恋乃めもり

昏式・高濱作品 @ ウィキ内検索 / 「恋乃めもり」で検索した結果

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  • おいクソ探偵。てめえは、自分がまだあったかい人間様のつもりででもいやがるのか?
    発言者:モーガン・クインシー 対象者:トシロー・カシマ ――三本指(トライフィンガー)による五人目の犠牲者が発見された。 現場に残された“メッセージ”からトシローが謎めいた真犯人の手掛かりを一人感じ取る中、 モーガンは、トシローが上と一悶着起こしてまで守ろうとした新入り……すなわちアンヌの事に言及する。 縛血者として生きる上で不可欠な吸血行為……それは避けられないだろうと告げた上で、 モーガンは、仲間をあえて人間に戻そうとする、この陰気臭い男の考えに疑いを挟まずにはいられない様で…… 「……そこまでしてその娘を守ろうとする理由が、俺には皆目分からん。単なるよくある話(・・・・・)じゃねえか」 「たった一度血を吸われただけでトラウマは残るんだぜ? まして吸う側になっちまったら……人間に戻したとしても、影響は結構でかいんじゃないのか?」 彼の...
  • ───どこへ行くつもりかと訊いている
    発言者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ 対象者:秋月 凌駕 舞い降りる絶望の報せ、第二幕。 美汐ルート、ギアーズにより囚われの身となっていた凌駕。 その敵拠点に突如来襲したネイムレスと、その動きを察知し逆に先制の一撃を浴びせるイヴァンとの戦闘に乗じ、少年は拠点の戦艦の甲板へと抜け出した。 だが、先程まで凌駕を監視していたイヴァンは一直線にネイムレス迎撃に駆け抜けており、 軍属である彼が敵を放置するなど信じられないと、凌駕は敵地にありながら思わず動きを止めてしまったが…… 「──どこへ行く」 背後から(・・・・)。一瞬前には確かに何物も存在しなかった後方から掛けられる、鉄を想起させる硬質な声。 認識、反応、対応。その何れもが間に合わぬ内、顔面を激しい衝撃に襲われた凌駕は、甲板の上を転がされていた。 うやく自らを襲った衝撃の正体が、容赦...
  • 飯河 信勇
    いごう のぶたけ CV:小次狼 『Maggot baits』の登場人物。 角鹿と過去なんらかの関係を持つ協力者。 邪法街の外部から武器弾薬や装備を秘密裏に支援している。 「今さら良識派ぶったことを言うつもりもない…… それに俺は結局、立ち向かうべきものから逃げただけだ」 この人の名言も印象深い -- 名無しさん (2017-07-28 15 17 31) いきなり出てきて長々と語り出した時はちょっと笑った -- 名無しさん (2021-05-10 18 07 07) 名前 コメント
  • BGM/マガツバライ
    禊ぎ祓い 愛しい日々 温もりに溺れて 霊の煌めく神和学園 俺を呼んだかい? 妾ってば素敵じゃろ? 行け!森羅の果てまで 色男は辛いよ 月夜の中で踊る二つ影 お天道様は見ているさ アウトローは伊達じゃない 気まぐれ最強、美少狐 傾奇曼荼羅 銀の雫が降る あなたがそこにいるから 霊煌舞刃 禍津祓菩提槍 雄々しく立ち上がれ 暗晦靉靆 救無怨嗟 地獄に笑う魔将 閃刃燦火 邂逅する運命たち 信じるからこそ 星の海を駆け抜けろ 運命を越えて 七大森羅 にじり寄る悪意 月に抱かれて Stand Straight up(short.ver) Stand Straight up(full.ver) Finally 名前 ...
  • シズル・潮・アマツ
    CV:恋乃めもり/大地葉 『シルヴァリオ トリニティ』の登場人物。 帝国軍の象徴たる黄道十二星座部隊(ゾディアック)が一つ、第六東部征圧部隊・血染処女(バルゴ)に在籍している女研究官。 日系の血筋であるアマツの姓に違わず、聡明さと美しさを兼ね備えた才媛。 かつて第十一研究部隊・叡智宝瓶(アクエリアス)に所属していた経験を生かし、その蓄えた膨大な知識でアドラー東部戦線における星辰体(アストラル)研究分野を支えている。 人を外見でなく内面で判断するのを第一としているためか、思いやりに厚く情が深い。 一流の奏鋼調律師(ハーモナイザー)である傍ら星辰奏者(エスペラント)のメンタルケアも行っているのは、彼女の優しさゆえなのだろう。 ただし上官であるはずのギルベルトに対してだけは含むところを持っているのか、咎めるような反目の姿勢を見せている。 ...
  • だから今、侍として約束する。俺は、この村を───澪を、絶対に忘れたりなんかしない
    発言者:柾隼人 対象者:澪 侍になるために――江戸へ旅立つ一人の少年が、悲しむ大切な幼なじみに誓った、己の原点であり譲れなかった『約束』。 十六夜村の年貢米の刈り入れが終わった秋の頃…… 十五歳となった隼人は、村外れの水車小屋に幼なじみである澪を呼び出し、ある決意を告げていた。 ――生まれ育ったこの村を出て、江戸で本格的に剣術の修行を積むという事を。 隼人の決意表明に、淋しさを隠すようわざと大笑いしてみせた少女は――一転して真顔で彼をにらみ上げた。 「いい加減にしなさいよ。あたしたち、もう大人なんだよ?いつまで子供みたいな夢を見てるのよ。侍になんてなれるわけがないって、毎日のようにいろんな人から言われてきたでしょ?どうしてまだ諦めてないのよ!」 自分を置いて出ていくなんて許さない。隼人がいなくなったら寂しいよ、だから行かないで、お願い。...
  • 猫はいつでも自由でいいのさ……罪はない
    発言者:藤堂 綾鷹 対象者:チェシャ・ストライプ 「リアライズシステムは解析済・未解析部分を問わず、その最上位権限を藤堂綾鷹に内部から(・・・・)常時管理される事になった……」 「その有機的な支配力は外部からのあらゆるハッキングをも受け付けない。電子的だけでなく、半ば物理的にもシステムを司っている……こんなのお手上げだわ……」 ――藤堂綾鷹という一個人を電子化し、TYPE-0の力でEAを守護する存在としてリアライズさせるという大逆転の策は成功した。 内通者だった佐伯は完全にゲームから追放され、 そしてCIAのエージェントであるチェシャも、藤堂の復活劇から数分足らずの間に様々な抵抗手段を試し……もはや打つ手なしという解に至っていた。 真の意味でシステムの“管理者”となった今の綾鷹の姿を前に、チェシャはしみじみと呟く…… 「人間の電子化……ある意味、...
