赤き悪魔

昏式・高濱作品 @ ウィキ内検索 / 「赤き悪魔」で検索した結果

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  • BGM/Zero Infinity -Devil of Maxwell-
    ...げる時の音 11.赤き悪魔 12.正しきものを探して 13.邂逅する魂 14.昔を思えば 15.其は高く聳え睥睨す 16.二人っきりで 17.甘い囁きを紡いで 18.心の叫びを鋼に変えて 19.鋼と鋼が奏でるリズム 20.決意をこの拳に乗せて 21.ぶ厚き鋼の塊 22.舞い降りる絶望の報せ 23.我が拳は我が心の赴くままに 24.世界の刻、我が掌に 25.天頂の星を目指して 26.たまにはお楽しみあそばせ OP:鋼のZero Infinity ED:明日への翼 名前 コメント
  • 葬鬼刀
    『双血の墓碑銘』の用語。 世に恐れられる同族殺し――クリストヴァン・フェレイラが自ら鍛造した、対吸血鬼殲滅用兵装。 フェレイラ自身が血族殺戮の旅の過程で入手した、数百年を生きた大吸血鬼達の灰や血液を鋼鉄に加え、製造した刀剣。 製造された葬鬼刀の内には、彼に討伐された吸血鬼の魂が生きながら(・・・・・)にして埋葬されている。 吸血鬼ではない常人であっても、自らの血を刀剣に捧げる事によりそれら吸血鬼の力の一部を現実に引き出し、 身体能力・治癒再生能力の強化を受けるほか、それぞれの刀剣に備わった固有の機能を行使できるよう設計されている。 真に優れた使い手が手にすれば、墓碑銘(エピタフ)を持った吸血種達を相手としても渡り合う事が可能だが…… 使用者が過剰なまでに血を捧げ、内側の吸血種の力を限界まで引き出そうとすれば、 逆に魂を喰われ理性無き悪鬼に変貌するか、全ての魂を燃やし尽...
  • 君の幸せを願うから、生きていてほしいから――だから奴から、あの炎から守らせてくれ! 鉄の悪魔を壊すためなら、俺の全てをくれてやろう……!
    発言者:ハインケル・ヘルツォーク 「貴様達さえ、いなければ───ッ」 ……死神は現れる。一切翳りのない、絶対の憤激がまま見下ろしていた。 「駄目ッ……やめて、違うの兄さん! この二人は、兄さんを殺して私の目を奪ったアイツじゃない!」 「ネイムレスなんかじゃ、ないの! お願い、信じて……」 「ああ…………」 妹が呟いた涙ながらの懇願に、アポルオンは頷いた。 今までの頑なさとは一転し、想いが通じたのだと瞠目するマレーネを見据えながら。 「そうか───守らないと、救わないと。鋼鉄が君を泣かせたか」 ………無情に続けた言葉が、彼の論理がとうに破綻しているのだと証明した。 ネイムレスの暴走・・・その惨劇の炎の中で、妹を庇い命を落としたハインケル。 だが、彼は蘇生させられた。 時計機構による、心装永久機関...
  • ソロモン王の指輪
    『Maggot baits』に登場するアイテム。 至門の前に現れた、韜晦の仮面をかぶり電動の車椅子に座った初老の紳士が所有する真鍮と鉄の指輪。 古代の王が大天使より授かった、七十二柱の魔神を使役できる魔法の指輪、その本物である。 老人があらゆる手を尽くして手に入れたものであり、魂と供物を捧げ使用すれば悪魔の力を借り受けることができるが……使用者は地獄に落ちる。 ヘブライ語の宣願詠唱を唱えればそれと同時に周囲の空間が歪み、三次元の物質世界であるこちら側へと亜空の深淵から悪魔を呼び出すことができる。 +…… 「この次は、神様の本物でも連れてくるんだな」 のだが、本編ではその姿が現れる前に至門の持つユダの福音書によって歪んだ空間ごと消し去られてしまう。 武装一つ身につけていない老人一人の身で、城でいう天守閣に相当するスラムビル最上層へと散歩同然に到達できる程度...
  • 狩人
    イェーガー 『Vermilion -bind of blood-』の用語。 大半の人類にとって、吸血鬼は物語中の怪物、また退廃趣味の偶像でしかない。 虚構の薄皮一枚向こうに縛血者(ブラインド)がいる事に、恐らくは永遠に気が付く事はないだろう。 しかし、人に似た獣がいるならば狩人もまた存在する。彼らは人の領域を離れ、獣が待つ暗い森に分け入っていく者である。 故に、縛血者同様に狩人たちも、大半の人類に取っては知られる事のない存在となっている。 +... ただし…… 狩人(彼ら)であっても、孤立と絶望によって闘いから降りることは少なくないとされる。 初め、狩人を志しその道を選んだ者は、使命感や復讐心に燃える原理主義者などであるが…… たが、一度吸血鬼の “力” を目の当たりにしたならば、己と挑むべき相手との間の力の差を思い知らされ、 その魂に、消...
  • 蝙翔狂舞
    ライヴ・ガールズ 「なるほど、なるほど、なるほど、なるほど、 これねこれねこれを使えばよかったんだ───ふふふふふふ、覚えたわよ、掴んだ!」 ケイトリン・ワインハウスの賜力(ギフト)。 肉体を群生化し、吸血蝙蝠の一団へ化ける賜力。 触れば吸われ、噛み千切られては餌へと変わる暴食の森。 肉体の一部だけを変化させることもできる。 ……と、こう書くと中々強力そうに思える能力だが実のところ、本作屈指の残念能力である。 蝙蝠の集団に化けて、単純な物理攻撃を避けることには長けているものの、能力そのものの殺傷力はそんなに高くない。 ケイトリンが縛血者(ブラインド)になって日が浅く不良学生上がりで、戦闘経験が他の登場人物に比べ圧倒的に開いているために、 蝙蝠に化ける前の速攻や屋内においての範囲攻撃(地下水道での超音波や爆発、バイロンの賜力)の前には、あっさり狩ら...
