角鹿 彰護

つぬが しょうご


『Maggot baits』の主人公。寡黙な長身の青年。

銃器全般の扱いと格闘技に秀でた近接戦闘のプロで、全身鍛えられた筋肉の塊。
関東邪法街を実効支配する組織を壊滅させるべく、孤独な戦いを挑む。
現在は邪法街で出会った“魔女”の一人、キャロルと行動を共にしている。


フィールドコートと鉄の武装をその手に掴み、彼は腰を上げた。
大ぶりな鉈を呑んだ革鞘の金具をベルトに吊るし、フランキのショットガンを右手に担ぐ。左脇の銃帯(ホルスター)にはシグザウエルの自動拳銃。
凄愴な威圧感と殺伐の気配が、185センチ94キロの肉体から立ち昇った。
背を丸め雌伏していた巨大な虎が、不意に後足で直立したかのように。


俺がやっているのはただの自己満足だよ。それ以上でも以下でもない。誰かと比べてもらうようなことじゃないんだ』

それに近頃は、殺しに達成感すら覚えてきた……愉しいんだ、どうしようもなく。
娑婆ならただの殺人鬼だ。そんな人間を、労わる必要なんかどこにもない』



「おまえは俺の道具だ。使い道は俺が決める。どこで使い潰すのかもな」


「未来、だと……? それこそ無用の代物だ。元より、そんなものなど俺には来ない」





  • 残虐非道の徹底ぶりでは恐らくノベルゲー屈指の主人公。敵だけでなく味方にも非情なところがlight系主人公との最大の違い。作品全体の息が詰まるようなムードは大体こいつが主人公なせい。 -- 名無しさん (2017-07-26 00:45:57)
  • 「誰かを救いたかったけれど救えなかった男の末路」という意味では、ゼロインのアレクサンドルに凄く似てるな。まあライターが同じだから不思議ではないが -- 名無しさん (2017-07-26 10:20:49)
  • トシロー、アレクサンドル、ヴァルゼライドの系譜。総統はなんか違う気もするけど -- 名無しさん (2017-07-26 12:30:29)
  • 「救えなかったと思ったら、実は救えてた」はアレクサンドルかなぁ。そして墓 -- 名無しさん (2017-07-27 02:39:53)
  • セックスシーンでちょくちょく入る「グゥッ……ッ!」ってボイスで思わず笑う -- 名無しさん (2017-08-07 12:47:48)
  • この系譜のキャラでは唯一胤が遺ってるな -- 名無しさん (2017-08-07 13:47:54)
  • クロアプ作品の中だと一番lightらしい男臭さと厨二臭さあった -- 名無しさん (2021-04-28 20:44:00)
  • 復讐譚のようで実際は角鹿さんという拗らせおっさんが満足して死ぬための話。ダーク版ヴァーミリって感じであっちが好きなら多分こっちの本筋も気にいると思う -- 名無しさん (2021-04-28 20:52:14)
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最終更新:2021年07月04日 23:35