カード名 |
レアリティ |
カテゴリ |
レベル |
詳細説明 |
沙悟浄 |
WR |
ソウル |
3 |
【アシスト】使用可能レベルに達すると、以下の効果を発動する。 〔小/中/大/特大〕 ▲最大MPが上がる 〔小/中/大/特大〕 ▲スピードが上がる 〔 特殊 〕 ▲ポイズン状態への耐性を得る 【ソウル】巨人召喚 回復陣 【モチーフ作品】"西遊記"より、沙悟浄 【イラスト】西野幸治 / 【CV】中田譲治 |
「一、二、三、四(イー、アル、サン、スー)!」
ver1.50の2015年12月追加のソウル。
イベント「禁書指定クロノダイル襲来」2016年3月17日~3月22日の褒章にて獲得可能だった。
ワンダー部ショップにて「
調伏!闇の軍勢パック
」で6枚購入可能。(リンク先はワンダー部の販売ページ)
MP・スピード中強化。
常時ポイズン状態への耐性を得る(完全な耐性ではない)
便利なポイズン耐性。
リトル・アリスの「ボムバルーン」!&「リトルフラワー!」対策に使えるほか、
ポイズン元がスキルアシスト問わず発動するため、アシストの「毒りんご」と組み合わせることも可能。ただし発動レベルの関係で
Lv2,Lv3時の毒りんごポイズンは軽減しないため、序盤のフォローはできないので注意されたし。
上昇値的にはドローを使わないアタッカー向きで、ファイターが付けるのなら「
バンダースナッチ」になることが多かった。
Ver5.3ではSR道具アシスト「芸達者の茶釜」が条件付きだがポイズン完全耐性となったため、毒りんごとのコンボを狙うにしてもソウル枠を使う必要がなくなった。
さらにVer.5.34-Bにて追加の「
棺の姫 シュアバルツ」がMS縛りはあるが同等のポイズン耐性をレベル1から獲得。こちらならレベル2の時点で「毒りんご」のデメリットを緩和できる点、スピードアップもビルド縛りはあるがかなり姫の方が優秀な点から、沙悟浄を選ぶ理由がさらに厳しくなった。
毒効果の時間軽減は、+0~4で5割減少。+5~9で6割減少。+MAXで7割減少。
本邦においては河童の姿で知られる
三蔵法師のお供。
本来は捲簾大将という役職にあった天界の高官・仙人(しかも天帝の御側役の一人!)であり、罪を得て下界を彷徨ったあげく、人を襲う邪仙に堕ちたのがたまたま川の畔であったに過ぎないようだ。
下界行きになった罪状に関しても、
酔った勢いで月の嫦娥を強引にナンパした猪八戒と比べ、孫悟空が大暴れした宴会の時に天帝の宝である玻璃の器を運んでいる時に手を滑らせて壊してしまったという『過失』である。
孫悟空が宴会で暴れたことと、沙悟浄が瑠璃の器を壊したことには直接の関係はないため、宴会を台無しにした孫悟空のせいにすることも失敗してしまった。
過失であるものの、天帝の怒りを買えばただでは済まない。鞭打ち800回に加え、下界に落とされてもなお七日に一度は天界から飛んでくる鋭い剣に脇腹を貫かれ、流沙河の中で飢えと渇き、そして砂漠なので夜は激しい寒さに苦しむことなった。
ちなみに嫦娥をナンパした猪八戒は、鎚で2000回打たれただけで、下界に落とされた後は天界からの直接の罰は何もなしで済んでしまったという。
一つの過失と天帝の怒りから始まったその運命を呪い、彼は砂漠に迷い込んだ者を喰らう人食い妖怪となってしまった。
その後、観音菩薩と出会って改心し、その時に沙悟浄の名がついた。
ちなみに沙悟浄は目上の者から呼ばれるときの呼び名で、自分から名乗る時は「沙和尚」の名を使った。
そして三蔵法師と出会うが、当時は沙悟浄は三蔵法師が誰のことだかわからなかったため襲い掛かった。そうして
猪八戒と3度も戦った末に、孫悟空が観音菩薩に助けを求めて三蔵法師だということをわからせ、ようやく三蔵法師の仲間となった。
なお、孫悟空が宴会で暴れたことと、沙悟浄が瑠璃の器を壊したことには直接の関係はないため、たまに西遊記を題材とした作品や、原典以外の西遊記にある孫悟空と沙悟浄の間にある確執や天界での関係は原典では一切ない。
孫悟空が沙悟浄と直接戦う描写も、この天界での騒動が誤解されて直接の確執と曲解されたせいなのかもしれない。(要出典)
実際に原典で沙悟浄と対決したのは
猪八戒なのでそこは注意。
ちなみに落ちた場所も砂漠・流沙河説があったり、姿も河童ではなくワニ(ヨウスコウワニ)やイルカ(ヨウスコウカワイルカ)、もしくは水虎(中国の水虎が日本に伝わった時に河童と混同された)という説もある。
実際の"流沙"河は『流砂が河のように流れている砂漠』で全く水とは関係ないのだが、中国国内でも早い段階で勘違いされて水中や川扱いされてしまい、水と関係ある妖怪となってしまった。(中国国内の勘違いの一例として日本の河童の名前の元となった河伯(黄河の神)があげられる)
さらに落とされたのが流沙"河"で、日本では水の妖怪といえば河童(何の因果か日本では水虎は河童と混同されていた)という知名度の高さにより、今日の河童の姿となった。
巨人召喚時の「一,二,三,四!」は襲った犠牲者の数を数えているものであろうか…?
ちなみに首飾りはver2.00で追加されたサポートカードの『髑髏の首飾り』だが、原典ではその9個ある髑髏はなんと、
三蔵法師の前世(しかも9回分!全て修行の旅の途中だった)という……。
三蔵法師を襲ったのも「高僧の肉を喰らえば不老不死になれる」というものだが、それが本当なら三蔵法師の前世の高僧の肉を9回も喰らった沙悟浄はとっくに不老不死になっていてもおかしくはない……?
イラスト上での形状は全然違うが、アシスト「神与の宝杖」も沙悟浄の武器が出典だと設定資料集1にて書かれている。
wlwにおいては妖怪のような見た目であるが完全な人間で、「闇」に支配された世界で妖怪変化で戦いに暮れていた。
そんな中
美猴に敗れ、また闇を晴らす方法があると聞き、
玄奘三蔵に加わることに決めた。
詳しいストーリーや全景イラストは設定資料集1に掲載。
最終更新:2023年08月06日 12:26