  • BGM/シルヴァリオ ヴェンデッタ
    01.死想恋歌 02.冥府の花嫁 03.一角獣の乙女 04.女神の願い 05.薔薇に傅く愛の奴隷 06.帝国淑女の肉食祭 07.君臨せよ我が女王 08.帝国紳士の心意気 09.軍事帝国アドラー 10.悪魔へ願え 11.眠らぬ螺旋 12.鋼の英雄 13.我を問うは誰ぞ 14.回避不能 15.高天原 16.我が力及ばぬ故に 17.胸に咲き誇る花よ 18.昔歳より今へ 19.地を満たす星達 20.語らい零れる滴 21.寄りそう寂寞 22.逆襲を訃げる歌 23.歪む因果律 24.銀狼の刃 25.煌めく星光 26.裁きの天秤 27.魔星狂乱 28.哀しき錬金術師 29.天神の雷霆 30.星を掲げる者 31.冥王と月天女 32.死想恋歌~冥 OP:アストラル/《CS版》狼希天月 ED:エウリュディケ ...
  • トモダチの願いを果たしてやるよ。さあ、一緒にレイジに勝とうじゃないか
    発言者:エヴァン・アーマライト 対象者:真栄城 司 陥れたはずの零示との二度目の闘いに破れ、クランも崩壊し……負け犬として負の感情を抱えたまま夜の闇をさまよう真栄城。 彼はそのまま路地裏で、クランぐるみでかつて嫌がらせを加えていたEAプレイヤーから鬱憤晴らしに暴行され続ける。 ――散々に貶され、挑発され、しかし言い返せない。 ――気が付けば、謝罪の言葉は屈辱の涙へと変わっていた。 殴られ蹴られ、全身の感覚が麻痺しかけてきた頃……ソレ(悪魔)は現れた。 「やあ、久しぶりツカサ。なんだか大変そうだねぇ……いっちょ手伝って(・・・・)やるよ」 そのまま、瞬きをする間にエヴァン・アーマライトは不良連中を叩きのめしてしまう。 彼の強さは異様であり、禍々しさを感じさせるものだった。 ……愉悦の表情で倒した男達を眺めるエヴァンに、司は呆然と立ち尽くす。...
  • 久我山 ももな
    CV:有栖川みや美 『Electro Arms -Realize Digital Dimension-』の登場人物。 久我山秀行の妹であり、彼が頭を務める最大勢力のクラン『ブリューナク』のNo.2。 小悪魔でコケティッシュで、派手好き。 性格は、絵に描いたような今時のハジけたコギャル。 倫理や社会規範などよりも刹那的な快楽を追及し、仲間内でそれを楽しむことをよしとする典型的な後先考えない享楽主義。 親、社会、学校、法律などなど、やってはいけないというものを破ることが大好き。 なお零示とは付き合っていた時期があるのだが、あまりに見境のない行動に関係を切られた経歴がある。ただし彼女自身はまだよりを戻すのを諦めていない模様。 使用アームズ:シャープガンナー/ブレイズガルム 「はーい、彼氏彼女(カレカノ)でーす。もう挿しつ挿されつズブっズブの仲でー...
  • これが鴉、これが凶兆、これが処刑人────これが、これが三本指。俺は……帰って来たぞ
    発言者:三本指(トライフィンガー) 対象者:アイザック・フォレスト 真なる殲滅の魔人、此処に再起動す。 ニナ√、真贋二振りの同族殺しが信念をぶつけあいながら進む血戦。 己の肉体を自壊させながら、自らが目指した男の命を喰らうべく、アイザックは賜力の出力を暴走させる。 戦士としての技巧を武器に、精神力頼みの猛攻に立ち向かうトシローだったが、破滅を恐れぬ贋作の一撃一撃に均衡は破られ…… ――ついに、剛の血刃がトシローの心臓に突き刺さるのだった。 失われる血液と、加速する銀の呪いの浸食。 敬愛の情に満ちた、友の声と表情に終焉を受け入れかけるも……… 仕えるべき銀の髪の少女の姿を視たトシローは、躰を削りながら距離を放し、死を拒絶する。 しかし、誰がどう見ても彼の行動はただの悪足掻き。もはや後は壊れゆくだけ……… それを理解しながらも、トシロー...
  • ディラン・E・ガルブレイス
    愚問。悪魔とその眷属に語る舌など誰が持とうか CV:初谷雪香 海外における対マガツ組織である『鎮魂聖唱局』に所属している、常に異質な鉄仮面を被った男。 かつて平和な暮らしを送っていたが、魔戒僧・灰厭に故郷を壊滅させられたことで、凄惨な悲劇を体験している。 その過程で彼は恋人を失っており、以後は刻まれた呪いを刃に変えて、怒りのおもむくまま灰厭への復讐だけを求め生きている。 どちらかと言うと昏式さんぽいキャラだな -- 名無しさん (2021-10-13 02 59 04) 高濱のコメ的に第三の末路枠のようだね…酷い過程が約束されている代わりに結末は輝くものになりそう -- 名無しさん (2021-12-01 17 11 36) 何か仮面の文様がウニョウニョ動きそう(偏見 -- 名無しさん (2021-12-26 00 55 41) この人も...
  • 忌呪
    カース 『人の世よ(・・・・)、光あれかし(・・・・・)』 その言葉を実践した男は、宣言通り人類以外の存在を闇に貶めた。我らが母でさえ例外なく…… 『無益な事。そなたとその眷属には、我が《血》が永久(とこしえ)に呪いとなり続けるだろう』 『呪いを背負って永劫に生きるのは、永劫の苦痛を味わう事も同じ』 『故に、滅びこそがそなたに残されし唯一の慈悲』 『さらば、我が宿敵よ。これ(・・)が最後の忌呪(のろい)となろう』 『Vermilion -bind of blood-』の用語。 縛血者(ブラインド)が備えている、致命的な弱点。賜力(ギフト)の数だけ存在する。 個人によって異なっている。古来吸血鬼の伝聞によって弱点がまちまちなのは、こうした個体差が存在するため。 ただしある程度の法則性が存在するので、日常の行動で推測...
  • イザベル・ザ・ウィッチ
    CV:榎津まお 『Maggot baits』に登場する“魔女”の一人。 サンディと共に、至門の下で魔女狩りに加担している。 底意地が悪く享楽的な小悪魔。 度を越した淫乱で男好き。セックス大好きな超ビッチ。イザベル・ザ・ビッチ 固有武器は刺付きの鎖鉄球。 「そうそう、それでいいのよぉ。さあ始めましょ――とびきり愉快で下品にさぁ!」 本編での活躍 立場上戦闘を行うシーンが多いが、相方のサンディと比較するとさほど目立った活躍はなく、特にキャラが掘り下げられることもない。 良くも悪くも敵役の一人というポジションに終始していると言える。 ちなみにサンディは彼女の頭の軽さを頭に飴玉が詰まったようと揶揄しているが、嫌っているわけではなくむしろその無邪気さを愛おしく感じていた模様。 また、これも立場的な事情ゆえだが基本的に責められる側に回ることがほぼ皆無で...
