私は君を信じている。一人か二人程度もあれば、十分に次のへ踏み込めるだろうさ

昏式・高濱作品 @ ウィキ内検索 / 「私は君を信じている。一人か二人程度もあれば、十分に次のへ踏み込めるだろうさ」で検索した結果

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  • 私は君を信じている。一人か二人程度もあれば、十分に次の領域へ踏み込めるだろうさ
    発言者:アポルオン 対象者:万里也 ジュン ジュンルートにてアポルオン(正確にはそれを操っているオルフィレウス)が、 自らの同属である凌駕に大切な存在の喪失というーを与えれば均衡を保つ為に奇跡という+を容易く起こしてみせる筈だ、 だからその尊い犠牲になって欲しいと凌駕の愛しい少女万里也 ジュンへ告げた台詞。(*1) 後の作品である『シルヴァリオ トリニティ』において、ボス格の一人も「英雄の背負うべき犠牲って奴だ」とか言って主人公を覚醒させるためにヒロインを殺そうとした件と言い、このラインのボスはこんなんばっかか オルフィレウスの愛や絆と言ったものをそれによって起こされる奇跡という現象を発生させる要因としてのみ(・・)評価している点、 どこまでも人の命というものを自分の大好きな科学文明(・・・・・・・・・・・)を進めるために使おうとしている点という人間としてどこ...
  • 要望・バグ報告所
    ... 24 32) 「私は君を信じている。一人か二人程度もあれば、十分に次のへ踏み込めるだろうさ」の部分で次の後に「領域」の文字が脱けてしまっています。脱字の修正をお願いします -- 名無しさん (2017-03-20 10 43 38) 夢が叶っておめでとう。--如何かな、最速になれた気分はのページタイトルの『--』の部分を『――』に修正お願いします。 -- 名無しさん (2017-03-20 19 24 34) おそれながら、修正をお願いしたい項目がございます。古都ブラーガのタイトルの「ブ」を「プ」へ置換していただけるようお願いします。 -- 名無しさん (2017-04-17 08 15 23) 凌駕の項目、苗字と名前の間のスペース無いようにしたいのですが -- 名無しさん (2017-05-02 19 00 26) 妄想ネタを書くためのファンサイトを作っ...
  • 台詞/Zero Infinity
    凌駕 「俺は機械なんかじゃない。幸せに笑い、哀しみに泣き、理不尽に怒る……ただの人間だ」 「俺は、俺の人生を取り戻すッッ!!」 「だから、これからは俺がお前の傍にいる。俺が示すよ、美汐がずっと肯定してほしかった正しさを、この手で形にしてみせる」 「 だからこそ俺は夢を見る。想像力を駆使し、可能性を拡げる。そしてその為に、死力を尽くす。君を……その終わりのない殺戮の歯車から解き放ってやりたいから!」 「生温いんだよ、こんな歪みで。俺の熱を、いつまでも小賢しく縛り付けられると思うなッ!」 「それが君の素顔(つみ)なら……その全て――俺が受け止めてやるッ!」 「そうだ、そうだよ……やってしまったんだよ、俺……」 「そうやって、いつも真っ直ぐ走っているジュンを見るのが――本当に好きだったよ。勇気や希望を貰ったような、そんな気がしていたんだ」 「平穏を求める願いでは、こいつの妄執に勝てないのかよ...
  • 君は強い。私が信じた君を自分で信じるんだ。この日、欲望に勝った自分の心を。何があっても諦めてはいけないよ
    発言者:ヴィクトル・シュヴァンクマイエル・クラウス 対象者:とある少女 白木の杭であるクラウスが、ある頼み事をしっかりと果たしてくれた少女に対し、 信頼の眼差しと共に語って聞かせた、彼の信奉する人間の持つ可能性(かがやき)についての言葉。 誰かが誰かの未来を信じ、思いや願いを託してゆく…… 『人間は素晴らしい』という彼の見解が現れた台詞であると同時に、欲望に負けた、堕ちし不浄なる『吸血鬼』という認識も言外に現れている場面。 霧の都の夜……少女は小走りで頼み事をした老人に、約束を守ってきた事を報告していた。 少女は老人に疑問を投げかけた。 どうして先に駄賃を渡してくれたのか? 会ったばかりの知らない子どもなんて、そのままお金だけ持って帰ってこないかもしれないのに、と。 老人は少女の頭を優しく撫でながら、答える。 “それでも君はちゃんと帰ってきたじゃないか...
  • 信じているとも、君は必ず立ち上がる
    発言者:アポルオン 対象者:秋月 凌駕 敵であるアポルオン(正確にはその操者であるオルフィレウス)から、主人公である凌駕へとかけられた狂的なまでの期待と信頼の込められた言葉(猛毒)。 落伍者などに足を引かれておらずにさあいざ真理へ向かって飛翔するのだ。 君は凡俗共とは違う稀有な魂を持つ紛れも無い私の同属なのだからと凌駕へと告げるアポルオン。 そんなアポルオンに対して凌駕は告げる、 超越者に従い流されるのではなく己が意志を貫くこの行為こそが目の前の存在を喜ばせてしまうのだろうと半ば判りつつも 「誰がお前になど従うか、俺は俺の意志で敵を決めてそいつを砕く」と。 そうして戦いを開始して、性能差によって劣勢に陥る凌駕にアポルオンは告げる 後進を導く先達のように優しく、輝装段階ではどう足掻いてもこれには勝てないと。 そうしてさあならばどうすると期待を込めて言葉...
  • 楽園を照らす光輝よ、正義たれ
    St.stigma Elysium 『私は真実、光を尊ぶ守護の盾に───“正義の味方”に成りたいのだ』 Status 基準値(AVERAGE):B(A) 発動値(DRIVE):AA 集束性:A(AA) 拡散性:C 操縦性:C(B) 付属性:A(AA) 維持性:A(AA) 干渉性:B ※()内のステータスは人造魔星時のもの 一切の前兆なく、不可視の衝撃を発生させる。 光に盲い、英雄に捧げた全霊が狂気の桁で膨れ上がる。求めるものは、ただいつか焦がれた奇跡の再来。 ただ輝きに生きて死す者たちの極楽浄土(エリュシオン)。その降誕を希求して、熱狂にして清浄なる福音が猛々しくも厳かに木霊していく。 天へと去った正義(ヒカリ)を求め……その後継者が、今こそ地上(ここ)に顕現する。 彼の無敵を支える謎の星光の正体は、衝撃の付着と多重層化。 攻...
