荒野を導く声

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  • BGM/シルヴァリオ トリニティ
    ...は下される 16 荒野を導く声 17 この想い、届かずとも 18 惟神 19 今は遠い約束の 20 古都を照らす月明かり 21 薫る柔肌 22 引かれ合う星々 23 想い重ねて 24 抜刀、戦鐘を鳴らせ 25 蒼穹を舞え 26 渚に雨の降る如く 27 散華せよ必殺の刃 28 光の殉教者 29 嘆きの顎門 30 白夜の審判 31 英雄殺しの滅亡剣 32 創世神話 33 赫怒の煌翼 34 灰と光の境界線 35 天地の狭間に舞う 36 福音 37 天翔ケル蝋ノ翼、狂イ哭キテ焔ニ堕ツ 38 祈リ・願イ・希望 39 祈リ・願イ・希望~Grand Version~ 40 軍事帝国アドラー 41 銀狼の刃 42 魔星狂乱 43 大和より来たりし魔神 《CS版》 星海の境界線 どうでもいいけど、ituensのトリニティのサ...
  • 死にたがりの馬鹿者の元へ、その馬鹿者以外見えなくなっている大馬鹿者を導く、魔法の品だ
    発言者:マレーネ・フランケンシュタイン 対象者:秋月 凌駕 一発の銃声と共に─── 目覚めた凌駕は、拳銃を手に一人佇む幼い指揮官の姿に、恋人が単独で飛び出し戦場へと赴いた事を理解した。 所属部隊、そしてその指揮官に反旗を翻す。 “兵士”としてはあり得ない行動を決意したエリザベータに、確かな変化を感じながら…… それらへの喜び、頼もしさ以上に、男として、凌駕の胸には自らを頼ってくれなかった悔しさが襲っていた。 あれだけ男を惑わす手管に長けている女の癖に、なんでこんなに甘え下手なのか。 やっぱり初心なのにも程があるだろう。 感情の赴くままに、恋人を追いかけるため動こうとする凌駕を、マレーネは制する。 「こうなった以上、一秒とて千金に等しい。無差別に市内を探し歩く気か?」 「あいつの決意は本物だ。敬意すら伴って断言できる。だからこそ、無駄な行...
  • 掟(しばり)など、強者の轍の後にのみ存在を許される脆弱な概念に過ぎん
    発言者:ジョージ・ゴードン・バイロン 対象者:トシロー・カシマ K M探偵社に突如として現れた藍血貴(ブルーブラッド)・バイロン。 怯えるシェリルを探偵社に残しトシローは、二人の娘に洗礼(バプテスマ)を施したことを仄めかす彼に、その行動の理由を問う。 バイロンはその問いかけに対し、理由とは所詮“従属するもの”に過ぎぬとつまらなげに言い、 表面的なそれがあるとすれば、最初の少女には乞われ、その姿に偶々興が乗ったからだとする。 夜警としてトシローは、血親として仔を増やしながら導くことをしない、《夜会の掟》を破る行為だと非難するも、 バイロンは、自分にとっては鎖輪(ディアスポラ)も《夜会の掟》も、弱者の群れが求める安寧でしかなく、故に一顧だにせず蹂躙するのみだと告げる。 それでもと、トシローは自分自身の主張を、 ――おまえもまた縛血者(ブライント...
  • 判るさ――なにせ自分自身のことだからな
    発言者:ブライアン・マックール 対象者:至門 人間としての情愛も、悪党の仁義も、男の誇りさえも捨て去った蛆虫(・・)の這いずる世界。 最底辺の街に流れ着いた、悪名高き元テロリストのブライアンが昏い熱の籠った欲望を吐き出した一場面。 彰護らにより潰された、魔女狩りに関わる拠点。 その“現場”を直に確認したと、雇い主である至門に告げるブライアン。 原型を留めない死骸、わざわざ素手で殺されたと思しき死体の数々………常人ならば目を覆わんばかりの惨状。 「歪んでいる」と犯人の異常性に触れながらも、彼の言葉にはどこか嬉し気な響きさえ含まれているように思われた。 そんなブライアンは、犯人像に興味なさげな態度を示す至門に、 この相手は、「自分でなければ狩れない相手」と言い、こう言葉を継いだ…… 「こいつは、自分の一番大事な理想(もの)を捨てた奴だ。 それ...
  • 故に、私は自他の行為に意味を問わない。意味は常に、行為の後を追いかけてくる影に過ぎんと判っているからだ
    発言者:ジョージ・ゴードン・バイロン 対象者:自称“三本指”の男 己の賜力の中で《伯爵》の残したマジェンタを抱き、姿を消した彼の望みに対し想いを募らせていたバイロン。 そんな彼の前に三本指(トライフィンガー)を名乗る包帯男が正面から堂々と襲いかかるも、 そのあまりに無計画で執念を感じさせぬやり方に、バイロンはその男は本物の三本指ではないと容易く見抜いた。 「茶番」は終わりだと告げ、殺意も滲ませながらバイロンは、 かつて自分を狙ったという“三本指”、異形なる者の名前を名乗ったその男の真意を問い質す。 それに対し、男はこの邂逅の真の目的をあっさりと告げる─── 『本物の三本指(トライフィンガー)に逢いたくはないか? もし、あんたが奴と闘って勝つ自信があるのなら……その正体を教えてやってもいい』 藍血貴(ブルーブラッド)の中でも、《伯爵》を除...
  • 世界の涯てはここにある
    発言者:ジョージ・ゴードン・バイロン 唯一の例外を除いて、他者を己の糧や愛玩物、従属物としか見なさず、その生を気の向くまま貪り蹂躙することを当然と疑わぬ魔性の公子バイロン。 そんな彼女(かれ)が好んで使う言葉であり、相手の全力を引き出す挑発や、下位の者に対する死の宣告の意思を示す際に用いられ…… 元は、伝説的な存在である《伯爵》が、名を隠しての旅の過程で残していった言葉でもある。 かつて人間であり、しかしその社会からは混じり合えぬ異形の肉体を持つ存在として 苛酷な環境に追いやられていたバイロンは、闇の巨人たる《伯爵》と出会い……彼の言葉に衝撃を受ける。 『己を愧じることはない……おまえは美しい』 『美しいか醜いか。私にとって、万象を断じる価値はそれだけの事でしかない』 『異端であると言う事は、それ自体が美を宿している…… “黒” である...