  • ルーシー・ミルドレッド
    CV:百瀬ぽこ 『Vermilion -Bind of blood-』の登場人物。 「それは残念です。トシロー様には、いつの日かMOE(モエ)大国ジャパンへのガイドをお願いしようと思っておりましたのに」 賜力:散華断片(フラグメント) 血液を爆薬化させる。 投げるとダイナマイトのように爆発する。自分自身を爆弾化することも可能。 アイザックの酒場の女給で、ハイテンションな賑やか少女。彼女もまた縛血者(ブラインド)。 笑顔を絶やさないが、毒舌で性格はかなり黒いところがある。 日本通でアニオタの一面もあり、彼女の行動は多分に勘違いゴシップの情報を孕んでいる。 血親でもあるアイザックを心から慕っており、その好意を隠すつもりもないようで、 (仕事中に)欲望丸出しの発言やモーションをかましては、その度に店長からはことごとくスルーされ、お叱りをもらって...
  • 極悪鏖菌無差別散布
    BCハザード 使用者:天之闇戸 『ふざ、けるな』 現在の帝国を無機質に数値評価し、その強さを低く見積もった結果、 それを守らんとした英雄の逆鱗に触れ、テレポートによる連続回避も現れた直後に追いつかれ(・・・・・・・・)容赦なく叩きのめされるアメノクラト。 逆転を狙った眷星神が、戦闘の舞台が特異点である事から別方面からの敵排除を狙い、発動させようとした技。 美学も誇りもなく、ただ粛々とプログラムされた対象を殲滅する――― 「効率的に人間を殺す教科書」と評すべきアメノクラトならば準備して当然であろう非人道的手段。 それは、蛋白質を餌にして爆発的な感染拡大を引き起こす、皆殺しのために開発された人工細菌の散布。 しかしこの悪魔の兵器も展開される直前…… 広域空間の事象改竄により、培養に適した環境設定が完成する前、 共存共有(なんでもあり)で多様な...
  • 特別じゃない? 代わりはいる? 冗談じゃない、やめてくれ……俺を失望させるなよ
    発言者:エヴァン・アーマライト 忍ルート、駐日アメリカ大使館近く……そこで『長官』からEAの核心に迫りうる存在―Type-0―その情報を受け取るエヴァン。 それに対し彼は「あくまでゲーム(・・・)の中の事」と関心薄い様子であり、任務の標的にして、 最高の獲物と執着してきた桐原零示を、実験台(サンプル)として捕える段階か……そう思考を次の段階に向けていたが、その耳に予期せぬ言葉が飛び込む。 「代わりは利く(・・・・・・)」「キリハラ・レイジは特別な一人ではない」 既に彼と同じ最初期感染者(ゼロナンバー)は、確認できる限り確保済み。こちら側優位で研究は進められる。 よって、速やかに君の手で「ゲーム(・・・)」を閉じ事態を我々の完全な管理に置く―― 命令を伝え、通話は終わった。 ……受け取った事実が、少年の中から破壊工作員《ラプター》と、血に飢えた獣《...
  • そう、この世は力こそパワー!レベルを上げて闇をぶっ放せば大体色んな問題は解決出来るよな!
    発言者:レイン・ペルセフォネ 『シルヴァリオ トリニティ』駿河屋特典ドラマCD『アリスちゃんのお色気踊り子教室』におけるアッシュが英雄信者となってしまった事に悩んだ末に発したレインの台詞。 なお、レベルを上げて闇をぶっ放した結果は…… この後姉であるアリスに「何事も平和的解決が一番、色仕掛けで惑わせることが出来れば英雄にもならないんじゃない?」と言われ 最初は「一理あるけどもっと他に適任が……」等と言っていたレインだが、「本当にそれで良いの?なんなら私がアッシュ君を篭絡しちゃうわよ?」 と言われた途端に「やっぱりなんかやだ。前言撤回」と一気にアッシュに対する色仕掛けに乗り気になるのであった。かわゆい そうしてアリスに上手いこと言いくるめられ説得され、かくしてレイン・ペルセフォネによるアッシュ篭絡のための特訓が始まるのであった…… ⇒その成果はと言うと……… ...
  • モーガン・クインシー
    CV:大河内徹 『Vermilion -Bind of blood-』の登場人物。 「フン……おいコラ、クソ探偵。夕べは何してやがった。職務怠慢だぞ」 賜力:鉄槌城塞(ザ・キープ) 限定的な原子操作。肉体の一部(拳など)の重さ(密度・質量)を瞬間的に増大させることができる。 単純なぶん殴りやキックの威力が凄くなる。 トシローの同僚である縛血者コミュニティ “鎖輪” の番人である縛血者の大男。ウワーッ! ゴリラだーッ! 人間社会での顔は警察官(警部補)。 コワモテで役人体質の権威主義者だが、性格はどこかお人好しで抜けているという愛嬌のある一面も。 シェリルに片想いしており、トシローに対してはジェラシーを隠そうともしない。 良くも悪くも裏表のない性格。また、公子となる以前のニナを知る者の一人でもある。 「今宵も君はクソ美しい……この馥...
  • ユダの福音書
    ゴスペル・オブ・ジューダス 「ああ。この世の諸々、一切合切ちゃぶ台返しの傍迷惑な代物よ。 だからまァ、しょうがねえんだ。諦めてくれや」 『Maggot baits』に登場するアイテム。 魔女の司祭にして、魔術師である至門(シモン)が使用し、舞台となる邪法街の理を生み出す上でも重要な役割を担っている。 現在は主な所有者である至門が、師である魔女より伝えられた秘術を用い、 自らの肉体……皮膚全体に同化させている状態であり、能力の発動時には彼の肌の至る所からギリシャ語の文字が記された紙片が浮かび上がってくる。 一度その力を発動すれば、至門に闘いを挑んだ老人が用いたソロモン王の指輪や、 異端者狩りとして恐らく一流であろうヴァレンティノスの“しるし”といった、 位階が下の特異存在や、教義に従って力を発揮する特殊能力等を消滅・無効化できるとみられる。 作中で...
