引かれ合う星々

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  • BGM/シルヴァリオ トリニティ
    ... 薫る柔肌 22 引かれ合う星々 23 想い重ねて 24 抜刀、戦鐘を鳴らせ 25 蒼穹を舞え 26 渚に雨の降る如く 27 散華せよ必殺の刃 28 光の殉教者 29 嘆きの顎門 30 白夜の審判 31 英雄殺しの滅亡剣 32 創世神話 33 赫怒の煌翼 34 灰と光の境界線 35 天地の狭間に舞う 36 福音 37 天翔ケル蝋ノ翼、狂イ哭キテ焔ニ堕ツ 38 祈リ・願イ・希望 39 祈リ・願イ・希望~Grand Version~ 40 軍事帝国アドラー 41 銀狼の刃 42 魔星狂乱 43 大和より来たりし魔神 《CS版》 星海の境界線 どうでもいいけど、ituensのトリニティのサントラ色々ひどいよね  英雄殺しの滅亡剣が嘆きの顎門になってたり、そしてその滅亡剣は赫怒の煌翼 になってるし -- 名無しさん (20...
  • それが君の素顔(つみ)なら……その全て――俺が受け止めてやるッ!
    発言者:秋月 凌駕 対象者:エリザベータ・イシュトヴァーン 初出はPV4。 どれだけ拒絶の悲鳴と雨(ナミダ)にさらされても、立ち上がることを止めなかった男、秋月凌駕。 そんな彼が、拳と共に初恋の女性に贈る愛の告白。 「……ねぇ、凌駕。さっき闘っている時、何と言って私を口説いたか憶えてる?」 「いや、本当にすみません……もう許してください、リーザさん……」 「忘れろと言っても無理な相談よ……? あの言葉は、一生の宝物にするつもりだから」 己は近付く全てを傷付ける女だと告白し、 それでも迫ってくる凌駕に諦めと怯えが入り混じった悲鳴を上げながら、徹底的に彼を遠ざけるエリザベータ。 だが……… 彼女だけに夢中なその男の想いは、最早両腕を奪われたぐらいの傷で消えるものではなかった。 「心装!!」 かくして、自己の無意識の歪みの理解などより...
  • 交わした情けの分だけ、激しく……今度は殺し合いましょう、凌駕
    発言者:エリザベータ・イシュトヴァーン 対象者:秋月 凌駕 甘い、甘い、男女の睦み合いの時間――― だがそれは、ネイムレスの再起動と、機兵により閉ざされた地下に脱出口(・・・)が穿たれた事で終わりを告げた。 まるで、舞台装置の書割(はりぼて)が突然倒れ、劇に見入っていた観客が一瞬にして興醒めしてしまったかのように…… これまで閉ざされていた二人だけの理想郷は、現実の一穴により呆気なくも破壊されていた。 外へと出てしまえば、後は元の関係性に戻るしかない――殺し殺され合う敵同士という関係に。 「―――お別れね、凌駕」 切り開かれた夜空に、蒼く輝く月の光の下で、エリザベータは静かに少年へ別れを告げる。 彼女の表情は、ただ仕方がないのだと、そう物語っていた。 その突きつけられた現実(・・)に対し、凌駕は心地よかったあの時間が奪い去られることに、必死...
  • ずっと一緒よ、誠。分解して、切り刻んで、中身を覗き込んで。永遠に、私だけを見て……
    発言者:銹川 真理 対象者:戸野坂 誠 加護ルート、暴走した異能力の焔で焼き尽くされ、復旧・救助作業が続くあかつき新都。 その惨状に一片の感情も向ける事無く、街を二人の男女は乗用車で駆けてゆく。 真理が全力を注ぎあらゆる方面に手を回し入手した、優理への人体実験をはじめとした、財団の暗部を告発する多数の資料は市外に持ち出されていた。 バロック能力者をこれまで管理下においてきた財団、そして財団とは別に個人的に行動してきた戸野坂も、今や直達に手出しできず、真理の要求も呑まざるを得ない状況へと追い詰められていた。 しかし、真理が財団に要求したのは、戸野坂の独断専行を不問に付し、代わりに彼を新都に閉じ込めバロック研究を続行させる事だった。 戸野坂は、“自らへの復讐”を望んでいた元婚約者である真理が何故、 自分の立場を守らせるような条件を提示したのか……そこに興味を...
  • 抱擁れて眠れ、冷たき屍腕
    ストーン・コールド・デッドマンズハンド 「どれだけの強者が相手だろうと、“闘い”そのものに持ち込ませないのが“狩り”の極意ってもんだぜ。その爪牙を無力化し、狙った通りの罠に追い込み仕留めてこその本懐ってものなのさ」 「……俺の“血”は、獲物を決して逃さない」 「我が墓碑銘をここに謳おう───抱擁れて眠れ、冷たき屍腕(ストーン・コールド・デッドマンズハンド)」 先程まで疾走していたはずの四頭の馬、それを操縦していた異人の御者の顔が、恐怖に凍り付いたまま死んでいた。 傷一つなく、魚の干物のように骨と皮だけの乾ききった異様な屍。まるで、一瞬にして餓死した(・・・・・・・・・)とでもいうように。 御者台と隼人たちのいるワゴンとの間が、一本の線で区切られたかの如く死と生の二色で塗り分けられていた。 “戦士”でなく“狩人”としての勝利を求めるガンマン...
  • 仕方がないという言葉など理由にならん。まだ歩けると、俺の命は言っておる
    発言者:ヴィクトル・シュヴァンクマイエル・クラウス 対象者:《伯爵》 「おまえの生を支えてきたものは、何だ? 何がおまえに、ただひたすらに闘争の生を歩ませた?」 「信仰(いのり)よ。捧げることが、我が身を無限に強くする」 その言葉と共に始まった、真の吸血鬼(ヴァンパイア)と、人類の枠から逸脱した吸血鬼狩人(ヴァンパイアハンター)との対決。 魔を狩る為に積み上げた技術も、勝機を手繰ろうとする執念も無為とされ、一方的に傷を負わされた上に、秘薬の影響で加速度的に朽ちていく肉体。 そんな苦痛を味あわされながら立ち上がる老狩人に対し、《伯爵》は告げる。 果たして人類種には、お前のような精神を持った者がそんな苦しみを味わってまで守る価値があるのかと。 お前はあまりに人類というものを、無条件に肯定し過ぎてはいまいかと。 美醜賢愚入り混じるのが人...