  • アシタ
    歌手:Ayumi. 作詞:Ayumi. 作編曲:樋口秀樹 刻が動く。僕だけ、そっと…… キミのことを、好きなままで…… 『虚空のバロック』のED曲。 加護、やちる両名のルートにおいて、物語を読み進めてきた者にとっては既に あかつき新都の地で登場人物達が数多の悪意、過酷な出来事に翻弄される姿を見てきたと思われるが…… 重苦しいこの作品の中で切なさとわずかな希望を感じさせる本楽曲、その歌詞の真の意味が理解されるのは、最終ルートである幸の物語。 ……ぜひ、最後まで読み進めた後で、改めてこの曲を噛み締めるように聴いてみてほしい。 この他、アレンジとして『追想』があり、こちらも幸ルートの過去回想、その重要な場面で使用されている。 あの時触れた左手、温もり……今も。 “シアワセ”指でなぞった――最後の願い。 このEDで心...
  • 誰かと道を共にすることはあっても、決して“絆”に融けたりはしない! 人間が孤独な存在であることを……決して忘れ去ったりはしない!
    発言者:神代直 俺は、幸先輩との事を何かのせい(・・・・・)にするつもりはないんだ。 不可抗力とか、運命とか、仕方なかったとか……そんな下らない言葉を、あの人の死に持ち込むつもりはない。 俺(・)だ。ここにいる俺が決めて、この手でやったことなんだ。 幸先輩の死は、俺ひとり(・・・・)だけが背負えばいい。他人にどうこう決めさせたりやしない。 『最終章・ひとり』より、己が信じた「直にいちゃん」を取り戻すために……別の未来からの仲間(・・)の援護を受け、異能(バロック)の限界を超えた力を引き出す優理。 そんな、「絆」を得て己を圧倒する優理の姿を直は眩しく見つめると同時に――― この最後の局面で立ちはだかったのが、悪逆の敵などではなく「仲間」だという事に、寂しさにも似た感慨を覚えていた。 密度の高い時間を、苦楽を共にしてきたはずの彼...
  • 絶刀・叢雨
    使用者:アシュレイ・ホライゾン 「そう、心を乱すな――おまえの刃は欠片も曇っていないのだから」 「心技体、三相合一。之を以って剣の極み――明鏡止水」 覚醒を果たしたアッシュがヘリオスとの決戦で繰り出した剣技。 師の薫陶を受けて皆伝に至った一撃は救世主さえ見惚れるものであった。 最期の稽古からこの一撃の流れは最高ですよ… -- 名無しさん (2017-01-31 06 19 36) 話の都合上、仕方ないけど、あの短期間で皆伝に到達したアッシュは十分天才だと思う -- 名無しさん (2017-01-31 08 56 33) ↑周りが(ゼファーさん含めて)トンチキ過ぎるだけだしな。 -- 名無しさん (2017-01-31 09 41 28) シンフォギアの技名かな? -- 名無しさん (2017-01-31 11 50 27) まあ...
  • 君に落ち度があったとするなら、それはたった一つ───私の味方ではなかったことだ
    発言者:伊東甲子太郎 対象者:柾隼人 一巻壱ノ章、負傷により朦朧とする意識の中、隼人は自らが斃れる事ができない理由を思い出す。 ――万全の守りを固めたはずの伏見奉行所に、突如侵入してきた吸血種の力を得た官軍の兵達。 その手引きが行われた証拠となる現場を目撃した隼人は、犯人である新選組の大幹部・伊東の背後からの凶刃に崩れ落ちる。 志半ばで滅びゆく青年隊士の末路を見下ろしながら、伊東は涼し気な言葉の裏に底知れぬ悪意を混ぜて嘲弄する。 そして、“どうか私の踏み台になってくれ”という意思を平然と告げるのだった。 吸血種の暴威になすすべなく斃れる仲間達の悲鳴に歯を食いしばりながら、 隼人は《このまま汚名を着せられたままでは死ねない》という渇望と……己の誇りを貶めた仇敵・伊東への嚇怒を滾らせる――― 本編より 憶えているのは臓腑を抉る鋼の冷たさと、その感触とは...
  • そうやって、いつも真っ直ぐ走っているジュンを見るのが――本当に好きだったよ。勇気や希望を貰ったような、そんな気がしていたんだ
    発言者:秋月 凌駕 対象者:万里也 ジュン いつも太陽のように明るく、前向きで笑顔を絶やさなかった少女。 そんな彼女が、速さ”の陰の、積み上げた努力を徒労に帰してしまうことへの恐れに苛まされ、 それを克服しようとしてまた傷を増やしていく姿を見つめた上で、 彼女を想う一人の男として少年が伝えた、少女の走ってきた姿への素直な思い。 ジュン√、アポルオンとの闘いで傷つき倒れた凌駕は、夢の中の屋上でカレンと再会を果たす。 凌駕は、彼女からアポルオンと闘っていたもう一人……ジュンの心は、これから 本来単独では到達できないはずの影装に辿り着いた反動に苦しむことになるという事を告げられる。 そしてカレンは、いつも通りで気遣わせてもくれない凌駕に軽口を叩きながらも、 もう、こうして彼と言葉を交わし合うことができなくなる事に、初めて寂しさ、切なさの宿った表情を見せ―― ...
  • でも、一生に一度ぐらいなら卑怯者だって格好つけられるんじゃねーの?それこそ、一時の気の迷いってやつでさ……
    発言者:暮坂 照 対象者:天願 壮吉 照と天願の殴り合いは意図せぬ66の介入により照が天願の片腕を格闘技によりへし折るという形で中断となった。 それに対して照はナイフを天願へと放り投げ一回自分の身体を刺してハンデなしのチャラにしてほしいと告げる 「なんでそんな似合いもしないことをする?」「改心して生まれ変わったとでも言うつもりか?」 と驚く天願相手に照は答える 「な、わけねーじゃん……卑怯者はずっと卑怯者だし、クズはクズのまま。  染み付いた性根なんて、そう変わるもんじゃねーよ」 「でも、一生に一度ぐらいなら卑怯者(クズ)だって格好はつけられるんじゃねーの?  それこそ、一時の気の迷いってやつでさ……」 俺にとっての"気の迷い"…… それが何なのかは、今さら言うまでもない。嘘つきの天敵、正義の味方。 あいつが今...
