが)と対面した時は覚悟しなければならない。 ---昨今は兵士強化や大兵士を対処可能な効果や十分なDS威力を持てるキャストが増えており、対面への特性効力がほどんどないことも。 --巨人撃退能力はVer5現在「終焉世界のパレード」を採用しない限りファイター内でワースト1.2を争うほど低い。ドフリーでも中々処理できない。 --対コア破壊能力も同じくVer5現在、ファイター内ワースト1位といってよい。マスタースキル選択に『対コア性能』も考慮すべきレベルの苦手ぶりである。 &bold(){・アビリティ「歪曲のフェルマータ」} 独自のゲージ「演奏ゲージ」が存在。 &bold(){待機状態}及び&bold(){攻撃・回避行動中でない状態の移動中}でゲージが時間経過で徐々に増加していく。 この増加量は移動中よりも待機状態のほうが高くなっている。 (例外として、開幕カウントダウン中は待機でも増加しない。ネズミたちの讃美歌発動時は、スキル効果により待機扱いとなり増加する。) ゲージMAX状態で&bold(){"嘘つき狂詩曲"、"革命フォルティッシモ"、"終曲世界のパレード"}の効果が強化、同時にスキル消費MPも大きく軽減される。 "ネズミたちの讃美歌"及び"陶酔への旋律"の効果発動時はさらに演奏ゲージ上昇速度が増加。 この手のキャストの例に漏れず、撤退するとゲージは0に戻ってしまう。 ゲージを消費するスキル3種はMAXボーナスがないと効果がピンポイント気味となりMP効率がとても悪い。 いかに相手の隙を見てゲージを溜め、これらのスキルを使っていくかが鍵となってくるだろう。 幸いにもゲージの増加手段に恵まれいるため、撤退さえなければゲージを腐らせることはない。ファイターとしての仕事はきっちりこなしていこう。 ゲージ全開までの目測検証 ・移動および待機(移動のみ約68秒 待機のみ37秒) ・ネズミ使用時(20秒) ・陶酔使用時(移動のみ約24秒 待機のみ13秒) #region(修正履歴) -Ver.2.05-G ネズミたちの賛美歌の設置効果時間延長。 革命フォルティッシモが自城を対象にできた不具合修正。 -Ver.2.06-A 嘘つき狂詩曲の防御力低下量減少。 -Ver.2.06-B 陶酔への旋律の体力回復速度低下。 #endregion #region(キャラクター概略) 笛吹き伝承の始まりはかなり古いものとなっており、一部資料では1284年6月に起きたとされている。記録自体は1300年ごろのステンドグラスが存在する。 当伝承はグリム兄弟の編した『グリム伝説集』などの書物に遺るほか、事件の内容の研究書や楽曲、現代の作品の題材になるなど非常に広く知られている。 大筋としては以下の通り。 ハーメルンの街はネズミの大量発生に悩まされていた。 そんな時、カラフルな衣装に身を包んだ笛吹き男が現れた。 街の人たちは彼にネズミ退治を依頼し、報酬を払うと約束、男は笛でネズミを操り、溺死させた。 しかし街の人たちは彼に報酬を払わなかった。 男は一度は街を去るが、その後笛を操り、街中の子供たち(歩行関係で不自由のあるものを除く)を攫い、彼らは二度と戻らなかった。 あらすじだけをひも解けばヴィランの如き所業であるものの、恐ろしいのはこれが「史実」として記録されていること。 街にネズミが現れ消え、そして子供、もしくは若者もまた多数消えたという事実は今も残っている。 だが、消えた子供達がその後どうなったかは様々な説がある。 神筆で描かれた彼は、子供ではなく、それより小さい兵士を操るクラウン…道化師として登場した。 マグスという名は魔術師を意味する。 小さきものを自在に操る笛男の正体は魔術師であったという説もあり、魔法を使う道化師とわかりやすいネーミングだ。 とはいえワンダーランドの彼は魔法使いを通り越して悪魔めいた一面も見せているが。 一説には少年十字軍に関連した事例とも言われており、さらわれた子供達は、実は徴兵された少年兵という説がある。 そうなると彼はそんな子供たちの指揮官である。 笛を使い兵士を鼓舞し、敵兵士を戦慄に貶める。指揮官としての姿だ。 子供に語りかけるような、一見優しくも胡散臭いチャット そして「戦争は一人で成り立たない」という台詞はそのような性質をあらわしてのものか。 しかし道化、悪魔を自称し、やる気があるのかよくわからない態度ではあるが、その本質は、不義理を恨む仲間思いの青年。 おちゃらけたチャットの中に「厄介事を見逃せない」「仲間をコケにする奴はイヤ」といったものがある。 ハーメルンの笛吹き男がさらった子供たちの正体は、新天地を求めた若者達という説がある。 事実この時期の村は、そんな彼らが開拓したものだという説も存在する。 その場合、彼の正体は開拓者たちのリーダーという事になるだろう。 夢と希望を求めた若者たちを率いて多数の村を作り上げた彼を待っていたのは、「子供をさらった道化師」という悪評であった。 報酬を払わなかった、つまり正当な評価をしなかった人々を見て、彼は、「本物の悪」を見たと嘯く。 ならば人々の恨みが、自らが「さらった子供達」に向かないよう、自ら悪魔となり道化師を名乗ることにしたのかもしれない。 そして彼は今日も旅を続ける。二度と帰ることのできない、戦いの旅を。 ■ 【愚者へと捧ぐ最終楽章】 マグス・クラウンに対する民衆の評判は最悪だ。 中には開拓者のリーダーとしての評価もあるが、子供をさらい「彼らは二度と帰ってこなかった」事実だけを見れば 表面しか見ず、ただ彼を悪魔と罵る民衆…愚者達が彼をどう思うかは考えるまでもない。 そしてマグスは愚者達に失望し、二度と彼らに望みを抱かないであろう。 最早最後通告は成されたのだから。 【ネズミたちの讃美歌】 そもそもの始まりは、街でのネズミの大量発生。 当時のネズミはペスト菌の苗床であり、現代以上に脅威であった。 しかしハーメルンの街においては、とある「厄介事を見逃せない笛男」によって退治された後ネズミの大量発生は確認されていない。 一見すると英雄的行動ではあるが、民衆は彼に本来与えるべきだった報酬を与えなかった。 普通に考えると報酬とは金品や食糧であるが、もしかしたらマグスが望んだ報酬は、名声だったのかもしれない。 どちらにせよ報酬をもらえなかったマグスは…。 【嘘つき狂詩曲】 道化師は人を欺く。 マグス・クラウンもまた、仲間思いで義理堅い自らを仮面で覆い隠し、嘘を重ねる。 それは狂っているからか、狂った振りをしているからか。 【革命フォルティッシモ】 革命、現在の生活からの脱出を望む子供たちが目指したもの。 フォルティッシモは非常に強くという意味だ。 多数の開拓者を引き連れたマグス・クラウン。彼は天地をひっくり返すほどの大革命を望んだのだろうか。 【終焉世界のパレード】 彼の正体、目的、子供達の事実。 それらはすべて謎に包まれている。 しかしこれだけは言えるだろう。 