  • トモダチの願いを果たしてやるよ。さあ、一緒にレイジに勝とうじゃないか
    発言者:エヴァン・アーマライト 対象者:真栄城 司 陥れたはずの零示との二度目の闘いに破れ、クランも崩壊し……負け犬として負の感情を抱えたまま夜の闇をさまよう真栄城。 彼はそのまま路地裏で、クランぐるみでかつて嫌がらせを加えていたEAプレイヤーから鬱憤晴らしに暴行され続ける。 ――散々に貶され、挑発され、しかし言い返せない。 ――気が付けば、謝罪の言葉は屈辱の涙へと変わっていた。 殴られ蹴られ、全身の感覚が麻痺しかけてきた頃……ソレ(悪魔)は現れた。 「やあ、久しぶりツカサ。なんだか大変そうだねぇ……いっちょ手伝って(・・・・)やるよ」 そのまま、瞬きをする間にエヴァン・アーマライトは不良連中を叩きのめしてしまう。 彼の強さは異様であり、禍々しさを感じさせるものだった。 ……愉悦の表情で倒した男達を眺めるエヴァンに、司は呆然と立ち尽くす。...
  • 私の望みは、ずっと変わってないもん。ただ、照と一緒にいたいだけ。 照と同じものを見て、たまにズルやインチキもしながら普通に生きていきたい
    発言者:安宅 真魚 対象者:暮坂 照 真魚がずっと抱え続けていた気持ちを聞かされた照。 それを知った照も──「お前に否定されて……見捨てられてどうしたらいいかわからなくなった」「俺はなにかに失格(・・)しちまった」「どんなにキツくても人間として失くしちゃいけない宝みたいなものを落としちまったんだって」 ……そんな、自らが独り抱えていた想いを噛み締めながら語り続ける。 「もう俺は、真魚みたいに何も失くさず綺麗には生きられないんだ。そう思ったら、自分が辛くてさ……」 「傷ひとつないおまえが妬ましくて、憎くて、大嫌いになって… ……でも、意地でもそう思ってる自分を認めたくなかった」 「だからおまえみたいに真っ当で正しい奴を見下すようになった」 「大事なものを失くした自分自身を見たくないから、誰からも愛され肯定される存在に敵意を向けるしかなかったんだ……」 ...
  • 美影────俺を……俺の愚かさを、裁いてくれ!
    発言者:トシロー・カシマ 対象者:美影 トシロー・カシマがようやく気づいた、気づいてしまった己の真実の願い。 「現実」を前に絶えず煩悶と葛藤を繰り返す彼の内にあったのは――決して届かぬただ一つの願い。 “トシロー・カシマという人間は、美影と共に死にたかった。死んでいたかった”という未練だった。 グランド√、《伯爵》によって明かされた縛血者(ブラインド)の起源とその辿り着くべき運命(おわり)。 鎖輪全体が終焉に向かって混沌としてゆく中、まるでトシローに引き寄せられたかのように、彼の元へ再びスカーレットが現れる。 縛血者にとって危険な柩の娘からトシローを引き離そうとする女性陣を軽くあしらい、一方のトシローもまた“彼女”に引き寄せられ…… ……トシローの魂は外界を離れ、スカーレットの内の記録――星々の煌めく銀河へと投げ出される。 そこで彼は知る、縛血...
  • 僕には、君が必要だ……一緒に傷の痛みを耐えて、後ろめたさを抱えながら生きる、君のような相方が
    発言者:緋文字礼 対象者:草笛 切 親友や仲間との出会いにより空虚な生に誇りを抱き…… しかしその出会いも誇りも、過去の恥ずべき選択から生じたと突きつけられて絶望し…… そのまま苦悶の果てに朽ち果てるかに見えた傷だらけの男が、小さな救いを与えてくれた傷だらけの女へと告げた想い。 マレーネ√、自分の忌むべき過去を思い出し己の愚かさ、いやそれ以上に親友、仲間達への悔悟の念に苛まされる礼。 そんな彼の傍らで、切は自分もまた「裏切り者」───機構と反抗勢力の争い、それが機構側に仕組まれたものと知りながら、臆病さゆえに現状維持に甘んじた者なのだと告白する。 そんな彼女に、礼は同じ調整役(やくわり)を演じていた自分の正体も始めから知っていたのではないか?と問う。 それに切は肯定の頷きを返して…… 「知っていたよ。だから、ワタシはキミがずっと羨ましかったん...
  • 拙速は巧遅に勝るというわけか。いいだろう、やってみろ
    発言者:ヘリオス 対象者:アシュレイ・ホライゾン 激戦の末ボロボロとなり、不倶戴天の宿敵である死想冥月(ペルセフォネ)に捕えられて、絶体絶命の窮地に陥ったかに見えた蝋翼(イカロス)。 しかし、今現在の死想冥月がこちらに向ける視線はどこまでも優しく労わり愛に満ちたもので、 昨晩死闘を繰り広げた人物とはとても同一人物とは思えず、なんらかの策かと警戒し、蝋翼は混乱する。 そんな状況を見極めるために、相手への問いかけを行なおうとした片翼に対する煌翼(ヘリオス)の言葉。 ……と本人達は至って真面目なのだろうが、 ユーザー目線からすると「ラブコメパートを軍事作戦のように論評する天然ボケ発言」にしか見えない部分である。 るんたたるんたたるんたたるんが流れ出すようなパートでマジになっちゃってどうすんの? 実際、ヘリオスのこの言葉に対して 「分かっているさ、任せろ...
  • 天翔ケル蝋ノ翼、狂イ哭キテ焔ニ堕ツ
    歌手:佐咲紗花 作詞:Ayumi. 作曲:樋口秀樹 「導かれた暁へ蝋の翼広げ───最果ての星は君を守り抜くために」 『シルヴァリオ トリニティ』のOP曲。OPムービーと各ルートの盛り上がりどころでvocalがついたこの曲が流れる。 初公開はOPムービー。 炎の中手を引かれる一人の少女、激突する天駆翔(ハイペリオン)と死想冥月(ペルセフォネ)、狂い哭く冥狼、ぶつかり合うアッシュと審判者(ラダマンテュス)、かつての英雄を思わせる謎の影、そして銀の覚醒 ……などネタバレにならない範囲で様々なCGを見る事ができる。 OPムービー やっぱり魔法の呪文のシーンが一番印象深いな、これが流れた瞬間の逆襲始まった感すごい -- 名無しさん (2017-01-31 13 58 33) 超ネタバレソングやん、これ 某カルマ程ではないが -- ...