  • 雛鳥でいる時間はおしまい。これから私が、迷う雛の導になる……!
    発言者:ニナ・オルロック ニナ√終盤、父に捨てられた事で狂乱し自らの継嗣も容赦なく邪魔者と縊り殺そうとするバイロン。 そこに颯爽と現れたシェリルは、アンヌを救い出し…… 再び立ち上がった公子ニナは、もう一人の自分―――あるいはこうなるかもしれなかった影と対峙するのだった。 既に正気を破壊され尽くし、捨てた親である《伯爵》に未だ縋り続ける痛々しい姿のバイロンを見ていられず、 永い歳月を重ね、圧倒的な力を以て夜の世界を統べてきたであろう王者としての誇りを取り戻してほしいと呼びかけるニナ。 しかし、その必死の呼びかけは今の彼にとっては耳障りな雑音でしかなく――― 「あの方の裾を掴む(・・・・)以外に価値などあるものか」 「偉大なあの方と並び立つ領域に、不夜の常闇に辿り着かねばならない」と、残骸と崩れさった憧れ(慕情)を叫び続ける。 異能の力の差は歴然。絞...
  • 羅喉阿修羅王・人間城ノ血陣
    らごうあしゅらおう・にんげんじょうのけつじん 『この西郷ッ、今こそ倒幕の御剣と罷り成る!諸君(わい)等の命、おいが確かに引き受けもそ!』 『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん)!』『大西郷(せごどん...
  • 私の靴を舐めろダボがァッ!!
    発言者:青砥 美汐 対象者:鵺乱丸 初出はPV1。共通√において、罠に掛かったロビンフッドと、それを急襲するギアーズとの間の戦闘…… 数の上で劣る状況を打開すべく、乱丸の操る機械兵の操作系を奪い取った美汐。 乱丸は「手癖の悪い女。お里が知れるってモンじゃない?」と軽薄な調子を崩さず彼女をからかうも、 それに対し、美汐が言い放ったのがこの罵倒。見ればわかるとおり、県下一のお嬢様が言う言葉ではない。 この後、自分の√では内懐に見事に入り込まれた結果、淑やかなお嬢様としての顔を取り戻すが、 マレーネ√では、喧しいが心強い友人とムカつくが似た者同士の同居人を得て地道に現実と折り合いを付ける事を決めた彼女。 その一環として、こうした尖った部分も隠さずに押し出し……結果憧れていた多くの男子生徒の希望を見事打ち砕いたとか……。 以下本編より抜粋 「操るのは直に限るってこと...
  • ルーシー・ミルドレッド
    CV:百瀬ぽこ 『Vermilion -Bind of blood-』の登場人物。 「それは残念です。トシロー様には、いつの日かMOE(モエ)大国ジャパンへのガイドをお願いしようと思っておりましたのに」 賜力:散華断片(フラグメント) 血液を爆薬化させる。 投げるとダイナマイトのように爆発する。自分自身を爆弾化することも可能。 アイザックの酒場の女給で、ハイテンションな賑やか少女。彼女もまた縛血者(ブラインド)。 笑顔を絶やさないが、毒舌で性格はかなり黒いところがある。 日本通でアニオタの一面もあり、彼女の行動は多分に勘違いゴシップの情報を孕んでいる。 血親でもあるアイザックを心から慕っており、その好意を隠すつもりもないようで、 (仕事中に)欲望丸出しの発言やモーションをかましては、その度に店長からはことごとくスルーされ、お叱りをもらって...
  • でもね……それでも、夢を見れた意味は、あったと思う。
    発言者:アンヌ・ポートマン 対象者:ケイトリン・ワインハウス、アリヤ・タカジョウ ――朱銀の幻想に幕が下り、全ての決着はついた。 その中で三人の少女たちは、いつしか生まれていた、大地の全てからカルパチア上層へと集う無数の光の輝きに目を奪われていた。 天空に遡る流星群か――はたまた、収束する炎であろうか。 ただ一点だけを目指し、空を翔ける様は例えようもなく美しかったが…… 「……でも、なんでだろう───せつない(・・・・)」 どうしてか、心が痛い。美しい光景だと思う。 けれど、何故かとても寂しく感じられてしまうのは、何故なのか。 アンヌのその小さな呟きに、答えるのはケイトリン。 「……十二時の魔法が解けてるんだよ、きっと」 「シンデレラが願った夢の時間は、もうおしまい。魔法は全部解けるから……当然、ガラスの靴も残らないんだ」 ...
  • 賛辞を送るよ、勝利者諸君。我が同属と清き弱者──久方ぶりに、高潔な反逆を見れて満足だ
    発言者:アポルオン 対象者:秋月 凌駕、青砥 美汐 『さあ、これで願い通り(・・・・)なのだろう?』 破壊された母艦の上で……不可解な言葉を告げて美汐の心臓へ一撃を加えた《預言者》。 その光景を見た凌駕は、これ以上美汐から奪うのかと……怒りと共に飛び掛からんとしていたが…… 大切な恋人は目を覚ました、のみならず機人の証たるあの永久機関の針の音が全く鳴っておらず。 「凌駕……私の、永久機関(しんぞう)……」 「───ああ、止まってる。だから美汐は、もう」 心臓(生)の鼓動のみを宿す、ただの人間に戻っていた。 あまりに不可解な事態を前に困惑する少年少女。それに対し、《預言者》は薄笑いを浮かべながら答を告げる 『言ったろう? 褒美だよ。そこの彼女が心から求めていた結末だ。市井の民へと戻るがいい、君の役はもはや無い。 真理にこそ至らなか...
  • ……あげないぞ?
    発言者:阿笠 忍 対象者:凪風 三奈子 EAを荒らす“猛禽”と、“正義”を振り翳し暴走する神埼…… 影としての両者との邂逅を経て、各々の抱えた問題に向き合った零示と忍は、寄り添い合い……遂に結ばれる。 そして一夜が明け…… すっかり作戦会議部屋と化した保健室で、不審なプレイヤーの捜査を手伝った後輩の凪風と、クエスト関連で情報提供者となっていたさつきを交えた4人は、混沌とするEAの現状を再確認していた。 殺傷能力を持つType-Cのパッチの流通。 危険なパッチを蔓延させているブリューナクを諸悪の根源と断じて、“リアル”も巻き込んだ抗争も辞さない構えの、神埼率いる神風士道団。 それら不穏な空気は一般プレイヤーの恐怖を煽り、黒幕の思惑通りEAの存続を危うくさせているという事実。 さつき達がそんな現状に顔を曇らせる中、零示は、パッチに対する『秘策』はあると告...
