邂逅する魂

昏式・高濱作品 @ ウィキ内検索 / 「邂逅する魂」で検索した結果

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  • BGM/Zero Infinity -Devil of Maxwell-
    ...のを探して 13.邂逅する魂 14.昔を思えば 15.其は高く聳え睥睨す 16.二人っきりで 17.甘い囁きを紡いで 18.心の叫びを鋼に変えて 19.鋼と鋼が奏でるリズム 20.決意をこの拳に乗せて 21.ぶ厚き鋼の塊 22.舞い降りる絶望の報せ 23.我が拳は我が心の赴くままに 24.世界の刻、我が掌に 25.天頂の星を目指して 26.たまにはお楽しみあそばせ OP:鋼のZero Infinity ED:明日への翼 名前 コメント
  • BGM/マガツバライ
    禊ぎ祓い 愛しい日々 温もりに溺れて 霊の煌めく神和学園 俺を呼んだかい? 妾ってば素敵じゃろ? 行け!森羅の果てまで 色男は辛いよ 月夜の中で踊る二つ影 お天道様は見ているさ アウトローは伊達じゃない 気まぐれ最強、美少狐 傾奇曼荼羅 銀の雫が降る あなたがそこにいるから 霊煌舞刃 禍津祓菩提槍 雄々しく立ち上がれ 暗晦靉靆 救無怨嗟 地獄に笑う魔将 閃刃燦火 邂逅する運命たち 信じるからこそ 星の海を駆け抜けろ 運命を越えて 七大森羅 にじり寄る悪意 月に抱かれて Stand Straight up(short.ver) Stand Straight up(full.ver) Finally 名前 ...
  • 村正
    むらまさ 『貪れ───村正ァッ!!』 沖田の背中から流れる血は腕を伝い、村正への刀身へと紅い蛇のように絡みついていく。 それと同時に、銀の刃が呼吸をするかのように真紅の輝きを放ち始めた。 その発光現象は、刀身が肉眼では視認できぬほどの超高速で振動を繰り返すことによって発生している。 そして、光のみならず音圧もまた高まっていく。振動により発生する蜂の羽音にも似た高周波が、魔物の叫喚じみて聞く者の耳を聾した。 沖田総司が手にした、対吸血種用殲滅兵装・《葬鬼刀》の内の一振り。 その刃の裡には、かつて日本で起きた血族による最後の反乱――島原の乱において、最凶の同族殺しクリストヴァン・フェレイラに敗北した血族・天草四郎時貞の魂が埋葬されている。 形状は日本刀のそれと同じものであるが、刀身は吸血鬼殺しの為の銀で構成されている。 そのため、ただの刀として振るうに...
  • 迷わず進め、後継者。煌めく勝利を掴むがために
    発言者:ギルベルト・ハーヴェス 対象者:アシュレイ・ホライゾン 『誰かのために/Hero's』より――― まだ見ぬ敵と邂逅するであろうアッシュに対するギルベルトの激励の言葉。 遂に仮想世界の屋台骨(フレーム)にまで聖印が届き、古都プラーガは色彩を無くしていく。同じく輪郭を喪失しながらも微笑みを浮かべるギルベルトはアッシュにまさかの提案を持ちかける。 「せっかくだ。景気づけに私を殺していかないかね?」 しかし、アッシュがそんな提案(強いか弱いか)に乗るわけもなく、何処までも優劣を付けたがる審判者(ラダマンテュス)に対して返した言葉は 「おまえには多くの苦難を与えられてきたけれど、最後まで奪われて続けただけじゃない」 「取り戻せたもの、再開できたもの、新しく手に入れられたものだって、それこそたくさんあったんだよ」 ...
  • 鵺乱丸
    CV:佐山森 『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』の登場人物。 時計機構(ホロロギウム)に属する戦士。元左翼系の過激派テロリスト。 この世のあらゆるものに価値を見出していない、虚無的な青年。 万象を嘲笑うその目に映るのは、敵も味方も等しく無価値で取るに足らない存在という達観。 闘いや任務も暇つぶし同然にしか思っていない。 しかし、徹底してやる気の欠落したメンタリティを持つ反面、常人とは隔絶した情報制御の技術を持つ。 純粋に能力を評価されたがための待遇を受けていることは、彼の優秀さを証明しているといえるだろう。 『ぷヒャハハハッ! そりゃ勿論、こっちは資金も資材も後方支援(バックアップ)も唸るほどありますしぃ?』 『ねえねえ、鼻紙に丸めてポイされるってどんな気持ち?ヒーローならもうちょい頑張って夢見させて...
  • 閣下と同じであるのなら……ああ、そうだな。悪くない
    発言者:ギルベルト・ハーヴェス グランド√終盤、アヤとグレイの二人を一度は完膚なきまでに叩きのめしたギルベルトであったが、 星辰界奏者(スフィアブリンガー)として覚醒したアッシュの支援によって一転窮地に立たされる。 自らが犠牲として磨り潰した者達の百を超える星の光を叩き込まれた結果、 追い詰められながらも、光の眷属特有の覚醒の連発で全身を限界寸前まで沸騰させかろうじて踏み止まるギルベルト。 そんな審判者(ラダマンテュス)を討ち果たすべく立ち塞がったグレイに対し、崩壊する正義、己の欲した“聖戦”とかけ離れた無情な現実を嘆いて彼は叫ぶ。 「なぜ、おまえなのだ!」 「死力を尽くしたその果てに敗北するのは構わない。己が未熟と受け止めよう」 「だが英雄でも、救世主でも、まして逆襲劇でもない…… スフィアにさえ至らぬおまえが、私の死神だ...
  • 天草四郎時貞
    『ようやく、そなたと魂を通わすことができるようになれたようだ───我が使い手、沖田総司房良よ』 『双血の墓碑銘』の登場人物。 クリストヴァン・フェレイラが創造した対吸血種用殲滅兵装――《葬鬼刀》の一つ『妖刀』村正に魂を封じられた血族。 作中では、蝦夷の地に向かう途中の沖田の夢に、生前の姿をとって現れている。 一見、十六、七の年頃と思しき前髪立ちの童子であるが、 白皙の肌と真紅の瞳、異国の趣漂う煌びやかな陣羽織を纏った彼の姿は、戦国の武人を思わせる凛々しさを備える。 沖田と幾度も血を交わした事で一時的な魂の結びつきを得た四郎は、 ここまで苦境を乗り越え、剣の達人として武を窮めんとする彼女の生き様に興味を惹かれ、直接対話する機会を望んだ。 そして、共に闘ってきた沖田に対し、返礼として四郎は宣教師が来訪した戦国の世から血族を廃絶させた島原の乱、 そして村正に封じら...