「マグス・クラウンは多数の子供たちを引き連れて、はなやかな行進~パレード~で去って行った」と 【歪曲のフェルマータ】 フェルマータはフランス語で止まる。stopと同じ意味でつかわれる。 そして歪曲とは「認知の歪み」。誇張的で非合理的な思考パターンの事を言う。 歪曲の道化師を一時休憩し、笛吹き男は本気を出すということだろうか? ■ 神筆で描かれた笛吹き男の得物は、もちろん「笛」。そしてそれは「鎌」でもある。 ひと吹きすれば不可思議、ふた吹きすれば奇跡が巻き起こる魔法の笛、 &italic(){魔笛} 。 全ての金管楽器の始祖である角笛に見えて、その形は”収穫物”を刈り取る死神の鎌そのものだ。 &italic(){魔笛} つながりなのか、わずかにウォルフガング=アマデウス=モーツァルトの成分も垣間見えるか。 飄々とした態度、レベルアップ『湧いてきたぞ、新しいイメージが!』など、天才音楽家を思わせる要素がある。 オペラ &italic(){魔笛} は、晩年のモーツァルトの錯乱状態が反映された、半ば狂気の世界として捉えられることが多い。 (客層を考慮してわざとそうしたという説もある) マグス・クラウンの業、”音×狂気”と通じるところがあるのかもしれない。 ワンダーランドウォーズで初の、&bold(){マルチカラー}のキャラクターである。 その色は紫&緑。 ワンダースキル解放時のバリアが紫→緑→紫と色変わりすることから、ともに彼のカラーであることは間違いない。 互いに反対色の関係にある、紫/緑 本来人々を楽しませ和をもたらす笛/人々から正気を奪い去り邪悪をもたらす鎌 決して仮面を外さず道化に徹するポリゴンモデル/その仮面を外した中身の人間のイラスト 『ハーメルンの笛吹き男』として残された事実/彼の人間性と彼が本当に成したかったことの真実 マグス・クラウンは、物事の二面性(多面性)を伝える存在なのかもしれない。 ■ 台詞は基本的に胡散臭い道化師。 だが謝罪するときはしっかりと謝罪し、嬉しい時や感謝の時はしっかりと感情を表してくれる。 褒め言葉や激励も聴いてると嬉しくなるようなものばかり。 最もwlwのチャットは[[どれだけ>ヴァイス]][[悪ぶって>闇吉備津]][[いても>ナイトメア・キッド]]感謝や謝罪はわかりやすいものが多いのだが。 彼の場合は言葉選びもしっかりしているのが特徴である。 なるほど心を操るのは笛の魔力だけではなさそうだ。 %%けどやめておこうチャットはひどいと思いますよピエロさん%% ---- 『童話』あるいは『史実』として見ても異様さが目立つモチーフであるが、WLW世界でもいっそうその異質さが際立っている。 他のキャストたちはいわば「絵にかいた餅(が具現化したもの)」であり、彼ら自身の物語はたとえフィクションであっても本人たちにとっては現実である。 しかしこのマグス・クラウンは自分の物語すらフィクションであると心得ている節があるという。 また姿を変える力も持っており、設定資料集2,3の時点にて「[[童話の渡り人ハンス]]」「童話の探し人セイン]]」「[[童話の語り人 吉四六]]」が彼の変身した姿であると示唆されている。彼らは「童話渡りの変装具」と関係が深い。 マグスのエピソードは設定資料集2にメイン、設定資料集3でさらに補完情報、といった載り方をしている&s(){ため、詳しくは両方ともご購入ください。} #endregion #region(セリフ集) #include_cache(セリフ_マグス・クラウン) &size(80%){[[表を編集する>http://www46.atwiki.jp/wlws/editx/460.html]]} #endregion #region(◆変幻の栞) 栞説明(デフォルト):幻惑の音色を奏でる道化師 栞説明(カラー栞):音だけでなく、見た目すらも相手を操る手段となる 栞説明(サックス奏者):道化も飾れば中々キマって見えるものだね。どうだい? いや、言わなくても顔を見ればわかる。ボクの音色を聞いた人と同じ顔、虜ってやつだ &bold(){衣装A(CR20達成報酬)} 左右非対称のカラーリングが無くなり、全身白黒のチェック柄で統一されている。 (この柄は欧米における道化役者の代名詞ハーレクインになぞらえてハーリキンチェックと呼ばれる) いやはや、まるでピエロだよ・・・ &bold(){衣装B(%%スペルリリィ交換%% ワンダー部販売)} こちらも左右非対称が無くなり紺色で統一。紫ではなく紺。 &bold(){衣装C(%%スペルリリィ交換%% ワンダー部販売)} こちらは従来どおりのツートンカラー。 衣装基本色の紫が青、黄緑が赤に変わり、唇には真っ赤な口紅をつけまさにピエロに。 &bold(){衣装D(%%スペルリリィ交換%% ワンダー部販売)} 白を基調とした姿に。余談だが、入院する子供たちをピエロが慰問する活動も存在したりする(楽しませることが目的なので多くはカラフルな衣装で向かうが、看護師や医師が扮する場合は白衣のままピエロになる) &bold(){衣装E(%%スペルリリィ交換%% ワンダー部販売)} 衣装基本色の紫がオレンジ、黄緑が青緑に変わり右目の辺りに[[エルルカン]]がつけているような紋がある。 //カラーリングの元ネタは仮面ライダーエグゼイドのダブルアクションゲーマーXXだろうか。 &bold(){衣装F(スペルリリィ交換)} 左右非対称が無くなり臙脂色で統一。瞳の色も赤く変化。 &bold(){サックス奏者(スペルリリィ交換)} 2019年2月の4周年記念リリィフェスタにて実装。チアリーダードロシィと同時。 白ジャケットに黒のスラックス。武器はソプラノサックスになる。 目立つ部分はモノトーン基調なので落ち着いた感じに見えるが、中のシャツと靴下は黄色と黒のハーリキンチェックでお洒落。 待ち望まれていたかもしれない仮面無し衣装。移動や回避のモーションにも変更が加えられる。深雪乃がベース。 変幻の扉絵Aに変更していた場合、仮面の代わりに帽子を取り、扉絵Bの場合は帽子を上に放り投げ、キャッチする。 2023年6月のリリィフェスタにて追加カラーA~Cが登場。 【黒髪灰メッシュ黒目、黒帽子に黒ジャケット黒ズボン、青シャツ白ネクタイ、サックスは暗い金色】 【黒髪金メッシュ黒目、エメラルド色の帽子ジャケットに黒ズボン、黒シャツ黄色ネクタイ、サックスは明るい金色】 【黒髪青メッシュ水色目、白帽子白ジャケットに白ズボン、青シャツ白ネクタイ、青靴下に白靴、サックスは白銀色】 黒いやつは人気作『ルパン三世』の次元大介、緑のやつは同作よりルパン三世、白いやつは世界的シンガーソングライター、マイケル・ジャクソン氏。 白と青のやつについては普通にかっこいいので、靴やネクタイの色までちゃんと一致しているのがマイケルというだけで、怪盗キッドやFGO版坂本龍馬など『それっぽい』版権キャラクターは複数存在する。 