  • 邪魔だ──其処を退け、小娘共。貴様らに構っている余裕など、今の俺にはない
    発言者:トシロー・カシマ 対象者:ケイトリン・ワインハウス、アンヌ・ポートマン 霧の街を粛かに、だが確かな歩みで進む男が一人。 アルフライラから得た、混沌とした夜会と独り窮地に陥ったニナの現状。 相棒と別れたトシロー・カシマは、その苦境を打開すべく、ようやく定まった決意を胸にカルパチアに向かっていた。 去来するのは、少年時代の彼が無垢に信じ続けた『夢』。 夢を叶えようと剣の修練に打ち込んだ日々は、罪を負った後も、人ではなくなった後も、彼の一部として深く刻み込まれてきたのだ。 そして、この街に流れ着いて――消せない夢の残滓は、銀の髪の少女との関係の中で新たな縛りを形作ってきたことを再確認する。 ……他ならぬトシロー自身が、忠に身を捧げる覚悟を固めぬままにいたという事も含め。 だが、夜警という仮の立場を失い、また主であるニナの窮地に直面し、 彼は...
  • 新選組(ぼくら)から沖田総司を奪った、柾隼人を心から憎いと……妬ましいと思いました。だから、憎いあいつをこの手で殺すために、あなたをここで斬ります
    発言者:藤堂平助 対象者:沖田総司 二巻参ノ章、精鋭揃い(新選組)の刺客の刃を前に窮地に陥った沖田は、再び手にした村正の刃を以て生還を果たす。 しかし、妖刀を運んできた万次郎と言葉を交わす間もなく、沖田を狙う次なる刺客――藤堂平助が現れる……。 裏切者である柾隼人を追討する任務を放棄し、それどころか手助けさえ行ったという罪を追求する藤堂の姿に、 沖田は自分が伊東の掌の上で踊らされていた事、 彼の意に添わぬと判断された者は、新選組の邪魔者として堂々と排除するつもりだったのだと確信する。 本当の裏切者を見極めるべく行動しようとしたと語る沖田に対し、藤堂は隼人を斬らなかったという事実へ深く落胆する。 そして藤堂は、『悪者』がどちらなのか、そんな誰にも判定できない『正しさ』を追求する事に意味はないと告げ…… 伊東が創ろうとする“新たな新選組”が掲げる理想のために、今...
  • 情けないと、素直に思った。それだけさ
    発言者:ルシード・グランセニック 対象者:クリストファー・ヴァルゼライド 戦う力など持っていないのに大切な家族のために少女とそんな少女に感化されて少女を守るために戦うことを選んだ自分の同類だった女の勇気を目にしての ずっと戦うことから、運命から逃げ続けていた臆病者の英雄へと立ち向かうことを決めた覚悟を示す台詞。 示した勇気とは裏腹に、むしろ勇気を示してしまったからこそ英雄に乗り越えねばならない敵と認識されたミリィとイヴ。 そうして英雄の刃に斬り捨てられようとした刹那、磁力によって操られた飛来物が英雄へと襲い掛かる。 それと同時に現れた男の強き眼差しを見て英雄は「俺の眼も節穴だな」等と自嘲しながら半ばわかりつつも問いかける。一体なぜここに来たのかと? そうしてその問いへ男も答える、それこそ答えは一つだと 「情けないと、素直に思った。それだけさ」 大...
  • 全ッ然違うわよ!何が悲しゅうて、トシローと他の女のファックを覗かなきゃいけないんだっつの!
    発言者被疑者:シェリル・マクレガー 対象者被害者:ニナ・オルロック ニナルート、もどかしくて見てられなかった相棒とその上司の関係を後押ししたまではよかったが、 そのまま盛り上がった二人の十二年ぶりの情熱的な交わりにうっかり遭遇してしまったと供述するシェリルの叫び。 ニナ√後には、きっとこんな光景が繰り返されるのだろうなと思わせられる、微笑ましくもある一幕。 おう、何か言う事あるかそこの黒コート侍 「本当……不器用なのね、あなたって」 「そういう男だと知った上は、諦めてくれ。その代わり、裏切るだけの器用さも持ち合わせていない」 蠱惑的なニナの痴態に、興が乗り過ぎてしまったトシロー……。 あまりの激しさゆえに、事後に一発頬を張られてしまうも――― そんな主従の間からは蟠りは消え去っており、緊急時でありながらもどこか甘い空気が流れていた―――が。...
  • 伊里谷加護
    いりや かもり CV:月野 きいろ “たとえ世界がきみを許さなくとも” 『虚空のバロック』のヒロイン。崩壊した廃墟で出会う、バイタリティある奔放な少女。 基本的に明るく軽くお気楽に振る舞うが、実は万事を客観的に俯瞰しているクールな性格。 笑っていたと思ったら、不意に達観したような無表情や切れ味ある発言をしたりする。猫っぽい。 アニメや漫画、ロックやお笑いといったサブカル好き。 人一倍空気が読めるため、グループ内の潤滑剤やムードメーカーの役割を無自覚に担うことが多い。 ただしそれが嵩じて色々と本音やストレスを溜め込みやすい性格。 総じて、見た目や言動と考えていることとの二面性やギャップの多いキャラ。 「ファンの子かと思った?残念、加護ちゃんでした!」 この外見でこのパロ台詞は可愛くていい 別ゲーならもっと良か…いや、なんで...
  • 俺には理解できん……なぜ、そうまで容易く己の舵を手放す事ができる?
    発言者:トシロー・カシマ 威勢がよすぎる幼童に教育(・・)を施した後、トシローとシェリルは彼女に関する情報を求め、夜の住人達が集まるカサノヴァへと足を運んでいた。 彼らを出迎えるのは、店の経営者であるアイザック・フォレスト。 清めの一杯だと酒を勧め、血の匂いから、先程までトシローが何かしらのトラブルに遭遇したのだろうと推測するアイザック。 それに対し、トシローは凶暴な素養を持つ新入りと賜力を用いた命のやり取りにまで至った事を告げ…… アイザックは、愉しげに笑みを浮かべながら、心の奥に深く入り込むような声色で問いかける――― 「で……そいつは、何を望んでいた(・・・・・・・)?」 夜警としてのトシロー・カシマは、相手にさほどの興味を向ける事もなくこう答えた。 「珍しくもない……身に余る力を獲た事で血の気を増した、お調子者だ。少々血抜き(・・・)...
