血晶




吸血種が血液を得る手段として、近代になり人間への直接の吸血行為に代わって作り出した食物(に近い品)。
予め集めた人間の血液に、腐敗止めの薬品などを混ぜて固めたもの。
見た目は小石大の紅い金平糖か宝石といった感じで、噛み砕くと口内で溶けて内側から血が広がる。
生臭さや鉄の味もわずかに残るものの、吸血の眷族にとってはそれ以上の旨味を感じるらしく、全身に活力が行きわたっていくという。
欧米や非血族の植民地等では、この血晶を政府に税として納めており金銀と同じ貨幣価値も有している。
ただし、日本などではまだまだ希少品であり、非常に高価



名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2021年12月15日 13:32