また黒いやつは俳優・松田優作氏が主演のドラマ『探偵物語』とも。そもそも同ドラマ自体が『ルパン三世』から影響を受けているらしい。 #endregion #region(◆変幻の扉絵) -デフォルト 扉絵説明:さぁさぁ皆様お立ち会い。キミ自身すら忘れてしまう演奏を奏でてあげよう どこか戯けた振る舞いで挨拶をする。 -扉絵A(創聖石で交換) 扉絵説明:人を惑わすのは音だけじゃない。素顔を見せれば安心する。まぁ、見ているといいさ 仮面を外してカメラ目線。ピエロ帽や衣装はそのままに素顔を見せられ、いっそ不気味に感じるか安心するかは相手次第。 サックス奏者のときは帽子を外す。 -扉絵B(スペルリリィ交換) 扉絵説明:音、素顔、次は行動さ。さぁ見惚れるといいさ!世紀のショーの始まりだよ! 腕を開いてポーズ。ここで言及される「素顔」とは扉絵Aのことだろう。 -扉絵C(6周年記念イベントにて先行配布) 扉絵説明:ほらどうだい、祝い事にはこのポーズだろう? はははっ! 随分と怪訝な顔だねぇ! 腰に手を添えて、片手を前に出しながらピースをする。画面左からは紙吹雪が飛んでくる。 ログインによる獲得時には 「さぁ、6年の祝いにサーカスの催しはいかがかな? おや? キミも出てみたいのかい? ハハ! いいともさ!」 のメッセージ付き。 -扉絵D(残暑のおたのしみパックにて先行獲得) 説明:ハハハッ! これくらい朝飯前さ! ……さぁ、余興はこれくらいで、ボクのための前座になってもらおうかな? 2021年8月のワンダー部ガチャにて先行獲得。 玉乗りをしてジャグリングを披露、最後に玉はそこに放りながらバク転しながら着地する離れ業を披露。%%(隣の人が玉で転びそう)%% 乗っている玉は黄色と緑のツートーンカラー、ジャグリングの玉は赤青黃。着地したときに虹っぽい集中線なエフェクトがかかる。紙吹雪とちょっぴり舞っている。 サックス衣装でもおそらく変化なし? DS構えモーションと「嘘つき狂詩曲」時のジャンプの組み合わせ。 #endregion #region(◆変幻の付録) -ミニマグス兵士兵士 説明:その音で人を惑わす、妖しい道化師を基にしてみたよ! 奇抜な見た目に惑わされていると、いつの間にか自分が自分じゃなくなってしまうかもね! 2021年9月のリリィフェスタにて実装。ウサギ衣装ユクイコロ、ワンピース新兵と同時。 自軍兵士が赤&黄のツートーンカラーのマグスになる。 ちなみに背景に映るときにバンザイでぴょんぴょん飛ぶ。%%そんなキャラだっけ?%% #endregion *&size(30){■}ショット性能 **&bold(){ストレートショット} 笛を大きく振って音符の描かれた球状の弾を発射する。ダウン属性。 無強化でLv2から小兵士が一撃。Lv6から大兵士が一撃。 見た目通りにかなりの当たり判定の大きさを持ち、射程も、分岐するSSの[[ツクヨミ]]を除けばファイター中では最長クラス。 …が、弾速がとっても遅い。&bold(){ファイターどころか全キャスト通して最も遅い。} 遠距離から硬直に差し込んでも、ほとんどのキャストは見てから余裕で歩き避けできる。さらにはラグによってか、当たったと思っても消えることも。 回転率や硬直も劣悪で非常に心もとない。 「終焉世界のパレード」以外の攻撃スキルが無いこととダウンが取れることを考えると、使わざるを得ない場面、使った方が良い場面は少なからず存在する。 発生自体は早く、弾サイズが大きい為、ある程度の近距離であれば硬直などに差し込むことは可能。 もちろん相手キャストや使った技にもよるのだが、敵の攻撃を歩き避けした後、大体射程の半分以下の近距離ならば当てることはできる。 フックなどの硬直の重いファイターや横槍にきたアタッカーには一応有効な手段であることは覚えておこう。 外した時は確実にに反撃をもらうので必中を心がけたい。 基礎威力の低さと兵士にもダウン属性が適用されることから、開幕の兵士列止めテクニックが可能。([[シャドウ・アリス]]等でもできる) 特に本体性能の低いマグスにとって開幕戦で少しでも優位を取るために是非使いこなしたい。 兵士デバフ「嘘つき狂詩曲」があればLv2以降は大兵士を無視して戦えるため有用度は下がる。 #region(過去の修正) [[Ver.5.36-P>>https://wonder.sega.jp/info/#!/id:11549/]]にて、SS弾サイズの上方。敵に当てやすく意図とコメントあり。全国対戦で「[[龍宮の姫君ロワナ]]」を採用しているファイター内で勝率が低かったとのこと。同時の上方にサンドリヨンマグスクラウン温羅ルカリトル・アリススカーレット、下方にウィキッド・ドロシィマリクシレネッタエピーヌ、またレダ、ロワナ。 #endregion() **&bold(){ドローショット} ジャグリングのような動きからカラフルな音符の詰め合わせをぶちまける。 キャスト・兵士ともにダウン属性。 弾はやや大きめで射程が長く、[[メロウ]]や[[アイアン・フック]]と並んでファイター最長級。 描画距離も遠距離キャスト相応にはある。 発生も初速も遅いが、直線もしくは緩やかな曲線程度であれば急加速しながら飛んでいく。トップスピードは相当速い。 また、急カーブを掛けると大きく減速し、その後再度加速する性質がある。 イメージとしては[[リン]]や[[シュネーヴィッツェン]]のDSを良いところも悪いところも伸ばしたような感覚。もしくは[[メロウ]]や[[アイアン・フック]]のそれに近いか。 長所である射程と描線距離、緩急を活かして敵を寄せ付けないようにするのがレーン戦の基本。 ちなみに、上でストレートでの開幕兵士止めが書かれているが、スピード素のままで撃つドローでも4,5体巻き込めて一方的にこちら兵士の攻撃を通せる。加速が良い性質から、やや遠間から撃つと良い。 さらに、Lv1DSアシストで2枠使うと開幕で兵士弾込み1確が取れる。(1枠のみだと5体弱程度まで) キャスト概略で述べた通りこのキャストはDSを強化・補助するバフスキルを持ちあわせていない上、ストレートショットは貧弱、攻撃スキルはLv4まで解放されない。 つまり、&bold(){1試合を通して、素のDSとマスタースキルだけが、マグスのほぼ唯一の攻撃手段}である。 基礎威力は低いが、デバフスキル「嘘つき狂詩曲」があれば兵処理は十分可能。 ただ、レーン戦をこれ一本でやらなければならないことを考慮すると、アシストで出来るだけ盛っておきたい。 #region(修正遍歴) Ver5.31-Bにてダメージ上方。シュネーヴィッツェンやドルミールと同等の低めの威力→1メモリ強化。全国対戦最上位帯にて勝率が低かったためバトルで活躍できるようにするためとバトル班のコメントあり。