戴冠王器・■■■■■■■■

Heaven-Regalia ■■■■■■■■



Status

基準値(AVERAGE): ?
発動値(DRIVE): ?

集束性:?
拡散性:?
操縦性:?
付属性:?
維持性:?
干渉性:?


本領発揮に至った二極の極晃星(スフィア)を前に、どこまでもアメノクラトは平常心だった。
のように猛るでもなく、のように忌むでもない。気を疑うほど安定している。その上で───



『俺は決して諦めない。何度でも、そう何度でも、涙を拭って歩き出そう』

『あの日交わした約束をいつか形とするために』



宣した直後、解き放たれる偽りの超新星。不撓、不屈、不滅の誓いが永劫の前進を静謐に謳い上げた。
次の瞬間、爆発的に跳ね上がった出力を駆使してアメノクラトが突貫を開始する。
擦り合わされる中身(ソフト)躯体(ハード)。星辰渦巻く特異点という環境の後押しを受け、魔星の裏側にいる存在を完全再現させんと唸りを上げる。


能力は詳細不明
アメノクラトの事象改竄機能を利用し再現された、アメノクラトを操る黒幕本来星辰光(アステリズム)
そのせいか極晃以外にありえない、特異点への接続という所業を成し遂げた。


『徒手空拳か……武装(えもの)はないが、まあ仕方ない』


軽く腕を振り、確かめるように地を踏む機神の姿は、先程までの戦闘用人工知能の動きとは一線を画す。
極光の斬撃の隙を縫い打ち込む寸勁。空間圧縮からの神速の縮地。
雷を集束した烈蹴の乱れ打ち。掌底と共に放たれる大気の壁。
超大型の溶断炎剣(バーナーブレード)と極低温を纏った踵落としが、英雄達の星と剣を迎え撃つ。
しかし冴え渡る武技の一方で、星の力は炎、氷、風、雷、偶に空間操作――とほんの五種程度しか用いられず、
その利用法も四肢に集束させて解放、または直接破壊エネルギーとしてぶつける、という原始的な発動形式にとどまっている。
非効率的な戦法により、明らかに損傷は増大しているが……アッシュとケラウノスにとってこの状態のアメノクラトこそが、最も底知れぬ脅威に映った。


『一歩ずつ、少しずつ。己を信じて進むのみ』

『温いぞ極晃奏者ども──力で俺は砕けない!』


法則(せかい)を歪める覇者の星に立ち向かう、その姿はあまりに鮮烈で。
どれだけ初見の攻撃を受けても断固として怯まない。即座に立ち直って糧に変え、対処を講じ、挑み返す。
それは天に輝く星座のように揺るぎなく、茨道を歩み続けた者のみが放ち得る……無謬の輝きであった。



詠唱



擬装超新星(Imitation)───戴冠王器・■■■■■■■■(Heaven - Regalia  ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■)