  • やはり、お前の魂は芯まで腐っていたらしい
    発言者:クリストファー・ヴァルゼライド 対象者:ウラヌス-No.ζ 『英雄譚/Titanomachy』において、ヴァルゼライドが、結局進歩のなかったウラヌスに対し侮蔑と共に吐き捨てた断罪の言葉。 雄々しく威風堂々とした発言が多く、自らの敵として立ちはだかったとしても賞賛の言葉を送る彼にしては珍しく、真実心の底から侮蔑していると言わんばかりの吐き捨てるかのような台詞である。 ここまで相手を拒絶するのは冥界賛歌以外存在せず、しかもその冥界賛歌は侮蔑など一切無いただ純粋な拒絶で、その真価は神の視点を見るものと小さな砂粒達からすれば英雄の当然にして必然の末路であるのに対し、ウラヌスは相方を含めた作中の誰からも認められていない。 忙しい時間をわざわざ割いて授業してあげたのに全く改善されないどころかさらに規模とか諸々悪化しているとかそら総統もキレるわ 奇跡など何一つ起こ...
  • 俺は……そうしたい。キャロルを……俺の手に、取り戻したい
    発言者:角鹿 彰護 対象者:ブライアン・マックール 「……おまえの勝ちで、いい」 「だが……俺にはまだ、やることがある……ッ」 死闘の涯て、傷つき倒れ込んだ角鹿の躰はあと数時間の命。だが瞳は諦めず足掻き続ける事を望んでいた。 その傍らで傷を修復しつつあるブライアンは、宿敵のそんな姿を静かに見つめていたが…… 「そうか……このまま終われないんだったな、お互いに……」 何かを決心したかのような、静かな声。 枯れた瞳に浮かんだのは、遠くを見るような光。 「……もしその傷を癒し、再び立ち上がる力を俺がくれてやると言ったらどうする?」 ブライアンの声に、血走った目に渇望を滾らせる角鹿。 「……あの化け物の細胞を寄生させ、傷を修復させるのさ」 「ただし、今以上の地獄が待っているぞ……おまけに、至門から邪法の処置を施されて...
  • ならば問おう。おまえの誇る現実とは、何だ?
    発言者:《伯爵》 対象者:トシロー・カシマ 解き放たれた《吸血神承》を前に、トシローの肉体は急速に朽ち果てていく。展開前でさえ明確だった実力差は、ここに来て絶望的な隔たりを見せる。 それでも、と……弱体化し続けながら、積み上げた技と執念で剣士は一撃離脱を繰り返す。 一層鋭さを増す剣閃を難なく捌く、御伽噺の怪物はその様子を眺め―― 「勇敢だな、英雄の気質だ」 「しかし、悲しいかな。地に足が着き過ぎている。理屈として正しいがために、算数の域を出ていない」 その評論は、事実であった。どれほど集中力を研ぎ澄ました剣技(人の業)が迫ろうとも、 超常の力の塊となった《伯爵》に近づくだけで、トシローの躰は襤褸同然となり、相性も戦術も関係なく蹂躙される。 それならばと怪物は、宿敵を見下ろすように「現状の打開策」を口にする…… 「勇者とは常に狂人だ。狂って...
  • 勝ち目が出来たということと、だから挑戦することは全く別の概念なんだ
    発言者:ルシード・グランセニック 対象者:ゼファー・コールレイン ミリィ√、共同墓地におけるかつての“親友”同士の決闘。 その闘いの中、お前実はずいぶん強いんだからもっと上手い立ち回りが出来たんじゃないか?それが出来ないからこそ自分達は負け犬なんだという、 半ば判りながらの親友の揶揄に対するルシードの答え。 放射光連続でズバズバと撃ってきて、追い詰めてもまだだとか言って覚醒してくるバケモノとなんて常識的に考えて戦いたくないからね。しょうがないね ゼファーの問いに対して、ルシードも答える。 確かにもっと上手い立ち回りが出来たかもしれない。だがそういう君はどうなんだ? レディとの同調で力を得て何か積極的に状況を改善しようと努力したかと逆に問いかける。 それに対し、ゼファーも当然の如く答える 「いいや全然。だって怖えし」 そんなゼファーの返答に、ル...
  • そ、どこにでもいそうな奴じゃないと意味がない。
    発言者:エヴァン・アーマライト 対象者:『長官』 レオナルート、負け犬となった果て、凶暴極まる魔鳥に悪魔の実験場へ運ばれた真栄城。 米国大使館でそんな彼の実験経過を笑顔のエヴァンから見せられた『長官』の問に対し エヴァン・アーマライトが答えてみせた、真栄城司という一EAプレイヤーを実験台に選んだ理由。 そう、Igelより先んじてEAを星条旗の名の下に正しく管理する為に、必要な兵器(ぶき)。 最低限の効果を発揮する為に、どのような条件が必要なのか。どの程度の外圧を受ければ、それは破綻してしまうのか。 運用上の限界点が必要であり、後に続く大多数に適用できるデータを抽出できる最適の素材。 真栄城司、彼は、あらゆる面で極めて平均的である人間だからこそ……大人達の目に留まってしまったのだった。 そして、ラプター個人にとっては、小さな壊れかけの執念という要素(見所)があ...
  • やりたいようにやるッ! それが吸血鬼ってモンでしょうが!
    発言者:ケイトリン・ワインハウス 強大な異能(チカラ)を有する自分の血親と、強すぎる妄執(あこがれ)を懐く三本指(トライフィンガー)を名乗った包帯男という、 肉体面、精神面の極にあるような怪物を知ったケイトリン。 だが、アンヌ√において……彼女は彼らの内面に共通する、 自己自身(・・・・)を放擲してでも、それ以上の存在として他者を渇望する”という在り方に対し、“つまらない”と否定感を示す。 それもまた、彼らが拒絶しているはずの“柵(しがらみ)”であり、“縛り”でしかない、と。 その上で、吸血鬼(ヴァンパイア)ならば、模倣や追従などでなく、 自分こそが自分の王であり、この溢れる力のままに己だけの道を拓くべきだ、と決意。 己が在りたい姿はこうであると、あらゆる掟や倫理を踏み拉いてやろうと、『裁定者』を従え傲慢に吼えるのだった。 本編より 「念願の吸血鬼(ヴァ...