  • いつもみたいに、俺の事なんか眼中にないってクールな顔でキメててくれよ。俺は、君っていう突っ走る影を夢中で追いかけてただけの……ただのバカ野郎さ
    発言者:モーガン・クインシー 対象者:シェリル・マクレガー シェリル√、夜会の掟に従い裁きを待つだけの身となったモーガンが、 恋敗れたという揺らがぬ事実を受け止めた上で、未だ過去に後髪引かれる大切な女性(シェリル)に掛けた言葉。 ――トシローを探すシェリルは、気配を感じカルパチアの《納骨堂》に足を踏み入れ…… そこで彼女は、施術台に拘束された瀕死のトシローと、シェリルの逃亡を幇助して捕えられたモーガンを見た。 既に呪いにより、濃厚な死の気配を漂わせた相棒を背中に負い、静かに歩み出すシェリル。 見上げた先にある彼女の表情に、これから待ち受ける危険への怯えは見えず、ただ決意が燃えていると――― 全てを理解した上でモーガンは語りかけた。 「……ここを脱出する勝算はあるのか、シェリル?」 「いつもと同じ。出たとこ勝負よ」 そう言って、モー...
  • 重要なことはたった一つだ。欲望(ゆめ)を持つのなら、欲望の奴隷となってはならない……その主人となれ
    発言者:???? 対象者:シェリル・マクレガー ……夜の闇を駆ける乗用車が一台。鎖輪(ディアスポラ)の追っ手よりも先に相棒を見つけ、生き延びるために。 シェリルは、三本指(トライフィンガー)を名乗る包帯男の案内に従い、彼が潜伏しているという場所へ急行していた。 その車中で、彼女が疑念を最も抱いていたのは、助手席に座る男の真の目的であった。 彼女は、この男には、己の思うがままに他者の生命や自由を奪い取って恥じぬ……“悪”の行為への意志が明確に宿っていると直感していた。 しかしこれまでの行動が、トシローの過去を暴き、追いつめ、破滅させるようなものでありながら、 今の彼はシェリルにトシローの窮地を知らせ、発破をかけるような言動を行い、彼を救えるのは自分達二人しかいないとまで言い放っている。 ここまで追い詰めておきながら、何故か相棒に対する悪意や害意も欠...
  • アンジェリカ・フォン・アクトレイテ
    CV:猫屋敷舞 『シルヴァリオ ラグナロク』の登場人物。ヒロインの一人。 カンタベリー聖教皇国の内部粛清機関、聖座信仰管理局に属する葬歌司祭こと通称、執行官の末席に数えられる少女。 同時に神祖へ面従腹背しながら、彼らの滅殺を目論むラグナ達と盟を結ぶ叛逆者。 神祖滅殺の希望(ヒカリ)の殉教者、神殺しの一人。地母神の系譜を焼き尽くす焼炎魔杖。 まるでよく出来た人形のように整った容姿と、外見年齢にそぐわないミステリアスさを滲ませる雰囲気が特徴。 世を斜めから見ているのか、上品な口調には常に微量の毒が含まれており、それが油断ならぬ印象を敵味方問わず与えている。 本来は神祖の配下でありながら、弓引くという茨道を選んだのは国の行く末を案じたがためとのこと。 だがその裏では自身の身体に流れる血と、授けられた宿業からの解放を望んでいるのは……協力者であるジェイス以外に未...
  • 女は強くないとやっていけないんでしょう? ねえ、置いて行かれた相棒さん
    発言者:ニナ・オルロック 対象者:シェリル・マクレガー グランド√、まるで目に見えない亡霊(ゴースト)によって導かれて(憑かれて)いるかのように、 不細工な怪物の群れを素通りして先に向かったとしか思えないトシロー。 彼を追いかけるニナとシェリルは、譲れぬ気概を胸に獣達の相手を繰り返していたが、次第に厳しい状況に立たされていた。 「―――どうよ、お嬢。まだイケる?」 「どうしたものかしらね……根性論も、だらしないものだわ」 ――そんな彼女達を救ったのは、ルーシーが連れてきた……地下社会(アンダーグラウンド)の覇者・アルフライラの率いる武装集団だった。 この策は、事前にニナが保険として考えていたものであり、確かに怪物達の危険は一時過ぎ去ったが…… 判りやすい砲火の嵐(ぼうりょく)をちらつかせて、アルフライラは泣き付いてきた公子(権力者)を...
  • 友達を、家族を大事になさい。それから、いつまでも笑顔でいてくれたら嬉しいわ
    発言者:ヴェンデッタ 対象者:ゼファー・コールレイン チトセ√の終盤、帝都の最深部で眷星神およびその使い走り達とゼファーが決着を着けんとした際、 大事な人のもとへと急ぐように彼の背中を押したヴェンデッタが最後に告げた、どこか懐かしい日常(くらし)の香り漂う言葉。 マルス戦の後、チトセとより深く想いを交わし、意気も十分に上がったゼファー。 しかし、その間に突如出現したウラヌスが、彼の切札であり“家族”の一員であったヴェンデッタを帝都中央へと連行するという事態が発生する。 そこでヴァルゼライドとの決着をチトセに委ね、ゼファーはヴェンデッタ奪還のために中央塔の最深部へと赴く。 その途中、カンタベリーの間者としての本性を現したランスロー達の案内を受け、ついに魔星の主たるカグツチと対面するのだった。 ようやく対面した吟遊詩人(オルフェウス)に対し、眷星神は...
  • 天地宇宙の航界記、描かれるは灰と光の境界線
    Calling Sphere bringer 「「灰と光の境界線を、今こそ二人で探しに行こう」」 Status 基準値(AVERAGE) B 発動値(DRIVE) AA 集束性:C 拡散性:C 操縦性:C 付属性:EX 維持性:A 干渉性:C 一度は救世主に敗北したレインと共に、“勝利”とは何か──彼らなりの答えを出したアッシュ。 勝利とは、あらゆる想いを許すこと(・・・・)。 誰かや何かの強さや弱さを、認めてやれる雄々(やさ)しさだということ。 すなわち、他者(だれか)を愛せる寛容さ。 極晃星(スフィア)から継いだ大いなる運命に翻弄されず、此処に在る小さな自己を直視できた勇気と誇りが、二人の間に煌めいて新たな創星を開始する。 特化した性質。オリハルコンの保有。そして、想いを同じくする彼女(レイン)の存在。 此処に集う...
  • 大丈夫だ、信じてくれ。何があっても君だけは───オレが必ず、命を賭けてもあいつの下まで連れて行く!