  • 血染ノ民
    『双血の墓碑銘』の用語。 血族による魂の合意なく、常人が一方的に力だけを与えられ転化した、準血族とも呼べる存在の事。 外見の特徴や身体能力は吸血種のそれに近いものとなり、元がいかに非力な者であろうと対人類相手であれば圧倒的な力を発揮できる。 そして何よりも敵対勢力にとって恐ろしいのは、《血染ノ民》の転化条件の緩さ。 正統な吸血種族を生むには、通常百年前後を生きた血族が自らの力を人間に分け与える《洗礼》行為が必要となるが、 社会集団の中で考えた場合大本の血族の弱体化を招く上に、そこから次の世代の血族を作る行為に時間が非常にかかるという欠点がある。 しかしこの《血染》行為は、転化したばかりの血族でも容易に可能であり、さらに生み出した継嗣からさらにその子世代へと……鼠算的にその数を増大させることができる。 しかも、上位者の命令を絶対とする《血の縛り》も、正統な血族同様末...
  • ―――いいねぇ、やはり墜ちるなら底だな
    発言者:アルフライラ・ワ・ライラ ニナ√……身動きの取れなくなった公子(ニナ)を置いて、野心持つ藍血貴達が活発に動き出す。 利用価値があるからこそ生かされていた不穏分子も今や、『柩の娘』捜索の過程での障害物として容赦なく狩り立てられる。 そして、地下の闇を牛耳ってきたアルフライラもまた、バイロンの手勢により、一人逃走を余儀なくされていた…… 「クソが!どこから漏れたッ……!」 『裁定者』の襲撃により壊滅したと見せ掛け、潜伏を続けながらも戦力を整えていた彼女は裏切り者の存在を確信していた。 表側と地下側――互いの情報に通じ、事態を掌握するための絵図を描いた者の存在を。 巧妙に反撃を狙っていたはずが、政の一環に自分達も組み込まれていた……その事実がアルフライラに怒りの炎を滾らせる。 だが、どこまでも生きぎたない彼女は逆転の好機をもぎ取るべく、今にも千切...
  • ……あげないぞ?
    発言者:阿笠 忍 対象者:凪風 三奈子 EAを荒らす“猛禽”と、“正義”を振り翳し暴走する神埼…… 影としての両者との邂逅を経て、各々の抱えた問題に向き合った零示と忍は、寄り添い合い……遂に結ばれる。 そして一夜が明け…… すっかり作戦会議部屋と化した保健室で、不審なプレイヤーの捜査を手伝った後輩の凪風と、クエスト関連で情報提供者となっていたさつきを交えた4人は、混沌とするEAの現状を再確認していた。 殺傷能力を持つType-Cのパッチの流通。 危険なパッチを蔓延させているブリューナクを諸悪の根源と断じて、“リアル”も巻き込んだ抗争も辞さない構えの、神埼率いる神風士道団。 それら不穏な空気は一般プレイヤーの恐怖を煽り、黒幕の思惑通りEAの存続を危うくさせているという事実。 さつき達がそんな現状に顔を曇らせる中、零示は、パッチに対する『秘策』はあると告...
  • 一部始終、この目でしかと見届けさせてもらった────おめでとう、君たちは卒業だ
    発言者:アポルオン 対象者:秋月 凌駕、エリザベータ・イシュトヴァーン 『ああ、悲しいな秋月凌駕。そのような目で見ないでくれ』 最愛の女性・リーザの助けを得て、機構最強を謳われる“英雄”アレクサンドルを撃破した凌駕。 共に疲弊の極みにありながらも、二人の男女は互いを抱擁し合い、生き残ることができた喜びを確かめ合ったが…… 僅かな余韻すら感じる事も許されず、彼らは闇の奥から別の存在を感じ取り戦闘態勢を取るのだった。 そこで彼らが目にしたのは、機械と生身が混じり合った、不気味な外見を有する仮面の男の姿。 「―――おまえは何者だ」 凌駕の問いに、仮面の男は仰々しく答える。 『“おまえは何者か”───と?』 『その問いはあまりにも科学的ではない。有史以来、あらゆる哲学者が挑み続けてなお、その解は万華鏡の如く千差万別なのだから』 ...
  • 憐れみをやろう、バイロン。最後にもう一つ、おまえに真実を見せてやる
    発言者:《伯爵》 対象者:ジョージ・ゴードン・バイロン グランド√、数多の命を喰らってなお飢える魂を抱えて絶叫するバイロン(仔)に対し、 最後の教えであると告げるように絶対的な「格の差」をはっきりと突きつける《伯爵》(親)。 その二人の最後の交錯が描かれるシーン。でもまだ真に覚醒してない(絶望) 取り込んだカーマインとマジェンタの権能を利用し多数の縛血者(ブラインド)の魂を喰らったバイロンは飛躍的な強化を果たし、《伯爵》という無二の存在を奪い取るために過去最高の一撃を放ったが…… 胸板に突き立てようとした腕が、まるで陶器のように砕け散る。 吹き飛ばされた躰は血も流さず、痛みを感じずに、無機物のように罅割れていく。 呆然とするバイロンに《伯爵》は淡々と“種明かし”を始める。 「魂の飽和(・・・・)だ。生まれ得た、その躯のな。生来の容量に限界が...
  • 軍神の蹄は蹂躙する
    ぐんしんのひづめはじゅうりんする 『シルヴァリオ トリニティ』で流れるBGM。 緊迫感のあるシーンで流されるもので最初の叫びのようなコーラスと重々しいメロディが印象的。 初出は2016年4月1日に公開された『シルヴァリオ トリニティ』ティザームービー 重々しい音楽の中で主人公であるアシュレイ・ホライゾン、ヒロインであるこの頃は今からすると考えられないほどクールな雰囲気を漂わせていたレイン・ペルセフォネ、アヤ・キリガクレ、ミステル・バレンタインらの線画 そして光の英雄を思わせるような言葉の数々、墜ちていけ――という一見すると不吉にしか見えないワード、本作のキャッチコピーである冥狼の予言が流された。 クリア後見直すと、王冠、贖罪、再生、そして墜落 それらの言葉の真に意味するところが理解できるようになり印象が大きく変わるだろう そしてクール系ヒロインっぽくキメている...