  • ここから、一緒に、歩き始めてみよう……
    発言者:草笛 切 対象者:緋文字礼 互いの傷を曝け出し、素直な想いを伝え合った二人の男女。 諦観に身を委ね、流され続けてきた女の願いを受け、 過去に選択した黒い裏切りに絶望する男は、誇りも恥も、決意と迷いも、あらゆる矛盾する感情を抱えた上で、今一度の再起を誓った。 そして……二人は溢れる感情のまま、情を交わして行く。 もし――― ……すまない、仮定の話は無しにしよう。互いにバカを晒すことになる。そうなったら今、心で燃え上がっている炎があっと言う間に消えてしまうよ。 ――すまない。やはり僕の方が、一枚も二枚もバカみたいだ……。 いや、バカはワタシだよ。怖くてしょうがない……その仮定の話をするのが。されるのが。答えるのが。考えるのが。 バカをやらかして、ここまで来たし、全てのことは分かっているつもりで刹那で、こうなっている。だから、仮...
  • 目指せ太古の肉弾哲学者越え。せっかくなら新西暦最強の学者として名を残してやりたいよ
    発言者:シュウ・欅・アマツ 神祖滅殺(ラグナロク)から八か月。残された者たちは皇都の立て直しに日々尽力していた。 神祖滅殺(ラグナロク)以降多くの変化が生じたがその中でも最たる変化、世界中で自然発生するようになった紅星晶鋼(アキシオン)。 旧暦の機械技術すら復活されられるだろう可能性が現れたことで、各国でその解析と利用法の開発が日夜研究されるようになった。 秘跡省長官となったシュウ・欅・アマツもその一人。研究者としての興味と義務ももちろんだが、“何故か記憶から失われた神祖滅殺(ラグナロク)の結末”を知りたいがため、日々研究に勤しむものの――。 神祖にも不可能だった完全物質化を果たした紅星晶鋼(アキシオン)はあまりに高性能すぎて解析すら不可能な代物だったのだ。 まるで神が、気が狂うほど改良に改良を重ねたかのような超技術の塊。おまけに神と伍する...
  • 俺は好きだぜ、そういう奴はよぉ
    発言者:至門 対象者:ヴァレンティノス トゥルーエンドルートにて、イザベルの生首を携えスラムビル50階に到達した異端審問官に対し、至門が発した台詞。 聖句を諳んじるヴァレンティノスを見て、至門は相手が己の持つユダの福音書の奪還が目的と理解する。 「呪われし異端の邪本なれども、それもまた我が偉大なる教義の一部。 全能なる神の意志により存在を許された闇の聖遺物だ。 教義の暗部を外に出す訳にはいかん。教皇庁(ヴァチカン)の元に返してもらうぞ」 重々しく宣告する神の獣。その威容を前に、至門は吐き捨てるように嘲笑した。 「けっ、何が全能なる神だ。その神さんがしっかりしてりゃ、 あのお人が妙な思いつきにかぶれることもなかったろうによぉ」 だが、すぐに歪んだ嗤いは己自身へと向けられる。どこか寂しげな苦笑だった。 「いや……そうじゃなけりゃ...
  • 人間面をした吸血鬼など、虫酸が走ります
    発言者:アリヤ・タカジョウ 対象者:トシロー・カシマ 『何故と仰いましたか? 何故と?』 『見つけた獲物(・・)を狩る理由を、狩人に問うと?』 共通ルート『BLOODY FIGHT』より、縛血者(ブラインド)を喰らう怪物との戦闘に突如乱入してきた、 ドス声通り魔ヒロイン(※公式です)・アリヤが、血族のはぐれ者・トシローとの初邂逅時の発言。 後々物語では判明する事ではあるが、彼女が怪物に対し憎悪や憤怒で武装した者である事、 真の白木の杭としての境地にまだ彼女が至っていない事、 そして少女の憎悪の形が過去のトシローの抱いたそれに重なるものであるという事がここでは断片的に示されていると言える。 ――縛血者の剛力に振るわれた刃と打ち合った結果、その腕を脱臼させながらも…… 少女は小太刀と機械仕掛けの杭射ち(パイルバンカー)を巧みに...
  • 舞い踊る紅蓮
    Dancing Red 「今この瞬間ワタシたちは自由だ!」 終着点(ゴール)に辿り着くためではなく、全力で生きていくために。 それでありながら、終わらない人生(ゲーム)に喜びを描くために。 二人の旅(・・・・)は続いていく。次はどこへ行こうか――どこでも行ける。どこだっていい。 この世は何処でも楽園(じごく)の地獄(らくえん)……あなた(おまえ)がいてくれる限り、自由はいつも、ここに在る。 解析したデータを用いて、無意識が作り上げていたプログラム。 Type-0を媒体に、人体が生理反応から精製した個人のためにあるブラックボックス。 彼女だけのために誕生した情報(データ)の結晶。 次元(デジタル)の壁を飛び超えて現実化(リアライズ)した、レオナ・K・バーンズを示す力である。 あらゆる間合いを無効化し、その場から一歩も動かず刃・銃弾・光線砲の区別なくその...
  • 変わらずにいてくれて、ありがとう……アッシュ君
    発言者:ミステル・バレンタイン 対象者:アシュレイ・ホライゾン 「何も、何一つ、終わってなんかいないんだから……バカ」 自らの真実を取り戻し、無力さに打ちひしがれるアッシュを救うミステルの言葉。 誓いを果たすことの出来なかった無力な自分を変えたくて、 強くなりたくて必死に足掻いたアッシュ。しかし、どれだけ必死に足掻いても結果はせいぜいそこそこ止まりで、 気持ちだけが空回りして挙句に、そんな後悔と光への焦がれを利用され、光の生贄へと変えられた。 そんな自分が情けなくてたまらない、自分を信じてくれたみんなに合わせる顔がないと告げるアッシュ。その懺悔を聞いてミステルも言葉を叩きつける 「だからこそ、しっかりしなさい男の子!」 「そんなことが一体どうした。私は全然構わないッ!」 そうして厳しくも優しさを確かに感じる言葉をミステルは続け...