  • 好きだ、ゼファー。一人の女としてお前の事を愛している
    発言者:チトセ・朧・アマツ 対象者:ゼファー・コールレイン 自分はお前のようなスゴイ奴に相応しくないとどこまでも自己評価が低い己が愛する男に告げた相手に逃れる余地を与えない真っ向勝負の告白 そうしてチトセは告げる帝国の誰もが讃える絶対正義、英雄譚を担う覇者に立ち向かえるのは自分の「正しさ」を信じているからではない。単にゼファーを死なせたくないからこそアレに反旗を翻したのだと。 それに対してお前結構馬鹿だろう?とゼファーは告げる。俺はお前の片目まで奪ったと言うのにと。 そんなゼファーにチトセは誇らしげに語る、この眼にはあの日自分に本当の強さを教えてくれた男の雄姿が焼きついている、この目こそゼファーが頑張った証なのだからもっと自信を持てと。 そうして慈愛を以って語りかける 「今の私が強者に見えているならば、あの日のお前が右眼(ここ)に宿っているからさ」 「正...
  • だから、これからは俺がお前の傍にいる。俺が示すよ、美汐がずっと肯定してほしかった正しさを、この手で形にしてみせる
    発言者:秋月 凌駕 対象者:青砥 美汐 周囲を憎むだけ憎んで、大切な人の思いに気づけず喪っていく、 そんな己に対する深い絶望感に苦しみ、弱さと愚かさしかないと悲嘆し、理不尽への恐怖に震える美汐。 それらの想いを受け止め、未だ形の見えぬ心の闇を抱えながらも凌駕が伝えた、青砥美汐に対する生涯をかけた誓い。 《無名体》(ネイムレス)の暴走に始まった混戦により、 凌駕と美汐は、二人の仲間を奪い去られ、深い悲しみを刻みこまれた……。 哀しみに暮れる美汐に寄り添い、深く情を交わす凌駕。 そんな彼らの元に、何とか生き残っていたマレーネと切が連絡を取り――― 彼女達を前にして、逃げ隠れるのではなく、生き残る方策を見つけるべきだと。 自分達でギアーズの拠点と、実働部隊の最優先対象たるネイムレスを排除し、彼らを撤退させようと提案する。 そう……戦うしかないならば、これ以上...
  • 格好いいとはそういうことだと、俺は思うし信じている
    発言者:ジェイス・ザ・オーバードライブ 対象者:ルーファス・ザンブレイブ 機甲巨人化創星録(フルメタルギガース)の暴星励起(イグニッション)による特攻を前に、ルーファスは星を起動しようと試みる。部下共(おまえら)もっと頑張れよと、周囲の奮起を願いながら――なにより自分がこれ以上、傷を追うのは嫌だから。一方的に格好良く戦いたいから、勝ちたいから。 テロリスト(おまえ)たちは必要ないと、敵を一切滅ぼすべく、輝照せんとした星辰光(アステリズム)を、「遅え」と腹パンキャンセルしたジェイスが、続けて放った言葉。 嫌だ、助けて――死にたくない、と。 弱音を吐き出しそうに成る彼を見て、機甲軍団の首魁は語り始める。 「目に余るからちょっと言わせろ。なあ騎士様。あんたの力、そんなザマだとかなり無駄だぞ。宝の持ち腐れすぎる。」 感情の乗っていない忠告を前に、無辜の民を侵略...
  • 喜ぶがいい。我々が死後行き着く果ては、紛れもなく地獄の底だよ。部下も自分も切る者が、天の国には行けなどしまい。
    発言者:アポルオン 対象者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ アポルオンにより、八紘市の闘争に潜む何者かの意図に勘付いた(近づき過ぎた)イヴァンの末路が決定されるシーン。 であると同時に、表面的には動じぬ歯車として振舞うアレクサンドルの過去に対する葛藤を(十中八九機械神は全て見通した上で)突こうとしている場面。 (なお最終ルートでも彼の行く末を見届けた上で、機械神は「歯車として灰色の生を過ごすままでは、真理に生涯至れはしまい」と評している事からも、アレクサンドルという男の過去と現在を見抜き、どのような人間か(・・・・・・・・)判りながらもあえてこのような言葉選びをしていると考えられるだから友達いないんだよ) 美汐√終盤、ネイムレスの暴走後、帰還したイヴァンは体に拭えぬ疲労を感じつつも、指揮官であるアレクサンドルに事の顛末を報告していた。 ――生き残りのロビ...
  • 青砥 美汐
    CV:青山ゆかり 『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』の登場人物。ヒロインの一人。 凌駕と同じ学年に属する優等生。 高名な政治家の娘という出自、端麗な容貌、優秀な成績といった数々の天賦の要素と本人の才覚により、学園のマドンナとして憧れの視線を集めている。 しかし、家族を襲った悲劇により天涯孤独の身の上となってからは、他人には見せない一面を宿すようになっている。 そのためか人前では温厚な令嬢然として振る舞うが、敵と見なしたものを攻撃する時は徹底して容赦がない。 いわば裏表を使い分ける仮面優等生。その秘密を一端とはいえ凌駕に知られてからは、彼を強く意識しはじめることに。 「やけに素直じゃない。ずっとそうやって頭低くしてなさいよね」 「……一番落ち着ける場所をちょうだい。優しく強い下僕(ナイト)さん?」 ...
  • やはり問題あるだろうか?
    発言者:ヘリオス 対象者:レイン・ペルセフォネ グランド√において、己の誇る比翼であるアシュレイ・ホライゾンが気づかせてくれた、人は当たり前に迷い、悩む存在だという事実。 その事をしかと認識した上でヘリオスがおそらく彼なりに精一杯一人で決める英雄譚から改善させようと出した創世神話の結論 一度全人類と対話して彼らが望む明日の形を知ったうえで結論を出すという回答に対する レインのまるで可哀想な人を見るかのような芳しくない反応を見てのヘリオスの台詞。 ヘリオスとしては熟考の上で出した真剣そのものの結論であり それは間違いなくアッシュの影響を受け、勝手に救いたがる英雄譚から一歩進もうとした改善の意思の見られるものだったのだが…… 一体何が問題だったかを簡単に述べると ・まずヘリオスと接続しただけで9割方の人類はそのあまりの存在の大きさに耐えられず精神を焼かれる...