  • あなたの事が大好きな、あの日守られた女の子よ
    発言者:レイン・ペルセフォネ 対象者:アシュレイ・ホライゾン 光の生贄へと変えられ、思い出も何もかも塗りつぶされた少年を救い出す少女の告白。 レインルートにて己の真実を自覚したことで覚醒へと近づき、ヘリオスに身も心も塗りつぶされそうになる蝋翼(イカロス)。 そんな中でアッシュは叫ぶ。頭の中がメチャクチャで過去や記憶が特にそうで、心だけが暴走している。 俺一人ではどうにも出来ない、だから教えて欲しい。アシュレイ・ホライゾンがどんな男だったかを。 きっとそこに自分の真実があるから。 そして、何よりも――― 「どうしてこんなにも君を守りたいと想っているのか、気づきたくてたまらないから!」 その気持ちがレインにとって震えるほどに嬉しいから、泣きたいほどに幸せだから。彼の本当が溢れ出す 「あなたはアシュレイ・ホライゾン!誰かと仲良くなるのが上手で、...
  • ていうか、私だって女だし。これが初恋だし。経験ないからどうすればいいのかなんて、まったく分からないし……もう、もう、もうッ
    発言者:年頃の少女 対象者:女たらし 悪女の罠に嵌められ、恋愛脳(アマツ)も大満足なデラックスラブ盛りパフェを一緒に食べる羽目になった哀れなインドア派男子。 その上、この策謀家は次なる策に打って出る。 「というわけで、はいラグナ。あ~ん♪」 「にゃぬっ?!」 「抜かったわ、まさかそんな禁じ手を……ッ」 騒めき立つ恋敵(ライバル)を始め、周囲に見せつけるように掬い取ったイチゴを小悪魔の笑みを浮かべながら差し出してきたのだ。 余裕綽々のその表情に、ちょっとした反骨心と悪戯心が沸いたので――。 「じゃあ遠慮なく―――。愛情たっぷりだ。召し上がりませ、お嬢様」 「んむっ!?むぐぅ……っ」 にやついていたセシルの口へ逆にイチゴを掬い取ったスプーンを咥えさせた。想定外の不意打ちをもらったセシルは無防備(ノーガード)のま...
  • 忘れないでくれ……奪われることも、殺されることもない……刺激のない時間を守るために、血を流している者がいることを
    発言者:ヴィクトル・シュヴァンクマイエル・クラウス 対象者:アリヤ・タカジョウ、アンヌ・ポートマン、ケイトリン・ワインハウス 「最期だ。どうか―――聞いておくれ、若人たちよ」 「白木の杭(ホワイト・パイル)は、ここで朽ちる。だからこそ、せめて耳を傾けてほしいのだ。 ……俺が、俺達が目指したものを」 おまえのことが大切だったと……愛娘に思いを告げ、未来ある少女達の為にクラウスは命を燃やし尽くした。 三桁近くにも及ぶ裁定者(テスタメント)の群れを単独で一掃し、戦いは終わった。 そして……闘うための装置で在り続けた老人の躰は、その重い代償を払う刻が迫っていた…… 四肢の感覚は喪失し、心肺機能は常人の半分以下にまで落ち込んでいる。 もう、彼は命を維持できる力は残っていない――あとは、ただ朽ち果ててゆくだけ。 涙するアリヤの姿さえ、視界に映す...
  • ああ───愛おしいですよ、トシロー
    発言者:アリヤ・タカジョウ やめろ、アリヤ・タカジョウ。そっちには何も無い。 かつて堕ちた(・・・)俺には分かるのだ。問いかけるな。語りかけるな。 目覚めなど訴えかけるべきではない……人のままでいたいのならば(・・・・・・・・・・・・)。 白木の杭(ホワイト・パイル)……その称号と技の持つ真の意味を理解した少女、アリヤ・タカジョウ。 そんな彼女が愛おしい傷を抱きしめながら、 自分に真実を教授してくれた「恩人」にして斃すべき敵、トシロー・カシマへの “乙女の愛の告白(まっさつせんげん)”。 ………… トシローに追い詰められながら、しかし彼の言葉によって、 アリヤは己が“白木の杭”という名前とその技術だけに縋った、怪物を恐れる弱い少女のままだったことを自覚する。 そして、ついに覚醒を果たした少女は、弱さを容赦なく暴き“信念”を...
  • ま……でも帰ったら、もう少しマシに口説いてくれるって約束は憶えたからね。破ったら駄目だよ、礼クン?
    発言者:草笛 切 対象者:緋文字礼 失った過去を取り戻すべく傷をおして立ち上がった礼へ向け、僅かに真情を乗せて切が告げた言葉であり、小さな約束。 マレーネ√、ネイムレスの自爆から仲間達を庇った礼は、自分の記憶を奪った謎の人物を夢に見る。 そしてその悪夢から彼が目を覚ますと、そこは凌駕達の通う学校の保健室であり、礼を救助した切の姿もあった。 二人だけの部屋、礼は当初自分に関わる夢の事を内心に押し込めていた。 だが、そんな彼の様子を切は見透かしており、彼女の洞察に対して礼は素朴に憬れを口にし、それに切は自分はそんな大した人間じゃないし、今のキミは誰に対してもそんな思いを抱くのだろう?と笑うのであった。 ……そして切は、礼が自分を評した「何も見ていないようで全てを見ている。誰もが見落としているようなものでさえ」という言葉に対し、「そんなにいいものでもない」と苦笑...
  • しばしお待ちを、我が愛しの君よ。あなたに相応しき片翼となりて、その御許へと参りましょうぞ
    発言者:ジョージ・ゴードン・バイロン グランドルート、《伯爵》が語った、“縛血者とは伯爵自身も含めた全てが、始祖……母たるリリスの回帰のため、生かされてきた存在である”という「真実」。 それに動揺しながらも、定められた終焉を認めず伯爵の元から姿を消したバイロン。 そしてニナが種族の生き残りを賭け、真実を街の同胞たちに伝え、多くの縛血者がその内に持つ始祖の魂の欠片から 終焉が真実であると感じ取り……その多くは僅かでも長く生の時間を延ばすため、逃亡していくことを選んだ。 だが、そんな彼らに心底軽蔑する眼差しを向けて、バイロンは1人、目的を果たすために地下下水道を力強く進んでいた。 自己の変革を望まず、心焦がすような理想に燃えず、現状に満足するだけの凡俗共など知らぬ。 「私は違う、不夜が血族──吸血鬼(ヴァンパイア)」 「幻ではなく、確かに存在...