  • さあ、時計の針を進めよう
    発言者:オルフィレウス 『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』のキャッチコピーとも言える、ラスボスにして科学文明の神たる超越者オルフィレウスの台詞。 彼の真たる願い、科学というものに憧憬を抱いたきっかけ、時計機構(ホロロギウム)という組織を作り上げた理由それらが全て込められた宣誓である。 「科学の到達点とは即ち、可視化された人間の想像力と可能性の究極と同義である。 永久機関という無限動力を手にする事で、人類は自身の可能性の最大値(・・・・・・・)を極めるはずだった」 始まりは彼がまだ超越者となる前、ただのヨハンという一人の少年だった頃。 古びた時計の歯車、それが科学的に動く様が好きで、その秒針が止まらなければ良いと思った。ずっと歯車は回っていて欲しいのだと。 そうして「科学」というものに憧れた生まれつきの超越者はその...
  • 恐れず進め、道は拓くさ。勇気と気力と夢さえあれば大概なんとかなるものだ
    発言者:ファヴニル・ダインスレイフ クロウ・ムラサメと対峙し、その卓越した技量に見惚れて興が乗ってきて もう一つの切り札を使おうかと思案しだしたファヴニル・ダインスレイフの台詞。 実際にこの男はこの台詞の通りに、夢と気力を頼りにただの小悪党から反アドラーの象徴とも言えるある意味カリスマ的な存在へとなり 確率にすれば0としても問題のないような極小確率を手繰り寄せて、ついには最強の戦闘用魔星にまで至っている。 その切り札の正体とは帝国最高峰の技術者が狂気の沙汰として人に埋め込んでいいような代物ではないと判断し、彼にとっての麗しの英雄(ヒーロー)はその体内へと埋め込んでいたオリハルコンである。 当然言うまでもないが改造自体にも多大なリスクがあり、下手に使えば慣らし運転でそのままポックリ逝きかねないものだったのだが…… 「その時はその時だよなァッ!やれば出来るさ...
  • うんざりなんだよ、そういうのはなァッーー!
    発言者:ケルベロス 対象者:ギルベルト・ハーヴェス アヤ√、明かされた自身の真実に打ちのめされたアッシュの境遇を憐れみ、失われた「轢殺の車輪」の再現のため彼を玩弄し続けたギルベルトに対し、銀悠冥狼(ケルベロス)が憎悪と憤怒と、鬱陶しさを込めて言い放った言葉。 アヤと結ばれ、穏やかな日常を過ごしながらも、アッシュは再度生まれた自身の身体の不調が消えないことを訝しみ始めた。 そんな中、東部戦線の裏で自己の目的のために密かに蠢いていた審判者(ラダマンテュス)とその共犯者は、 プラハ城地下に備え付けられた神星鉄(オリハルコン)製の玉座を起動させ、 天駆翔(ハイペリオン)ないし蝋翼(イカロス)の“検証作業”を開始したのだった。 膨大な濃度の星辰体(アストラル)のオーロラの下、原因も分からぬまま、身体の変調を見せるグレイと、 より重度の自己が砕け散りそうな心身の苦痛...
  • 信じているとも、君は必ず立ち上がる
    発言者:アポルオン 対象者:秋月 凌駕 敵であるアポルオン(正確にはその操者であるオルフィレウス)から、主人公である凌駕へとかけられた狂的なまでの期待と信頼の込められた言葉(猛毒)。 落伍者などに足を引かれておらずにさあいざ真理へ向かって飛翔するのだ。 君は凡俗共とは違う稀有な魂を持つ紛れも無い私の同属なのだからと凌駕へと告げるアポルオン。 そんなアポルオンに対して凌駕は告げる、 超越者に従い流されるのではなく己が意志を貫くこの行為こそが目の前の存在を喜ばせてしまうのだろうと半ば判りつつも 「誰がお前になど従うか、俺は俺の意志で敵を決めてそいつを砕く」と。 そうして戦いを開始して、性能差によって劣勢に陥る凌駕にアポルオンは告げる 後進を導く先達のように優しく、輝装段階ではどう足掻いてもこれには勝てないと。 そうしてさあならばどうすると期待を込めて言葉...
  • シェリル・マクレガー
    “PARTNER" CV:鈴美巴 『Vermilion -Bind of blood-』の登場人物。ヒロインの一人。妖怪ブラ見せ女 トシローと数十年来行動を共にしている、良きパートナーにして相棒である縛血者(ブラインド)。 基本的に明るく前向き。男勝りのストレートな性格で、外見のクールさに反して感情の起伏は激しい。 勝気な豪放磊落さと同時に、どこか儚い哀愁もその身に秘めている。 トシローと肉体関係はあるが恋人同士ではなく、お互いにあと一歩踏み込めない微妙な位置。 忌呪(カース)の関係から、陽光の出ている時間帯はほとんど動けないが、一応人間社会の顔としてはK&M探偵社の副所長を務めている(所長は相棒のむっつり侍)。 特技は歌唱。『カサノヴァ』に通う客達の間ではちょっとした「歌姫」扱いであるらしく、気分次第でステージに立つことも。 賜力...
  • 奇人、変人、超人、狂人……まったくもって嗤ってしまう。どれもはすべてお前と私は違うのだという意思表示だ
    発言者:アポルオン 対象者:秋月 凌駕 アポルオン(それを操るオルフィレウス)の己が同属たる秋月凌駕への発言であり、 自分達は当たり前のことをしているだけなのに他者からいつの間にか浮いてしまい 決まってその度にこのような形容でお前は自分達とは違うのだと意思表示を突きつけられる…… そのことに対し心からの理解を示しながら告げられる、凌駕の陰我(イド)を暴いていく台詞。 『その様子だと気づいているのだろう? 君だけは、それに』 『現状を打破するための更なる飛翔。無意識の中に封じ込めた、見据えるべき虚と相対すること。それこそが、君をより真理へ近づけると知っているはずだ』 『隠さずとも良い、私にはよく分かる。なあそうだろう?』 「は、っ……ははっ……それは、強者の思い上がり、か?」 笑ってしまう。まるで俺にとって、自分が唯一の理解者であ...
  • 淑女ならばドンと構えて、いざその時に微笑んで抱きしめ返せばいいのです
    発言者:パトリシア・フォン・クイーングラス 対象者:ミサキ・クジョウ 自身の真実を知った今、迷いながらもその明晰な頭脳は事態への最適解を主観とは別にはじき出す。大きな方向性を簡単にはじき出せるのは現象に対する見解と演算、すなわち理論(デジタル)だから計算すればいい。 「だからこそ、逆に私が迷っているのはもっと枝葉にある話。例えばその……再会した時、まず何から話せばいいのかなとか」 「この想いをどうすればちゃんと伝えられるんだろう。ていうか、お互い全部分かった後で第一声はどうすればとか……。きっと簡単なはずなのに、何度も思ってしまうんだよね」 けれど、今直面している問題は計算できない感情(アナログ)。こうして当事者になった途端、感情が至る所でブレーキをかけてくる事態は未経験なのだ。会いたいのに勇気が出ない。大丈夫だと思っても会うのが怖い。 何もかも...