  • 人間面をした吸血鬼など、虫酸が走ります
    発言者:アリヤ・タカジョウ 対象者:トシロー・カシマ 『何故と仰いましたか? 何故と?』 『見つけた獲物(・・)を狩る理由を、狩人に問うと?』 共通ルート『BLOODY FIGHT』より、縛血者(ブラインド)を喰らう怪物との戦闘に突如乱入してきた、 ドス声通り魔ヒロイン(※公式です)・アリヤが、血族のはぐれ者・トシローとの初邂逅時の発言。 後々物語では判明する事ではあるが、彼女が怪物に対し憎悪や憤怒で武装した者である事、 真の白木の杭としての境地にまだ彼女が至っていない事、 そして少女の憎悪の形が過去のトシローの抱いたそれに重なるものであるという事がここでは断片的に示されていると言える。 ――縛血者の剛力に振るわれた刃と打ち合った結果、その腕を脱臼させながらも…… 少女は小太刀と機械仕掛けの杭射ち(パイルバンカー)を巧みに...
  • 教えてくれ……美影……
    発言者:トシロー・カシマ ニナ√、未だかつて目にしたことのない“絶対者”との邂逅に動揺しつつも、 そんな揺れる己の事を認めると伝えてくれたニナの為に、“剣”として夜の世界の治安を乱す裁定者(テスタメント)を狩っていくトシロー。 しかし、彼の胸には消えぬ不安の影があった。 自分が力になると誓ったニナという女性もまたアリヤのように、他者に規定された“理想の自分”を求めすぎる余り、 自己自身の心を置き去りにし、無惨に朽ち果てる末路を辿るのではないかと……そんな不吉な影が。 ……ニナとの対話を経ても、トシローは心に積み重なった不安の影を伝えられない。 そんな中、家族を「贋物の」三本指に奪われたアンヌを使者(子)として、バイロンが彼個人に接触を図ってきた。 トシローは、力を失い縛血者としての絆に縋るしかなくなったアンヌの姿を思う。 人間としての帰属すべき場所(ホ...
  • 故に、私は自他の行為に意味を問わない。意味は常に、行為の後を追いかけてくる影に過ぎんと判っているからだ
    発言者:ジョージ・ゴードン・バイロン 対象者:自称“三本指”の男 己の賜力の中で《伯爵》の残したマジェンタを抱き、姿を消した彼の望みに対し想いを募らせていたバイロン。 そんな彼の前に三本指(トライフィンガー)を名乗る包帯男が正面から堂々と襲いかかるも、 そのあまりに無計画で執念を感じさせぬやり方に、バイロンはその男は本物の三本指ではないと容易く見抜いた。 「茶番」は終わりだと告げ、殺意も滲ませながらバイロンは、 かつて自分を狙ったという“三本指”、異形なる者の名前を名乗ったその男の真意を問い質す。 それに対し、男はこの邂逅の真の目的をあっさりと告げる─── 『本物の三本指(トライフィンガー)に逢いたくはないか? もし、あんたが奴と闘って勝つ自信があるのなら……その正体を教えてやってもいい』 藍血貴(ブルーブラッド)の中でも、《伯爵》を除...
  • 痛みとは───糧なのだから!
    発言者:トシロー・カシマ 対象者:アイザック・フォレスト ――贋作が憧れを前に狂える喜びを剥き出しにし、それを真作が否定し……血戦の火蓋はついに落とされた。 “三本指(トライフィンガー)”の名を賭けた二人の決闘。 出し得る限りの技を、力をぶつけ合う男達。 アイザックは、瞬間ごとに自己の限界を突き破りながら、惑ってきた友がようやく手にしたであろう、今の『答え』を問う。 それに対し、トシローは確かに、惑っていたかつての時間以上の意義を己は得ることができた、と返すが…… 贋作(アイザック)は、少女ニナの命令に黙して従う――そう在ることを望んできたトシローにとっては楽だろうが、 彼女にとっては、その選択一つ一つの重さを全て背負わされる苛酷な道となるだろうと指摘する。 「あなたの為に死なせてください?ヒはッ、そりゃ随分と残酷な台詞だなァーーッ!」 ...
  • 涙の雨を笑顔に変える男というなら、是非も無し。尊敬すべき若人よ。鏖殺の雷霆が命を繋ぐ火となろう
    発言者:ケラウノス 対象者:アシュレイ・ホライゾン 『誰かのために/Hero s』より――― 超人大戦(ギガントマキア)から数ヵ月後、突如として再起動した次元転移炉を鎮静化するため、古都プラーガを訪れたアッシュたち。保有する星辰光(アポーツ)により容疑者として挙げられたレインの潔白を証明すべく、炉心に触れ中枢システムに接続した直後、 『捉えたぞ』 異変(何か)によって天駆翔(ハイペリオン)は引き裂かれ、アッシュは特異点へと引きずり込まれてしまう。 アッシュが落ちた界奏の領域、そこにある筈の極晃星は無く、広がっていたものは新西暦1027年軍事帝国アドラーにおけるアスクレピオスの大虐殺。悲劇が舞台であるのなら、現れるのは2体の魔星に他ならない。 魔星は自動的な殺戮装置として生存者であるアッシュを排除しにかかり、まずは生き残ると地を蹴り抜いた直後...
  • 世の中全部クソだってツラしながら、妙なところで甘い夢みてやがる。――だから俺の場所まで堕ちてきたのさ
    発言者:アルフライラ・ワ・ライラ 対象者:トシロー・カシマ 夜警職を追われたトシローはシェリルの激励を受け、主であるニナの力となるべく独自に活動を開始する。 その矢先……邂逅を果たしたのは、これまで幾度も刃を交えた、因縁深い相手であるアルフライラであった。 ボロボロの状態から回復したアルフライラとトシロー、双方は互いの知り得る情報を交換し合う。 ――鎖輪中枢は既にバイロンが思うままに操れるも同然であり、本来の公子であるニナは身動きできなくなってしまっている事。 ――そのバイロンがここまで事態を上手く運んだ裏には、間違いなく表裏に通じた“三本指(あの男)”が力を貸している事。 考え得る限り最悪の苦境に主が陥っている事に歯噛みするトシロー。 そんな横顔を、アルフライラは愉快そうに見つめるばかり。 「さあて、忠実な飼い犬(ワンコ)は、これからどうするつ...