  • 突破してる性質があるとすれば操縦性かな -- 名無しさん (2019-05-08 22:59:51)
  • こいつのヤバいところは平常心で進み続ける意志だと思うわ -- 名無しさん (2019-05-09 06:49:13)
  • 覚醒しての飛躍でも、絶望を糧の奮起でもなくただ歩み続ける前進の怪物 -- 名無しさん (2019-05-09 08:01:45)
  • コレが出た以上、残りは『天霆の轟く地平に、闇はなく・紅焔之型』だけか -- 名無しさん (2019-05-09 09:57:05)
  • ベクトルの違う凌駕さん的な? -- 名無しさん (2019-05-09 12:18:48)
  • レガリア=王権、多分教国勢力であることを考えるとグングニルとかかなあ -- 名無しさん (2019-05-10 00:00:52)
  • どっちかっていうとフリズスキャルヴじゃないかな…絶対勝利の槍より全世界を見渡す玉座の方が似合ってそう -- 名無しさん (2019-05-10 00:10:38)
  • フリズスキャルヴだとしたら能力は「電子機器操作」かもしれないと思ったり。新西暦では総代一見無意味に見えるが、本質は「旧西暦の電子機器等の技術をアストラルの影響を無視して行使する」であり、アメノクラトを行使できたのもこのおかげ。そして現在は作れない電子機器兵器を秘匿した兵器工房から生成し、秘密裏に行使する。それが黒幕の強みだったりしてとか思っている。 -- 名無しさん (2019-05-10 09:37:11)
  • 鵺乱丸みたいだな -- 名無しさん (2019-05-10 09:56:19)
  • ↑ある意味凌駕のシャドウ的な役割を果たした乱丸みたいな能力を持った凌駕的メンタルの人物とか、それはそれで興味をそそられるな。 -- 名無しさん (2019-05-14 15:41:42)
  • 何気に黒幕が行使するこちら側の格闘戦の方が、星辰光を駆使してたアメノクラトより遥かに強いとアッシュ&ケラウノスに判断されてた辺り、やっぱり心一つなんやな感が半端無かった。 -- 名無しさん (2019-05-19 23:28:56)
  • 再現された世界でアッシュに出会う予定になっていた人物って所から見て黒幕の正体ってベルグシュライン卿かヴェラチュール卿のどっちかなの? -- 名無しさん (2019-05-19 23:39:31)
  • 糞眼鏡の言い方からすると、現実世界では会う予定のなかった総代騎士様の方だと思う。設定的にも建国の立役者、最多の総代騎士輩出の家系と怪しさ満点だし -- 名無しさん (2019-05-28 13:05:00)
  • 代々黒幕の端末を務めているみたいなのはありそうだよね -- 名無しさん (2019-05-28 15:01:43)
  • あの日の約束のために諦めないとか、過去を大切にする闇と明日を目指し続ける光が合わさって最強に見える -- 名無しさん (2019-09-17 23:32:41)
  • 物凄く真っ当だよね。過去に思いの立脚点があり、未来に目指すべきものがあり、そのために現在を努力する。何も蔑ろにしない、人として実に正しい姿勢。なんかそれを千年単位で続けてるくさいけれども。 -- 名無しさん (2019-09-18 00:14:04)
  • 本当に「闇のように大切な過去に思いを馳せて糧とし、光のようにそれらを形にするのを絶対に諦めず、境界線のようにあらゆる道を突き進む雄々しさを持つ只人の弱さと超人の強さを併せ持つ『人間』」というのは最終章のラスボスが持つ精神性にふさわしいと思う -- 名無しさん (2019-09-18 00:17:36)
  • ラスボスの称号と思われるのにヴェラチュールってあったけど、これはオーディンの異名の1つで人間の神という意味らしい -- 名無しさん (2019-10-26 10:10:20)
  • ↑やはり総代騎士のヴェラチュール卿はアメノクラトの中の人が聖教国で活動する為の仮の姿という事かな -- 名無しさん (2019-10-26 12:59:57)
  • フェンリルがメインヒロインの異名だが果たして -- 名無しさん (2019-10-27 18:35:00)
  • ついに、メインヒロインの墓が立つんですね -- 名無しさん (2019-11-07 09:45:36)
  • 既に立っているんだよなぁ...どちらかというと死者が墓石に戻るまでの物語だったけど(虚空のバロック) -- 名無しさん (2019-11-07 10:42:37)
  • ヘヴンレガリア――……っ読めねぇ! -- 名無しさん (2019-11-21 15:24:34)
  • 伏せ字はフリズスキャルヴだと思うけどねぇ 上にも書いてあるけどヴェラチュールはオーディンの別称だし -- 名無しさん (2019-11-21 17:50:55)
  • ヘブンレガリア・クサナギブレード? -- 名無しさん (2019-12-14 16:51:28)
  • ↑祖は須佐之男命を超え、みたいなこと地の文にあったから草薙っていうワードはワンチャン入りそう -- 名無しさん (2019-12-20 17:18:57)
  • ↑2ムラクモブレートも体験版に出てきたしな -- 名無しさん (2019-12-20 17:25:47)