  • 第零式永久機関
    オリジナル・クロノ・サーキット 「それが、永久機関の完全な姿か……」 「そして始祖(オリジン)、文字通り時計機構(ホロロギウム)の心臓だとも。大情報集積機関(メイン・データベース)も兼ねている」 「物質文明を導く全ての叡智が、残らず此処へ詰まっているのだ。……その手で破壊したいかな?」 永久機関の創造主たるオルフィレウス専用の巨大永久機関。彼に従属し、その運命を守護する機械星。 通常は彼の居城たる天空の人工衛星クロノゲイザーの心臓部として機能しているが、 その真価はオルフィレウスという刻鋼人機(イマジネイター)と直結した時にこそ最大限に発揮される。 永久機関の何たるかを知り尽くした創造者に奉仕するその無限大の力は、まさに真の永久機関と呼ぶに相応しいものがある。 また、現代の遥か先を行く科学の叡智を詰め込んだ時計機構(ホロロギウム)のデータベースと...
  • ああ――君に会えて、本当に良かった
    発言者:オルフィレウス 対象者:秋月 凌駕 「彼(・)こそが希望。科学の箱庭(セカイ)をまた一つ拡げてくれる、特異点となるべき可能性を秘めている」 ラスボスであるオルフィレウスからの主人公である秋月凌駕に対するロックオン発言。 このラインの処女作のラスボスの「宿敵(とも)よ!」発言に引き続くラスボスの主人公大好きすぎる発言である。 そして、この主人公大好きすぎるラスボスの系譜は後の作品でも継承されるのであった。 休息のため一時的に戻ってきた自宅で、ヒロインと身を寄せ合い眠りにつく凌駕。 ──そうして場面は移り変わりチクタクチクタク…と冷たく時計の音が響く中、謎の男が深い情念を込めて言葉を発する。 ずっとこの時を自分は待っていたのだと、数百年もの歳月さえ感じさせる途方も無い妄執と共に…… 「───我、遂に見つけたり」 「三十五億の歯車...
  • この命を燃やすことで世界に刻み込んでやるのさ。そうとも俺は、敗残者に目覚めて欲しいんだよッ!
    発言者:ファヴニル・ダインスレイフ 対象者:アリス・L・ミラー、ミステル・バレンタイン かつてどこにでもいるような小悪党だった状態から、真実本気で一片の迷いなどもなく全力で生きていた雄々しき英雄に魅せられ 竜へと脱皮を果たした男であるファヴニル・ダインスレイフの本気すぎて逝かれてはいるが真摯な願いの込められた台詞。 救世主により力を増す灼烈恒星(アルカディア)とその加護を受けて強大になっていく光の亡者。 そんな状態の自分を相手取る二人を相手にダインスレイフはその粘りを賞賛して告げる 「いいぞ、思ったより粘るじゃないか。どうだ本気か?成長したか?限界点をいくつ超えたよ?」 「強くなるのは最高だよなァ、気持ちよくてたまらんだろうが。ならばもっとそうもっとだ戦死者の魂を導く戦乙女よッ」 「アバズレならそれらしく、あらゆる英霊を貪りつくしてより強大に肥えるがい...
  • 皆と何も変わらない、誰かを愛する“人間”だ!
    発言者:人奏者 対象者:神奏者 決まっている。何度だって答えよう。 神祖滅殺の最終決戦、ラグナとグレンファルトの決闘の最終局面にて、グレンの必殺の一撃による致命傷を、ラグナがまだだの覚醒でねじ伏せた。 そして終焉兵装(フィンヴルヴェトル)を叩き込み、神々の最終戦争は黄昏の果てへと至り、人類の勝利という終幕が降りようとした、その、刹那。 「大丈夫だよ、兄さん。言ったはずだぞ――接続(、、)は復旧したと。 さあ、目を開けるといい。そして笑顔で応えてあげて。 あなたの歩んだ足跡は決して無駄じゃないのだから」 瞬間、九条御先は第二太陽(アマテラス)から離れ、神天地(アースガルド)との接続を確立させた。 更に加えてあろうことか兄妹に味方する、大和国民のうち一千万人ほどを同じく第二太陽(アマテラス)より離反させ、大量の極晃星(スフィア)を新たに誕生させる。 瞬時に生じた煌めく...
  • マレーネ・フランケンシュタイン
    CV:尾藤彩子 『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』の登場人物。ヒロインの一人。 時計機構に反逆する独立武装集団を率いる、隻眼の少女。 年齢的にはまだ幼いが、天才的な頭脳と強靭な精神力の持ち主。 その能力と立場ゆえか、誰に対しても傍若無人な態度を通し、一切の感情を見せず無表情に振る舞うのが常である。 自身が唯一の生き残りである一族が背負わされた宿命を果たすため、日本にやってきた。 凌駕に取っては運命の女とも言える存在。 なお、フランケンシュタインは本名ではなく、科学の罪人として自ら背負った汚名の十字架である。 「生まれ変わった、その機械の命。この私が、今日から預かる─── ようこそ、刻鋼人機(イマジネイター)・秋月凌駕よ。科学幻想が支配する、この時計に定められた鋼鉄の箱庭(セカイ)へ」 「貴様が、...
  • お前の運命に紛れ込んだ、小さな小さな砂粒だッ!
    発言者:グレイ・ハートヴェイン 対象者:ギルベルト・ハーヴェス 再来した光の運命を前に審判者は蝋翼を慕い焦がれる縛鎖姫と彼女に焦がれ守ろうとする運命を背負わされていない少年を灼烈恒星の加護により蹂躙、少年を葬り去り縛鎖姫に刃を振り落とす。 だが、これは天を目指した蝋翼が英雄となる物語 審判者の運命は蝋翼が英雄となった時、彼の英雄譚の前に滅び去る 灰と光の境界線の星をもたらす者(スフィアブリンガー)としての至星三界(トリニティ)の星屑を前に、アヤはグレイの星により守られ、グレイも彼女の星を含めた治癒により蘇生。更にグレイに錬金術を授けた愛に殉じた錬金術師。アヤが振るう朋友と信頼した天秤の女神とその剣の気流操作とプラズマ。そして記憶と未来を奪われ散った砂粒達の流星群。その他大勢の意志が界奏を介して審判者の運命を否定する。 そもそも、救世主は審判者など眼中に...
