やけい/ウォッチャー
職務としては、
“判事兼首切り役人”と言われており………
新たに
洗礼者となった者が、七十と七日仔を監督する義務を履行せず「生み捨て」する事、
都市毎に定められた
吸血許可地以外で、勝手に人間に対し狩りを行う事など、
《夜会の掟》と呼ばれる不文律に背いた者や鎖輪の安寧を乱し危険に晒すような行為を行った者に対し、
独自の裁量権で以て罪を定め、罰を与える。治安を著しく乱すなど重大事案の場合には、対象を処刑する事が可能である。
同族との戦闘も恐らく珍しい事ではないと予想され、この任を担う者は
同族の中でも特に高い戦闘力を発揮できる精鋭が揃っていると推測される。
重大な殺害事件などの場合には、
モーガンのように人間社会の警察内部に籍を置き、
縛血者絡みの事件の情報管理、隠蔽を担当している番人達とも連携することがあるようだ。
この他、トシローの説明では、縛血者になったばかりの幼童で、
未だルールに不慣れな者に対し
説諭を行う事も仕事内容に含まれている様子。
でもトシローさんみたいなタイプだと雰囲気と言動で、非行少年少女達をさらに反発させる気がしないでもない
また、命令系統は不明だが、トシローの場合は鎖輪公子
ニナの命があれば、独自に別の事件捜査・解決に赴く事もある。
北米西部鎖輪の主要都市部には、それぞれ夜警が配置されており、その合計はトシローを含め8人とのこと。
シェリル√で紹介された夜警の一部(といってもトシロー以外はほぼ名前だけだが)は、
- フォギィボトム :トシロー・カシマ
- デンバー :ガブリエル・シュタインベック
- アンカレッジ :ベン・オライリー
- ラスベガス :KJ・マクダネル
- サンフランシスコ :アイリス・リン
またニナ√では、罷免されたトシローに代わり、
バイロンの援助という形で、
以上の二名が、補充として夜警職を担当することになった。
最終更新:2020年07月11日 05:29