  • 悖理綿津見・呪海嘯
    屍山血河の渚を前に不浄の灰が雨と降る 齎せ、界式-- 魔戒僧・灰厭の星招術。 その正体は絶望(キボウ)の共有共存。 縁や想いという繋がりを辿り、距離関係なく病魔のように傷と呪毒を広げていく通信網(ネットワーク)。 効果範囲内で誰か一人でも傷つけば、呪われれば全員がそれを共有してしまう。 誰かが苦しめば自分も同じだけ苦しみ、自分が苦しめばその分の苦しみをそのままどこかの誰かに伝えてしまう。 出力を限定しなければ効果範囲という概念は無くなり、友人家族に呪いが広がったらその友人家族からまた別の友人家族に広がって…とキリがなくなり、術者を放置していればいずれは地球圏の裏側さえ射程圏に収めると言われた。 本編の一場面では呪いによる苦痛、吐血、心臓へのダメージ、発狂に耐えるべく噛み千切らんばかりに歯に指を立てる絶望やのたうちまわった時の地面の感触やその他に...
  • 兄さんのお布団……匂い……まるで包まれてるみたいだね……
    発言者:高濱が考えた理想の天使系妹 『シルヴァリオ ヴェンデッタ』発売3日前カウントダウンにおいて、 健気な妹というかもう既にダメ亭主を支える妻レベルミリィさんが兄の部屋を掃除した際に、 「いけないことだけど」ささやかな欲を満たすために彼の布団に可愛らしく「えいっ」とダイブし、 想いを寄せる兄の温もりを感じながら、呟いた言葉。 そこで、ミリィは一人、日々の営みの中で感じている、兄から一人の女性としてもっと意識して欲しいという想いと、 今の妹としての関係を守りたいという想いとの間での悩みを呟きつつ、 兄に抱き締められているような感覚の中で、可愛らしい寝言を呟きながら微睡みの中に落ちている。 ここに至るまでの一連の光景を「突撃!お宅のミリィさん! あの子の一日ストーキング!」などと題し、 その開幕から、 「ヒャッハ──!! 新鮮な妹だァ~~!」 ...
  • おまえは俺に……俺はおまえになるんだ。 俺たちは永遠に一緒だ。 血塗られた三つ指の伝説と共に……
    発言者:アイザック・フォレスト あいつさ、マジで惚れてるのよ。本物(・・)にね。 で……誰より尊敬しているから、ああなりたいから……だから(・・・)殺したいんだって。 ファン心理って、極まると(・・・・)そうなるものみたいよ? ただ、あいつの場合はちょっと面倒臭くてさ、昔の三本指(トライフィンガー)が復活した時じゃないと、駄目なんだって―― ……変態の目論見を崩したが最後はイケてない事になった少女によるまとめ シェリル√、フォギィボトムで起きた一連の事件。 その当事者の一人となったトシローと、その相棒であるシェリルは取引によって、 元いた鎖輪を離れ、新たな道を探すべく先の見通せぬ闇の中を進み続けていた。 そして……“彼”の熱狂者(ファン)もまた、その後ろ姿を求めて旅立つ。 結果から見れば、真の“三本指(トライフィンガー)”を目覚めさせよう...
  • 天霆の轟く地平に、闇はなく。閃奏之型
    Gamma-ray Keraunos 「邪悪を滅ぼす死の光──“悪の敵”だと知るがいい」 Status 基準値(AVERAGE) B 発動値(DRIVE) AAA 集束性:EX 拡散性:E 操縦性:E 付属性:A 維持性:D 干渉性:E 情熱そのものと言うべき赫怒が闇を切り裂き、轟いた。 雄々しく、熱く、勇壮に。お前を守ると告げている。 痛み、嘆き、そして絶望。遍くそれら負の因子を鎧袖一触する煌めきが覚悟とともに悪を断ち切り、木端微塵に鏖殺した。 邪悪を滅するその光――天に轟く雷霆が如く。煌めく滅びの放射光(ガンマレイ)は遺伝子さえも焼き焦がし、敵のすべてが灰も残さず消え去るまで闇を裁くと轟いていた。 放射光極限収束・因果律崩壊能力。 絶滅光(ガンマレイ)を纏うことで光刃と化した刀剣は概念破壊の性質を...
  • 君は実に動かしやすかったよ、マレーネ嬢……こうして実験の舞台が整ったのも君のおかげだ。生命の慟哭が、最も私の目論見通り成長を促してくれたよ
    発言者:アポルオン 対象者:マレーネ・フランケンシュタイン 時計機構(ホロロギウム)の創設者と名乗る、アポルオンを操作する謎の男。 彼が、闘争を加速させ、永きにわたって心待ちにしてきた、同属・秋月 凌駕ともう一人の重要な観察対象を、 真理の頂目前まで運ぶ手助けをしてくれた事に対し、恐るべき真実とともにマレーネへと贈った祝福の言葉。 アポルオンを介して、謎の男は期待の後進たる凌駕に話したくて仕方がないというように、時計機構、刻鋼人機(イマジネイター)の存在理由を熱を込めて語り出す。 そして刻鋼式心装永久機関が“何処から来たのか”という真実へと話は移っていく――― 『無論、私が作ったものだ。いやそもそも、永久機関それ自体など1710年代後半には完成している』 『嘘は吐かんよ。重ねて明かすならこれらは改良を重ねて生み出した新型であり、同時に亜種(・・...
  • 不利益を被らせたこと、これでも真に申し訳ないと感じているよ。頭を下げよう。どうか、これで納得してくれないかな?
    発言者:アポルオンの操主 対象者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ ジュンルート、ギアーズの母艦の甲板では、機構上層部の意思、その代行者たるアポルオンが敵の首魁を捕えて帰還していたが…… 味方のはずの刻鋼人機達に対しても、彼(・)が理解不能な言葉(呪詛)を吐き影装で無差別に攻撃を加えるという非常事態が生じていた。 乱丸の歩行兵器は全滅、エリザベータの雷撃もイヴァンの荷電粒子砲も、等しく重力崩壊の孔の前に掻き消され、消耗を強いられ続ける。 捕獲した反抗勢力の少女の発言から、アポルオンの素体が彼女の兄であるらしいという事実。 何らかの意図を以て強権を使い出撃してからの、この突然の暴走。 実働部隊指揮官のアレクサンドルは冷徹に目の前の現実を観察し、呟く。 「作為、か」 運命などという言葉を彼は信じない。この世において神や英雄と等しく、唾棄すべき言葉と考...
  • ―――なんだ……これ?
