ザ・キープ
「そんなに、奴の所に行きたいのか……!
なら……行っちまえ───ッ!」
モーガン・クインシーが宿す
賜力。
原子密度を上げ、肉体を超重量化させるとともに爆発的に全身の筋力を向上させる異能である。
要はすごい威力のパンチ。
作中では発動すれば
裁定者の骨杭の盾になりうる程、堅い肉体と化すとされ、
また、出力を上げた状態で放つ拳打は、アスファルトに小規模のクレーターを作ることや、人体であれば容易く、全身を消し飛ばせるとも説明されているが……
瞬間的な発動には向いていないようであり、初見の裁定者による急襲に対応しきれず深手を負っている。
また、先代
白木の杭・
クラウスの技術により容易くいなされ
討滅されてしまっており、
それ以外の別の場面でも庇った結果致命傷を負ったまま戦闘し続けねばならなかったなど
防御力増大や強大な腕力による破壊現象といった点では、際立つ活躍を見せていない。
むしろ、
賜力(というか彼の馬鹿力と言うべきか)でシェリルやトシローを遥か遠方へと投擲する場面の方が、
その前後のモーガンの
発言も含めて、より目立つと感じることもあるかもしれない。
最終更新:2021年12月19日 22:21