  • おめでとう、君の願いはこれにて叶った
    発言者:オルフィレウス 対象者:青砥 美汐 本当は正義が悪に必ず勝つ、頑張った人、誠実な人には正しい報いが訪れるといったハッピーエンドが大好きなのに 両親が機構という巨大な力によって翻弄され悪の烙印を押されて死んだことから、 力が無ければ何の意味もないと仮面を被るようになった少女の強がりを打ち砕き、 他ならない君自身がその身体が示すように血に汚れた強者になっているという、 彼女自身の陰我(イド)を暴く、悪意に塗れたオルフィレウスの祝福。 自らの信ずる科学文明を進めるための強者を求めており、自らの心の闇に向き合えないような弱者に用は無く それを乗り越えて真理へ至れる逸材しか求めておらず、弱者の怠惰や弱さを決して許さない機械文明の神の傲慢さに塗れた台詞である。 一発逆転を賭けて「暴走」したネイムレスのコントロールを奪取するべく凌駕と協力し、特攻をかけた美...
  • オレは、この人生を面白くしたい
    発言者:桐原 零示 勝利への道筋を見つけ出すその才能に開花して以降、親の暴力を始めとした様々な困難から脱出できたものの、同時に露呈した自分の人生の理不尽なゲームバランスに零示は辟易している。 しかし自分の人生(ソフト)は他人の人生(ジャンル)とは替えがきかない唯一無二のものとも考えており、本編の彼は自分の人生の攻略法を探している真っ最中。 人生をゲームに例えているのはおそらくゲーマーとしての癖。 零示以外の登場人物にも度々同じような例えの台詞があり、どれも各々の価値観に則した使い方がされている。 ゲーム開始時のモノローグで零示が漏らした台詞であるが、作中でもレオナとの二度目の邂逅時にほぼ同様の台詞を言っている。 零示のこれまでの人生は常人なら命を落としてもおかしくない体験を何度もしている程の非常に危ういバランスで成り立っており、本人が軽くこなしているように見えても...
  • ケラウノス
    Keraunos CV:遠藤大智 『シルヴァリオ トリニティ-Beyond the Horizon-』から新たに登場する登場人物。 特異点の彼方でアッシュが邂逅する、軍事帝国アドラー第三十七代総統クリストファー・ヴァルゼライドに瓜二つの風貌を持つ、謎の偉丈夫。 その外見のみならず、他を圧倒する戦闘力に漲るカリスマ、鋼の信念、用いる武装から星辰光まで── 備わったあらゆる要素は、かつて英雄と崇められた男の生き写しであり、行動原理も彼とまったく変わらない。 善を愛し、悪を憎み、誰かの涙を拭うためなら鏖殺の雷霆は未来永劫、無限に戦い続けるだろう。 ヴァルゼライドより更に苛烈な、“悪の敵” として駆け続ける。 自らを第一世代最後の魔星、不完全な極晃奏者とも称しているが……? 尊敬すべき若人よ。鏖殺の雷霆が命を繋ぐ火となろう。 『...
  • ならば貴方の身柄を私が買います。今日から、私だけの剣(もの)になりなさい
    発言者:ニナ・オルロック 対象者:トシロー・カシマ 二人の主従(男女)――その初めての出会い。 「私が、北米西部鎖輪(ディアスポラ)公子――ニナ・オルロックです。 ―――貴方が、噂に聞く“サムライ”ですか」 それが、紛争に揺れる鎖輪に現れた来訪者(トシロー)への、公子(プリンシパル)ニナの最初の言葉だった。 他者にそう見えることを意識して形作った、凛と張り詰めた表情と物腰。 その為に費やした努力の量。それを支える動機(モチベーション)と精神力。 それら代表者として評価されるべき美点。 ────同時に、そのどれもがどこか浮足立っているという危うさ。 それが過去を隠し、生き場を求めて流れ着いたトシローの、ニナ・オルロックに対する最初の印象であった。 直に接触してきた公子に元々の鎖輪、自分達に協力してきた目的を問われて...
  • 私は白木の杭。吸血鬼を滅ぼすためなら、使えるものは何でも使います
    発言者:アリヤ・タカジョウ 「世間話ならさっさと済ませて。お帰りはあちら。もし手を組むと言うのなら、早く切り出したらどう?」 「脳細胞まで腐食しましたか、吸血鬼(ドラキュリーナ)? 獣を前に、狩り方を算段しない猟師はいない」 「あら、最近の狩人はわざわざ獣の前に姿を現すものなのかしら? 超一流である白木の杭が、何故?」 スカーレットとの邂逅の直後から、謎の眠りに落ちていたトシロー。 そんな彼が長い眠りから目覚めた時、ニナを中心とした仲間達は、怪物の群れを越え、カルパチアに陣取る滅びの元凶――《伯爵》を打倒する為に動き続けていた。 バイロンさえ勝てなかった相手を前に、彼らが望みをかけたのは『柩の娘』と共鳴を起こしたトシローの存在。 ニナは協力者(生き残り)をかき集め、怪物の包囲を破りトシローを《伯爵》の元へと向かわせる作戦を立てていたと語り…...
  • 吸血神承
    ドラキュラ 「魅てくれ、宿敵(とも)よ───我が渾身を!」 「私はおまえと共にこそ、久遠の幻想(ユメ)を叶えたいのだから……!」 異能(ギフト)ではなく、《伯爵》の生態現象。灼熱の太陽と極寒の暗黒が同時に存在しているかのような現象。 熱で焦がされ、熱で奪われる。氷炎が融合したと錯覚させる致命の衝撃が敵手を巻き込む。 「回帰」の為に設えられた異空間、その一帯に「吸血神承」は展開され……大気も大地も《伯爵》を中心に崩壊を始める。 時折、気まぐれに追いすがるというたったそれだけの動作で相手の肉体は蹂躙される。 全てには引力がある。それは万物に齎された公平な力であり、絶対の理(ことわり)だ。魂すら、その範疇では平等な轡(くつわ)を嵌められる…… 膨大な質量を得た物体は、より小さい物体を己が中心へと引きずり込む。底のない沼地、足を取られたならば沈むしか...