    発言者:神代直 『終章・ひとり』より……あまりにも理不尽で受け入れがたい世界の変貌について神代直が漏らした言葉。 夕暮れの屋上で、真っ直ぐな幸の告白を直は受け入れ……… 荒んでいた彼の心には穏やかさが戻り、隣の大切な女性(ひと)に恥じないようにと、奮起して自分の生活を改め始めた。 身体も通わせ……生まれ変わった彼は、未だ見えない未来も、 彼女に名付けられたような幸福(サチ)を、この人と一緒に掴みたいと誓った。 出会いの夏が過ぎ、秋、冬、そして幸が卒業する春へ。 季節は流れても、二人のこの関係はずっと続いていく―――そう、直は信じて疑わなかった。 ――それは、十一月のことだった。 ――幸が、市営バスの火災事故に巻き込まれたと知らされ、直は彼女がいる病院へと駆けつけた。 ――彼女は大惨事の中でも、一命を取り留めていた…… その話を知った直は安...
  • お兄ちゃん……生きてて、良かった
    発言者:ミリアルテ・ブランシェ 対象者:ゼファー・コールレイン 掲げるべき理想も、誇るべき信念も何も持てず、臆病な心を擦り減らしながら他者を殺して殺して殺し続けて、 最早砕け散るのを待つばかりだった、ゼファー・コールレインという愚かな男を救い出してくれた、 幼いミリィの、“家族”に向けた小さくも優しい言葉。 荒んだスラムで姉と離ればなれとなったゼファーは、飢えや貧困から逃れ出たいその一心で、 帝国軍の門を叩き、そこで星辰奏者(エスペラント)としての素質を備えていたことで、何とか軍に属することができた。 戦力評価も「そこそこ優等」程度であったはず。 そんな彼は、しかし先代の裁剣天秤(ライブラ)隊長に素質を見出され、鍛練を積まされたことで、 意図せずして稀代の暗殺特化型星辰奏者としての完成をみることとなる。 奇しくも、彼が軍に登用された時期は、アドラーは...
  • 《伯爵》
    “THE VAMPIRE” CV:林檎畑四十郎 『Vermilion -bind of blood-』の登場人物。本作のラスボス。 彼は嵐であった。とある地を亡者で埋め尽くさんとする血族の前に現れ、その行いを断罪して去っていった。 彼は炎であった。とある国同士を影で操り栄華を貪る血族たちを、共に滅ぼし闇に消えた。 彼は雷であった。とある城を乙女の血で夜な夜な染める血族を、その狂気と共に封印した。 不死の命に驕る者、世の支配者を気取る者、欲望に魂を委ねる者たちに、何処からともなく現れ裁きを下す荒神。 絶大な力を持つ伝説的な縛血者(ブラインド)の王にして、始祖リリスの直系。 《伯爵》とはあくまで通り名であり、爵位ではない。 その真の名は何と言うのか、その答えを知る者はおらず、また彼自身興味を持っていない。 『この世にあって善と悪は容易く互いの...
  • ティナ&ティセ
    CV:月野きいろ/さいとうよしえ シルヴァリオ ヴェンデッタ ティナ・クジョウと、ティセ・クジョウ。 アルバートのレストランで働く双子のウェイトレス。 「本日のおすすめは、双子のご奉仕スペシャルコースでございまーす」 「オプションで生クリームの女体和えもいかがですか? かしこまりましたー、にしし」 一見おとなしそうだが、息を吸うようにからかってくるのがティナ。見た目そのまま活発で、息を吐くようにからかってくるのがティセである。 基本的に二人揃って歯に衣着せない性分であり、飛び出す言葉のナイフは鋭く無邪気な笑顔で相手の心を抉りにかかる。 主に対象は無職のゼファーや、稼ぎの少ないアルバートがその筆頭。 二匹の小悪魔は今日も元気に、愛らしく、彼らを撃沈するだろう。 その正体はカンタベリー聖教皇国の密偵。 帝国軍人ではないため、強化措置を受けられる立...
  • 独り占めはだめだよなァ?使う権利は俺にある
    発言者:エヴァン・アーマライト 対象者:『長官』 レオナ√、爪を隠してきた猛禽(ラプター)が野心を爆発させた場面。 米国は『Electro Arms』の基幹となる“システム”を完全に掌握すべく、ここまで活動を続けてきた。 種々の益を生み出す利権も、日本政府との関係も、それに比べれば枝葉に過ぎないと見なしている。 抵抗も、勝ち逃げも、その可能性すら認めない。 長い年月をかけて形成された彼らの正義(プライド)は、重機の如く“敵”と定めたものを轢殺する……はずであった。 だが、彼らは自分達の内側に、その目的を阻む最悪の存在が潜んでいる事に気づけなかった。 その敵の名は、“猛禽(ラプター)”。清らかな天使の顔の裏に、血塗られた悪魔の本性を隠した、CIA工作員である。 深夜の米国大使館――その一室では、エヴァンと実験体となった真栄城、そして...
  • 糞くらえですわ
    発言者:パトリシア・フォン・クイーングラス 対象者:イザナ・フォン・ザンブレイブ 親友と彼女の愛する男を逃がすために星辰光(アステリズム)を発動したパトリシア。 数にモノを言わせて彼女たちを圧殺しようとする神の走狗を、自身諸共重力の檻へと捕らえ逆に圧殺していく。 自身を中心に展開した重力場はパトリシアの骨を砕き、内臓を潰し、人の形を失った肉塊へと変えていく。凄惨な押し花(・・・)になりながら、しかし能力解除も、気絶も、まして死ぬことすら許されない。 この命に代えても彼女と大切な人たちが逃げられるように。誓う悲壮な決意が誇り高い守護者として彼女の魂を今も繋ぎ止めていた。 「見事だ。己の死すら厭わず親友を逃がすとは、素晴らしい絆という他ない」 そんな無間地獄の中、悠々と、破壊と再生を繰り返しながら彼女のもとへ歩み寄る神祖(イザナ)。 ...