  • さあ、お色直しだネイムレス。真理へ導くそのために、まずは傷を与えに往こう
    命令者:アポルオン 受信者:ネイムレス 美汐ルート……美汐を庇って重傷を負ったものの、敵拠点から何とか生還した凌駕をロビンフッドは回収し撤退。 その後、ギアーズは戦場に乱入したネイムレス(最優先目標)に攻撃を集中。苛烈な反撃は受けたものの、機体の捕獲に成功する。 戦力として拮抗していたアレクサンドルに他の部隊員が加勢することで、戦闘は流れ作業のように終了したのだった。 その脅威を知る者達にとって、不思議に思う(・・・・・・)ほど。 そう、まるで……完全に壊されてしまっては困る(・・)という何者かの意思が働いたかのように。 そして艦内指令室に場所を移し、アレクサンドルが見守る中、乱丸が内部情報の解析作業を実行していたのだが。 「はい、ダウト―。こりゃ悪意(・・)を感じるね」 「鵺乱丸。詳細な解析内容の説明を述べよ」 その結果は、情報制御...
  • 最悪の絶望を与えてくれ────オレならばその程度超えられるはずだ
    発言者:アポルオン、傲慢な天才 緋文字礼、かつて傲慢極まる天才だった彼が己に対する傲慢極まりない信頼と共に懇願した言葉。 マレーネ√、緋文字礼は未だ見えざる自分の過去に対する恐怖を抱きつつも、 その全てを知っていると言うアポルオン、いやその背後にいる支配者に向かって問いを投げる。 「おまえ、が――僕の過去を奪った……のか……?」 その言葉に対し、素晴らしいと――アポルオンの主は掛け値なしの賞賛を送る。 だが、その賞賛の中に無視できない言葉がある事に、礼は気づいてしまった。 ――今回(・・)……? 疑念の霧が彼の心中を覆い始める中、アポルオンは教え子を導くように語り始める…… 『さて。ここに何も書かれていない、まっさらな白紙のノートがあるとする。 それを前にした時、果たして人間は何を感じるものだろうか? 不安と背中合わせの、...
  • 台詞/Zero Infinity
    凌駕 「俺は機械なんかじゃない。幸せに笑い、哀しみに泣き、理不尽に怒る……ただの人間だ」 「俺は、俺の人生を取り戻すッッ!!」 「だから、これからは俺がお前の傍にいる。俺が示すよ、美汐がずっと肯定してほしかった正しさを、この手で形にしてみせる」 「 だからこそ俺は夢を見る。想像力を駆使し、可能性を拡げる。そしてその為に、死力を尽くす。君を……その終わりのない殺戮の歯車から解き放ってやりたいから!」 「生温いんだよ、こんな歪みで。俺の熱を、いつまでも小賢しく縛り付けられると思うなッ!」 「それが君の素顔(つみ)なら……その全て――俺が受け止めてやるッ!」 「そうだ、そうだよ……やってしまったんだよ、俺……」 「そうやって、いつも真っ直ぐ走っているジュンを見るのが――本当に好きだったよ。勇気や希望を貰ったような、そんな気がしていたんだ」 「平穏を求める願いでは、こいつの妄執に勝てないのかよ...
  • 己の過去を……運命を打倒するのだ! それこそ、人間としてこの世に生を享けた意味に他ならぬ!
    発言者:ヴィクトル・シュヴァンクマイエル・クラウス 対象者:トシロー・カシマ 「思ったよりも早く現れたな───我が積年の汚点よ……トシロー・カシマ」 「ヴィクトル・シュヴァンクマイエル・クラウス───白木の杭(ホワイト・パイル)」 シェリル、アンヌ√共通部…… 弟子であるアリヤの窮地に姿を現し、瞬く間にアルフライラら叛徒を殲滅した先代ホワイト・パイル。 そんな彼の次なる標的となったアンヌの元に駆けつけたトシロー。 最強の狩人(イェーガー)と、異端の縛血者(ブラインド)。 共に常道より外れた存在。因縁深き二人の怪物は、半世紀の時を経て激突の瞬間を迎えようとしていた。 研ぎ澄まされた刀と、常人が扱うには余りに巨大すぎる白木の杭。 技量は互いに達人の域。己の持つ長所と短所を冷徹に見極めながら、歴戦の戦士らは敵手の命を刈り取るべく絶技を繰り出し...
  • Over run
    『Vermilion -Bind of blood-』で流れるBGM。 主に中盤から終盤にかけての戦闘でかかる楽曲で、疾走感を強く聴く者に印象付けてくる。 アリヤ√クライマックスのトシロー アリヤ対《伯爵》、グランド√でのバイロン対《伯爵》などの戦闘を盛り上げるが、 曲題の《走り越す、超える》という意味合いからすると、特にマッチするのはニナ√、グランド√でのトシロー対アイザックの一対一の決闘であろう。 双方のシチュエーションは大きく異なっているが、どちらもアイザックという人物の個性が色濃く表れたシーンであり作品中でも特に見逃せない。 今、運命が俺を掴む……やるならやってみよ、運命よ! 我々は自らを支配していない。 始めから決定されてあることは、そうなる他はない。ならば、さあ、そうなるがよい(・・・・・・・)! そして、俺に出来ることは何か?───決まってい...
  • 奏でられる終焉は、銀に煌く狼の冬が如く
    S i l v e r i o F i m b u l v e t r 「受け取れ──神を滅ぼす私の希望(ヒカリ)。強くて愛しい大切な人」 「おまえに出来ないはずがない」 「斯くやあらん」 覚悟と祈りを前に、顕現するは銀を纏った月の絆。 次元を超えて重なり合う魂が、二人で一つの星辰光(アステリズム)を誕生させんと轟いた。 神祖滅殺を願う希望(ヒカリ)の殉教者、ラグナ・ニーズホッグとその家族であり相棒たるミサキ・クジョウが互いに同調し発動させる、二人で一つの星辰光(アステリズム)。 終焉吼竜(ニーズホッグ) Status 基準値(AVERAGE) B 発動値(DRIVE) A 集束性:A 拡散性:D 操縦性:AAA 付属性:E 維持性:D 干渉性:D 星辰体結晶化能力・製造型。 不死者の葬送...