    発言者:グレイ・ハートヴェイン 対象者:アヤ・キリガクレ 灼烈恒星(アルカディア)の加護を受けて猛威を増していくギルベルトを相手にして窮地に立たされた中で、それでもなお馬鹿な男として格好をつけるグレイ・ハートヴェインの咆哮。 誰よりも健気で可憐な君だけは。と惚れた女を守ろうとする男の意地が表れた咆哮である。 そうして「私よりも未来を愛すればいい」と告げたギルベルトを魂を燃やしていざ超えんとするが…… 「クソが、どうして……ッ」 感応して得られた出力は正しい健常者の限界を示すかのように、あくまで常人の範疇だった。 そんな人として本来褒められる美徳が、ギルベルトやダインスレイフと言った破綻者達の妄執(けつい)に劣っていると告げられるかのような 歴然たる事実として告げられるギルベルトと自分達の間に現れた優劣に対してグレイは悲憤する。 ────...
  • 美影
    CV:桜坂かい 『Vermilion -Bind of blood-』の登場人物。真ヒロイン。 トシローの元恋人であり、思い出の中に存在する少女。縛血者(ブラインド)であり、故人。 元々は武士だった杜志郎の婚約者で、そこそこ名の在る家の娘だったが、重なる運命の悪戯により人間から縛血者となってしまった。 トシローに洗礼(バプテスマ)を施し、縛血者へと変えたのも彼女である。 今でも彼の心を縛る影であり、同時に新たな一歩を踏み出すための鍵ともいえる人物。 「美影は、口惜しゅう御座います……」 「これほど近くに、これほど確かに、杜志郎様を感じられるようになったと言うのに……」 「もはや、貴方と共に生きることが許されぬとは……」 杜志郎様……わたくしの肌は、もはや石のように冷とう御座います。 この身を繋ぐ...
  • アイザック・フォレスト
    CV:堀川忍 『Vermilion -Bind of blood-』の登場人物。本作の真ヒロインにして元祖ホモ。公式も認めた反則変態ツートップの片割れ。 フォギィボトムの酒場 『カサノヴァ』 のバーテンダーであり、トシローの数少ない友人である縛血者(ブラインド)。 二枚目で口が軽いように見えるが、バーを経営しているためか非常に情報通。 その情報網により、夜警であるトシローへ情報を売ることもしばしば。 トシローとはまた異なる独自の死生観を持ち、その違い故にか彼との間には本人同士しか分からない共感がある。 おまえらしくないように見える行動だって、おまえの中に動機があるなら掛け値なしに真実だ。 他人が自分をどんなキャラで見てるかなんて関係ねえ。 やりたいようにやってみりゃいいんだ。自由なんだよ、俺たちはもっと……! 夜警の任務で多忙のトシローに...
  • 信じているとも、君は必ず立ち上がる
    発言者:アポルオン 対象者:秋月 凌駕 敵であるアポルオン(正確にはその操者であるオルフィレウス)から、主人公である凌駕へとかけられた狂的なまでの期待と信頼の込められた言葉(猛毒)。 落伍者などに足を引かれておらずにさあいざ真理へ向かって飛翔するのだ。 君は凡俗共とは違う稀有な魂を持つ紛れも無い私の同属なのだからと凌駕へと告げるアポルオン。 そんなアポルオンに対して凌駕は告げる、 超越者に従い流されるのではなく己が意志を貫くこの行為こそが目の前の存在を喜ばせてしまうのだろうと半ば判りつつも 「誰がお前になど従うか、俺は俺の意志で敵を決めてそいつを砕く」と。 そうして戦いを開始して、性能差によって劣勢に陥る凌駕にアポルオンは告げる 後進を導く先達のように優しく、輝装段階ではどう足掻いてもこれには勝てないと。 そうしてさあならばどうすると期待を込めて言葉...
  • 誰かと道を共にすることはあっても、決して“絆”に融けたりはしない! 人間が孤独な存在であることを……決して忘れ去ったりはしない!
    発言者:神代直 俺は、幸先輩との事を何かのせい(・・・・・)にするつもりはないんだ。 不可抗力とか、運命とか、仕方なかったとか……そんな下らない言葉を、あの人の死に持ち込むつもりはない。 俺(・)だ。ここにいる俺が決めて、この手でやったことなんだ。 幸先輩の死は、俺ひとり(・・・・)だけが背負えばいい。他人にどうこう決めさせたりやしない。 『最終章・ひとり』より、己が信じた「直にいちゃん」を取り戻すために……別の未来からの仲間(・・)の援護を受け、異能(バロック)の限界を超えた力を引き出す優理。 そんな、「絆」を得て己を圧倒する優理の姿を直は眩しく見つめると同時に――― この最後の局面で立ちはだかったのが、悪逆の敵などではなく「仲間」だという事に、寂しさにも似た感慨を覚えていた。 密度の高い時間を、苦楽を共にしてきたはずの彼...
  • 幸せはみんなと同じになることじゃないんだって、ナオとユーリが教えてくれたから
    発言者:ジャハーナーラ・ベーグム 対象者:神代直 幼い少年の姿で、優理は“直にいちゃん”から貰った答えを愛おしそうに抱いて、光の先に消えていった…… 彼と入れ替わるように直の前に現れたのは、星界の巫女としての姿……ではなく、ずっと目にしてきた一人の少女としての姿のナーラ。 彼女は告げる―― 「ユーリが消滅してナオが生存したことで、最終演算結果は照合失敗ということになったわ」 「必然的に融合知性群体(わたしたち)は、この文明圏(ほし)の融合と同化を停止する」 「だから“私”として最後のお別れを言いにきたの」 世界は選別による滅亡の危機からギリギリで救われた――― 淡々と結果を読み上げる少女の言葉から、その事実を知る直。 そして、もう一つこれがナーラという少女の個が存在できる最後の時間であるという事も。 この先彼女は知性群体の一部に組み込...
  • 私の、自慢の兄さんですから
    発言者:秋月高嶺 対象者:草笛 切 マレーネ√、天頂において始まった最後の闘い。 地上に残った“普通”の人々がその星々の輝きに映し出された各々の心を見つめ、思いを明かしていく中、 一人の少女が今戦っている、たった一人の兄の未来を思い、不安も期待も込めた上で発した言葉。 強さも弱さも、輝きも醜さも、“在りのままの人間”を知り、受け止め、愛することを誓い―― 大切なことを教えてくれた運命の相手・礼と融合し、 二人であり一つである流星として覚醒、孤高の恒星と化したオルフィレウスに立ち向かっていく凌駕。 広大な宇宙(そら)で繰り広げられる、輝く二つの彗星のぶつかり合い。 それを地上から見上げる者達の胸中には様々な思いが去来する……。 激動する現実に適応するため、 厚い化粧や、歪な仮面を纏い続けた二人の女性は星々の輝きを眩しげに眺めながら、...