  • アスラ・ザ・デッドエンド
    CV:新塾怒魂/古川慎 『シルヴァリオ ヴェンデッタ』の登場人物。 帝都の貧民窟を実力で束ねているスラムの若き支配者。絵に描いたような戦闘狂として、血沸き肉踊る闘争をいかなる時でも渇望している。 星辰体(アストラル)と感応するための強化措置を受けていないはずながら、驚異的な戦闘力を誇り、その力は並の星辰奏者(エスペラント)を軽く凌駕するほど。本人曰く“拳の極み”。 人体を内部破壊する特殊な攻撃方法を得意とし、敵を内側から破裂させて戦う姿は新西暦においても際立って異様である。 本人の弁では旧西暦の拳法、その真髄とのことだが、真偽は定かではない。 「応ともこれぞ経絡秘孔───殺人拳の真髄よォ。カカカカッ!」 正体は、かつて叡智宝瓶(アクエリアス)に所属していたジン・ヘイゼルが、自らの左腕を素体として製造した人造惑星(プラネテス)、クロノス...
  • 脳内ピンク
    もしかしなくても→アヤ・キリガクレ 「どうか神様アマツ様、アッシュ様がご立派な肉食系に成長していますように!」 『シルヴァリオ トリニティ』のヒロインの一人であるノンケの方のキリガクレアヤ・キリガクレを示す愛称(?)。 立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。まさに大和撫子と呼ぶにふさわしい立ち振る舞い。 幼馴染である主人公・アシュレイ・ホライゾンへの一途な想いと、苦難に見舞われた彼を支える献身的な行為の数々など─── 正に正統派ヒロインな彼女。 大和様の使いである双子のメイドも 「男が放っておかない逸材ですよこれは」 「なんていい子なんや嫁にくれ~~~~」 と絶賛するほどの優良物件 ……なのだが、従者の家系という出自や、現在の上官の影響故であろうか、ところどころに一風変わった言動が見られる。 主に度を越した肉食っぷりとハーレムに非...
  • 役得? ご褒美? いいや要らん! 俺は縁側で緑茶でも傾けていれば幸せなんだ!!
    発言者:均衡が取れず絶賛錯乱中 混乱中の中庸の怪物 ソフマップ特典ドラマCD『スケスケ透視は男のロマン?』において、 凌駕の眼に、妹やクラスメイト、仲間のお嬢様といった身近な女性の全裸姿ばかりが映り、 それが原因不明の透視能力に目覚めたという事実によるものだと彼が気づいた結果、 自分の均衡(バランス)が保てなくなることを嘆き発した言葉。ブレねえなこの男 ある朝、眼に原因不明の痛みを感じた凌駕。 どうしたものかと思案している内に、彼を朝食に呼びに来た妹の高嶺がやって来る。 ……全裸姿で。 その光景に一瞬、 「妹が露出狂に目覚めた挙句、比較的フラットな体型を俺に見せつけることに快感を覚えた」 などという妄想まで浮かびかけた兄だったが、 そんな彼を疑わしげに見つめる妹の様子に僅かに落ち着き、 裸の妹との朝食に突入することを避けるべく、学校へと一...
  • Vermilionキャラクター人気投票
    『Vermilion -Bind of blood-』の登場キャラクターを対象とした公式人気投票企画。 発売前と発売後の二回開催され、どちらも一日一票の投票が可能だった。 第一回:2011年03月04日~2011年03月18日18 00まで受付。03月24日結果発表。 第二回:2011年06月03日~2011年06月10日18 00まで受付。06月17日結果発表。 上位のキャラには、ライター陣からのコメント有り。 (※第二回投票の6位~10位は昏式氏のブログにて公開) 第一回結果 5位:ルーシー・ミルドレッド ジャパオタ給仕、ルーシー嬢が5位にランクイン。 よく働いてくれるし、一途だし、オタだし……となかなかの優良物件な彼女、普通の(・・・)ラブコメなら正ヒロインになれる実力有? しかしそこは血なまぐさい『Vermilion』の世界、もう少しバイオレンスになって...
  • 灼烈恒星
    アルカディア 「やはり問題あるだろうか?」 星辰烈奏者(スフィアセイヴァー)へと覚醒したヘリオスのスフィア。 彼の顕現と同時に宇宙空間に出現する。 ヘリオスが全人類との意思疎通・質疑応答を行うためのものであり、このスフィアを通す事で地球の人類は太源たるヘリオスとの接続が可能となる。 地球人類全てと繋がり、自らの意思と三年前から続くありとあらゆる事象の真実を平等に伝達するのがヘリオスの目的である。 このスフィアが本格的に稼動し人類とヘリオスの接続が始まった場合、人類はヘリオスの精神力がかける負荷に耐えられず死亡するとナギサ・奏・アマツは推測している。(*1) スフィアとしての法則は「精神力による物理的限界、不可能の突破」を可能にするというもの。 このスフィアが齎す星光に触れた人類は意思の力だけでありとあらゆる不条理を突破出来るようになる。 ただし、当...
  • 黒影罪牙
    ブラックゴースト・クリミナル 「ならば、僕はもはや君の先にいる。 認めたのさ…… 決して向き合いたくはなかった自分の過去(きず)を」 向かい合うのは、彼が取り戻したという過去にこそ他あるまい。鬼気迫る言霊を紡ぎ上げていく。 俺の知らない、傷だらけの汚れた輝きを双眸に底光りさせて。 叫び上げる────陰我(イド)の怪物を踏み敷き従えた咆哮を。 Status Power:6(攻撃判定が連続して成功した場合、+3) Hardness:6 Speed:6 Generate:7 Consumption:1 System:8 「……こんな僕にもね、“天才”と呼ばれて自惚れていた頃があったんだ」 幾体もの(・・・・)緋文字礼が、同時に(・・・)切り刻み、空間自体を(・・・・・)蹂躙する面掃射で徹底的に貫き、抉り、砕く。 右半身に力強く輝く...
  • 私……初めてだから……優しくし・て・ね
    発言者:レイン・ペルセフォネ 対象者:アシュレイ・ホライゾン アヤを参考にした笑顔を浮かべながら物欲しそうな流し目を送り 「ほ、ほーらもっと見て良いんだぞ」「ねぇ早く」 等と言いながら足を大きく開いてすかさず追撃のパンチラを行い 眩しくあげた太ももを見せながらつつーと相手に身体を寄せて 「もう、つれないな……アッシュにだったらなんでも見せてあげるのに…」 と言いながら胸をぐいっと寄せて谷間がよく相手に見えるようにして その後身体をよろめかせて相手の膝に倒れこみ、思わず自分を抱きしめる相手に対して 「も、もっと……私を抱きしめて……貴方の温もりを感じさせて……」 そうしてアッシュを押し倒して、足を大きく広げて ブラ紐を緩めて、自分の身体を見せ付けるようにのけぞらせて 「私……初めてだから……優しくし・て・ね」 ...
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