  • 往けるものは、征くべきなのだ
    発言者:カグツチ 対象者:ゼファー・コールレイン 自分達と伍するようになれるだけの力を得ながら、“勝利”を追い求めることなどもう辞めたと告げる どこまでもちっぽけな大衆の中の一人で良い、傍に大切な人達がいてくれることこそ自分の幸せなのだと主張する 過去の足跡を愛する逆襲劇の担い手であるゼファー・コールレインへと告げた どこまでも光のために未来のために進み続ける英雄譚の担い手であるカグツチの言葉。 過去作でも描かれた雄々しく未来を求め、勝者足らんとするラスボスの雄々しき決意の宣誓である。 恥と悔恨……傷だらけのものでも自分の人生を素晴らしいものだったのだと、身近にいる大切な人達と出会えた幸福への感謝と共に そんな大切な過去を守るためにこそ俺は貴様らを滅ぼすのだと告げる冥王に対して、雄々しく未来を求め続ける神星は苦笑しながら問いかける。その想いはどうなのか?と ...
  • 摩利支天・陽炎ノ血陣
    まりしてん・かげろうのけつじん 『我が墓標に刻みし碑銘、今ここに見つけたり―――』 隼人の喉からではない、そしてこの世のどこでもない領域から響く声が漆黒の夜に流れた。 「我が墓碑銘をここに謳おう───摩利支天・陽炎ノ血陣」 ――摩利支天とは、侍の守護神にして陽炎の化身たる神仏の名―― それは隼人が、己自身の存在を埋葬した覚悟の証。 魂の墓標に刻まれた、この世でたった一つだけの彼だけの真実。 命の指針である“柩を守る”という一念が、柾隼人を己の《墓碑銘》を持つ血族として今ここに覚醒させていく。 ヒコックの“罠”に柩共々絡めとられ、護ると約束した彼女を喪う危機に際して 瀕死の躰(・・・・)を駆動させ、“侍は約束を果たすもの”という命よりも重い(・・・・・・)信念を掲げた涯に到達した、柾隼人の炎の墓碑銘(エピタフ)。 命の糧を奪...
  • 賛辞を送るよ、勝利者諸君。我が同属と清き弱者──久方ぶりに、高潔な反逆を見れて満足だ
    発言者:アポルオン 対象者:秋月 凌駕、青砥 美汐 『さあ、これで願い通り(・・・・)なのだろう?』 破壊された母艦の上で……不可解な言葉を告げて美汐の心臓へ一撃を加えた《預言者》。 その光景を見た凌駕は、これ以上美汐から奪うのかと……怒りと共に飛び掛からんとしていたが…… 大切な恋人は目を覚ました、のみならず機人の証たるあの永久機関の針の音が全く鳴っておらず。 「凌駕……私の、永久機関(しんぞう)……」 「───ああ、止まってる。だから美汐は、もう」 心臓(生)の鼓動のみを宿す、ただの人間に戻っていた。 あまりに不可解な事態を前に困惑する少年少女。それに対し、《預言者》は薄笑いを浮かべながら答を告げる 『言ったろう? 褒美だよ。そこの彼女が心から求めていた結末だ。市井の民へと戻るがいい、君の役はもはや無い。 真理にこそ至らなか...
  • そうか……私は、おまえとも戦っていたのだな───イシュトヴァーン
    発言者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ エリザベータ√終盤……己の全てを歯車の運行に捧げるアレクサンドルと、そんな彼の在り方に否を唱え立ち向かう凌駕。 「俺は勝つ!」 「おまえを斃す」 振動結界と熱相転移――触れれば一切を滅する破壊の力を両の拳に集中(・・・・・・)させて、 二人の男は最強の矛と矛をぶつけ合いながら――互いを滅するまで止まらない死闘円舞(超接近戦)へと突入する。 「まだ――ッ!」 「まだだ」 一撃一撃が交差する度、両者の足は一歩ずつ間合を詰めていく。 距離が縮まる――空間が消える。 空振りの許される空間が徐々に失われ、やがて最後は必ずどちらかの拳が命中する状況へ近づいていく。 そして、最後の一撃が互いを捉えた―――刹那。 「最後に地金を曝したな――ここで、死を恐れるか」 発動のタイミングも同時、乗せられ...
  • ……誰かの憧れじゃない、あなたの現実を探してあげなさい
    発言者:ニナ・オルロック 《伯爵》による、血族の魂の刈り取りが今まさに進行しようとする中。 ニナはフォギィボトム全体へ向けて、始祖の真実を明かし、 血族達に逃げ延びる途か、自分と共に闘い生き延びるか、大きな2つの選択肢を示した。 この先……混乱は避けられない。認められない現実に暴発し獣たちの群に組み入れられる者は間違いなく出てくるだろう。 儘成らぬ状況に表情を曇らせるアンヌ―― それを気遣い、以前カサノヴァで成り立ての彼女に厳しい言葉をぶつけてしまった事を謝罪しながら、 今の自分が立ち向かうべき現実……導く者として為すべき事を確かにすべく、ニナという女性は、言葉を紡ぐのだった。 本編より 「あーぁ……ほんと、格好つけてばかり。ほんと駄目ね、私は。慰めるのだって、こんな理屈捏ねないと恥ずかしくて……やっぱり、一朝一夕じゃ成長なんて無理なのかなぁ」 ...
  • 閻魔王・鬼哭啾々黄泉降
    えんまおう・きこくしゅうしゅうよみくだり おはよう陰顎。喰い殺せ  地獄狼・陰顎と、その巫女である朧々院西環による星招術。 まさかの人物が行使した、人とマガツ、これこそが本来人類に許される正しい星招術の発動法。 それは契約した十三魔将に魂魄を一時明渡し、人間(ヒト)には使えぬその御業を代わりに描いてもらうことである。 言ってしまえば、朧々院西環は己が存在を依代(うつわ)として、憑霊した契約相手の人型マガツにすべての制御を預けること。 呼吸も、鼓動も、七大森羅の召喚まで。十三魔将が第七轟──地獄狼・陰顎の叫びを、吼えるためだけの巫女と化す。 当然、それは生殺与奪を魔の化身へ自ら握らせる行いで、ほんの少し地獄狼が気まぐれを起こすだけで即、終わり。彼女の自我や生命は、蝋燭の火がごとく簡単に消え失せる。 言うまでもなく危険極まる状態であり、だからこそ最も...