  • そうか。僕は――ずっと、僕に成りたがっていたのか
    発言者:緋文字礼 己の記憶に関する一切を喪失した空虚な男・緋文字礼。 彼が纏う儚げな空気が気にかかり、声をかけた一学生・秋月凌駕。 彼らの刻んでいく「友情の物語」・・・その始点にして、 Zero Infinity -Devil of Maxwell-における運命の二人、その関係性を決定づけた瞬間。 ……―――― 急遽空いてしまった放課後の時間……街の散策の後、ふらっと立ち寄ってみた公園。 子供たちがそれぞれ集団をつくって、メンコ遊びやドロケイに興じる姿に、 凌駕は彼らと同じ頃、自分もメンコに熱中していた事を思い返し、郷愁を感じていた。 そして、彼が視点を変えたその先で…………一人、ぽつんと。 ベンチで、どこか違和感を感じさせる雰囲気を纏い、彼よりも幾つか年上であろう男性が、目に留まった。 男は凌駕の存在に気付かぬまま、哀しげに一人呟く……。 ...
  • 隕灼焔
    Meteolight 『───我ら裁きの天秤、その権利を執行する』 『シルヴァリオ ヴェンデッタ』序盤に登場した、それなりの精鋭である天秤部隊(ライブラ)の星辰奏者(エスペラント)が使用する星辰光(アステリズム)。 他の同部隊員二名がそれぞれ使用した星辰光(アステリズム)もまとめて記述する。 隕灼焔 Meteolight 燃焼反応発生能力。遠い宇宙、大気成分が常に化学反応を起こし続けている星の異能。 大気の組成へ訴えかけることで発火、燃焼を起こす能力。当たれば骨肉を炭化させる威力を持つ。 既存の物理法則を無視し、酸素や水素のみならず窒素や二酸化炭素までが常温で爆発する。 拡散性と干渉性に非常に高い素養を持ち、連射も可能。 視認するだけで発動でき、その箇所を起点に起きる広範囲の爆発は獲物の逃げる場所を限定する。 自向引力 Attrac...
  • 本気でぶつかり合うからこそ、命ってのは輝くんだよォッ!
    発言者:イヴァン・ストリゴイ 対象者:ネイムレス 加速度的に強化されていくネイムレスの猛攻で満身創痍になりながらも、出てくるのは「つまらない」という呟き。 人類は人類と争うべきであり、感情を持つ相手だからこそ、そこに何かが生まれてくる。 しかしネイムレスはどこまでいっても冷たい機械であり、それには当てはまらない。 イヴァンが抱く闘いへの想いを、それを否定する存在であるが故に在る事が耐えられないモノ(・・)のネイムレスに言い放った台詞。 以下本編より 「テメェの設計図に、徹底して足りないものを教えてやるよ。それはな、闘うことに通じる美意識(・・・)だ」 「人間は胸に来る殺し合いが好きなんだよ。どれだけ否定したとしても、俺には分かる・・・・・・ずっと見てきた。 英雄同士の決闘は胸に来るほど綺麗だろう? 醜く肥えた豚どもを、強者が断罪するのはスカッと来...
  • 約束しろ、ラグナ。全てが終わったら、君と俺で決着をつけるべく戦うと
    発言者:リチャード・ザンブレイブ 対象者:ラグナ・ニーズホッグ 創生された神世界から醒め、片割れとは異なるもう一つの絆を縁に三次元へと帰還するラグナ。帰還と共に訪れたのは――。 「―――形勢逆転だな、神殺し。よく目の前に帰ってきた」 肉親の仇に向ける、拭い難い怒りと共にリチャードはラグナへ剣を振るう。首を斬られ満身創痍のまま治らない不完全な不死身を抱えるラグナでは一合すらまともに打ち合えない。 順当に仇である神殺しは草薙剣の手で絶体絶命に追い込まれる。当然、それは予想できた展開だったはずなのに。戻ってこなければ惨めに敗北することもなかったはずで、なのに――。 何故戻ってきたのだと必死に取り繕った戦士の顔が問うが、理由など決まっている。 「友達が一緒に願ってくれた優しい世界だからこそ、ミサキと二人で甘えたまま幸せになどなれなかったんだ」 ...
  • 賛辞を送るよ、勝利者諸君。我が同属と清き弱者──久方ぶりに、高潔な反逆を見れて満足だ
    発言者:アポルオン 対象者:秋月 凌駕、青砥 美汐 『さあ、これで願い通り(・・・・)なのだろう?』 破壊された母艦の上で……不可解な言葉を告げて美汐の心臓へ一撃を加えた《預言者》。 その光景を見た凌駕は、これ以上美汐から奪うのかと……怒りと共に飛び掛からんとしていたが…… 大切な恋人は目を覚ました、のみならず機人の証たるあの永久機関の針の音が全く鳴っておらず。 「凌駕……私の、永久機関(しんぞう)……」 「───ああ、止まってる。だから美汐は、もう」 心臓(生)の鼓動のみを宿す、ただの人間に戻っていた。 あまりに不可解な事態を前に困惑する少年少女。それに対し、《預言者》は薄笑いを浮かべながら答を告げる 『言ったろう? 褒美だよ。そこの彼女が心から求めていた結末だ。市井の民へと戻るがいい、君の役はもはや無い。 真理にこそ至らなか...
  • ラグえもん
    『シルヴァリオ ラグナロク』発売1日前カウントダウンにおいての一幕。 シルヴァリオラグナロクを意気揚々と予約しに行くのび太ミサ太。 しかしその道中でガキ大将のジャイアンセシアンとスネ夫アンジェリ夫と出会い、 「よく考えてみろ。シルヴァリオシリーズはエロゲだろ?未成年のミサ太に買えるわけないじゃないか!」 「悪いなミサ太。これ、18禁版なんだ」 とセシアンは兎も角ミサ太より年下にしか見えないアンジェリ夫からも指摘と煽りを喰らってしまう。 その上でアダルトなセシアンとアンジェリ夫は、 「最速でクリアして、ミサ太に最初から最後までネタバレかましてやるぜ!」とシルヴァリオラグナロクを予約しに行ってしまう。 「そんな、そんな……ひどすぎる……うわ~~~~~ん!」 困り果てたミサ太は 「うえ~ん、ラグえも~~~~ん……!」 とドラえもんラグえも...