  • ――私は、機構を滅ぼす強者(あく)に成りたい
    発言者:青砥 美汐 誠実さを信じ、両親から愛を注がれて生きてきた令嬢、青砥美汐が、 世の不条理に直面し、何もかもを喪失した末に、温かな思い出を封じ込め、新たに打ち立てた決意(エゴ)。 幼き頃から、両親の愛情を受け取って真っ直ぐに育ってきた美汐。 穏やかな光に包まれながら、彼女の胸には常に、親から学んできたある一つの言葉が存在していた。 それは、“誠実に生きろ”という言葉。 誰かを助ければ、自らもまたいつか助けてくれる。 誰かを傷つければ、自らもまたいつか傷つけられる。 因果は応報するのだ、という両親の教えは、美汐という少女の生きる上での標となっていった。 そして実際に、彼女の周囲の世界はそれで上手く回っており、皆が笑顔で微笑みかけてくれていたのである。 無条件な父母の愛情で他者の善性を信じ、その上で自らの行動が幸せを与えられるというこ...
  • 時計機構
    ホロロギウム 「天に浮かぶ運命(とき)の星座、時計機構(ホロロギウム)に揺ぎ無し──!」 『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』の用語。 実体を掴めないほど巨大な、全世界の科学技術を管理する謎の組織。 その歴史は古く、正確な年代は不明だが、世界が自然への畏敬よりも"科学"という神を頂くようになった時代には既に存在していたことが確認されている。 新法則の発見から実用化、普及までを時計の如く正確なスケジュールで管理し、また維持し続けていることからその名で呼ばれている。 その実体はもはや一つの仕組み(システム)であり、大国や小国問わず、果ては民間の街工場にまでその意思は及んでいる。 本拠地と呼ばれるものは存在せず、科学信仰に根付いた研究機関の超巨大複合体と、それを管理運用する法(ルール)によって成り立っている、姿無...
  • 人間は可能性の塊だ。勇気と気力と夢さえあれば、大概どうにかなるんだよ
    発言者:ラグナ・ニーズホッグ 強化された使徒であるルーファスが放つ、空間を走る四十三の雷撃。 そのすべてを回避し、自分に一撃を見舞うラグナに対し「どう考えても見切れるはずがない」と驚愕する。 「ふざけるな、どうかしてるぞ。少しは常識を語りやがれ」 「雷の速度だぞ、見るも躱すもないだろう」 と、至極真っ当なことを言うルーファスに対し、 発動の起点が見えている上に、素直すぎる使い手の単純で直線的な攻撃など回避できて当然。恐れることはないと終焉竜は言い放つ。 そもそも超高速の攻撃など、異能者同士の戦闘ではもはや珍しくもない。 死想冥月のような空間を無視して攻撃してくるような気違い染みた魔人と比べれば取るにたらんと。 「冗談じゃない、貴様は本当に分かっているのか?」 「当たればそこで死ぬんだぞ?間違いなく、たった一撃受けただけで」 ...
  • 俺はこの世でただ一人の――君のための英雄になろう!
    発言者:アシュレイ・ホライゾン 対象者:アヤ・キリガクレ アヤルートにおけるアッシュの決意の言葉。 「英雄」という概念が作品のテーマの一つと言える 『シルヴァリオ トリニティ』において、アヤルートのアッシュが辿り着いた答えの象徴となる台詞でもある。 アリス率いる“暁の海洋“との交戦中、ついに発動したアリスの星辰光を前に追い詰められていくアッシュ達。 アヤはアッシュを庇って鋼糸による防御を展開するが水を操るアリスとの相性は悪く、防壁を突破した水の散弾によってその身を切り裂かれていく。 もはや誰の目に見ても敗北は時間の問題……。 されど、決して諦めようとしないアヤは血まみれになりながらもアッシュに微笑みかける。 「アッシュ様――あなたの目に今のわたくしは、さぞ現実が見えない愚者と映っているのでしょうね?」 「けれどわたくしとて、このままでは力及...
  • そうやって、いつも真っ直ぐ走っているジュンを見るのが――本当に好きだったよ。勇気や希望を貰ったような、そんな気がしていたんだ
    発言者:秋月 凌駕 対象者:万里也 ジュン いつも太陽のように明るく、前向きで笑顔を絶やさなかった少女。 そんな彼女が、速さ”の陰の、積み上げた努力を徒労に帰してしまうことへの恐れに苛まされ、 それを克服しようとしてまた傷を増やしていく姿を見つめた上で、 彼女を想う一人の男として少年が伝えた、少女の走ってきた姿への素直な思い。 ジュン√、アポルオンとの闘いで傷つき倒れた凌駕は、夢の中の屋上でカレンと再会を果たす。 凌駕は、彼女からアポルオンと闘っていたもう一人……ジュンの心は、これから 本来単独では到達できないはずの影装に辿り着いた反動に苦しむことになるという事を告げられる。 そしてカレンは、いつも通りで気遣わせてもくれない凌駕に軽口を叩きながらも、 もう、こうして彼と言葉を交わし合うことができなくなる事に、初めて寂しさ、切なさの宿った表情を見せ―― ...
  • 恐れず進め、道は拓くさ。勇気と気力と夢さえあれば大概なんとかなるものだ
    発言者:ファヴニル・ダインスレイフ クロウ・ムラサメと対峙し、その卓越した技量に見惚れて興が乗ってきて もう一つの切り札を使おうかと思案しだしたファヴニル・ダインスレイフの台詞。 実際にこの男はこの台詞の通りに、夢と気力を頼りにただの小悪党から反アドラーの象徴とも言えるある意味カリスマ的な存在へとなり 確率にすれば0としても問題のないような極小確率を手繰り寄せて、ついには最強の戦闘用魔星にまで至っている。 その切り札の正体とは帝国最高峰の技術者が狂気の沙汰として人に埋め込んでいいような代物ではないと判断し、彼にとっての麗しの英雄(ヒーロー)はその体内へと埋め込んでいたオリハルコンである。 当然言うまでもないが改造自体にも多大なリスクがあり、下手に使えば慣らし運転でそのままポックリ逝きかねないものだったのだが…… 「その時はその時だよなァッ!やれば出来るさ...
  • 奇人、変人、超人、狂人……まったくもって嗤ってしまう。どれもはすべてお前と私は違うのだという意思表示だ
    発言者:アポルオン 対象者:秋月 凌駕 アポルオン(それを操るオルフィレウス)の己が同属たる秋月凌駕への発言であり、 自分達は当たり前のことをしているだけなのに他者からいつの間にか浮いてしまい 決まってその度にこのような形容でお前は自分達とは違うのだと意思表示を突きつけられる…… そのことに対し心からの理解を示しながら告げられる、凌駕の陰我(イド)を暴いていく台詞。 『その様子だと気づいているのだろう? 君だけは、それに』 『現状を打破するための更なる飛翔。無意識の中に封じ込めた、見据えるべき虚と相対すること。それこそが、君をより真理へ近づけると知っているはずだ』 『隠さずとも良い、私にはよく分かる。なあそうだろう?』 「は、っ……ははっ……それは、強者の思い上がり、か?」 笑ってしまう。まるで俺にとって、自分が唯一の理解者であ...