  • 運命って奴に、あたしはやっと1勝1敗……ようやく星を取り返したばかりなのに、いきなり負け越す訳にはいかないのよ
    発言者:シェリル・マクレガー 決して、異端者や強大な力を持つ者には及ばないシェリル。 それでも、彼女が絶対に譲ることのできない――愛を貫くための咆哮。 決死の逃避行の最中、心臓に癒着した銀の呪いによって失われんとする大切な男の命。 その困難に対し絶望しかけたシェリルはしかし、自己の賜力と精神力を最大限に用い、銀の摘出に成功する。 大切な者を現世に繋ぎとめられたことに確かな“勝利”を感じるシェリル。 だが、過去の因縁に従い彼と彼女を狙うバイロンがその生の輝きごと、かつての継嗣である彼女を喰らおうと立ちはだかる。 「私に闘う気がないのかと問うたな? ああ、いかにもその通り。 私は戦士ではなく、吸血鬼として貪っているのに過ぎない。 その胸に芽生えたばかりの、ちっぽけな明日への希望とやらの蜜の味を」 「1909年6月。左鎖骨、胸骨、肋骨切断...
  • 義なく仁なく偽りなく、死虐に殉じる戦神
    Disaster Carnage 「ご立派だねェ、死んでくれ! 大したもんだよ、死んでくれ! 」 「潰れた脳が、砕けた骨が、弾けた血肉が見たいんだ――ヒヒッ」 「そうだとも。俺はただひたすらに、実直に、ただ純粋に」 「殺して、殺(バラ)して、殺(コワ)してやりたいだけなんだからなァァッ!!」 Status 基準値(AVERAGE) A 発動値(DRIVE) AA 集束性:C 拡散性:B 操縦性:D 付属性:AAA 維持性:AA 干渉性:D 物質を跡形もなく消滅させる、漆黒の波動を生み出す星辰光(アステリズム)。 その正体は、物体分子間の結合力そのものを崩壊させる物質分解能力である。 無機物有機物関わらず接触したものを瞬く間に消滅させるそれは、あまりの分解速度に消滅したと錯覚するほど。 鉄の爪が唸り、薙ぐ、ただそれだけ...
  • 殲機
    せんき 聞け坊主! お前が得たものは、多少優れた素早さとか力自慢のレベルじゃ決してねえ。 その躯にゃ、もっと本質的な “力” が宿っているんだッ! 曝け出せ、お前の魂(エゴ)を! 鋼になると決意しろッ──── お前を強くするものはお前自身の決意(ココロ)しかねえんだぜッ! 『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』の用語。 刻鋼人機(イマジネイター)が心装永久機関の力を用い、刻鋼によって精神を具現化した武装の総称。 幾つかの段階に分かれており、輝装を習得して一人前。影装を習得して超一流と呼べるだろう。 更にその先とも言うべき領域に関しては、理論どころか存在さえも現状認知されていなかった。 作中においても、そこに到達した者は数名のみしか存在しない。 また矛盾の極みとして、超兵器たるこれら殲機の真価とは「武器としての威力」ではな...
  • 貴様の勘違いを正してやろうと思ってな。私が妹などではないと、その躰にはっきりと教え込んでやる
    発言者:マレーネ・フランケンシュタイン 対象者:秋月 凌駕 指揮官マレーネ(隻眼ロリっ子)、覚醒す(キレる)。 拠点で割り当てられた自室で休息する凌駕の元に、訪れたのはマレーネ。 先程は現状を無視し、余りに感情的になり過ぎたと――謝罪し、そういった人としての生の感情を無理に抑え込む事はないと、 年上らしく彼女を受け止めようとする凌駕の言葉にも、背負った使命を果たす事が最優先だと少女は頑なになってしまう。 そうして立ち去ろうとするマレーネを一人にはしておけず――凌駕は衝動的に、その小さな手を掴み語りかける。 等身大のマレーネという女の子……高嶺よりも幼く、小さいその姿。 そんな彼女がひたすらに戦って戦って――そこで未来を終わりにしてはならないだろう。 どれだけ絶望的な現実でも――俺達人は想像や仮定の中から答えを導き出すことだってできるだろうと。 ――...
  • ついて来て……くれるかしら? 三本指、トシロー・カシマ……
    発言者:ニナ・オルロック 対象者:トシロー・カシマ 苦難の果て、ようやく鎖輪に安寧を取り戻した一組の主従。 そんな彼らが、かつての仮初の契約ではなく、真に導く者と仕える者として繋がった瞬間。 ――真の矜持を獲たニナに動揺を隠せぬまま、狂乱する「逆賊」バイロンは、主君の命を受けた鴉により葬られた。 ……人間へと戻ったアンヌの身をシェリルに委ね、月光の差し込むカルパチアの一室は穏やかな静寂に包まれていた。 ……その場で動いたのは、トシロー(従者)の側。 一事を成し遂げた主君であり、守るべき女性を前に、彼は黙したままでその体を跪かせた。 当然、ニナ(主)の側は大切な従者の突然の行動に、驚きの声を上げる。 「……ちょ、ちょっとトシロー。いきなりどうして─── ああ、もう、そういうこと。そりゃあ、ここはそういう場面かもしれないけれど、他にも色々あるで...
  • 桐原 零示
    CV:ルネッサンス山田 『Electro Arms -Realize Digital Dimension-』の主人公。一匹狼のアウトロー。 夜の街ではどのグループにも属さないが誰からも恐れられている狂犬。 六本木近隣では名の知れた不良学生だが、誰彼構わず喧嘩を吹っ掛けるわけではない。 夜の街を徘徊し、弱者から助けを求められれば乗り込んでいき、強者から喧嘩を売られれば喜々としてぶちのめす日々を送っている。 目付きが悪く、口も悪い。性格は一見怠惰系クールだが、意外と情に厚く思慮深い。喧嘩に明け暮れている経験上、洞察力にも長けている。 EAでは珍しい三種武器併用(トリプル)。変幻自在・臨機応変のトリッキーな高速戦闘を好む。 パーティプレイではその独特の動きのため他が合わせられず、基本アタッカー役の適性は最悪といっていい。その一方現実で積んできた対多数の敵を同時に相...