  • そこの姉ちゃんちょっと介抱してくんね?出来れば気兼ねなくエロいことさせてくれるとなお最高、ただなら君こそ僕の女神
    発言者:絵に描いたような酔っ払いのダメ人間 貧民窟(スラム)出身でありながら帝国軍特務部隊の副隊長という地位にまで登り詰め、裁きの女神の相棒人狼と謳われるようになりながらも、 それまでに得た地位も、立場も、友情も、信頼も何もかもかなぐり捨てて、それでもこの子だけは守ると決めて“勝利”を手にした矢先―― またもや迫ってきた次の試練によってついに心がへし折れた主人公(ゼファー)。 そんな彼が親友との運命の邂逅とも言える時に酔っぱらいながら喋っていた言葉。 この後、妙なシンパシーを感じて興味を持った金持ちの御曹司はこの酔っ払いに話しかけて意気投合。 「だからよー、毎度無茶振りしやがってよー! お前なら必ず出来る、出来る、出来る……じゃあ頑張れってなんじゃそりゃあ!」 「いるよねぇ、そういう女。 私が信じているんだからお前はきっとスゴイ奴っ...
  • 彼女のことを支えてあげて。男の子なんだから。そして教えてあげてほしいの、あなたはいつだって一人なんかじゃないってこと……
    発言者:カレン・キリシマ 対象者:秋月 凌駕 夢の中――しかし同時に不思議と現実感のある再会。 アポルオンとの激闘を経て、意識を闇に落とした凌駕は、大切な人だったカレンと再び言葉を交わしていた。 彼女らしい大胆な発言から始まり、やがて話の中心はジュンの影装覚醒……それに伴う傷の重さ深さへと移る。 凌駕との接触、内的存在となったカレンとの同調深化をきっかけに、ジュンは新たな位階へと昇った、が。 「今、ジュンの心にはその反動で大きな傷が生じている…… 本来、こんな簡単に次の段階へ到達できる器じゃないのよ。彼女も、そして私も」 「礼の苦しみ様を見たでしょ? 君やジュンよりかなり早く刻鋼人機と化していた彼でさえ、 その入り口に立つだけで制御に神経を削られていた。あれが普通で……いいえ、それでもきっとまだ早いんでしょうね」 「実際、到達方法を知った今でも...
  • カレンは、俺と会うために夢の中にまで来てくれたのか……!? う、嬉しいよハニーっ、ハグハグぶちゅっとずっぷし――なんてこともないみたいだもの。
    発言者:カレン・キリシマ 対象者:秋月 凌駕 アポルオンとの激戦、攫われたマレーネの涙─── 傷つき疲弊しきった肉体と精神が限界を迎え、凌駕は意識を失っていった。 やがて、彼は己の精神の奥深くにまで潜行し…… 『ほうら……起・き・て』 血腥い戦いとは離れた、子を見守る母の眼差しのような、穏やかな日差しのような、 そんな心地よさを運ぶ懐かしい風に包まれて、学校の屋上、カレンとの再会を果たしていた。 会えるはずのない存在との邂逅に凌駕は心揺れながらも、 あくまでも冷静に、これは自分の精神が作りだした明晰夢、虚構の光景だと理解しようとする。 常と変わらない様子の凌駕の心を読みながら、カレンは答える…… 『……そうね。確かに、凌駕くんが言うことも当たってはいるんだよ』 『ここは記憶と思い出から形成された光景。私たちが初めてちゃんと会話を...
  • 俺の大切な宝物だよ
    発言者:アシュレイ・ホライゾン 対象者:ヘリオス 仲間との絆という自分には持てない強さを持つ己の比翼、その在り方を賞賛するヘリオスの言葉を受けて、自らの仲間達を誇るアシュレイ・ホライゾンの言葉。 「俺が君たちを守り抜く」などと言う強がりから解放され、レインに告げたように只人として救世主の激突を前にアヤとミステルの二人へと助けを求めるアッシュ。 そんなアッシュの手を貸してほしいという求めにアヤとミステルも振り払う気など毛頭なく、むしろよくぞ自分を呼んでくれたと感謝の気持ちさえ見せながらそれに応じる。 そうして己の親友であるキュクロプスから授けられた激震の三叉槍により、海洋王(ネプトゥヌス)はついにかつての絆を携え救世主と邂逅し、己が半身へと言葉を告げる 「是非もない。おまえを止めるよ、ヘリオス」 「それが、共に天駆翔(ハイペリオン)と呼ばれていた俺の役目だ」...
  • 私は――その運命を受託する!
    発言者:《伯爵》 対象者:始祖リリス 「こう生きて(・・・・・)、そう死ぬしかない(・・・・・・・・)という無機物(マテリアル)。成る程な、道理だ母よ。 理想を叶え続けることなど生物には不可能、歯車にしか出来はしない!」 「生命は間違いを犯す。惑う、悩む、悔やむ、逸れる……この男に言わせれば、 自分自身すら判らぬらしい!そんな者には任せられぬな、納得だとも。理が通る───ッ」 「最初から完全で、間違えるべくもなく、己に疑問を持たぬ者が必要だ」 「……くく、くくくく。よって、私は遂に破綻した。 矛盾を見抜かれ、己が深淵を暴かれた。 かつての自動人形ではない。この身は今や、まさに────」 「嗚呼、素晴らしいぞッ! 私は今や、吸血鬼(ヒト)の心を得たようだ!」 アイザックとの会話で生まれた自分の起源への疑問。 そしてトシロ...
  • リリス
    己の理が及ぶ世界を越える者を、怪物として排斥する傲慢と狭量。 それがお前たち、老いと病に怯えるアダムの子らの本性よ。 我を怪物と呼ぶならば、望み通りに真正の怪物となってやろう。 お前たちアダムの子の血を喰らう獣として、暗闇に君臨しよう。 闇に潜む縛血者達の物語、その歴史の背後で巨大な謀の糸を引いていた女性。 元は人類の始祖たる女にして、全ての縛血者(ブラインド)の母神。 そして後述するように、縛血者は彼女の“分身”とも言うべき存在である。 『まだ判らぬか。この滅亡劇(ほろび)は時計仕掛け。定められしままに、粛々と実行される熱なき機関(からくり)。情念など一切が無効にして徒労』 西暦の発生──その時期に大地に足をつけた一組の始まりの男女。 不死なる存在として、永遠の時間を確約されていた彼らは、いつしか いつしか自分達の、...
  • 痴女だ! 年若い痴女が股を濡らしながら、俺を殺しにやって来ている!!