(マグス、ルカ、ジュゼ、リトルアリス、かぐやが上方組) えらく微小な調整だが、兵士弾込み1確や嘘つきなし1確にはそこそこ影響あり #endregion *&size(30){■}スキル解説 **&bold(){愚者へと捧ぐ最終楽章} 自軍の&u(){城の防御力}を強化し、&u(){大型兵士の配列を3体に強化}する。 効果時間中の城兵士の配列は(小大小大小大小小小)もしくは(小小小大小大小大小)。 同時に自身の&u(){演奏ゲージも最大値}まで増加。 効果時間はスキル+0で85秒、+MAXで90秒。 発動中はミニマップの自城に後光のようなエフェクトが付き、非常にわかりやすい。 メインとなる効果の対象が自分でも味方でもなく&bold(){自城}という斬新なワンダースキル。 戦場全体に効果が及ぶ反動なのか、自身への効果はゲージ回復のみ。 自城から出撃する兵士が変化するので自身のレーンだけでなく味方レーンへの支援にもなる。そういった意味ではサポーターのWSに近い。 こういった性質上、使い忘れや終了間際の思い出し使用はNGだ。 これとゲージMAXの「嘘つき狂詩曲」「革命フォルティッシモ」または「ネズミたちの讃美歌」を組み合わせて兵士の差で押しこむのがマグスのレーン戦の真骨頂。 「革命フォルティッシモ」と違い兵士数そのものは増えないが、9人兵士列に大兵士が3体混ざるのは相手からすると処理が難しくかなり厄介。それが全レーンに3列も続く。 難点は敵キャストの大兵士処理の得手不得手によって成果が大きく変わってしまうこと。 城防御力UPは被ダメージを3分の1以下に抑える効果がある。 (模擬戦にて自城に猛突進を突入させた時の被ゲージダメージは目測約36%だが、マグスのWSを発動した状態だとスキル+0で12%、+MAXで9%ほどに減少) ただしキャストキルによるゲージダメージや、城ではなく拠点を殴られた時のダメージは変化しないので注意。 対面[[吉備津彦]]へのメタとして機能させたいなら「革命フォルティッシモ」との併用が不可欠。 とはいえ、城と拠点の片方が強化されているならもう一方を狙われるだけだし、両方を都合よく吉備津が狙ってくる時間に合わせて強化できるとも限らない。この効果はほぼおまけと考えてよいだろう。 強力なことには違いないが、効果時間中に出てきた兵士が前線に到着するまでには時間がかかる。 他のキャストのように、使った瞬間に劇的に自レーンや盤面の状況が変わるといったものではないことに注意。 よって、ピンチを押し返す切り札に…などと考えず使えるタイミングでさっさと使った方が良いだろう。どれだけ遅くとも残り2分を目安に、Lv5即撃ちも十分視野に入る。 ただし、敵の[[吉備津彦]]が城に走りそうな場合や自軍に[[マグス>マグス・クラウン]]が2人以上居る場合はその限りではない。 前者では兵士か城か、難しい判断を迫られることになる。後者では「WSを使う」チャット等でWS被りが発生しないように連携すると良いだろう。 なお、城に対しての効果なのでマグス自身が撤退しても自城の強化効果は時間いっぱい持続する。 他のキャストではあまり推奨されない、デスを回避するための時間稼ぎ使用でもメイン効果が腐ることがない。 地味だが、この点はサポーターに近い強みである。 &nowiki(){+1ごとに効果時間延長、+5、MAXでさらに城防御力上昇。 } **&bold(){ネズミたちの讃美歌} 指定位置に円形のフィールドを設置し、通過した兵士を強化する。 設置時間はおおよそ40秒で、最大範囲拡大まで15秒。兵士強化時間は陣から離れても18秒続く。 これは「乗っている間だけ効果がある」のではなく&bold(){「触れた者に一定時間続くバフを与える」}タイプ。 使用時に待機することで効果範囲が広がる他、演奏ゲージの上昇量がアップ。 ゲージ消費直後から即使用開始で、14秒ほどでゲージMAX。 説明文に表記されていないがこのスキルは壁を越えて放つことができる。 //ジーンの時も同じ流れを見たような気がするのだが… 攻撃力の強化は兵士同士の撃ちあいで相手兵士を瀕死に持っていくほどとなっている。 この攻撃力の高さで前に出たキャストが兵士玉で大きく削れるので相手にプレッシャーをかけられる。 防御力は約1.5倍ほどになる。 「共鳴の位(吉備津彦、パピール)」や「気合を見せやがれ!(フック)」と比較すると、即座に兵士列9体全てを強化する事は出来ないものの、後続の兵士も強化されるという点で優れる。 なおフィールドを拡大している間は『相手だけ動ける≒戦線が下がりやすい』。状況を見て最前線に置くか、やや後方に置くかの判断がその都度必要。 ちなみに味方拠点に重ねるように置くと拠点から出てくる兵士がバフを受けながら整列するためちょっとお得。 また2つまで同時に展開できる壁も越えるため、隙を見て隣レーンをサポートするなどの応用が可能。 自レーン兵士を強化しても対面ファイターに延々転ばされて機能しない事はあり得るが、中央レーンに投げるなら話は別。 レーンスイッチせずに中央に出た敵巨人処理を援護する等の運用が考えられる。MAX嘘つきと併用すればなお良し。 強化された兵士が倒れにくくなるのを利用して、こちらはキャストの隙を狙い撃つ動きが取れるようになる。 兵士を狙ったらSSかDSでダウンを取る。こちらを狙うなら回避して兵士を押させる、と択一を迫れる。 基礎スペックの低いマグスだが、強化兵士をうまく利用すれば、レーン戦で相手を手玉にとることは十分可能。 大兵士にかかるようにすると兵士処理に手間取るのでこの辺も意識したい。 ただし強化兵士を一撃でなぎ倒せるようなキャストが対面の場合は通用しにくいので注意。 特に[[リン]]が天敵で、せっかく強化した兵士を「らいんふれあ」で瞬時に殲滅されてしまう。スキルを使うには惜しい少数の拠点列も強化しやすい点を活かしたい。 [[マリー・ラプンツェル]]は魔力レベル1のスキルだと強化兵士に対して十分なダメージを出せないため、上手く活かせばある程度は活きる可能性はある。 攻撃力上昇は対巨人対策においても有効となる。 特に数が増えるほどダメージも増すため、対面に巨人が現れたらタイミングを合わせて大多数をバフ状態にできるようにしたい。 巨人処理が貧弱なマグスだが、フリーレーンでかつ攻撃しない巨人ならネズミ兵士で簡単に溶かすことができる。 中々そんなに都合の良い状況はできないのだが、覚えておいて損はないだろう。 演奏ゲージの上昇速度アップは「陶酔への旋律」と比べると控えめだがこちらはLv2から使える。序盤MAXゲージ嘘つきに繋ぐ為のスキルとして優秀。 このスキルで静止していても待機回復ソウル([[サンタクロースノエル]]等)は発動しない。この仕様は「強欲の大渦」「針の筵」と同様である。 組み合わせるなら立ち止まり回復アシストを使うこと。 