  • 置いていかないで、隼人……
    発言者:澪 柩をこの手で護るという約束の為に――― 《血染ノ民》として、命じられるまま襲い掛かった十六夜村の住人達を、老いも若きも、男も女も関係なくその刃で斬り捨てた隼人。 故郷での温かな思い出を己が手で切り刻む感覚に心を軋ませながら、彼は一度も後ろを振り向く事無く(・・・・・・・・・・・・・)、彼ら全員を灰に変え……囚われた柩の元へ駆け出した。 そして、一人取り残された澪は、自らの行為が齎した結果への罪深さに恐怖する。 大切な隼人を騙し、柩を傷つけ奪い、彼の手を汚させ消えない傷をその心に刻み込んでしまった事に。 「……だって、あたしは、村を救うために……ッ」 その罪悪感を振り払おうと澪は叫ぶ。 人質として残された村の半数の人間達を守ろうと、異人の女の策略に従い、隼人と柩をこの村に誘い込んだ。 だがそれは、隼人が六年前に捨て、そしていつか彼...
  • 白い杭
    ホワイト・パイル 凡ての肉の命はその血なればなり 血を喰らう者は、凡て断たれるべし 『往くぞ、アリヤ』 『我ら白木の杭。これより再び、狩りを始めましょう』 『Vermilion -Bind of blood-』に登場する、『吸血鬼』を滅ぼす象徴≪白木の杭≫をその名に冠した、伝説の白影の刺客(ヴァイスシャッテン・アッテンタート)。そして本作屈指の煽りのプロ 人体の潜在能力(体)を育て、世代を重ねた高度な殺戮技術(技)を操り、憎悪と人類愛(心)を駆動させ、単身で縛血者(ブラインド)を滅するに至った究極の狩人(イェーガー)。 同業者からも畏怖される逸脱者(モンスター)。信仰でも学術的探究でも娯楽でもなく、ただ吸血鬼を狩り滅ぼすという純粋なる“意志”の使徒。 その徹底ぶりは狙った標的を確実に炙り出し、抹殺するために場合によっては...
  • アメノクラト
    Amenokurato シルヴァリオ トリニティ-Beyond the Horizon- CV:四宮豪 本編の後日談となる、『誰かのために/Hero s』に登場。 鋼鉄の装甲に身を包む、正体不明のアストラル運用兵器。 新西暦1027年に、軍事帝国アドラーの帝都で大虐殺を引き起こした魔星らと非常に酷似した外見を備えているが、その関連性は不明。 合理的、かつ論理的な思考形態を有しており、選択する手段に情緒や拘りといった精神的不確実性は一切見られない。 魔星は強烈な衝動を核として星辰光(アステリズム)を発動するプロセスを取るが、アメノクラトは徹底して効率的な殺人機械の姿勢を貫き、宿した星を行使している。 人知れず古都プラーガの裏で暗躍を始めるが、その目的は果たして……… 『なるほど、社会的だ。人間として優れている』 『心底、邪魔だな──...
  • 忘れているとは思うけど、少しくらい残っている想いがあればと思うんだよ
    発言者:レイン・ペルセフォネ 対象者:アシュレイ・ホライゾン ようやく再会出来て穏やかに言葉を交わせるようになった、記憶を塗りつぶされて光への生贄に変えられた愛しい少年に対して告げたレインの想い。 なお、少し位どころか審判者(ラダマンテュス)の思い描く“英雄”にするに当って特定個人への愛情は好ましくないものにもかかわらず なぜかレインが生きている姿を見るだけで泣き出しそうになったり、相棒に「アレは敵だ」と嚇怒の衝動に引きずられているときに告げられたのに「うるさい関係あるか」と猛反発したり、 逆襲劇と対決する状況のため、英雄譚にもろに引きずられていた状態だったのにもかかわらずこぼれた本音がレインを今度こそ護り抜くという思いだったり、とレインに対する想いが決して消えない想いとして残っていた。 そんなんだから幼馴染ガチ勢とか呼ばれるのである 冥狼の件をレインか...
  • 私の望む結果は得られた。故にここで、今回の実験を締め括ろう
    発言者:オルフィレウス 対象者:全刻鋼人機 秋月凌駕と緋文字礼。天然の超越者と再起の生還者。 限界を超えて全力を絞り出し、最後には両者共に爆炎の中に消えた史上初の真理到達者同士の闘い―― その顛末を観測していたオルフィレウスから発せられた言葉は、何の衒いもない称賛だった。 「事前予測(シミュレート)の域を優に超えたな。よもや両者、共に真理へ到達するとは……!」 皮肉も澱みも、その声にはなく。彼ら二人にしか達し得ない境地(レベル)の戦いに対して、本心として褒め称えていた。 二つの真理(イノチ)が交錯した鮮烈な死闘に、個人として喝采しながらも――科学者としてのオルフィレウスは実に惜しんでいた。 「本命のみならず、彼までそこへ到達したこと。疑うことなき僥倖だが…… ああ全く、願うなら諸共我が手元へと確保(・・)したかったものだよ」 故に惜しい、...
  • 大義、宿願、我に有り。黙して認めよ、人と時計は共生関係を締結した
    発言者:オルフィレウス 対象者:秋月凌駕、有象無象の大衆 「何気ない願いの生まれる日常からこそ、科学は発展してきた」 「しかし思いを実行に移したのは、科学の道に身を窶(やつ)したのは、いったいそのうちの何割かな?」 「八割、五割、いいや違う。決意によって立ち上がった、僅か一握りの人間たちだけだろう」 突っ走るだけ突っ走った偉人。そんな強者がもたらすおこぼれ。 大衆への恩恵にだけあやかりたいと願う存在が、この世にはきっと俺の思う以上に多かったんだ。 「ただ恩恵を受け取る者たちは讃えるだけ讃えて、感謝するだけして、 自らがすることと言えば常に単なる消費。何もそこから繋げようとも、繋げていきたいとも思っていない」 科学文明が進めば、弱者は何もしなくなるだろう。自分が動かずとも、機械がしてくれるのだから。 そして機械や他者に難癖を付けること...