  • 祭祀の極み、憑神巫覡の託宣なるぞ
    Translate Kannagi-volva 「そう驚嘆の目で見られても困るわね。正直なところ、自分ではあまり好きじゃないの。馬鹿みたいな力だから」 そう、単純(シンプル)───オウカが見せた戦法は衒いなしの肉弾戦(・・・)だった。 ただ己の肉体を縦横に駆使し、居並ぶ機甲兵を殴り殺す、蹴り殺す。そうした原始的極まりない暴虐の見本だろう。 だからこそ、手が付けられないのは皮肉にも見ての通りだ。 ご覧の通り、ただ強く。瞭然なほど、ただ速く。その上死なない、決して朽ちない。 子供の描いた絵物語が如く、ひたすらに圧倒的な武威を見せつけながら、神祖(カミ)は地上に黙々と地獄を顕現させていく。 Status 基準値(AVERAGE):A 発動値(DRIVE):AAA 集束性:AAA 拡散性:E 操縦性:E 付属性:AAA 維持性:EX 干渉性:E ...
  • だから、このままがいいんだ……きっと。あたしとあんたは、ずっとこのままが……
    発言者:シェリル・マクレガー 対象者:トシロー・カシマ 暴君バイロンの口から、探し求めていた真相が明らかとなっていく。 ケイトリンとアンヌの血親が彼だという事、そして無意識下だったとは言え、アンヌは自ら縛血者の力(非日常)を求めていたという事。 両者激突かという寸前で、バイロンは謎めいた言葉を残し、動揺を隠せないトシローの前から去っていった。 ――探偵社への帰路、トシローの足取りは重かった。 アンヌの事もそうだったが、事務所を出る際のシェリルの只ならぬ様子が気がかりであったためである。 バイロンに対する、相棒の恐怖に満ちた表情。 そこには、シェリル・マクレガーの、恐らくは暗い過去(きず)が秘められているのだろうと。 苦い過去を抱える者として、そこに踏み入ることへの躊躇いが、彼の歩みを鈍くしていた。 僅かに差し込む街灯が照らす部屋で、シェリルは儚げな...
  • 何処見てやがる戦闘狂。縊り殺すぞ、逃がさねぇ
    発言者:緋文字礼 対象者:イヴァン・ストリゴイ 初出はPV4。大切な仲間達の奮起と覚醒に引き寄せらんとする戦鬼に対し、 己の陰我(イド)と向き合う覚悟を固めた男が、研ぎ澄まされた殺意と共に放った言葉。 ジュン√、肉体に刻まれた過去の経験を急速に“思い出し”、熟練の兵であるイヴァンと互角に渡り合っていく礼。 そんな滅多に巡り会えない互角の敵手と成った彼への返礼として、ついにイヴァンは己が影装を発動。 異形の魔獣に変貌しその並外れた機動性と火力によって、未だ影装制御に至れない礼を蹂躙、 そのまま緋文字礼は完全に敗北してしまったかに見えたのだが…… 仲間達がギアーズの戦士達の持つ影装により苦境に立たされる中、 彼らに送り出された凌駕とジュンは仲間との絆、未来を信じて、心身を重ねたからこそ可能となった、相互の“共鳴(エヴォルヴ)”を果たす。 二人...
  • そうだ、そうだよ……やってしまったんだよ、俺……
    発言者:秋月 凌駕 凌駕さん的にはいつものこと もっともっと見ていいよ……さっきは、あたしがのしかかっちゃったから、 凌駕、何にも見れなかったよね。だから、全部見ていい……… だって、凌駕はあたしの初めての人だもの……… ジュン√序盤……何故か心の内に流れ込む、己がよく知る二人の女性の思い出の光景。 物質の働きだけでは説明できないような不思議な感覚に戸惑いつつも、それを穏やかに見つめる凌駕。 そして次第に……片方の、穏やかな風のような女性の像が薄れ、代わりにジュンの像がより鮮明に映し出されていき――― 目を覚ました少年は、背に伝わる柔らかなベッドの感触と――― 「にゃふぅぅ……ふへへへぇ、すぴぃ……」 今も自分の体に布団のように覆いかぶさっている、一糸纏わぬジュンの肢体だった。 ふやけたような笑みを浮かべて眠る彼...
  • 暮坂 照
    くれさか てる CV:柊唯也 『DEAD DAYS』の登場人物。本作の主人公。 見た目はさわやかな雰囲気イケメン。学力、運動神経は中の上あたり。 女子に結構モテる一方、男子グループ内では憎めない三枚目キャラとして、 「漫画やアニメの主人公の親友キャラみたい」な立ち位置を任じる。 地の性格は狡猾な嘘つきでエゴイスト。自分がより良い立場に立つために、 嘘をついたり他人を利用することに一切の躊躇が無い。 むしろこの世界はそうすることが当然のルールで、 それができない人間を軽蔑すべき愚か者だと考えている。 「セックスしたから付き合うって、短絡しすぎだろ。」 公式も「短絡しすぎだろ」になってるけど短絡すぎのミスかな? -- 名無しさん (2019-05-12 01 51 32) ミスではないのでは? -- 名無しさん (2019-05-...
  • 彼に似合いの女になってみたい。格好付けてみたいのよ、きっと理由なんてそれだけなんだわ
    発言者:エリザベータ・イシュトヴァーン 対象者:マレーネ・フランケンシュタイン 恐怖しかないはず、なのに─── 今は、少しだけ、胸が熱い。 絶望的な相手に挑もうとする一人の女が、少女に語った、“今の自分を突き動かす何よりの理由”。 穏やかに、マレーネ達の仲間に迎え入れられたエリザベータ。そして、彼女は恋人となった少年の部屋で、深く想いを交わし合う。 ……事が終わり、年下の恋人が穏やかに寝息を立てる中、 エリザベータは身支度を整えて、ある一つの行動に出ようとしていた。 魂にまで染み付いた、己を縛り付けるあの覆帯(キャタピラ)の音。 それは、愛する男に受け止められ、真に身体と思いを重ねた今であっても、消えるものではなかった。 夕映えのような、青春のような、儚い一瞬の安らぎ…… だから今こそ、自らの手で戦場の呪縛を断ち...
  • 俺たちは、運命の車輪に紛れた小さな小さな砂粒だよ
    発言者:ゼファー・コールレイン 対象者:クリストファー・ヴァルゼライド 聖戦を目前にして誕生した逆襲の冥王。 反粒子の生成という反則的な能力を持ちマルス、ウラヌスをあっさりと虐殺したその最悪最後の魔星に対して、 体の損壊に耐えて果敢に挑みかかりながらも光の英雄は問いかける、自分の理解の範疇を超えた存在へと 「貴様は何(・)だ」「いったい何を我々は生み出してしまったというのだ」と 「それこそ、今さら何を言う」 「俺たちは、運命の車輪に紛れた小さな小さな砂粒だよ」 「おまえ達に比べれば取るに足らない、過ちを犯しただけの幼く惨めな姉弟だ。  つまるところ、負け犬だな。さして珍しいものじゃない」 「だが、それがすべてを狂わせた」 「運命を破綻させたのは、結局のところおまえ達自身の過失だろう。───失敗したな(・・・・・)ヴァルゼライド」 「未来を愛する余り、...
