田中新兵衛




「卑しき野良犬めが―――斬るッ!」



『双血の墓碑銘』の登場人物。
英国血族の《洗礼》を受け吸血種となった島津久光の命を受け、ヒコックベルリッヒンゲン――二人の傭兵への同行者として遣わされた薩摩藩士。
新兵衛自身も京の都では名の知れた人斬りであり、薩州の剛刀・奥和泉守忠重を愛刀とする。

彼の帯びた任は、英国血族より久光に下された“ユダ氏族の娘の暗殺”の実行。
ただ血族に関する知識はまだ薄く、一巻序盤においてはヒコックを語り手、新兵衛を聞き手とする形で
十二氏族や血の縛り……そして“墓碑銘(エピタフ)”といった吸血種に関する情報が読者にも説明される事となる。

標的――の追跡過程においては、ヒコックに露骨に侮られ、ベルリッヒンゲンの暴走に悩まされながらも、
剣士としての己の腕前に絶対の自信を置き、薩摩の国父からの下命を忠実に遂行すべく行動を続けていたが……



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最終更新:2021年12月22日 23:05