  • 愛している、ヘレン
    発言者:只人の少年・皇悠也 対象者:最愛の妻・ヘレン ミサキルート、目覚めた神祖の天敵が地母神を、知恵の神を駆逐し、大国主へと迫る。 何度も何度も操縦機兵(アメノクラト)を造り出したがそれもついに限界を迎える。迫り来る竜人を前に…… 「諦められるか。それでも僕はッ────!」 先に散った二柱を超える神天地(アースガルド)への渇望、いや使命感(・・・)が彼を無謀と知りながらも最後の突撃に踏み切らせる。 「大切な約束があるのは、おまえ達だけじゃないんだよ!」 世界を変えてしまった者としての責任をとるという一念、そして愛する伴侶へ誓った愛のために───絆のために。 ならば、いいだろう――この瞬間だけ、ラグナ・スカイフィールドは九条榛士として告げる。 「今でもそれを、相手が変わらず望んでいるか。ちゃんと確かめて来い、悠也!」 ...
  • なんだ、その視点と考え方は。君らの方が、私よりよほど神に近いではないかッ
    発言者:オルフィレウス 対象者:秋月 凌駕、緋文字礼 秋月 凌駕と緋文字礼のゆっくりとだが着実に人は昔よりも前に進めてきているのだという 強者が先導しなければ人は堕落すると考えている自分などよりもよほど人類の可能性を信じ、愛している 強者でありながら、あくまで信じて、見守り、託すことを選んだ二人に対して笑いながら告げたオルフィレウスの言葉。 何故真理へと至り、自分と伍するだけの強者となりながらも「弱者は強者の作る世界に従う」という当たり前の世界に異を唱えるのかというオルフィレウスの問いに対して 凌駕と礼は答えていく。弱さを好きになれないから、許せないからとただ排除する道を選ぶなんて子どもの駄々と変わらない。 そして受け継がれるものは決して負の側面ばかりではない、親から子に託される思いのように正しい思いだってきっと受け継がれる。 現実の醜さや不条理にそれはやがて...
  • 不利益を被らせたこと、これでも真に申し訳ないと感じているよ。頭を下げよう。どうか、これで納得してくれないかな?
    発言者:アポルオンの操主 対象者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ ジュンルート、ギアーズの母艦の甲板では、機構上層部の意思、その代行者たるアポルオンが敵の首魁を捕えて帰還していたが…… 味方のはずの刻鋼人機達に対しても、彼(・)が理解不能な言葉(呪詛)を吐き影装で無差別に攻撃を加えるという非常事態が生じていた。 乱丸の歩行兵器は全滅、エリザベータの雷撃もイヴァンの荷電粒子砲も、等しく重力崩壊の孔の前に掻き消され、消耗を強いられ続ける。 捕獲した反抗勢力の少女の発言から、アポルオンの素体が彼女の兄であるらしいという事実。 何らかの意図を以て強権を使い出撃してからの、この突然の暴走。 実働部隊指揮官のアレクサンドルは冷徹に目の前の現実を観察し、呟く。 「作為、か」 運命などという言葉を彼は信じない。この世において神や英雄と等しく、唾棄すべき言葉と考...
  • 私の、自慢の兄さんですから
    発言者:秋月高嶺 対象者:草笛 切 マレーネ√、天頂において始まった最後の闘い。 地上に残った“普通”の人々がその星々の輝きに映し出された各々の心を見つめ、思いを明かしていく中、 一人の少女が今戦っている、たった一人の兄の未来を思い、不安も期待も込めた上で発した言葉。 強さも弱さも、輝きも醜さも、“在りのままの人間”を知り、受け止め、愛することを誓い―― 大切なことを教えてくれた運命の相手・礼と融合し、 二人であり一つである流星として覚醒、孤高の恒星と化したオルフィレウスに立ち向かっていく凌駕。 広大な宇宙(そら)で繰り広げられる、輝く二つの彗星のぶつかり合い。 それを地上から見上げる者達の胸中には様々な思いが去来する……。 激動する現実に適応するため、 厚い化粧や、歪な仮面を纏い続けた二人の女性は星々の輝きを眩しげに眺めながら、...
  • ……判らないの? 今のあなたは使い物にならないと、私はさっきからそう言っているのよ
    発言者:ニナ・オルロック 対象者:トシロー・カシマ 人間社会にまでその魔手を伸ばした三本指(トライフィンガー)の模倣犯――その討伐の報告を受け取ったニナ。 だが彼女の心は、問題の一つが片付いたことへの安堵ではなく、憔悴しきったトシローへの心配に傾いていた。 今にも消えそうな虚ろの幽鬼。老衰しているようにさえ見えるその姿。 参っている――かつてないほどに。 打ちのめされている――築き上げてきたその信条ごと。 ニナの目には、公務の関係で先程まで顔を合わせていた人間(ヒト)が常識を砕かれ、 縛血者(ブラインド)という存在を知り動揺する姿と、今目の前にいる部下の姿がひどく重なって見えた。 いつもの無表情で隠していても、彼女にはその裡に秘めた心の揺れが伝わっていた。 ――私がどれだけこの朴訥な男を見てきたと思っているのか。 そして、一応は気...
  • 実に大きな不足だろう?
    発言者:ギルベルト・ハーヴェス 対象者:アシュレイ・ホライゾン 『誰かのために/Hero s』より――光の亡者との認識の差、余りのズレっぷりが窺える台詞。 事態解決のために仮初めの平穏を粉砕すべく、ギルベルトは再現された古都プラーガを周り、数時間かけて設置した刑戮聖印によって全構造物の解体を試みる。たった一人の男によって一つの都市が土砂の山に成り果てていくその光景に戦慄を覚えるアッシュに対し、ギルベルトは苦笑しながらも否と首を振り、界奏の一部となった恩恵と後押しありきのものであると語り・・・ 「実に大きな不足だろう?」 違う、そうじゃない。 確かに審判者(ラダマンテュス)の星辰光には都市を更地に変えるほどの出力はない。本人曰く、個人で実行するには維持性と干渉性は7倍は必要とのことだが、作中アッシュにも指摘されていた通り、燃料(リソース)...