ただし、使用中に兵士弾でダメージを受けた場合、フィールドの拡大は続行するが演奏ゲージの上昇速度アップ効果は解除されてしまう。 よって敵キャストは勿論、敵兵士に攻撃されそうな位置でもこのスキルを用いるのは避けた方が善い。 &nowiki(){+1ごとに消費MP低下、+5、MAXでさらにスキルの射程延長。} #region(修正遍歴) Ver2.05-Gで設置時間が延長(30秒→40秒)。後続兵士の強化という観点で使い勝手が向上した。 Ver.5.35-Cより、演奏ゲージ上昇値の上方。ゲージ消費直後から即使用開始で、14秒ほどでゲージMAXになる。各ロール内で勝率・使用率が低く、だが大きく低いというほどではないため、選択率の低いスキルを修正して別の選択肢を与える意図とバトル班コメントあり。同時の上方にパピール・クラマ・遮那・ジュゼ・美猴・マグス・ユクイコロ・シグルドリーヴァ・メイドマリアン。下方はスピード系アシスト色々。 #endregion **&bold(){陶酔への旋律} 体力の持続回復を行うスキル。同時に演奏ゲージ上昇速度も増加する。 &u(){攻撃・回避・被弾するまでの間は持続}し、最大の効果時間はスキル+0で35秒、+MAXで40秒。 3HP/秒くらいの速度で回復する。 説明文だけではどんなスキルか想像しにくいだろうが、性質的には[[リトル・アリス]]の「かくれんぼ!」に近い。 このスキルを使う事で後述の解除条件を満たすまで高速(3HP/秒)でHPを回復していく。これにより帰城することなく素早い戦線復帰が可能。 解除の条件は攻撃やスキル・回避の使用、および被弾(兵士弾含む)。 残念ながら「ネズミたちの讃美歌」との待機アップの併用はできない。 「かくれんぼ!」と違いステルスとMP回復が付かないが、こちらは普通に移動するだけなら解除されない。 前線から少し離れ安全な場所で使うのが基本だが、ゲージ回収を目的としてレーン戦の最中に挟んで使う事もある。 また、MPが溢れそうなときはHPが十分でもゲージのために使用するとよいだろう。 移動中もそれなりなのだが待機時にはHPゲージとほぼ同じペースで高速で演奏ゲージが溜まっていく。 多用すればそれだけMPは嵩むのでMP補強は欠かせない。 ちなみにこちらのスキルで静止している間は待機回復ソウルが適用される。この仕様は「かくれんぼ!」と同様である。 &nowiki(){+1ごとに消費MP低下、+5、MAXでさらに効果時間延長。} ただこのスキルに関しては効果時間延長で受けられる恩恵はほぼ無い。 #region(修正遍歴) Ver.2.06-BでHP回復速度が下方修正。(3HP/秒→2HP/秒) Ver.5.34-Dで、HP回復量が上方修正。(2HP/秒→3HP/秒) 全国対戦で勝率が低く、戦場で長く戦い続けるようにする調整とバトル班コメントあり。(上方はマグス、リン、怪童丸、デス・フック。下方はユクイコロ、小刀童話斬り、新兵銃、虹色絵筆) #endregion **&bold(){嘘つき狂詩曲} 兵士デバフスキル。ゲージの有無で強さが別物になる。 効果時間はスキル+0で45秒、+MAXで50秒。 &bold(){○ゲージ非MAX版} 自身中心範囲の敵兵士に対して防御デバフを付与。 普通に使ってもほとんど防御力は低下せず、明らかに消費MPに見合った性能ではない。 アビリティゲージ半分で効果範囲が上がっている。 このスキルの本領は演奏ゲージMAXで発動する事で発揮される。 &bold(){○ゲージMAX版} 演奏ゲージMAXで得られる効果は以下の通り。 +消費MPがほぼ0になる +効果範囲が戦場全体になる +「錯乱」を付加 +大兵士のドロー貫通耐性のカット +更に防御低下 と、MAX前とではまるで別物になる。 演奏ゲージMAXで発動すると消費MPが大幅に軽減され、ほぼMP消費無しで使用可能になる。 -各種計算で算出されたMPから最後に27引かれる模様。 --例1、スキル重ね+0の場合 30-27=3MP --例2、スキル重ねMAXの場合 (30×0.9)-27=&bold(){0MP} [[シュネーヴィッツェン]]の「スピリッツテリトリー」の敵弱体化verと言えばいいだろうか。ただこちらは解禁がLv2なのが強い。 効果時間の長さも特筆すべき点(45秒とは敵城を出発したばかりの兵士に嘘つきを使って戦場中央ラインを超えるあたりまで持続する長さ) 1回の嘘つき発動で既に交戦中の兵士・次に来るであろう兵士列は勿論、次の次に来る兵士列も弱体化できる。それを3レーン分である。 とはいえ城で整列中の無敵兵士には効かないため、余裕があればミニマップ上の自軍城兵列を見て発動タイミングを計りたい。 Ver2.06-A現在、防御力低下率は[[メロウ]]の「ダウナーソング」よりも緩め。アシストである程度ドロー攻撃力を強化していれば9体兵士列を1回のDSで一掃可能といったところ。 攻撃力低下は付いていないが後述の「錯乱」効果が代わりに付与される。 「錯乱」は敵兵士からキャストへの攻撃を封じる効果があり、効果中は接近を恐れなくて済むようになる。特に味方近接アタッカーに有利に働く効果。 ただしキャストに反応しなくなるため、拠点に兵士が突撃しそうな時に体を張って止められなくなる、という弊害もある。レアケースでは、ピンチで撃破ダメージアップ等のある敵アタッカーに直面しても自害できないなんていう嘆きも。 MAX時の効果が非常に強く、味方の支援だけでなくマグス自身のレーン戦を支えるためにもほぼ採用確定。 外すとすれば自チームにマグスが2人以上いてスキル被りが予想される時くらいだろう。 //味方に[[ジーン]]がいる場合は嘘つきで兵士防御力を下げるとジーンは大渦でアシスト発動が遅れてしまう事もある。 //ただこの場合は編成事故と割り切ってしまうのも手。ジーンに遠慮して嘘つきを使わないと今度はマグス側が辛いレーン戦を強いられるし、中央での有利も付かないため) //↑※バージョンアップにより兵士による魔神化ゲージ増加量が大幅減少したのでコメントアウト。渦使用時はゲージ回収より兵士複数回攻撃によるアシスト発動を優先されている なお、効果中に相手が兵士にバフを与えると、デバフ色こそ変わらないがしっかりバフ効果は受けている。 &nowiki(){+1ごとに消費MP低下、+5、MAXでさらに効果時間延長。} #region(修正遍歴) Ver2.06-Aで防御力低下値が下方修正。 Bランク以上のドロー威力を持つアタッカーやピーターが楽々兵士処理出来ていたのは流石に問題だったようだ。 この修正はマグス本人にもかなり影響し、素のマグスの性能ではLv8まで兵士列一確が取れなくなった。 アシストを使って嘘つきが解禁されるLv2から兵士列一確を取りたい場合、およそ%%6メモリ%%強化する必要がある。