  • ───友情の救出劇の始まりだ
    発言者:イヴァン・ストリゴイ 対象者:緋文字礼、万里也 ジュン、青砥 美汐 エリザベータ√……イヴァンの戦士としての“格”をうかがわせる登場シーン。 (なお対となる美汐√では、エリザベータと乱丸の操る兵器群が現れている) 囚われた凌駕救出の為の『作戦』を携えて……礼と美汐、そして輝装に覚醒したばかりのジュンを加えた3人は、実働部隊の拠点があると推定された八紘市の臨海工業地帯(コンビナート)に出撃する。 「ふん、ビビっちゃって情けないわね。あの時あれだけ大口叩いた癖に」 「ビビってないもん」 「いーや、ビビってる」 「ビビってないもん!」 いがみ合う二人の少女の姿に苦笑を浮かべる礼。その強化された感覚が、立ち塞がる“敵”の姿を捉えた。 ジュンと美汐、二人も同じくその存在を確認し、視線を向けると…… 常軌を逸した念を見せつけて現れたのは、獰...
  • 世の中全部クソだってツラしながら、妙なところで甘い夢みてやがる。――だから俺の場所まで堕ちてきたのさ
    発言者:アルフライラ・ワ・ライラ 対象者:トシロー・カシマ 夜警職を追われたトシローはシェリルの激励を受け、主であるニナの力となるべく独自に活動を開始する。 その矢先……邂逅を果たしたのは、これまで幾度も刃を交えた、因縁深い相手であるアルフライラであった。 ボロボロの状態から回復したアルフライラとトシロー、双方は互いの知り得る情報を交換し合う。 ――鎖輪中枢は既にバイロンが思うままに操れるも同然であり、本来の公子であるニナは身動きできなくなってしまっている事。 ――そのバイロンがここまで事態を上手く運んだ裏には、間違いなく表裏に通じた“三本指(あの男)”が力を貸している事。 考え得る限り最悪の苦境に主が陥っている事に歯噛みするトシロー。 そんな横顔を、アルフライラは愉快そうに見つめるばかり。 「さあて、忠実な飼い犬(ワンコ)は、これからどうするつ...
  • なんだ、その視点と考え方は。君らの方が、私よりよほど神に近いではないかッ
    発言者:オルフィレウス 対象者:秋月 凌駕、緋文字礼 秋月 凌駕と緋文字礼のゆっくりとだが着実に人は昔よりも前に進めてきているのだという 強者が先導しなければ人は堕落すると考えている自分などよりもよほど人類の可能性を信じ、愛している 強者でありながら、あくまで信じて、見守り、託すことを選んだ二人に対して笑いながら告げたオルフィレウスの言葉。 何故真理へと至り、自分と伍するだけの強者となりながらも「弱者は強者の作る世界に従う」という当たり前の世界に異を唱えるのかというオルフィレウスの問いに対して 凌駕と礼は答えていく。弱さを好きになれないから、許せないからとただ排除する道を選ぶなんて子どもの駄々と変わらない。 そして受け継がれるものは決して負の側面ばかりではない、親から子に託される思いのように正しい思いだってきっと受け継がれる。 現実の醜さや不条理にそれはやがて...
  • いいことを思いつきました。四肢を落としたあなたの前で――彼に捧げてみるのもよさそうですね
    発言者:アリヤ・タカジョウ 対象者:シェリル・マクレガー 『EASTER DAY』より――覚醒した変態狩人、その本領発揮。 変化する鎖輪の状況。その中で多忙を極めるトシローに、強引にでも引っ付いてやろう…… そう決めたシェリルを扉の向こうで待ち構えていたのは、変態狩人の冷たい刃の切っ先であった。 「ああ、彼も、トシローも理解してくれるでしょうか? あなたのおかげだと見せてあげたい」 「そうでしょう? 不釣り合いな足枷さん。情をねだってしがみ付くのはやめたらどうですか、煩わしい」 「さあ……切除してあげましょう」 「お妾さん」と、シェリルを最早「敵」とすら見做していないアリヤの姿には、 ただ冷徹なだけの狩人という枠を超えた、身震いするほどの情念の焔が宿っており…… かつてならば、僅かも感じる事の無かった脅威…… しかし今のア...
  • してみなさいよ――焼き潰すから
    発言者:アンジェリカ・フォン・アクトレイテ 対象者:イザナ・フォン・ザンブレイブ 実の娘に発情した母親へ下した去勢宣言。 寸前に親友を散々嬲ったことでも怒り心頭の上に、ここに来ても己が性を優先する悪癖を言い放つ淫蕩女(イザナ)に堪忍袋の緒が切れたのだろう一言は、男性ならば想像を絶する光景に縮みこんでしまいそうだが、この女なら更に興奮して逆効果な気もしないでもない。 ※本編より抜粋 「地母神(ほごしゃ)を気取る毒親なんて必要ないのよ。死んでくださる?お母様。大切なわたしの自慢の友達を、あなたなんかに奪わせない!」 「はは、可愛い啖呵を切るじゃないか。悪いがそれは逆効果だよ、愛娘。おかげで興奮(・・)してきたからな。叩き伏せて、泣きじゃくるおまえの股にねじ込みたくなってしまったぞ。そんなに美味しく実るだなんて、まったくどうしてくれるんだ」 「してみな...
  • そ、どこにでもいそうな奴じゃないと意味がない。
    発言者:エヴァン・アーマライト 対象者:『長官』 レオナルート、負け犬となった果て、凶暴極まる魔鳥に悪魔の実験場へ運ばれた真栄城。 米国大使館でそんな彼の実験経過を笑顔のエヴァンから見せられた『長官』の問に対し エヴァン・アーマライトが答えてみせた、真栄城司という一EAプレイヤーを実験台に選んだ理由。 そう、Igelより先んじてEAを星条旗の名の下に正しく管理する為に、必要な兵器(ぶき)。 最低限の効果を発揮する為に、どのような条件が必要なのか。どの程度の外圧を受ければ、それは破綻してしまうのか。 運用上の限界点が必要であり、後に続く大多数に適用できるデータを抽出できる最適の素材。 真栄城司、彼は、あらゆる面で極めて平均的である人間だからこそ……大人達の目に留まってしまったのだった。 そして、ラプター個人にとっては、小さな壊れかけの執念という要素(見所)があ...