  • 独り占めはだめだよなァ?使う権利は俺にある
    発言者:エヴァン・アーマライト 対象者:『長官』 レオナ√、爪を隠してきた猛禽(ラプター)が野心を爆発させた場面。 米国は『Electro Arms』の基幹となる“システム”を完全に掌握すべく、ここまで活動を続けてきた。 種々の益を生み出す利権も、日本政府との関係も、それに比べれば枝葉に過ぎないと見なしている。 抵抗も、勝ち逃げも、その可能性すら認めない。 長い年月をかけて形成された彼らの正義(プライド)は、重機の如く“敵”と定めたものを轢殺する……はずであった。 だが、彼らは自分達の内側に、その目的を阻む最悪の存在が潜んでいる事に気づけなかった。 その敵の名は、“猛禽(ラプター)”。清らかな天使の顔の裏に、血塗られた悪魔の本性を隠した、CIA工作員である。 深夜の米国大使館――その一室では、エヴァンと実験体となった真栄城、そして...
  • 傲慢なのかもしれないが、私は彼ら全員に生きてほしいと願っているよ
    発言者:ギルベルト・ハーヴェス 対象者:シズル・潮・アマツ 第一章、第十三星辰小隊の初陣を前にヴァネッサから「地蠍(うち)からも数人推薦したんだから大切に使えよ」と忠告を受けるギルベルト。 無論、言われるまでもなく……と頷くべき場面だが共犯者と共にヴァネッサの退室を見届けた後、珍しくどこか申し訳ない表情で小さく首を振る。 これから常軌を逸した苦難へと彼らを送り出すと知りながら嘘をついてしまったのだから。 だがそれでも、選ぶ道はこれしかなかった。そもそも運命を掴めなければ実験部隊の面々は結局そのまま終わるのだから(・・・・・・・・・・・)、その時点で是非など無い。 延命手段は、これから待つ全滅必至の試練だけ。その絶望的な悪夢を越えた果てにこそ、彼らはようやく明日の光へ踏み出せるのだ。 滅び行くはずの魂を繋ぎとめることが出来る、それだけは紛れもない真実だった。 ...
  • 何時如何なる時であろうとも、主君の揺れぬ指針である。そう戒めておりますので
    発言者:エルンスト・ゴドフリ 対象者:ニナ・オルロック 『よし、じゃあお嬢は? 夜警一人を対価と考えれば、驚くほど安い買い物じゃないか。──だろう?』 『ええ───承りました』 ギャラハッドの提案が通る形で、トシローは夜会に潜む“愚か者”を炙り出す囮役として夜警役を罷免される事が決定した…… ――カルパチアでの会合が終わり、若き公子は震える声で己の無力さを自嘲していた。 “自分に愛想が尽きた”……俯き語る銀の髪の少女に、忠実な家令は返礼を以て切り捨てる。 「いいえ、此度の議論は当然の流れです。仮にここで私情を優先するようでは、それこそが施政者として不適格でしょう。ニナ様に落ち度などありません」 「悔いるのであれば、あの男(・・・)を擁護した発言こそです。ギャラハッド殿の仰る通り、命には貴賤があります」 「平等とは弱者の慰め。上位があ...
  • 自分は傷一つないって厚顔で! 人の傷痕を踏んでも気付かず! そのくせ自己満足の優しさを振り撒いてる! おまえの全部が鬱陶しいんだァ――ッッ!!
    発言者:青砥 美汐 対象者:万里也 ジュン マレーネ√、拠点に凌駕とマレーネを残し、索敵のため出撃していたジュンと美汐。 そんな彼女らも他の刻鋼人機たちと同様に、オルフィレウスの語る心装永久機関とそれにまつわる真実を聞き…… 無差別のイマジネイター同士の殺し合いを開始するという彼の宣言の下、少女達は物言わぬ忠実な猟犬としての本質を露にしたネイムレスにより、執拗な追撃を受けることとなってしまった。 逃亡の途中、肉体の疲労とともに精神的余裕を無くしていく美汐は、 苦境に追いやられながらも希望を信じ、他者を信じることを止めないジュンに対し、己の内にある苛立ち、嫌悪感を刺刺しい言葉と成して突きつけてゆく。 生き残るためなら結局は私の命だって踏み台とする気だろう。 お前みたいな極端に前向きな奴、前以外見えていない手合いなら尚更そう。 どうせ涙を流しながら、血み...
  • 見ろよ。圧勝できてねえだろうが……ッ
    発言者:ゼファー・コールレイン 対象者:天秤部隊星辰奏者 「それなりの精鋭」である天秤部隊(ライブラ)の星辰奏者(エスペラント)三人を相手取って、ゼファーが漏らした台詞。 三対一という窮状にありながら生き延びている。鋭敏な反射、身につけた技巧、天秤に伍するどころか一部分では勝っているその戦闘力。 仮に一対一であったならば勝利していたであろう実力を、帝国軍においても上位に位置する力を、その手に持っていながらかつての人狼は自分を弱者と規定する。 大した力を持っていないから、人間を両断することさえ(・・)出来ない。 人智を超えたスピードもないから、一瞬で敵を葬り去ることすら(・・)不可能。 鋼のような防御力がないから悠々と迎撃できる余裕も無し。 小細工(テクニック)に頼っている時点で笑い者。技巧派? そんなの正面から敵を打ち砕けない雑魚だろうが。 この程度の力では、...
  • さあ、貴方のしたいようにして頂戴。私を可愛がって……ね?
    発言者:ニナ・オルロック 対象者:トシロー・カシマ そんな、優しく……いえ、もっと、強く、荒々しく……… 乱暴に犯しても……蹂躙しても構わないの……よ? ホテル・カルパチアから、“主”の求めに応じその身柄を奪い去ったトシロー。 ……やがて、『ノーマ・ジーン』で目覚めたニナは、 かつて知ることの出来なかったトシローという武士(サムライ)の過去、 そして、迷いを振り切った彼が今一度捧げると誓う“忠義”の重みを、確りと受け止めようとしていた。 そうして、決心を固めた彼女は、12年間踏み込めなかったあの一夜の“先”へと自ら踏み込む――― 「……判ったわ。主従。君臣。私たちが、そういう関係になったという事は」 「──では、それ以外(・・・・)は……?」 少女の面影を残す躯が男に触れ合い、細い腕が背中に回される。 見つめるその瞳の...
  • 聞こえるだろう、吟遊詩人。見えるはずだ、死想恋歌。俺は彼らを守りたい!