    発言者:トシロー・カシマ(付き合う女性が「見る目がない」「趣味が悪い」と評価される率、恐らく一,二位を争うであろう男。この人の背を見てみんなは女性との付き合い方を学んじゃいけません!) 対象者:アイザック・フォレスト(変態一号始祖アイザック) 『ハァ………あなたを想いながら自慰に耽ること早数年─── さあ、その四肢を切り落としてから、好きなだけ交尾してあげましょう……!』 『私の処女膜を捧げますからどうぞ責任を取ってくださいね。 これから貴方を切り刻みながら、その逞しいモノで貫かれることを想うと…… 思わず濡れてきちゃいますよ、ほら……(スカートを捲る音)』 (※開幕の発言からしてコレである) 『問題ありません。愛は全てを超越します、 そして粘膜の接触へ行き着く…… こ れ が 世 の 真 理 です!』 「――そうか。これが “真理” 」...
  • ああ───愛おしいですよ、トシロー
    発言者:アリヤ・タカジョウ やめろ、アリヤ・タカジョウ。そっちには何も無い。 かつて堕ちた(・・・)俺には分かるのだ。問いかけるな。語りかけるな。 目覚めなど訴えかけるべきではない……人のままでいたいのならば(・・・・・・・・・・・・)。 白木の杭(ホワイト・パイル)……その称号と技の持つ真の意味を理解した少女、アリヤ・タカジョウ。 そんな彼女が愛おしい傷を抱きしめながら、 自分に真実を教授してくれた「恩人」にして斃すべき敵、トシロー・カシマへの “乙女の愛の告白(まっさつせんげん)”。 ………… トシローに追い詰められながら、しかし彼の言葉によって、 アリヤは己が“白木の杭”という名前とその技術だけに縋った、怪物を恐れる弱い少女のままだったことを自覚する。 そして、ついに覚醒を果たした少女は、弱さを容赦なく暴き“信念”を...
  • そういうわけでだ――なァ、てめえ一体何がしたい?
    発言者:アスラ・ザ・デッドエンド 対象者:ゼファー・コールレイン 過去から逃避し、これからも怠惰に流されていくはずが、ヴェンデッタとの邂逅を皮切りに、 かつて裏切った上官との再会、大虐殺で見た恐るべき紅の魔星による襲撃、そして窮地に陥った際の謎の星殺しの力の覚醒と、 激変する運命に巻き込まれたゼファー。 そんな状況になおも意志を固められずにいる彼に対し、 突如絡んできた謎の拳法使いの男が今後の有望な喧嘩相手と見做した上で発した煽りであり、忠告。 ミリィと共に、彼女の両親の墓参りに出かけたゼファーは、裏仕事の途中スラムで二言三言言葉を交わしただけの男に絡まれてしまう。 当初は、相手にする気もなくミリィを連れて逃げようとしたゼファーだったが、妹に知られたくなかった軍との戦闘の事実を男が告げたため、その男を黙らせるべく拳を繰り出すのだった。 しかし、強化措...
  • “生きろ” よ───トシ、ロー……
    発言者:アイザック・フォレスト 対象者:トシロー・カシマ 「ああ───本当に、おまえと言う奴は」 何よりもよく、俺という愚か者の事を判っている。 友の遺言を成就するために(・・・・・・・・・・・・)、真の幻想(ヴァンパイア)を斃し生きるのだと……今、俺の魂は猛り狂っているのだから。 本当によく言ったものだよ、アイザック。俺達は滑稽なまでに、“何か” のためにしか生きられないらしい。 美影のために、おまえのために……唯一の我侭は己自身の過去絡みぐらいか。嗤えてしまう、何だこれは。 断言してもいい、俺以上に縛血者(ブラインド)が向いていない人間はいない。 無限の生は、無限の過去を約束する。未来を見詰められない己にとって、永遠の時間は地獄の代名詞だったから。 どこまでも、揺らがぬ、無欠の生き方を求め続けた二人の迷い子(捻くれ者)…… その決着の果...
  • 色即絶空空即絶色、撃滅するは血縁鎖
    Dead end Strayed 「これぞ最強。これぞ究極。天上天下に比する者なし、我が星光の煌めきなり」 Status 基準値(AVERAGE) B 発動値(DRIVE) A 集束性:B 拡散性:B 操縦性:AAA 付属性:E 維持性:D 干渉性:A 指先が掠めるだけで頭が破裂し、ほんの僅かつついただけで肉はそのまま骨だけがひしゃげる。 殴られたのは眼前の相手なはずなのに、何故か隣の男が死ぬ。 殴っただけでビルを跡形もなく壊し、大地を揺らしながら土中を進み、大地はまるごと粉砕される。 アスラ曰く人間の究極。努力の延長であり、修練を積めば誰にでもできることらしい。人間舐めたらいかんぜ、おい その能力の正体は衝撃操作。極端に特化した操縦性による星辰光(アステリズム)。 通常は波紋のように対象へ伝達される衝撃を自由自在に操縦する無...
  • わたしの初恋は……報われていたのですね……
    発言者:アンヌ・ポートマン 対象者:トシロー・カシマ 赫の眸が輝き……一人の女性の閉ざされていた記憶の蓋が開く。 両者が出会った霧の街で――50年、いや52年ぶりに、 人間(・・)アンヌ・ポートマンと、縛血者(・・・)トシロー・カシマは再会した。 出会った時とは違う、枯れ木のように朽ちゆく少女と、寸分変わらぬ姿のままの男として。 トシローは既に、アンヌが不治の病により余命幾ばくもない事を知っていたが…… 彼女は「病も含めての天寿だ」と、心穏やかに告げていた。 年月を重ね色褪せながら、深い慈しみを宿す瞳が、静かに佇む男を見上げる。 かつて夜の世界で知り合った者達が、今も変わりなく在る事を聞き満足げに頷くアンヌ……。 「これは老人の勝手な空想……黄昏の風が囁くものと思い、どうぞお聞き流し下さいまし……」 そうして、少女の頃を思わせる無邪気な笑み...