  • 我が朋友は無謬の歯車、それのみよ
    発言者:オルフィレウス 対象者:秋月 凌駕、緋文字礼 マレーネ√における最終決戦。いい歳こいて科学記号しか愛せない孤高の超越者オルフィレウスが宇宙で放った、雄々(かな)しきボッチ宣言。 200年単位で拗らせた科学オタクの夢と歯車だけが友達さ発言である。 「だから、お前は友達いないんだよ」という自分には一心同体になる位仲の良い親友が出来たからといって強気なかつて同属だった秋月凌駕と 『錆びて欠けない歯車しか、語りかける相手がいないのさ』というやたらともったいぶった一人言が多かった事を揶揄するかのような緋文字礼の 仲の良さを見せ付けるかのような…でも熱い展開なのは認めるけど流石にエロゲで男同士で物理的に融合するのが最終形態なのはどうかと思う言葉を聞きオルフィレウスは答える。 「承知の上だ。我が朋友は無謬の歯車、それのみよ」 「……それだけで私には十分...
  • 交わした情けの分だけ、激しく……今度は殺し合いましょう、凌駕
    発言者:エリザベータ・イシュトヴァーン 対象者:秋月 凌駕 甘い、甘い、男女の睦み合いの時間――― だがそれは、ネイムレスの再起動と、機兵により閉ざされた地下に脱出口(・・・)が穿たれた事で終わりを告げた。 まるで、舞台装置の書割(はりぼて)が突然倒れ、劇に見入っていた観客が一瞬にして興醒めしてしまったかのように…… これまで閉ざされていた二人だけの理想郷は、現実の一穴により呆気なくも破壊されていた。 外へと出てしまえば、後は元の関係性に戻るしかない――殺し殺され合う敵同士という関係に。 「―――お別れね、凌駕」 切り開かれた夜空に、蒼く輝く月の光の下で、エリザベータは静かに少年へ別れを告げる。 彼女の表情は、ただ仕方がないのだと、そう物語っていた。 その突きつけられた現実(・・)に対し、凌駕は心地よかったあの時間が奪い去られることに、必死...
  • 幸せはみんなと同じになることじゃないんだって、ナオとユーリが教えてくれたから
    発言者:ジャハーナーラ・ベーグム 対象者:神代直 幼い少年の姿で、優理は“直にいちゃん”から貰った答えを愛おしそうに抱いて、光の先に消えていった…… 彼と入れ替わるように直の前に現れたのは、星界の巫女としての姿……ではなく、ずっと目にしてきた一人の少女としての姿のナーラ。 彼女は告げる―― 「ユーリが消滅してナオが生存したことで、最終演算結果は照合失敗ということになったわ」 「必然的に融合知性群体(わたしたち)は、この文明圏(ほし)の融合と同化を停止する」 「だから“私”として最後のお別れを言いにきたの」 世界は選別による滅亡の危機からギリギリで救われた――― 淡々と結果を読み上げる少女の言葉から、その事実を知る直。 そして、もう一つこれがナーラという少女の個が存在できる最後の時間であるという事も。 この先彼女は知性群体の一部に組み込...
  • 誓え、三本指。貴様の命は貴様のものにあらず……その指の一欠片さえ、ニナ・オルロックの所有物であると
    発言者:エルンスト・ゴドフリ 対象者:トシロー・カシマ 「満足、か? 一時の主命で家令を殺し、罪悪感と自己満足に浸るのは…… さぞや、気持ちのいいことだろうな……」 氷結の異能により、力を封じ込められさらに、理想の完成形である先達の言葉に心を打ちのめされながら…… それでも譲れぬ我欲を叫び、過去の忌まわしき経験を以て、格上であるゴドフリに勝利を収めたトシロー。 電磁抜刀により、鋭く両断された肉体から命が消える僅かな時……ゴドフリは無念の声を絞り出す。 「ベラ様……済みません。私は守り抜けませんでした。あなたの残した鎖輪(ディアスポラ)も、あなたの託した愛娘も…… 毒蛇と鴉に、食い荒らされてしまった……もはや、取り戻しがつかない」 狼藉者に滅ぼされた家令のその言葉に、トシローはその意味を問い、ゴドフリは愚鈍な男を嘲笑いながら告げる ...
  • ……あたしの夢って、なんだろうね?
    発言者:ケイトリン・ワインハウス 対象者:アンヌ・ポートマン かけがえのない親友を守るために、ちっぽけな人として勇気を振り絞り怪物達に立ち向かおうとしたアンヌ。 白い杭によって救われて、恐怖で震えへたり込む少女の身体をそっと抱き締めながら、ケイトリンは アンヌが知らぬ間に心惹かれるような「強さ」を身につけていた事を認めて…… 同時に、現実に抗ってきたつもりでいて、本当は一歩も進めていなかった自分自身に気づいてしまった。 そして彼女は、疲れ切った老女のように、手を伸ばして得たはずの特別な道でさえ望みとは違っていたと、 だが、それでも現実に止まり続けることだって辛くて息苦しかったと、静かに思いの丈を吐露し始める。 ――その中で、彼女は吸血鬼というものに己は本当になりたかったのか? そう、煌びやかな神秘に幻惑されて、ずっと見えなかった本音に近づいていった……...
  • んで、リーザ――お前さん、いま、楽しいか? 俺は楽しかったぜッ。例え、こういう散り様でもなァァーーッ!
    発言者:イヴァン・ストリゴイ 対象者:エリザベータ・イシュトヴァーン エリザベータ√におけるイヴァンの最後の言葉にして、 未だ仮面の下で揺れ惑う同僚に対し、鋼の戦鬼が最期までままならぬ現実に対しても“然り”と己を示した発言。 凌駕救出のために出撃した礼達三人。 それを迎え撃ったイヴァンは、予想外の技の冴えを見せ、確実な痛打を与えた礼の存在を賞賛する。 彼は、より高みへと登りつめるべく己の影装を発動、愛しい敵手達を輝きのままに喰らうべく咆哮すると共に、 礼達が呼び寄せんとする、己の信念と相容れぬ《無名体》(ネイムレス)もまた排除せんと猛る。 だが、対立する三人と一体の機獣の予想を裏切り、 ネイムレスは、激突している内で最も強力なイヴァンではなく、 ギアーズの母艦の中にある“何か”を狙い、襲撃してきたのだった。 放棄される空母、その激動の中で、囚われて...