  • 父の昔語り以上に、娘が心惹かれるものなどありませんよ……お父さん。
    発言者:アリヤ・タカジョウ 対象者:ヴィクトル・シュヴァンクマイエル・クラウス グランド√……父と娘の、最後の語らい。 未来の世代へ、自らが護りたかったものを伝え終えた白い杭。その優しい眼差しは、少女に向けられる。 「怖いか」 傷付いた身体のままクラウスは、自らが平和な日常へと戻れと告げた、弟子であった少女に問う。 「はい、たまらなく……恐ろしいです。狩人(イェーガー)でもない、白木の杭(ホワイトパイル)でもない…… ただの(・・・)アリヤ・タカジョウに戻るのが───身が引き裂かれるほどに、恐ろしい」 杭を手放せば、それまで血と暴力で覆い隠されてきた少女の真実に誰もが気づく。 吸血鬼に怯えたくがないために、力を求めたその姿を。 鎧は今更捨てられない。戦う強さと、在りのままで生きていける強さは違うと知っている。 ...
  • なら、心当たりが一人おる。坂本龍馬直柔───ワシ自身ぜよ
    発言者:坂本龍馬 対象者:ジョン万次郎 今後の方針について語り合う龍馬と万次郎。“博打打ち”としての龍馬の思考に対し、理解が及ばない万次郎は、 龍馬にとっては利用する駒としてグラバー商会もフェレイラも“敵”たり得ないのかもしれないが…… 実際にその敵対者達と対峙する隼人や柩たちにとっては、かなり厳しい局面になるだろうと、不安を告げる。 特にフェレイラの陣営には、彼により吸血種と化した新選組の猛者達が随行しており、沖田総司が味方にいるといっても形勢は圧倒的にこちらの不利。 万が一にでも、隼人に惹かれつつある柩の《心》が、彼の死によって砕け散ってしまう事態となれば、 彼女の内面が変化する事により、その内なる《真祖》の血を覚醒させようとする龍馬の目論見もそこで終わりになってしまうだろうと。 そこで何とか、龍馬の伝手で助っ人を呼び出せないものか、例えば河上彦斎の...
  • そうか……私は、おまえとも戦っていたのだな───イシュトヴァーン
    発言者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ エリザベータ√終盤……己の全てを歯車の運行に捧げるアレクサンドルと、そんな彼の在り方に否を唱え立ち向かう凌駕。 「俺は勝つ!」 「おまえを斃す」 振動結界と熱相転移――触れれば一切を滅する破壊の力を両の拳に集中(・・・・・・)させて、 二人の男は最強の矛と矛をぶつけ合いながら――互いを滅するまで止まらない死闘円舞(超接近戦)へと突入する。 「まだ――ッ!」 「まだだ」 一撃一撃が交差する度、両者の足は一歩ずつ間合を詰めていく。 距離が縮まる――空間が消える。 空振りの許される空間が徐々に失われ、やがて最後は必ずどちらかの拳が命中する状況へ近づいていく。 そして、最後の一撃が互いを捉えた―――刹那。 「最後に地金を曝したな――ここで、死を恐れるか」 発動のタイミングも同時、乗せられ...
  • あざぁっす。ぐうたらさせてもらいます。あ、僕のことは以降親しみを込めてケルちゃんとお呼びください。うん、うん。なんならもう犬でも可
    発言者:駄目狼 対象者:ファヴニル・ダインスレイフ 『シルヴァリオ トリニティ』グッドウィル特典ドラマCD『ホントのホンネのケルベロス』における、中の人の思考回路がダダ漏れなケルベロスの迷言。 終わりのない勝負の螺旋、その現状を変化させるためにケルベロスと語り合いに来たレイン。話し合うべきだというレインの提案を特異点の情報はどの勢力にも渡すわけにはいかない、ましてや英雄の後継者もいる以上話し合いの余地もないと一蹴するケルベロス。そこにミステルが冥狼討伐のために現れる。レインはケルベロスを庇うが、ミステルは立場上矛を収めるわけにはいかないと引かない姿勢をみせる。交戦もやむなしと混迷とした場にダインスレイフも乱入して…… +Q. ダインスレイフは何をしに来たの? A. 商談。正確にはミツバのメッセンジャー 略すると内容は、ほんの少しの身体の検査をする代わり...
  • これでついに、ようやく私は───私の望みに手が届く
    発言者:アレクサンドル・ラスコーリニコフ ジュン√――機械神が見下ろす中で、遂に反逆者と実働部隊の決戦が始まる。戦艦要塞の火砲を潜り抜け、マレーネと切が突破口を切り拓き、軍人達の放つ影装の脅威に礼と美汐が立ち向かう中で…… 中核メンバーにして、オルフィレウスの主要観察対象となった凌駕とジュンは、ネイムレスとアレクサンドル、二体の鋼鉄(ハガネ)に立ち向かっていた。 どこまでも計算され尽くしたアレクサンドル達の殺戮の技に対し、少年少女は背中を押してくれた仲間達の想いと互いの絆を胸に、信じ高め合う。 だからこそ、斃す為に闘っている相手だとしても…… 彼らには人間としての個を殺し、冷たく自らを削るように振舞うアレクサンドルの姿が痛ましく映っていた。 ここまでに至るまでの道のり、関わってきた人たちの想い――あんたにだってそういうものがあるはずだろうと。 命令だ...
  • ───いけない、御方。女子の心を、捉えて
    発言者:スカーレット 対象者:鹿島杜志郎 目が、離せない。胸の内にある、狂おしく愛おしい過去が叫んでいる。 この命無き少女を前に、俺の魂が泣いているのだから……… グランド√、ついに物語の表舞台へ現れた、単なる縛血者では相手にすらならない、最強の『柩の娘』であるスカーレット。 その性能差(わんりょく)でヒロイン達を撥ね退けながら、トシロー……いや杜志郎(・・・)に向けて彼女が拗ねるような視線と共に告げた台詞。 そういうとこやぞトシローさん ――《伯爵》から“娘”(実験対象)であるニナへと明かされた血族の真実。 『裁定者』により混乱する夜会を前にして、若い公子は仲間と共に滅びを食い止める為に動き始める…… ……だが、突如としてトシローの呪われた心臓が、何かに共鳴するように跳ねる。 予感を感じてノーマ・ジーンの外へ飛び出した彼の前には、ニナを狙っ...