  • そんな言い訳に縋りつく方が────わたしは、こわい
    発言者:アンヌ・ポートマン グランド√、バイロンが滅び、人間に戻ったアンヌは、同じく人間に戻ったであろう友人のために、 ニナ達血族に率先して協力する事で、混乱を早期に収めることを望んで行動を続けていた。 そんな彼女を通し、戻ることのない日常を見ていたトシローは、アンヌに危うい橋を渡るような真似をして欲しくないと告げるが…… たとえ短い時間とは言え、自分を導いてくれた彼に、少女は等身大の自分として抱いた、勇気を振り絞り友人を救いたいという想いを語る。 ―――それは、言い訳によって隠してきた己の弱さを見つめ、それでも逃げ出したくないという小さな決意表明だった。 本編より 「いいんです。このまま全部忘れたふりをしたくない。 それは誰に言われた訳でもない、わたし自身の言葉ですから」 「こうして普通の人間に戻って、少しだけど見えてきた気がするんです」 ...
  • ここでは猫の言葉で話せ
    命懸けの猫ミッションをクリアせよ! 概要 2021年11月18日より小学館ガガガ文庫から発売されている昏式龍也氏著のライトノベル。 氏のライトノベル二作目となる。 イラストは塩かずのこ氏が担当している。 既刊3巻。 2024年3月18日に4巻が発売予定。 4巻で完結予定(昏式氏のポストより) あらすじ 日本のひなびた地方都市の女子高校。 寒い国からやってきた小さな転校生アーニャことアンナ・グラツカヤには、誰も知らない二つの秘密があった。 一つは、ロシアの犯罪組織に属した殺人マシーンであったこと。 もう一つは、猫アレルギーの猫嫌いなのに、その猫をモフらなければ自分が死ぬ……という、他人から見れば謎だが本人だけは必死な使命を帯びていること。 猫好きの同級生・小花や謎多き年上の女・明良たちに囲まれた、平和で少し奇妙な毎日の中、ひたすら猫を追いかけるア...
  • 皆既滅拳
    デビル・オブ・エクリプス 「刮目しろ。これが、秋月凌駕の選択だ」 行かせてもらうぞ。俺は美汐と生きるんだ───! 全身を走り抜ける昏くも力強い輝き。その中で俺は、我が身に宿した新たなる殲機(ハガネ)の名を咆哮する。 一つの拳に握り込むのは、同時に双極(ふたつ)の極限に達した“熱”。 これこそが俺の影装(かげ)。天の日輪をも消し去る終滅の魔拳。 Status Power:8 Hardness:5 Speed:6 Generate:8(精神高揚状態のまま逆境に突入した場合、+2) Consumption:3 System:5 「俺の手に掴めるものは何も無く、あったとしても消えていく……」 秋月 凌駕の影装。発現した能力は、熱相転移による対象物の消滅。 暖めたグラスを一気に冷却すると皹が割れるように、度を越えた温度の強制相...
  • 縛血者(にんげん)――鹿島杜志郎
    発言者:縛血者(にんげん)――鹿島杜志郎 対象者:吸血鬼(かいぶつ)――《伯爵》 新生したトシローと覚醒した伯爵との相剋はトシローに軍配が上がった。 「ああ――無念だ。後一歩であったというのに」 「やはり、お前は素晴らしいな……宿敵(とも)よ。まさか私に敗北まで授けてくれるとは」 跡形もなく粉砕された心臓の痛みと、生涯を通じて最初で最後の失敗と辛酸を味わって・・・ 伯爵は苦笑しながら、勝者たるトシローに事切れんとする虫の息のまま語りかけた。 「口惜しい……たまらぬな、この痛苦。 成る程…誰もがこぞって私に敬服したわけだ。強い殻(よろい)を纏わねば軋む心に耐えられん……」 「全て、為すがまま――闇の寵愛が恋しくもなろう」 だから人間は吸血鬼になりたがる。別の何かに生まれ変わって解消してしまわなければ。 こんな激烈な痛み...
  • さあ、お行きください我が主――どうか健やかな、良き生を
    発言者:エルンスト・ゴドフリ 対象者:ニナ・オルロック グランド√、北米西部鎖輪初代公子ベラ・オルロック――― 否、血族の王《伯爵》の語った、縛血者(ブラインド)の真実を前に、追いつこうとした目標も、生きてきた世界も、全てが偽りで…… 自分もまた、父から道具としか見られていなかったと理解したニナは立ち竦むしかなかった。 そんな中、ただ一人王に直接刃を向けたのは、ベラの時代彼に仕えていたゴドフリだった。 己が賜力を以て放った不意打ち狙いの一撃を軽くいなされ、 逆に深手を負いながらもゴドフリは、実力を称賛し力を貸せと望む伯爵に対し、あくまで譲るつもりはないと、鋭く闘志を向ける。 そして、愛情と責務の狭間で迷い、道を見失っている今の主―― ニナに向けて、力強く……「私が時を稼ぎます」と告げた。 「主を守るのは家令が務め。なに、我が命にかけても、ニナ...
  • 暴蝕崩弾
    グラトニィ・イレイザー 「さあ、来るがいい! 殺戮に踊る鉄の猟犬、争いの火種になる武装共!」 「消えろ鋼鉄、失せろよ戦火ッ」 「この子には、マレーネにだけは───指一本も触れさせないッ!」 流れるのは、激烈なまでの憤怒と慚愧。自らにさえも呪詛を振り撒きながら、遍く鋼鉄を憎み破壊せんと猛る獰猛な宣誓。 自己にそんな資格などもはや無くなっていると知りながら、壊れた思考回路はそれを正しく認識できていない。 行き場のない悲しみだけがそこに募り、救済の意思と共に憎悪へ変わる。 だからこそ彼は叫ぶのだ──── 全ては消えろ、無に帰すがいい。最愛の妹(マレーネ)を苦しめる鋼の鬼め、森羅万象から滅してやろう。 Status Power:10 Hardness:8 Speed:5 Generate:8(精神状態が錯乱している場合、+2) C...
  • 誇ってくれよ、トシロー。いい気分だったと言ってくれ。俺は、そんなおまえからこそ……この字を勝ち取りたい。……誇りたいんだよ、頼むよ
    発言者:アイザック・フォレスト 対象者:トシロー・カシマ これまで各ルートで露となっていたアイザックの“三本指”への執着心。 しかし……グランド√において、怪物との殺戮劇の果て、瀕死の体の彼が譲れぬ信念を叫んだ後、友に語りかける言葉は……それまで見せたことのない、切々とした想いの吐露であった。 そしてその傷に塗れ弱り切った姿は、友の擦り切れてしまった過去の痛みを疼かせる。 本編より 「そうさ、だから……誇ってくれよ、トシロー。いい気分だったと言ってくれ。三本指(トライフィンガー)だった時間を、肯定してくれ。 あの瞬間のおまえこそが、純然たる本質ってやつだろう? 俺は、そんなおまえからこそ、この字(あざな)を勝ち取りたい。誇りたいんだよ、頼むよ……!」 「……矛盾しているな、アイザック。自分は嫌だと言いながら……俺にだけ、過去を認めろと言うのか?」...