  • イミテ-ションの意味が分かったな。本物はあの結晶、と。でもどの神祖よりコイツの方が強そうなんだが。イミテーションに負けるオリジナルになりそう -- 名無しさん (2019-12-28 13:43:09)
  • 気合いと根性による無限パワーとか因果律崩壊を超えるインパクトはなさそう -- 名無しさん (2019-12-28 13:53:39)
  • そもそも気合と根性が足りないから、千年ダラダラ生きてるのが神祖だし。神祖たちの一人にでも気合と根性があれば、新西暦10年あたりでスフィア誕生してる -- 名無しさん (2019-12-28 14:12:55)
  • 神祖たちは一応スフィア(アマテラス)の亜種だから・・・ -- 名無しさん (2019-12-28 14:28:19)
  • 気合と根性があれば、そんな常識覆せるだろ。どうして本気でやらなかった? -- 名無しさん (2019-12-28 14:34:42)
  • ↑出来ない奴は出来なんだよ! -- 名無しさん (2019-12-28 14:35:47)
  • ヴァルゼライド閣下なら出来たぞ?×3 -- 名無しさん (2019-12-28 14:44:05)
  • 神祖も元は日本人なので、ヴァルゼライドのような英雄性もなければ邪龍や審判者のように目を焼かれたわけでもない超強くて老獪な人ってイメージ。 -- 名無しさん (2019-12-28 14:51:09)
  • ぶっちゃけボスとしてはインパクトが薄い印象。ここから巻き返せるか即退場して本命参戦か -- 名無しさん (2019-12-28 14:52:03)
  • ↑2老獪すぎて千年感計画を練ってたんですね。危うく聖戦発動で吹っ飛びそうでしたけど -- 名無しさん (2019-12-28 14:54:05)
  • 千年間計画を練っていたというよりは最初の何百年かは現状把握や基盤作りに勤しんでたり方針が定まってたりしてなかったんじゃないかね その間仲間を増やしたり裏切られたり様々なドラマを経て少しずつ今のような神祖になってったんでしょ 幼年期はあったのだから -- 名無しさん (2019-12-28 18:48:35)
  • なおたった一人で千年待ち続けたカグツチは、動き出した途端スフィアに至った模様 -- 名無しさん (2019-12-28 19:08:46)
  • 英雄と合体(たいけつ)したからしゃーねえ -- 名無しさん (2019-12-28 19:18:58)
  • というか、「大破壊直前にロールアウトされた兵器が帝国中枢の地下深くに転移して半壊状態のまま日本復活作戦を独自で進行していた」という字面だけならどうやって思い当たればいいねんってなるような出来事に加えて「帝国の軍人と共犯関係となって計画を進めるがその軍人があらゆる意味でやベー奴でその姿を見て技術的特異点に到達する」とかわけわかんない事になって「最終決戦で心意に無限に応じる力で最終的に旧世界ぶち壊します」とか予測しろとか酷とかというレベルじゃない -- 名無しさん (2019-12-28 19:47:49)
  • アメノクラト所有してて、自分たちも異常なこと起こって、千年も時間があったなら、それくらい把握できて当然だろ、本気でやってたんなら(邪竜並感) -- 名無しさん (2019-12-28 19:51:40)
  • ↑2というか、カグツチは数百年そのやべー奴を待ってたんだよね。まさに運命の出会い -- 名無しさん (2019-12-28 19:53:36)
  • 光属性の核爆発めいた熱量の本気はこいつらには無理だからねぇw ギルベルトには策謀能力で負けてるって地の文で断言されてるし、所詮は千年ほどチンタラ進んできた鈍まの凡才どもよ。 -- 名無しさん (2019-12-28 21:07:14)
  • そのちんたらと進むしかない上で約束や理想を果たすために光のように爆発的に覚醒できなくても歩き続けることを千年も続けてきたのは英雄のような光ではなくても凡才では決してないだろう。 -- 名無しさん (2019-12-28 21:25:05)
  • 千年間も生きていれば何もかもを投げ出した世捨て人になってても全然おかしくないからね。完璧にはほど遠くても遅々とした歩みを続けた執念は世界を滅ぼすような光の脅威とは別の形で厄介なのだろう。 -- 名無しさん (2019-12-28 21:33:27)
  • いや数百年も三歩進んで二歩下がるどころか、三歩進んで三歩下がってる状態をウダウダやってるのは、むしろ「老害」と呼ぶのでは -- 名無しさん (2019-12-28 22:01:13)
  • いつまでも一線に居続ける無能上司。皆さんは欲しいですか? -- 名無しさん (2019-12-28 22:03:48)
  • 無能は酷いが、こいつらがいる限りカンタベリーに発展はないわな -- 名無しさん (2019-12-28 22:09:49)
  • 実際、旧世界の技術持ってたのに、アドラーに発展具合で敗けてたという -- 名無しさん (2019-12-28 22:11:11)
  • 専守防衛国家なんてやってたら短期的には侵略国家の方が経済的に豊かなのでは? ・・・あと、民草を実験動物として扱うなら、下手に知恵や文明を与えず愚かのままの方が都合がよい(ボソッ -- 名無しさん (2019-12-28 22:14:22)