  • 全く不思議だ……たかが大豆の発酵物に醤油を垂らしただけの代物で、何故こんなにもご飯が進むんだ?
    発言者:緋文字礼 対象者:秋月凌駕 礼「ちょっとそこの醤油を取ってくれないか、凌駕くん」 凌駕「はいどうぞ、礼さん。ってまだ食べるの?朝から三杯目だよ」 礼「はは、食べ過ぎかな?しかし、納豆がまだ残ってるんだから仕方ない」 『Zero Infinity -Devil of Maxwell-』共通ルートでの一幕。 凌駕を血塗れの戦いに巻き込んだ事を悔やむ礼は、彼に改めて謝罪するため秋月家へ赴くが、そこで予期せぬ歓待を受けることとなった。 ※なお、礼が女性陣に相談した際に掛けられた「温かい」言葉の数々 美汐「はぁ? 何あんた片思いに悩む女学生? あんな奴のことなんて放っておけばいいのよ。バッカじゃないの!」 カレン「そうねえ。お土産に、年下好みで後腐れなく付き合える女の子でも、凌駕くんに紹介してあげるとかどう? たとえば私とか」 切「ふむ。ならば、悩みの...
  • アヤ・キリガクレ
    CV:立花沙羅/水崎さくら 『シルヴァリオ トリニティ』の登場人物。ヒロインの1人。 第八東部駐屯部隊・猟追地蠍(スコルピオ)へ帝都から異動してきた星辰奏者(エスペラント)でアッシュ、グレイを加えた三人小隊(スリーマンセル)の一員。 立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。 おしとやかな品のある話し方からいじらしい行動まで、旧暦における大和撫子という概念をそのまま切り抜いたかのような少女である。 そのため貞操観念も相応に強いはずだが、なぜか初対面のアッシュには明らかに強い好意の窺える献身的な態度で接している。 理由は不明ながら、それが真実であることだけは疑うべくもないだろう。 なぜならキリガクレの血は例外なく、一途で重い愛情へ魂ごと殉ずるのだから。 「 何度でも言わせていただきます……… 今度こそあなたの御傍にいさせてください、アッシュ様...
  • あなた、私に抱かれなさい。たっぷり仕込んであげるから。
    発言者:イザナ・フォン・ザンブレイブ 対象者:アンジェリカ・フォン・アクトレイテ 「え……?」 アンジェリカ√でミサキ確保を命じるイザナから散歩するようにさらりと放たれた命令。 「わたしに、洗礼の栄誉を与えると?」  背筋を一気に悪寒が駆け抜けた 「ええ。我が子を疑うわけじゃないけれど、万が一の保険をかけてね。アレが私たちの知る九条御先なら、念には念を入れておきたいの。あなたは喪うには惜しい人材だからね。不死の恩寵を分けてあげれば、より万全に近づくはずだわ。それにもし何事もなければ、そのまま母になればいいだけ。誇りなさい、きっと優秀な次世代を作れるから。ふふ。」  ふざけるなと、生理的嫌悪に手足が震えるのを必死に抑える  駄目だ、悟られるな―― 「あなた、もう子供は産めるのよね?」 「……はい。初潮はとっ...
  • だから幼子であるわたくし達は、分からぬ誰かと分かり合うべく、日々を精一杯生きているのではありませんか
    発言者:パトリシア・フォン・クイーングラス 対象者:リチャード・ザンブレイブ 機甲巨人との関係を疑われ、軟禁状態となったラグナとミサキ。もはや、彼らを救うには使徒となる以外に道はないと、リチャードは理解しつつも真実を明かせずにいた。 他に手がないにも拘らず、今目の前にある幸せな風景が永遠に失われてしまうのではと怯えて決意を固められない。神祖(かみさま)の掌の上で事が進む限り悩もうがいずれ結末が訪れるというのに、自分から一歩を踏み出すことができない弱さに懊悩している。 そんなとことん受動的な自分に嫌気がさしながら答えを、勇気を出せないまま悩み続け……。 「何を苦しんでおられるのですか?」 いつの間にか傍でこちらを覗き込むパトリシアの姿があった。とっさに笑顔の仮面を(何でもないと)取り繕おうとしたが。 「ああ、隠す必要はございません。わたくし...
  • 普段は本気出していないだけなんですぅ。ちょっと人より準備期間が長いだけなんですぅ。俺に見合う仕事と中々めぐり合えないだけなんですぅ
    発言者:ゼファー・コールレイン 対象者:アルバート・ロデオン 貯まりに貯まったツケをようやく払うという当たり前の行動をして、 働ける無職(やればできるおとこ)だと思っていたぞというおっちゃんことアルバート・ロデオンの褒め言葉を聞いての、 かつて精鋭部隊の副隊長を務めて帝国において有数の実力者だった元エリート現無職の駄目人間全開の台詞。 ちなみにこの無職は実入りの良い仕事を紹介してくれる金持ちの友人、文句を全然言わずに献身的に家事をしてくれる可愛い義妹、 この台詞の通りたまに仕事をするだけで(おそらく一般人が真面目に働く数ヶ月分)を稼ぐことが出来るという無職の夢のような状況である。 「“勝利”とは、何だ?」というシリアス極まりないモノローグから始まり、地の文さんにも英雄譚に紛れ込んだ端役扱いされて怪物同士の戦いから逃げ出した主人公であるゼファー・コールレイン。 ...
  • 無明剣《三段突き》
    むみょうけん・さんだんづき 「―――すまないが、これで終わりにさせてもらう」 新選組の天才剣士・沖田総司が操る、必殺の“魔剣”。 突きに特化した『平正眼』の構えから、限りなく継ぎ目のない三連続の動作(・・・・・・・・・・・・)で放たれる神速の連撃。 呼吸一回につき、一回の動作という前提を越え、一度の呼吸からほぼ同時に三回の動作(刺突)が実行される。 技の構造等は特別な秘密も何も存在しない、単純明快な技だが、それら理を理解しても実戦で現実化できた者は沖田(天才)のみ。 ベルリッヒンゲンの心臓の急速な再生速度もこの魔剣の前には及ばず、過たず神速の三連突きにより砕かれることとなった。 隼人や柩たちと行動を共にして以降の死闘において、沖田はこの技を以て異能や魔技と渡り合うと共に―― 彼ら強敵達との経験を次なる闘いに活かすことで、その剣技の冴えをますます高めてい...
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