  • 誰かのためってのは、誰かにとっての正解を与えてやることじゃない。傷つきながらでも、間違いながらでも、相手と一緒に手を取りあって歩み続けることなんだよ
    発言者:グレイ・ハートヴェイン 対象者:アシュレイ・ホライゾン 軍を抜け、大切だからこそ巻き込みたくないと仲間である自分とアヤに対して何も打ち明けずに抱え込んでいる親友であるアッシュに対して告げるグレイの咆哮。 勝手に救おうとする英雄や大切だからと「俺が君を守る」「私がお前を守る」となっていった 答えに至る前の強がっている頃のアッシュやレインの問題点を指摘している台詞でもあるといえよう。 師匠であるムラサメのお膳立てによって戦場でアッシュと邂逅し、喧嘩を始めだしたグレイとアッシュ。 アッシュが命欲しさに寝返るような奴ではないと知っているからこそグレイはアッシュに対して告げる 「下手糞な嘘くらいついてみろ、この馬鹿野郎……辛そうな目をしやがって、抱えてんのがまるわかりじゃねぇか!」 「そんなバレバレが見抜けないほど浅い付き合いじゃねぇだろうがよ。つうか今の...
  • ――結局、俺を殺そうとするんだから
    発言者:ゼファー・コールレイン 対象者:マルス-No.ε チトセルートにおいて、グランセニック邸を強襲した2体の魔星。 それらとの戦闘の最中に、ゼファーが怒り混じりにマルスに告げた虚飾なしの本音。 この時点ではまだ明らかではない、マルスの真実の一面を突いている言葉でもある。 相棒にトラウマを刻まれたのは本当でも────栄光を奪われたとか、そのような妬みは一切ない。 あいつは最強であり、紛うことなき最高の存在である。 自分が惨めなのは、あくまで塵屑である自分にすべての原因があるのだとゼファーは断じる。 かつてスラムから軍に転がり込んだのは、ひとえに今日の命をつなぐため。 これでまた明日も生きられる、という安堵の中にだけある幸福以上に価値のあるものなどは知らなかった。 地位も栄光も命あって初めて高いだの低いだの言えること。 生きてるだけで精一杯の自分のような...
  • 狂い哭け、おまえの末路は“英雄”だ
    発言者:ケルベロス 対象者:アシュレイ・ホライゾン シルヴァリオ トリニティのキャッチコピーでもある闇の冥狼ケルベロスが主人公アシュレイ・ホライゾンへと告げた言葉 狂い哭けという前作主人公で散々に運命に弄ばれることとなったゼファー・コールレインを彷彿とさせる言葉。 英雄という、本来ならば賞賛と畏敬の念が込められているがシルヴァリオシリーズにおいて散々常人が真似られるような物ではないし、真似ていいものではない光として描かれた存在である、クリストファー・ヴァルゼライドを示す言葉。 そして主人公がそんな英雄へと憧れているという経歴、そして不吉な末路という言葉。 そして何よりもライターの溢れるサディズム精神からその背負った運命が碌なものではないという事が示唆される言葉であった。 彼がこの言葉を発したその真意とは…… +ーー最悪だな、反吐が出る 本命の...
  • 《伯爵》
    “THE VAMPIRE” CV:林檎畑四十郎 『Vermilion -bind of blood-』の登場人物。本作のラスボス。 彼は嵐であった。とある地を亡者で埋め尽くさんとする血族の前に現れ、その行いを断罪して去っていった。 彼は炎であった。とある国同士を影で操り栄華を貪る血族たちを、共に滅ぼし闇に消えた。 彼は雷であった。とある城を乙女の血で夜な夜な染める血族を、その狂気と共に封印した。 不死の命に驕る者、世の支配者を気取る者、欲望に魂を委ねる者たちに、何処からともなく現れ裁きを下す荒神。 絶大な力を持つ伝説的な縛血者(ブラインド)の王にして、始祖リリスの直系。 《伯爵》とはあくまで通り名であり、爵位ではない。 その真の名は何と言うのか、その答えを知る者はおらず、また彼自身興味を持っていない。 『この世にあって善と悪は容易く互いの...
  • 退がれイシュトヴァーン───私が制圧する
    発言者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ 共通√終盤、PV3でも描かれたギアーズ指揮官にして時計機構最強の戦士、アレクサンドル・ラスコーリニコフの出陣を告げる台詞。 体験版2の時点で既に、凌駕と戦ったイヴァンの口から『少佐』――すなわちアレクサンドルが相当な力を持つ刻鋼人機(イマジネイター)だという事は示唆されていたが、 果たしてその実力は如何なるものなのか、物語の中における初の相手、ネイムレスとの激突でその一端が明らかとなる。 彼の輝装の全貌が明らかとなるのはまだ先の話であるのだが、 単純に力に関する能力値上では大きくアレクサンドルを引き離す無名の機兵(しかも強化の余地アリ)を、ネイムレス側の学習が完全ではないとは言え、たった二発で行動不能に陥らせるというのは、やはり膨大な戦闘経験(データベース)を積み上げた『英雄』たる彼の殺戮技巧が成せる神業とみるべきだろ...
  • 貴様の妹は、私ではないのだ。勘違いするな!
    発言者:マレーネ・フランケンシュタイン 対象者:秋月 凌駕 時計機構(ホロロギウム)より離反し、悲願を果たすために自己を合理的な存在たらんとして厳しく律し続けたマレーネ。 そんな彼女が、亡くした兄を思い出させる凌駕とその妹である高嶺の関係に接してから、凌駕の“正論”に思わず反抗して発してしまった言葉。 そこには、合理的な秩序、思考に従って物事に当たる司令官としてではなく、 兄の“正しさ、強さ”に必死に合わせようとする高嶺の在り方への気遣い、 無意識に彼ら兄妹の姿と過去の自分たち兄妹の姿を重ね合わせ、 在りし日の兄のような優しさを向けてくる凌駕への憤りと戸惑いなどといった、 簡単に割り切ることのできない人間的な感情がこれまで以上にはっきりと現れていた。 ジュン・マレーネ√共通部において、ギアーズおよびネイムレスとの交戦後、 仲間達を庇った礼は凌駕ら...
  • 朱銀幻燈・人魂帰譚
    ヴァーミリアン バインド・オブ・ブラッド ようやく、覚悟が出来た――自分自身と、付き合い続ける覚悟を。 「さよならだ、吸血鬼(ヴァンパイア)。妄執の彼方へ還るがいい」 「俺はこれからも、此処で足掻いては嘆き続ける。葛藤と煩悶に揺れ続けよう……」 「だから、傷つかぬまま賞賛される偶像は……もう終わりだ」 終焉よ来たれ、理想と幻想よ、夜の喜劇はもう終わりだ。 現実と幻想は、地続きの避難場所ではないのだから。 「この縛られた世界(げんじつ)に――貴様の居場所はない」 心を惹きつけてやまない、その美しい絵空事に幕を下ろそう。思い描くことはただ明日を歩む力となればいい。 「久遠の幻想(ユメ)へと、消えるがいい……! 塵となり、灰となりゆくが相応しいのだ!」 つまらぬと嘆く日常を、出来うる限り愛してみよう。 ...