←のちにDS値が上方された #endregion **&bold(){革命フォルティッシモ} 自身を中心とした範囲内で最も近い&u(){自軍拠点の防御力}を上げる。 非MAXのときに使用した場合の効果時間はスキル+MAXで70秒。 ゲージMAXの時に使用した場合の効果時間はスキル+MAXで119秒。 対象になった拠点はミニマップで白く光っている。 一時的とはいえ拠点の被破壊を遅らせることが可能。その間に打開策を練りたい。 同時使用数に制限はないので押され気味の隣レーンに保険として振っておくのもよい。 また試合最終盤、1拠点を全員で攻防する乱戦での決定打になる可能性もある。 &bold(){○ゲージ非MAX版} 防御力を上げる効果のみだが、マグスのゲージ消費スキルの中では非MAX発動でもまだ使い道がある方。ただし相応のMPが必要。 MAX版より効果時間も劣るが、およそ1分とそれなりの長さはある。 &bold(){○ゲージMAX版} ここまではただの受け身スキルだが、これが演奏ゲージMAXだとまた話が変わる。 MAXボーナスで消費MPを「27」軽減。更に拠点防御力上昇、効果時間延長(+MAXで70秒→119秒)、拠点兵士の出現増加と大型兵士追加効果を付与。 拠点兵士の配列は(小大小大小小小)もしくは(小小小大小大小)。平時と比べて小兵士1体、大兵士2体が追加される。 兵士が増えることにより、兵士戦での攻撃力が増大し、数差や体力で勝っている状況ならさらに進軍しやすくなる。 対キャストにおいてもダメージ量が増え、「ネズミたちの讃美歌」を採用しているならまとめて強化も可能。 また相手からすれば、大兵士2体追加は相手からすると処理に手間取らせる、もしくは処理用スキルの使用を強制させることができる。 WSと同様に敵キャストの大兵士処理の得手不得手によって成果が大きく変わってしまうのが難点。 MAXゲージ時の防御力UPはかなりのもので兵士の流し込みには1.5倍程度耐えられるようになる。 通常手前拠点が兵士13体で折れるところ、強化された拠点を破壊したい場合は兵士が19体必要になる。 //ちなみに新品の奥拠点にMAX革命を付与しておくと猛突進巨人の突撃にすら(ミリ残りではあるが)耐えてしまったりする。 兵士一体すら流し込まれると、ただでさえダメージが倍以上で不利になる&bold(){中央特大拠点}にも、防御としての効果は抜群である。 相手のプレイヤーがどれだけ強かろうと供給される兵士の量は一定であり、たとえデスしても復帰までに拠点を残し続けることも可能だったりとシステム的な強さがある。 Ver5環境では、DSアシストのインフレで試合中盤以降(編成次第ではレベル2時点でも)の「嘘つき狂詩曲」の価値が相対的に下がっている分、こちらでゲージ消費する選択肢も太くなってきている。 余談だが、イベント「[[占星演儀・宿曜典]]」の特殊マップにて奥拠点にこのスキルを使用するととんでもない量の兵士が出現する不具合が存在した。(宿曜祭の奥拠点は強度を上げるために内部設定で拠点を2つ重ねていることが判明しており、それが原因であるのではと推測されている。) ファイターであっても手を焼く量で、挙動が知れ渡ってきたイベント期間の終盤では敵にマグスがいたらわざと手前拠点を折らないことが推奨されるほど。 &nowiki(){+1ごとに消費MP低下、+5、MAXでさらに効果時間延長。} #region(修正遍歴) 自城も対象にして使用できてしまう不具合があったがVer2.05-Gで修正された。 Ver3.20-AでゲージMAX時の効果時間延長の上方修正(70秒→119秒) Ver3.21-Aで拠点防御力上昇値低下の下方修正。(ゲージMAX時防御力2倍→1.5倍、非ゲージMAX時防御力1.1~1.2倍?) #endregion **&bold(){終焉世界のパレード} 支援妨害に特化したマグスの唯一の攻撃スキル。 着弾or射程限界で爆発する弾を連射(非MAX時6発、MAX時10発)し、最後に大きめの弾を発射する。 爆発は非ダウン・よろけ属性の小ダメージ(兵士のみ中ダメージ)を与え、最後の弾のみダウン属性で爆風も広い。 演奏ゲージMAX時には弾がキャストを追尾する。さらに発動中は自身の防御力が上がる効果を得られる。 発生保証は一切無い。発射前を潰されるならまだいいが、相打ちを取られるとゲージを消費した上で2,3発程度で終わってしまうこともざらなので注意したい。自分で緊急回避で動くのは大丈夫。 Ver5.00-Aのエラッタ群の対象スキル。Ver5.20-Aにてさらに効果が追加。 &bold(){○非演奏ゲージMAX版} 素の状態では非常に頼りない性能。 爆風範囲が非常に小さく、城からやってくる9体兵士に撃ちこんでも2~3体残ってしまう。 キャストダメージに至っては直撃してもせいぜい1ダメージしか出ない。 発生は早いのでいざというときの拠点防衛に使える場面もあるが、基本的には「嘘つき狂詩曲」と同様にゲージMAXでの使用が前提。 &bold(){○演奏ゲージMAX版} スキルゲージMAX時は消費MPを「27」軽減。ダメージアップと爆風範囲の拡大に加えて、発射する弾が10発に増える。 防御力アップは兵士弾を完全に無効化する程度。(対キャストに関しては要検証) 爆発範囲拡大が顕著。爆裂弾巨人のあの爆発ビームのイメージ。 パレードというスキル名に恥じない強烈なインパクトを残していく。 これにより兵士は一撃確定となり、大量の兵士を一度で処理することができる。 //複数列にもよいが、城前に並んだ9体兵士3小隊をまとめて叩くと言うのもできる。 非ダウン属性なのもここではプラスに働き、兵士列を盾にして油断している敵キャストにも連続ヒットが見込めたりする。 もっとも、MAX版は威力が大きく向上するがヒット数次第であることに注意。 //距離や当たり方にもよるが当スキルをDSでキャンセルすることで爆風でのけぞっている相手に追撃可能。 味方とのタッグ時はまさに足止めとしても有用であり、リンクダメージを稼ぐこともできる。 誘導自体は大きく、キャストが複数いる場合は弾が分散される。 ダメージは最初の非ダウンの乱射全ヒットで15、フィニッシュのダウンする大きな弾で20くらい。 最後の一撃がダウン属性のためトドメにドローを当てることはできないが、アタッカー並に威力が高くなっている。 弾が誘導弾のため兵士裏にいるキャストを兵士ごと巻き込んでダメージを食らわせれるようになった。 #region(5.00-B以前の性能) 敵巨人に対し近~至近距離でMAXパレードを撃ちこむと猛突進を除く全ての巨人が蒸発する。(猛突進にはおよそ8割のダメージ。) Ver3.00で兵士巨人ともにスキル耐性が低下したのと、レベル6で本来の威力に戻ることから、それ以前だと3割だったのが大幅に強化。 