  • やっぱ中途半端なんだよ -- 名無しさん (2019-12-28 22:34:32)
  • そんなに「まだだ」が見たいかねえ?トリニティの時点でも「またか」ってうんざりしたんだが -- 名無しさん (2019-12-28 22:54:55)
  • それがこのシリーズの特色だしなぁ。それをどう料理するかがライターの腕なわけで。単に神祖みたいな設定はラノベで腐るほどいるし -- 名無しさん (2019-12-28 23:01:09)
  • 「まだだ」と狂い哭くゼファーさんがいないシルヴァリオとか、カレーの無いカレーライスじゃん -- 名無しさん (2019-12-28 23:39:55)
  • ステータスとトンチキぶりを見て一言。何だお前、本当に何だお前。イザナが比較的常識的なステータスだと思えるのだが。 -- 名無しさん (2020-02-14 20:32:51)
  • 「まだだ」とか言ってたら「次だ」が出てきましたね… -- 名無しさん (2020-02-14 20:46:18)
  • 化け物じみたステータスだと思っていたが、維持EXと基準・発動値以外で概ねこれに追従するチトセのヤバさ -- 名無しさん (2020-02-15 10:45:04)
  • はえー本元アマツの血筋すっご(白眼) というか血が濁ってるだろうにこいつのステータスと同等のチトセおかしいわ -- 名無しさん (2020-02-15 13:12:00)
  • 寧ろ先祖帰りを起こしているのがチトセネキだと思う。超一流のエスペラントなら使徒を完封出来るというならベルグシュライン卿以外なら倒せずとも戦術、戦略的勝利を掴むというのは容易く想定できる...いや、喪失と愛情の自覚という覚醒トリガーがごっちゃになったアマツとかいうアリヤ並みのぶっとびだから納得なんだけどね。 -- 名無しさん (2020-02-15 13:28:31)
  • しかし、伏字にされていた読み方はヴェラチュールか、思ったより直球だったな。 -- 名無しさん (2020-02-15 19:33:14)
  • よく分からんが、翠星晶鋼を自在に操作・生成するのがこの能力でいいんだろうか。まぁ翠星晶鋼の機能的にまだまだ手札はありそうだが -- 名無しさん (2020-02-15 20:44:24)
  • グレンファルトスゲーよりチトセネキすげーの話になってるの草 -- 名無しさん (2020-02-19 22:09:58)
  • 話が広がれば広がるほど「素でこの性能なチトセネキやべぇな・・・」ってなるからね・・・なんでブースト皆無で発動値AAでB以下無しのほぼAなのあなた? -- 名無しさん (2020-02-19 22:32:21)
  • ↑解 チトセネキだから -- 名無しさん (2020-02-28 11:59:49)
  • 『俺は決して諦めない。何度でも、そう何度でも、涙を拭って歩き出そう』ラスボス(推定)のセリフとは思えんよね(白目) -- 名無しさん (2020-03-24 21:18:25)
  • 『「すまない、御先……すまない」守りたかった相手にこそ勇敢に守られてしまった男のなんて情けない姿だろうか「すまない」涙が尽きない』からの『だからこそ、俺は誓うよ。もう逃げないお前が守りたかった明日まで、必ず辿り着いてみせるさ』とか大切な人の喪失という究極の敗北を受けたからこそ覚醒した超人の究極系過ぎて好き。 -- 名無しさん (2020-03-24 21:43:35)
  • 加えて『俺は決して諦めない。何度でも、そう何度でも、涙を拭って歩き出そう』――『あの日躱した約束を、いつか形とするために』『無限の希望も絶望も、重ねた全てが俺の力だ』とか一歩間違えばありふれている台詞になりかねない台詞を凄まじい重厚感を持たせるのホントlightのお家芸である主人公のようなラスボスを突き詰めた感じがしてめっちゃ好き -- 名無しさん (2020-03-24 21:45:25)
  • 思った以上に伏せ字の部分が長くておどろいた -- 名無しさん (2020-06-07 23:51:05)
  • 今にして思えば、この状態のアメノクラトをグレンファルトが動かしていたことから、偶然とはいえ御崎と接続して疑似的に純正極晃星に限りなく近くなってたんだろう。そこにアメノクラトの何でもありと、当人の経験値が重なり合っていたからこそ極晃星二人を同時に相手どれる領域になったと考えるべきかねぇ? -- 名無しさん (2021-02-18 16:49:56)
  • 特異点だから理想系のアメノクラト再現できたからって理屈じゃなかったっけ -- 名無しさん (2021-04-26 02:23:38)
  • やっぱラグナロクのグレンファルトよりこの時が圧倒的に風格あって好きだなぁ、 -- 名無しさん (2023-05-16 21:42:54)
  • 途中送信。相手が強すぎて抗えるだけで格好よく見えるのもあると思う -- 名無しさん (2023-05-16 21:45:40)
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最終更新:2023年05月16日 21:45