  • 皆と何も変わらない、誰かを愛する“人間”だ!
    発言者:人奏者 対象者:神奏者 決まっている。何度だって答えよう。 神祖滅殺の最終決戦、ラグナとグレンファルトの決闘の最終局面にて、グレンの必殺の一撃による致命傷を、ラグナがまだだの覚醒でねじ伏せた。 そして終焉兵装(フィンヴルヴェトル)を叩き込み、神々の最終戦争は黄昏の果てへと至り、人類の勝利という終幕が降りようとした、その、刹那。 「大丈夫だよ、兄さん。言ったはずだぞ――接続(、、)は復旧したと。 さあ、目を開けるといい。そして笑顔で応えてあげて。 あなたの歩んだ足跡は決して無駄じゃないのだから」 瞬間、九条御先は第二太陽(アマテラス)から離れ、神天地(アースガルド)との接続を確立させた。 更に加えてあろうことか兄妹に味方する、大和国民のうち一千万人ほどを同じく第二太陽(アマテラス)より離反させ、大量の極晃星(スフィア)を新たに誕生させる。 瞬時に生じた煌めく...
  • ヴェンデッタ
    CV:木村あやか/いのくちゆか 『シルヴァリオ ヴェンデッタ』の登場人物。本作のメインヒロイン。 とある事件においてゼファーとの邂逅により目覚めた謎の少女。愛称はヴェティ。 出自、目的、行動理念のすべてが不明というミステリアスな存在であり、 意味深な問いかけを口にしたり不可思議な言動で周囲を煙に巻くことが多い。 極めて捉えどころのない性格をしているが、決して嫌な人間ではなく、外見にそぐわないまるで母親じみた面倒見の良さを覗かせる場面も。 ゼファーには一見辛辣だが、その実好意的な感情を見せている。しかし当の彼は彼女を強く忌避しており、何故か多大な恐怖を感じている。 なお、ヴェンデッタという名前はあくまで自称。 彼女を知る者たちからは“死想恋歌(エウリュディケ)”とも呼ばれているようだが、はたして…… 「──“勝利”からは逃げられな...
  • 白い杭
    ホワイト・パイル 凡ての肉の命はその血なればなり 血を喰らう者は、凡て断たれるべし 『往くぞ、アリヤ』 『我ら白木の杭。これより再び、狩りを始めましょう』 『Vermilion -Bind of blood-』に登場する、『吸血鬼』を滅ぼす象徴≪白木の杭≫をその名に冠した、伝説の白影の刺客(ヴァイスシャッテン・アッテンタート)。そして本作屈指の煽りのプロ 人体の潜在能力(体)を育て、世代を重ねた高度な殺戮技術(技)を操り、憎悪と人類愛(心)を駆動させ、単身で縛血者(ブラインド)を滅するに至った究極の狩人(イェーガー)。 同業者からも畏怖される逸脱者(モンスター)。信仰でも学術的探究でも娯楽でもなく、ただ吸血鬼を狩り滅ぼすという純粋なる“意志”の使徒。 その徹底ぶりは狙った標的を確実に炙り出し、抹殺するために場合によっては...
  • 毎日がずっと、優しい"めでたしめでたし"だ
    発言者:リチャード・ザンブレイブ 対象者:ラグナ・ニーズホッグ 神祖との決着をつけるべく中枢へ向かうラグナにふと抱いた疑問。光狂いである自身が抱える宿痾であり、神祖も抱える根深い欠点。 無くしたものに報いるべくより素晴らしい明日(いつか)を追い求めて、まだだと諦めず進み続ける大馬鹿者。 自分がやる、自分が頑張る、自分が成長して自分が形にするのだと。いつか実現すると誓いながら、そのいつかをいつまでも続けてしまうが……。 「――未来(これから)っていつなんだろうな?」 その未来(これから)を、明日(いつか)を定めず進み続けていたことに今になって気づいたのだ。 神祖と同じく見果てぬ理想を抱きながら滅びない永続性。その宿痾に対し、リチャードは自身の抱く答えを語る。 「だからきっと、明確な区切りが必要なんだろう。それも唯一無二なんて大仰なもの...
  • 私もまた……ずっと、そう思い続けていたことなのですから
    発言者:美影 対象者:鹿島杜志郎 最大の敗北の瀬戸際に追い込まれる中─── スカーレット、その内に在る美影の魂に誘われるようにトシローの意識は過去へと潜行していく…… 一世紀半にも及ぶ“縛り”と共にあった生涯。 そこにトシローは、敗北と喪失の無様な傷痕と、己は何処にも馴染めない“はぐれ者”でしかなかったという真実を視た。 幼少期は、自らの生が定められていることが誇りだった。 士道の心得に殉じ、生を全うする。それを至上と信じ疑いもせず、愛情と道は一致していたから。 規範という名の “称賛される型”……記号的な生をこそ、求めていた。 ならば、そのような道など……縛りなど、俺は要らぬ! 美影は美影、天にも地にも代わりなどおり申さぬ! ――まず、捨てたのは武士としての自分。 理想と現実が乖離する……その果てに、俺は苦悩に苛まれながらも ...
  • 貴様は自由だ。狂うなり滅ぶなり好きにするがいい
    発言者:『柩の娘』 対象者:ジョージ・ゴードン・バイロン アンヌルート……誰よりも早く、真実へとたどり着いたバイロンへと下される、王からの無情な宣告。 トシローを裏切りの牙で貫き……カーマインを確保したバイロン。 その目的は一つ、これまで血族として悪逆非道を重ね、それを罰するために現れる事を望みながら…… しかしこの6世紀もの間、一度も見える事の無かった裁きの王にして父―――《伯爵》、その手掛かりを、神秘の人型に求めていたからであった。 血に隠された情報を求めバイロンは、その首筋に咬みつく。 既に裡に蓄えられたマジェンタからの情報と融合し―――膨大な情報の波が今、大いなる真実の扉を開こうとしていた…… ……だが、その扉の向こうに垣間見えた秘密(もの)。 それ(・・)は、バイロンが望んでいたものなどではなく、致命の裏切りに等しいものだった。 見開か...
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