更に、Ver3.20-Aで威力が2倍になるという%%ヤケクソ気味の%%大幅上方修正を受けた。 しかし巨人の近くにキャストがいるとキャストに弾が誘導されてしまうため注意。 これによってエピーヌの百年バフを入れる価値がある。 1アクションで巨人を10割削るというのは他に類を見ない。また、ここぞという場面での対キャストの切り札にもなりうる。 スキル枠を圧迫し、演奏ゲージを使い、巨人に接近するというリスクを負う代償を払うだけあって切り札としての存在感はできた。 被弾による中断のリスクを減らすため対面キャストを転ばせる手段が欲しい。 パレードを採用するならマスタースキルは[[エルガーグランツ]]が安定。 #endregion #region(修正遍歴) Ver3.20-Aでダメージ上昇の上方修正。 Ver5.00-Bよりスキルの仕様が変更された。 ゲージ最大時のダメージ↓、射程↓、弾速↓、代わりにキャストに対し誘導弾となった。 巨人処理性能は下がったもののキャストへの圧が大きくなった。 Ver5.20-Aにて発動レベルが5→4へ変更。さらにMAX時の発動中は自身の防御力が上がる効果が追加。 Ver.5.35-Cにて、MAX時の最終弾の弾本体・爆風の対キャストダメージの上方。10→弾本体で2目盛りくらい?。各ロール内で勝率・使用率が低く、だが大きく低いというほどではないため、選択率の低いスキルを修正して別の選択肢を与える意図とバトル班コメントあり。同時の上方にパピール・クラマ・遮那・ジュゼ・美猴・マグス・ユクイコロ・シグルドリーヴァ・メイドマリアン。下方はスピード系アシスト色々。 #endregion &nowiki(){+1ごとに消費MP低下、+5、MAXでさらにダメージ上昇。} *&size(30){■}アシストカスタマイズ -&bold(){R専用アシスト「歪み笑う道化の帽子」} Lv2装飾 DS小↑スピード小↑ さらにLvアップ時一定時間経験値を獲得できる範囲が増加する。 効果時間は+MAXで20秒。 マグスは中~遠距離でレーン戦をこなすファイターであるため、採用しておくと経験値の取りこぼしが少なくなる。 レベルアップ発動の時限ではあるがかなり有難い効果。1メモリ程度だがドロー攻撃力が上がるのもマグスにとっては重要。 DSチェインで経験値回収できる「虎縛りの荒縄」がHP低下さえ許容できるならばLv1から発動でマグスと非常にマッチしており、そちらに採用率が食われているところ。さらにver5.34-F「[[海賊狩り ホーキンズ]]」まで追加された。 以前は基本的に安定した採用率を誇っていた。 強化値+5、+MAXで効果時間が増加する。 -&bold(){WR専用アシスト「魔笛奏者の五線譜服」} Lv3防具 HP小↑、MP小↑ 固有効果で、兵士から得られる経験値が増加し、自身のロールエフェクト内にいる兵士の拠点攻撃力が増加する。 発動こそ遅いが、常時兵士経験値UPはVer.1時代の「蓬莱の玉の枝」以来である。古参プレイヤーならどれだけ強いかご存知だろう。 また、ロールエフェクト内の兵士に拠点攻撃力UPを与える効果も非常に強力。要検証だが、体感、城兵士を一列流すだけで奥の通常拠点がほぼ折れる。 タイマン性能が低いマグスだからこそ許される装備と見なされていた面があったが、後年に追加された[[玉藻]]とか[[ローザ]]も兵士の拠点攻撃アップ効果を持ってきており唯一無二ではなくなっている。 また、ドロー攻撃力が増えないため、他のアシストで補っていきたい。 特殊効果は強いがステータスが微妙なのと自力で押し返すのが前提の効果であるため活かすのが安定せず、採用率自体は低め。 強化値+5、+MAXで獲得経験値量が増加する。 素材は「道化師の服」 -&bold(){WR6専用アシスト「姿変える道化師の魔笛」} Ver.4.10-Aで新しく実装された第2のWRアシスト。 レベル6武器 HP中↑DS中↑ 固有効果で、常時演奏ゲージの増加量がアップする //(だいたい、1.1倍~1.2倍)。  ←下記の陶酔つかった調査とくらべて怪しいためCO 2023.01.04 演奏ゲージ増加量については、このアシストを発動させて陶酔を立ち止まって使うと10秒で溜まり切る程度。(通常は14秒) HPDSアップで腐らない効果であり採用率は高め。 強化値+5、+MAXでゲージ増加量が増加する。 素材は「怪しい指揮棒」 &bold(){○ドロー攻撃力} ショット性能の項でも書かれた通り、強化の第一候補。 特にまず必須なのが、レベル3までに最低でも約5メモリ増やすこと。これによって嘘つき兵士列が一確になる。 ただし威力減衰自体はある都合で初撃は大兵士に当てる必要あり。そうしなかった場合、大兵士がミリで残る。 これによって兵士処理速度がかなり上がり、MPの節約にもなる。 時間とMPを「ネズミたちの讃美歌」や「陶酔への旋律」でのゲージ管理や敵キャストへの殺意DSに回せるため、立ち回りに余裕が出るだろう。 ソウルならLv3DS単体アップやLv2の特殊能力でのアップ(「[[楽々森彦]]」等)一枠、あるいは「創聖模写・苛烈の究道」一枠でこれを達成できる。 またLv1で盛ると兵士弾こみで倒せる兵士の数が増える。アシスト枠でMP補助が回るカードが増えたのもあり、Ver5.36では「[[海賊狩り ホーキンズ]]」が経験値獲得範囲アップ、弾速アップもあって人気である。 &bold(){○スピード}:元々ファイター最速のキャストだが、ゲージ溜めの関係で回避ボタンをあまり使いたくないので更にスピードを盛るのもあり。「陶酔への旋律」を使用して相手をおちょくるよう動き回りHPとゲージ回復していくにも有用。 &bold(){○ストレートショット}:使い勝手が悪いので強化する択は薄い。サクると最後まで大兵士が嘘つきDS頼みになるので、そのことを踏まえてサクるか否かを考えればいいだろう。サクると兵士列止めがしやすくなるという見方もある。弾速を盛る人はたまにいた。 &bold(){○最大HP}:元から悪くなく、回復スキル「陶酔への旋律」まである。敵アタッカーの主要スキルでの一発撤退を避けられるレベルにすれば十分。あるに越したことはないが。 &bold(){○最大MP}:素で豊富。ゲージMAXスキルは消費MPが大幅に軽減されるのもあり、あまり補強する必要はない。DSや「陶酔への旋律」の乱発が無い限りは枯れることはないだろう。 &bold(){○経験値関係}:マグスは他のレーンを有利にするスキルが揃っている。つまり「味方に勝たせること」に特化しているキャストである。また自身も得意な距離を保って戦いやすくなるので、あれば便利。獲得量を上げるLv3WR専用は扱いが難しいので、そのバージョンごとのカードパワーのある装備を入れる方が無難だろう。 DSを最低限強化するなら他のステータスはどう扱っても構わないという点では自由度がある。 