    発言者:ケルベロス 救世主であるヘリオスとの戦いの際に切り札として潜んでいた海洋王(ネプトゥヌス)の最後の仲間である闇の冥狼ケルベロスの絆のために我が身を犠牲にする事を覚悟した咆哮 海洋王(ネプトゥヌス)とその仲間達の4人を同時に相手取り、次第にそれを圧倒していく無敵の救世主 それでもと諦めず突き進むレインの胸を突き刺して、ヘリオスはレインに対して冷ややかな視線と共に呆れの言葉を吐く 「愚かだな本当にそれで良いと思っていたのか?仲間との絆を得て未だにこれなら進歩がないにも程がある」 「誰かがいることの強さ、俺には持てないその輝きを示さなければ結果をなぞって当然だろう。お前は半身から何を学んだのだ?」 そんなアレだけ片翼が教えてくれたのにまだわかっていないとか本当死ねよお前とでも言いたげなヘリオスに対して レインもまた答える。忘れているわけ無いだろ、そ...
  • 絶戒刑刀
    アブソリュート・パニッシュメント 「聴くに堪えん、耳障り(・・・)だ。愚想もまさに極まれり。ならば聴かせてやろう。世界を動かす歯車(ことわり)の音を」 瞬間、彼の顔や全身に亀裂が走る。それは傷というよりも、まるで鋼鉄そのものに刻まれた罅(・)に近い。 そして、アレクサンドルは魂の傷口(スティグマ)から一滴の血すらも流さない。 まるで、精神までも既に鋼鉄(・・)で出来ているとでも言うように。 己という存在(にんげん)に愛想を尽かし、どこまでも正気のままで……その全てを捨て去ろうとしていた。 Status Power:6 Hardness:5 Speed:5 Generate:5 Consumption:5 System:9(交戦対象のSpeedが5以下の場合、+2) 時計機構(ホロロギウム)最強の『英雄』、アレクサンドル・ラスコーリ...
  • 嘆かわしい、これでは勝者が哀れだろう
    発言者:ギルベルト・ハーヴェス トリニティ体験版のラストを飾る章、『死想冥月/Persephone』の前半において、強欲竜団との戦闘から帰還したアッシュ達を労ったギルベルト・ハーヴェスの台詞。公式のギルベルトのキャラ紹介でもこの台詞が使われている。 結成されたばかりの第十三星辰小隊は強欲竜団の卑劣な罠によって全滅し、アッシュ達三人のみを残す状態という惨憺たる結果となってしまう。指揮官たるギルベルト・ハーヴェスは「全ては私の責任だ。慙愧に耐えない」と指揮官として無能の謗りを免れないとアッシュ達三人に頭を下げる。 その上官の謙虚で誠実な対応と、犠牲を出してしまった無念さから言葉を持たないアッシュ達を尻目にギルベルト・ハーヴェスは、アッシュ達三人が生きて帰還し少数で敵部隊に大打撃を与えた事実を英雄の光に倣った実に星辰奏者らしい勝利だったと評価し、帝国軍中尉の階級章を見...
  • 友達百人から始めましょう
    発言者:リナ・キリガクレ 対象者:シュウ・欅・アマツ 生涯初の、一握の悔恨を口にしながら無銘の刀剣(ティルフィング)は栄光の末路に砕け散った。この場における最大戦力が敗れた今、既に深手を負ったシュウとリナでは人奏を担う夫婦に敵う道理はなかったが…… 「来るなら来いよ。ただでやられるつもりは無い!」 勝てないことは百も承知でリナを背に庇いながらシュウは拳を握りしめて竜人(ラグナ)の前に立つ。その姿は一見、数分前のラグナ達そのものだったが。 しかし―― 「付き合っていられないな」 にべもなくラグナはその啖呵を袖にした。力量差を見切って無駄な戦闘だと割り切ったから、ではない。 彼の目に宿る拳闘(ステゴロ)の破滅願望と、そんな相方に戸惑いを隠せない従者の葛藤を垣間見たからだ。だからこそ、小さく嘆息し躊躇なく踵を返した。 「私た...
  • 誇ってくれよ、トシロー。いい気分だったと言ってくれ。俺は、そんなおまえからこそ……この字を勝ち取りたい。……誇りたいんだよ、頼むよ
    発言者:アイザック・フォレスト 対象者:トシロー・カシマ これまで各ルートで露となっていたアイザックの“三本指”への執着心。 しかし……グランド√において、怪物との殺戮劇の果て、瀕死の体の彼が譲れぬ信念を叫んだ後、友に語りかける言葉は……それまで見せたことのない、切々とした想いの吐露であった。 そしてその傷に塗れ弱り切った姿は、友の擦り切れてしまった過去の痛みを疼かせる。 本編より 「そうさ、だから……誇ってくれよ、トシロー。いい気分だったと言ってくれ。三本指(トライフィンガー)だった時間を、肯定してくれ。 あの瞬間のおまえこそが、純然たる本質ってやつだろう? 俺は、そんなおまえからこそ、この字(あざな)を勝ち取りたい。誇りたいんだよ、頼むよ……!」 「……矛盾しているな、アイザック。自分は嫌だと言いながら……俺にだけ、過去を認めろと言うのか?」...
  • ニナ・オルロック
    “PRINCIPAL” CV:岩田由貴 『Vermilion -Bind of blood-』の登場人物。ヒロインの一人。妖怪白髪女orザ・シルバー。 霧に深く包まれた街・フォギィボトムを中心とする、北米西部の縛血者コミュニティ “鎖輪” を統率する年若い支配者。 外見、性格とも気位の高い素養を覗かせる少女だが、しかし縛血者社会の中ではまだまだ若輩者に過ぎないとも言える。 本来の彼女は縛血者になって日の浅い、先代から継いだ血統によりトップに立ってしまった未熟な少女でしかない。 それでも親たる先代からの大きな置き土産を背負い、今日もまた柔い心を威厳のベールで押し隠している。 トシローは直属の部下であるため、有事の際はニナの命令に従って行動することになる。 人間社会との共棲関係を維持するため、公子である彼女は時に表の世界の夜会に姿を見せ、そうした場では高層ホ...
  • おかえりなさいっ
    発言者:マレーネ・ヘルツォーク 対象者:秋月 凌駕 最後の闘いが終わり、一年の時が流れた。 あの日星空を見上げた者達は、鋼の時計が刻む無機質な鼓動より解き放たれ、 “彼ら”が伝えた、『等身大の自分』…その鼓動を感じながら、 各々、取り戻した日常を守り、あるいは新たに歩む道を模索していた。 それは、幼くして剛くあることを強いられつつも、優しさを取り戻せたマレーネという少女にとっても同じであり―― 今の彼女は、非凡な科学者としてではなく、高嶺と共に、学園生活の時をゆっくりと過ごしていた。 そんなマレーネは、今日も仲間の一人……元の肩書を消され、ただの学園の一保険医となった切の元に足を運ぶ。 「まったく、お昼の度に毎日こんなとこ来てちゃ、友達も出来やしないわよ?」 「む、友人ならいるさ。それより私が訪れてやらないと、保険医が寂しかろうと思っ...