  • 彼に似合いの女になってみたい。格好付けてみたいのよ、きっと理由なんてそれだけなんだわ
    発言者:エリザベータ・イシュトヴァーン 対象者:マレーネ・フランケンシュタイン 恐怖しかないはず、なのに─── 今は、少しだけ、胸が熱い。 絶望的な相手に挑もうとする一人の女が、少女に語った、“今の自分を突き動かす何よりの理由”。 穏やかに、マレーネ達の仲間に迎え入れられたエリザベータ。そして、彼女は恋人となった少年の部屋で、深く想いを交わし合う。 ……事が終わり、年下の恋人が穏やかに寝息を立てる中、 エリザベータは身支度を整えて、ある一つの行動に出ようとしていた。 魂にまで染み付いた、己を縛り付けるあの覆帯(キャタピラ)の音。 それは、愛する男に受け止められ、真に身体と思いを重ねた今であっても、消えるものではなかった。 夕映えのような、青春のような、儚い一瞬の安らぎ…… だから今こそ、自らの手で戦場の呪縛を断ち...
  • 私……初めてだから……優しくし・て・ね
    発言者:レイン・ペルセフォネ 対象者:アシュレイ・ホライゾン アヤを参考にした笑顔を浮かべながら物欲しそうな流し目を送り 「ほ、ほーらもっと見て良いんだぞ」「ねぇ早く」 等と言いながら足を大きく開いてすかさず追撃のパンチラを行い 眩しくあげた太ももを見せながらつつーと相手に身体を寄せて 「もう、つれないな……アッシュにだったらなんでも見せてあげるのに…」 と言いながら胸をぐいっと寄せて谷間がよく相手に見えるようにして その後身体をよろめかせて相手の膝に倒れこみ、思わず自分を抱きしめる相手に対して 「も、もっと……私を抱きしめて……貴方の温もりを感じさせて……」 そうしてアッシュを押し倒して、足を大きく広げて ブラ紐を緩めて、自分の身体を見せ付けるようにのけぞらせて 「私……初めてだから……優しくし・て・ね」 ...
  • さあ、お行きください我が主――どうか健やかな、良き生を
    発言者:エルンスト・ゴドフリ 対象者:ニナ・オルロック グランド√、北米西部鎖輪初代公子ベラ・オルロック――― 否、血族の王《伯爵》の語った、縛血者(ブラインド)の真実を前に、追いつこうとした目標も、生きてきた世界も、全てが偽りで…… 自分もまた、父から道具としか見られていなかったと理解したニナは立ち竦むしかなかった。 そんな中、ただ一人王に直接刃を向けたのは、ベラの時代彼に仕えていたゴドフリだった。 己が賜力を以て放った不意打ち狙いの一撃を軽くいなされ、 逆に深手を負いながらもゴドフリは、実力を称賛し力を貸せと望む伯爵に対し、あくまで譲るつもりはないと、鋭く闘志を向ける。 そして、愛情と責務の狭間で迷い、道を見失っている今の主―― ニナに向けて、力強く……「私が時を稼ぎます」と告げた。 「主を守るのは家令が務め。なに、我が命にかけても、ニナ...
  • それが君の素顔(つみ)なら……その全て――俺が受け止めてやるッ!
    発言者:秋月 凌駕 対象者:エリザベータ・イシュトヴァーン 初出はPV4。 どれだけ拒絶の悲鳴と雨(ナミダ)にさらされても、立ち上がることを止めなかった男、秋月凌駕。 そんな彼が、拳と共に初恋の女性に贈る愛の告白。 「……ねぇ、凌駕。さっき闘っている時、何と言って私を口説いたか憶えてる?」 「いや、本当にすみません……もう許してください、リーザさん……」 「忘れろと言っても無理な相談よ……? あの言葉は、一生の宝物にするつもりだから」 己は近付く全てを傷付ける女だと告白し、 それでも迫ってくる凌駕に諦めと怯えが入り混じった悲鳴を上げながら、徹底的に彼を遠ざけるエリザベータ。 だが……… 彼女だけに夢中なその男の想いは、最早両腕を奪われたぐらいの傷で消えるものではなかった。 「心装!!」 かくして、自己の無意識の歪みの理解などより...
  • そういう時は、山に篭ってひたすら修行あるのみだろう
    発言者:クロウ・ムラサメ 対象者:イカロスさん墜落中 『シルヴァリオ トリニティ』発売1日前カウントダウン特別企画『ムラサメ先生のお悩み相談室』でのイカロスさん墜落中の 「ラッキースケベが頻発して切腹侘びを敢行したいが相手は満更でもない様子」でどうすればいいかという グレイを筆頭に世の男性がぶちぎれて全力で石を投げたくなるような悩みと 「昔守れなかった思い出の女の子が全然分からず、面影を同時に三人の女性に見てしまっている」 「そのことを考え出すと古傷がずきずきと痛み出す」 「その度に英雄っぽい誰かさんの幻影に説教されだす」 というガチなお悩みに対するクロウ・ムラサメの回答。 以下お悩みに対するムラサメ先生のありがたいご回答 「そういう時は山に篭ってひたすら修行あるのみだろう」 「まずは滝に打たれるといい。実に落ち着くぞ、あれは」 「曇りなき明鏡の如き止水...
  • だから、このままがいいんだ……きっと。あたしとあんたは、ずっとこのままが……
    発言者:シェリル・マクレガー 対象者:トシロー・カシマ 暴君バイロンの口から、探し求めていた真相が明らかとなっていく。 ケイトリンとアンヌの血親が彼だという事、そして無意識下だったとは言え、アンヌは自ら縛血者の力(非日常)を求めていたという事。 両者激突かという寸前で、バイロンは謎めいた言葉を残し、動揺を隠せないトシローの前から去っていった。 ――探偵社への帰路、トシローの足取りは重かった。 アンヌの事もそうだったが、事務所を出る際のシェリルの只ならぬ様子が気がかりであったためである。 バイロンに対する、相棒の恐怖に満ちた表情。 そこには、シェリル・マクレガーの、恐らくは暗い過去(きず)が秘められているのだろうと。 苦い過去を抱える者として、そこに踏み入ることへの躊躇いが、彼の歩みを鈍くしていた。 僅かに差し込む街灯が照らす部屋で、シェリルは儚げな...
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