自分の使用感や好みで決めてしまってもいいだろう。 マスタースキルの第一候補は「[[エルガーナーゲル]]」、「[[エルガーグランツ]]」。 自衛力が上がるのはもちろんのこと、マグスに攻撃、相手のダウンを取るための択が増えることは非常に重要。 他のキャスト以上に、このスキルから受ける恩恵は大きい。 特にコア使いと対峙する際は破壊手段としても重要。 #region(昔の採用候補など) よく選ばれるアシスト、ソウルとして(Ver4仕様) [[四方の巫女 黄龍]]、宝来の小槌+、後悔の火縄銃、歪み笑う道化の帽子、悪魔斬りの包丁、[[炎精サラマンデル]]など 魔笛奏者の五線譜服、[[阿曽媛]]、水精の加護受けし鎧 これらを2,3枠組み合わせ、以降はお好みで。 //陶酔入りならHPを高めに維持することは難しくないキャストなので、嘘隠さぬ王の帽子で弾速をカバーするのも「嘘つき」が主力になるキャストとして皮肉が効いてはいるが、おそらくネタの範囲を出ることはない。 スピード強化する場合も単に装飾系を付けるのではなく上述の糸切り鋏、ライラ王女、R専用など 陶酔でHPを維持する前提なら輝く七星のひしゃくとは相性抜群。ただし横槍の一撃を食ってしまうとたちまち死が見えるので、盤面把握能力に自信のある上級者向きビルドになる。 まず中盤以降のドロー攻撃力。 序盤はそれなりに強いマグスのDSだが、他キャストの各種スキルが解禁されるようになると、途端に相対的なパワー不足になる。 そこを威力を底上げすることで補い、終盤でもレーン戦を成り立たせるのが目的。 概要の項にも書いてあるように中盤以降に単独で押し返す、押し込むことが難しいキャストだが、 DS一発に威力があれば相手キャストにかけられるプレッシャーが少しは変わってくる。 陶酔もうまく使えば、レーンを維持する以上の働きはできるはずだ。 それらに選ばれることが多いアシストは 水精の加護受けし鎧、高価な錫杖など マグスはSSを盛ったところで大して意味はなく、HP、MP、スピードはどれも優秀な部類。 上述のLv3以下6メモリと合わせると4枠全てをドロー攻撃力強化に費やす事にもなるが、それでもあまり問題にはならないだろう。 あわせてMP回復速度UPもできれば欲しい。 ソウルでこれを仕込むことが多く、DSも盛れる四方の巫女 黄龍といったファイター御用達ソウルはマグスでも人気。 ゲージ対応スキルは事実上MP0で撃てるため、最大値よりも回復速度が重要となる。 ゲージを貯めるために足を止めることが増えるとはいえ、阿曽媛などの立ち止まり・待機系ソウルをうまく使おうとすると独特の立ち回りが必要。 使いこなせる自信が無いなら常時回復系の方が無難だろう。 その次に経験値関係。 マグスはファイターとしてのタイマン性能を犠牲にし、他のレーンを有利にするスキルが揃っている。 つまり「味方に勝たせること」に特化しているキャストである。 そういった特徴を更に伸ばすのが二つの専用装備。各種スキルだけでなく、レベル先行によって、チーム全体の有利を加速させることができる。 これに特化させる場合は R専用+蓬莱の玉の枝 or WR専用 がオススメ。 兵士から多く出る経験値を離れたところからモリモリと取ることができる。 「蓬莱の玉の枝」はLv1から発動可能で、更に序盤のDSを補うこともできる。 WR専用は常時効果を発動する点が強み。ただし発動が少し遅く素のHP・MP上昇量は小さい。 WR専用はプチ断罪の効果もあり拠点をかなり折りやすくなるが、 これを装備するとドローを盛る枠が一つなくなり「ただでさえ苦手な中盤以降のレーン戦で更に弱くなってしまう」という矛盾を抱えている。 安定を狙うなら蓬莱の玉の枝、味方の横槍を期待するなども含めて明確に二本目を折るプランを持っているならWR専用といったところだろうか。 [[おとぎ話の韋駄天]]は自衛力向上だけでなく復帰補助などにも使えるが、攻め手が1つ減ってしまうのをどう見るか。 そのほか、苦手な巨人対策になる[[ラージェブランド]]やスキル回しのための[[安寧の天滴]]を採用することになるか。 #endregion *&size(30){■}戦術 誤解を恐れずに言えば、マグス・クラウンは「ファイター枠で参加できるサポーター」。現在の[[シグルドリーヴァ]]とちょうど逆の立ち位置にある。 自レーンをMAX嘘つき込みで膠着状態に持ち込んでいれば他の2レーンがいつの間にか勝ってくれる、というのが基本設計といって間違いないであろう。 多少なりとわかっている対面Fならそうはさせじと殺意の高い立ち回りで来ることが普通であり、それをどういなすかは考えておく必要がある。 マグス本人の対面キル能力はファイター内で最下位を争うレベルなので、「指揮者」らしく対キャスト戦にも兵士の力を借りよう。 指揮官先頭の%%日本海軍式%%ドクトリンに従って、自軍兵士列の前に出て対面の殺意ドローを自軍兵士に引っかけにくくさせるのも一考に値するだろう。 スキル編成は解説の通り、全体デバフの「嘘つき狂詩曲」はほぼ必須。 次にゲージ加速&HP回復の「陶酔への旋律」も優先したい。 マグスの基礎性能の低さを回復による継戦力で補える。 ゲージの上昇率も高く、中盤以降のレーン戦を支えるマグスの大事な屋台骨である。 稀にランカーで陶酔抜きの人がいるが、被弾を少なくする絶対的な自信と腕があるからであって、よほどの実力者でない限りは真似をしてはいけない。 (ネズミ、嘘つき、革命、WSという兵士に触れるスキルを全て使えるので、上手い人がやると本当に強いのだが…) Ver.3.21現在、最後のスキル枠の選択が悩ましい。 対面の一確をほぼ阻止する「ネズミの讃美歌」は有力だが、[[リン]]、[[メロウ]]などネズミ強化の上から一掃してくる手段がある相手には優先度が落ちる。 前述のキャストや大兵士の処理が不得手な対面(フック、シャドウ・アリスなど)なら「革命フォルティシモ」も有効。総チームゲージが減って手前拠点の価値が相対的に向上しているのも環境的には追い風。 「終焉世界のパレード」も度重なる上方で使いどころが増えている。ゲージMAXで巨人を溶かすのはもちろん、素撃ちでの拠点防衛も以前に比べればやりやすい。 マグス初心者が安定感を取るならまずはRスキル3枚から始めて、慣れたらゲージ稼ぎスキルのどちらかを対面予想によって入れ替え検討する、ということになるだろうか。 なお、自レーンが首尾よく膠着している場合(あるいは上手く行って押している場合)、中央からの敵横槍はまず間違いなくこっちに来る。余裕があるうちに中央の状況も確認しておきたい。 // //comment コメント #comment_num2(log=マグス・クラウンコメントログ)

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