  • そういう台詞の出る神経が、最悪だって言ってんだよォッ!
    発言者:ケルベロス 対象者:ヘリオス 愛情と手強さを半ば結び付けて考えているかのような言葉を吐くヘリオスに対する ケルベロスの憤激(ぜつぼう)と怨みの叫び。 慟哭と共に煌翼(ヘリオス)へと呑まれ、消えた蝋翼(イカロス) その無残に散った蝋翼(イカロス)の慟哭を代弁するかのように闇の冥狼は吠える 「未来や明日を守る前にまずはそいつを救って見せろ。出来ないのなら消えうせやがれ、今の貴様は盗賊だッ!」 「勝ったから、認めているから、自分の方がご立派だから身体を奪っても良いだろうって?相変わらずで結構だよ。ならばこそ思い出せ。」 「今も昔も変わらない、それが貴様の敗因だろうが!」 国家の運営然り、腐敗の是正然り、大願を成就するためにはどうしても少数の贄が必要となる。 そういった理屈をケルベロスも理解している、負け犬の遠吠えよりも優先すべき大切な営みがある...
  • 災禍の魔女たち
    ディザスターズ・ウィッチ 『Maggot baits』の用語。ただ“魔女”とも。災禍の雌犬たち(ディザスターズ・ビッチ)とも なぜこの世に生まれたのか誰も知らない、全員が女性型の超自然的存在。 人型の自然災害という意味合いで、個々に対し歴代ハリケーンの名前(女性名)を付けられている。 それぞれ固有の人格と知性を備えているが、総じて子供のように善悪を知らない。 人々を虐殺する者もいるが、人々を守って闘う者もいる。街にとっては、災厄であると同時に守り神でもある存在。 また、魔力を補充するために人間の男と交合する。 その恩恵があるため、邪法街の男たちからは恐れられると同時に女神のように神聖視もされている。 高い再生能力と不老の肉体を持ち、首を刎ねられない限り死なない。 その戦闘能力は高く、十字砲火や大型爆弾の直撃でも傷一つつかず、“魔女”の攻撃はビルを両断し音速で...
  • あの方が信じた私を貫くしか、仔として報いる選択肢(みち)はないのよ
    発言者:ニナ・オルロック 北米西部鎖輪公子という位を、期せずして受け継いだニナ。 そんな彼女が、「相応しくない」と…未熟さ弱さを突きつける困難を前に、想起する誓いであり戒めの言葉。 未だ人の寿命の半ばも踏破してはいない若輩……そのような身でありながら、 己よりも数段優れた異能(チカラ)を持ち、己の何倍もの年月(場数)を踏み、 一つの選択に迷い惑うことなく、確固たる誇り(プライド)に基づき行動する…… そんな、無限の住人たちの筆頭に立つという、血族の常識では異端と言える己の存在。 12年、共に苦難を味わってきた仮初の契約者・トシローは、 藍血貴からの圧力や、一般の縛血者からの無思慮な視線など、様々な苦難に直面しながら、 その度に立ち上がり、抗ってきた少女に対し、成長を重ね…そして今も強くなろうとしていると、 志を常に高く持ち、研鑽に努めているその...
  • 私は結局、人類を愛してなどいなかったみたいだよ
    発言者:ヨハン・エルンスト・エリアス・ベスラー 対象者:秋月 凌駕、緋文字礼 自分よりもよほど人類の可能性を信じている凌駕と礼と言葉を交わして ずっと忘れていた、ただ時計が規則的に動く様を眺めているのが好きで───歯車はずっと回っていて欲しいのだと、 そう思った事から自分は科学というものに魅入られたと思い出し告げた、ただ一人の孤独な科学者、ヨハン・エルンスト・エリアス・ベスラーとしての言葉。 最後の激突を前にオルフィレウスは告げる――― 『ああ、そうだ最後に一つ訂正しておかなくてはならないな』 『私は結局、人類を愛してなどいなかったみたいだよ』 『全ては時計を回すため。それを成してくれる強者だけを、認め待ち望んでいただけだったらしい』 『真理にもまた課題がある。命の答えは一つきりではなかったのだ。 他者との激突で如何様にも変化し、...
  • 輝くのは、価値があるのは……そうじゃない人間が、力と勇気を示してのけた時こそだろうがッ!?
    発言者:秋月 凌駕 対象者:緋文字礼 憧れであり、始まりであり、偉大なる壁である揺るがぬ強さを抱く超人の親友に対して 迷って揺れて過去の傷を引きずって、傷だらけにならなければ生きていけない只人であると自分を蔑む緋文字礼。 そんな彼に対して告げた超人のその生き方こそ自分には決して出来ない素晴らしく尊いものなんだという尊敬の言葉。 只人が超人の揺るがぬ強さに憧れるように、超人も只人の自分には持てない輝きに憧れるという、 後の作品でも描かれた超人と只人の熱き友情が描かれたシーンである。 「礼……これは全部、あんたに勝ちたいと思う俺の執念が至らせた力だ!」 「見てくれ、どうだ凄いだろうって……餓鬼の頃、集めた宝物を友達に自慢したがるような、誇らしい気分で一杯だッ!」 「それは……君の正しさや強さを、僕を打倒して証明したいという事か?」 「いや、...
  • ───斬る。貴女の命あらば
    発言者:トシロー・カシマ 対象者:ニナ・オルロック ニナルート、トシローとニナ、そしてシェリルとアルフライラ。 大々的に公子を攫った者と、それに協力する叛徒の長……『ノーマ・ジーン』に集った彼らは、わずかなミスさえ許されない中、反撃の一刀を何処に振り下ろすのか―― 権力者が欲を隠さず暴力を奮う現体制と、切り札の欠けた今の自分達の状況を振り返りながら、今後の方針を話し合っていた。 そうしてトシローは、行き詰った現状を打破する術を考え…… 最も謎の多い影、現在の混沌とした状況の引鉄を引いた藍血貴殺しの犯人“三本指”の首級を取る事さえできれば、と口にする。 その元凶の素性について、いかにもトシローはよく知っているように聞こえると、シェリルは当然の疑問を口にするも。 トシローは知り合い達に明かしてこなかった、胸の内の真実を言葉にする。 「……俺の行動原理を知る...
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