  • 君が欲しかったものをあげよう。命令だ───眼前で敵対行動を取る者を全力を以て排除せよ。さあ、これでいいかな?
    発言者:アポルオン 対象者:エリザベータ・イシュトヴァーン 『あなたの兵士としての自覚を疑っているだけよ。命令は絶対。不測の事態は火急に解決。 ええそうね、苦しませたくはなかったわ。手間取るのは好きじゃないの。 こういうことは、早く終わらせるに限るでしょう』 『はッ、“兵士”……ねェ。俺は誰かさん(・・・・)とは違うんだぜ、リーザ。 そんな決め打ちの鋳型に自分(てめえ)を押し込めなきゃ、満足に息も出来ねえような軟じゃねえんだよ。 誰を生かすも殺すも、剥き出しの自分(てめえ)自身で向き合ってんだ。だったら俺の流儀で好きにやらせてもらわア』 『あれだ、それが生きてくってもんだろう?』 『イヴァン……!』 『噛みつく相手が違うんじゃねえのか? 正しい兵士(・・・・・)さんよ?』 マレーネルート、ネイムレスという真の正体を現した代行者...
  • 白漠葬牙
    ホワイトホロウ・レクイエム 「束の間の朋友(とも)が見せてくれた、この確かな光が導くままに。 見るがいい。これが僕の世界、僕の精神、僕の───牙ッ!!」 Status Power:4 Hardness:5 Speed:4 Generate:4 Consumption:4 System:3 記憶喪失の放浪者、緋文字礼の輝装。 目立った特殊機能は保有しないが、両腕部にそれぞれ個別の汎用武装ユニットが展開されるのが特徴。 左腕部:タイラントファング  長銃身(ロングバレル)の大口径電磁加速砲(レールガン)とその銃身に添えられた銃剣(ブレード)より構成。 電磁砲は、地下駐車場に停車してあった乗用車をまとめて5台貫通するほどの威力を見せ、これにより中~遠距離を制圧。 射撃武装を掻い潜ってきた敵に対しては、野獣の牙めいた兇悪さを見せるブレード...
  • 叫喚滅爪
    デッドエンド・スクリーマー 「お前の名は俺が伝説にしてやる。だから───華のように美しく散ってくれッ、戦友(とも)よオッ!!」 Status Power:7 Hardness:3 Speed:2 Generate:5 Consumption:3 System:1 「愛しいぜ、俺を鍛え上げる金床よッ!おまえの牙でこの身体を引き裂いてくれェッ! この包帯(ぬの)の下におまえ自身を刻み込んでくれッ!! だからもっともっと滾らせろッ、断末魔の瞬間を彩る熱い血をよオォッッ!!」 イヴァン・ストリゴイの輝装。 左腕は鋼鉄となり、禍々しい形状を描く四本の爪は、一条一条が処刑刀のように鋭く長い。 鋼鉄の爪は互いに共鳴して甲高い前奏を発し、鋼の四指に走り抜ける電流火花(スパーク)は爪の共鳴が高まると共に、 あたかもイヴァンの左腕に極小の太陽が生...
  • ならば、そのような道など……縛りなど、俺は要らぬ! 美影は美影、天にも地にも代わりなどおり申さぬ!
    発言者:トシロー・カシマ 暖かな祝福で迎えられるはずだった、『侍』鹿島杜志郎と美影の婚姻。 だが、春を前にして美影の父から伝えられた言葉に、杜志郎は我が耳を疑った。 ───美影を諦めよ(・・・・・・)と申したのだ。 殿の下命(・・・・)とあらば、もはや何とする事もできん…… お主も生まれながらの武士たる身であれば、その理(ことわり)は弁えていよう。 杜志郎が忠を尽くすべき対象…… 最高権力者である藩主が、偶々見初めた美影を側女とするように望んだというのである。 藩の重役を務めていた彼女の父は、初めこそ抗していたものの…… 主君の命である、という絶対の決定を前に、上下階層の定まりし社会に生きてきた彼は、 一個の「父」ではなく「臣」として役割を果たすためその意を受け入れたのだった。 加うるに、美影という一人の「女」など、男側の意思で如何様にもその道を左...
  • 真祖
    『双血の墓碑銘』の用語。 作中世界における吸血種族の神、十二の使徒に《洗礼》を施した始まりの“不死者”。 吸血種社会における伝承において、約二千年の昔《真祖》は滅びに瀕した人類の前に現れて、 《彼》は自らが選んだ十二の使徒達へ自らの不死の力を分け与え、眷属を生み出す事で滅びに抗する力を与えたという。 彼は不死の力の源であり、すべての眷属達の上位者。ゆえにその血の縛りは全ての血族を支配する、絶対的な力を持つ。 しかしその上位者の存在を疎んだ、傲慢なる最後の使徒――ユダ・イスカリオテは、上位者に抗えぬはずの縛りを超え《真祖》を殺害…… ユダ本人は他の十一の使徒により討伐されるも、以降“神殺し”の忌むべき血統としてユダの氏族は徹底的な迫害を受ける事となる。 その後の歴史において、十二の使徒の血統は裏切りのユダの血統を除いて世界各地へと分かれていき、西洋の主要な国の指導者...
  • 雛鳥でいる時間はおしまい。これから私が、迷う雛の導になる……!
    発言者:ニナ・オルロック ニナ√終盤、父に捨てられた事で狂乱し自らの継嗣も容赦なく邪魔者と縊り殺そうとするバイロン。 そこに颯爽と現れたシェリルは、アンヌを救い出し…… 再び立ち上がった公子ニナは、もう一人の自分―――あるいはこうなるかもしれなかった影と対峙するのだった。 既に正気を破壊され尽くし、捨てた親である《伯爵》に未だ縋り続ける痛々しい姿のバイロンを見ていられず、 永い歳月を重ね、圧倒的な力を以て夜の世界を統べてきたであろう王者としての誇りを取り戻してほしいと呼びかけるニナ。 しかし、その必死の呼びかけは今の彼にとっては耳障りな雑音でしかなく――― 「あの方の裾を掴む(・・・・)以外に価値などあるものか」 「偉大なあの方と並び立つ領域に、不夜の常闇に辿り着かねばならない」と、残骸と崩れさった憧れ(慕情)を叫び続ける。 異能の力の差は歴然。絞...
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