公式マニュアルに記載されていない仕様など
セルのコピー
たとえば、武将情報設定画面で、全武将の初期足軽兵数を1000にしたいとする。
まず、一人の武将の足軽兵数を1000に変更する。そして、矢印キーでそのセルを選択してCtrlキーとCキーを同時に押す。
次に、Shiftキーを押しながらコピー先の武将の足軽兵数のセルをすべて選択し、CtrlキーとVキーを同時に押す。
すると、Shiftキーで選択したセルに1000が貼り付けられる。
これは、武将情報設定画面だけでなく、城情報設定画面・大名情報設定画面・外交情報設定画面等でほとんどの項目について利用できる。
ただし、コピー元とコピー先は同じ項目である必要がある。
メッセージの色の変更
オープニングメッセージ・エンディングメッセージ・条件イベントメッセージ・武将解説等においては、文字の色を変更することができる。
方法:メッセージ中に $color=0xRRGGBB$ という形式で記入するとそこから先の文字の色が変更される。
「RR」の部分には、赤色の輝度の高さを16進数(2桁)で記入する。
「GG」の部分には、緑色の輝度の高さを16進数(2桁)で記入する。
「BB」の部分には、青色の輝度の高さを16進数(2桁)で記入する。
具体例
$color=0x000000$ ・・・ 黒(赤・緑・青のすべての輝度がゼロ)
$color=0xFF0000$ ・・・ 赤(赤の輝度が最高で、ほかの色がゼロ)
$color=0x00FF00$ ・・・ 緑(緑の輝度が最高で、ほかの色がゼロ)
$color=0xFFFFFF$ ・・・ 白(赤・緑・青のすべての輝度が最高)
$color=0xFFFF00$ ・・・ 黄(赤・緑の輝度が最高、青がゼロ→赤と緑が混ざり、黄色になる)
$color=0x400000$ ・・・ 暗い赤(赤の輝度が40で、ほかの色がゼロ)
$color=0x808080$ ・・・ 灰色(赤・緑・青のすべての輝度が80)
16進数とは
人間が日常で使っているのは10進数である。10進数とは、一つの位が10になるときに桁が繰上りすることである。
すなわち、16進数では一つの位が16になるときに桁が繰り上がることになる。
この場合、10進数における「10」や「11」を表す数字が存在しないので、便宜上、10進数の「10」を16進数では「A」、「11」は「B」というように、アルファベットで表示する。
10進数と16進数の対応表(一部)
10進数 16進数
0 0
1 1
2 2
9 9
10 A
11 B
15 F
16 10
17 11
31 1F
32 20
255 FF
シナリオエディタ既存のバグ
武将解説の文字数
武将解説は最大5000文字までとなっているが、シナリオエディタで入力しているときには5000文字をオーバーしてもエラーメッセージは表示されず、もう一度表示するとオーバーした分も表示されている。
しかし、シナリオを保存するとオーバーした分が切り捨てられて保存されてしまう。
最新バージョンでは修正済み。
ID部分のコンマやスラッシュの入力
武将や城などのID部分には通常コンマ「,」やスラッシュ「/」は用いることが出来ないが、現段階の状態では普通に入力出来てしまい、更にその状態で保存することが出来る。
しかし、そのシナリオを開くと使ってはいけない文字をIDに設定しているため、読み込むことが出来ない。
最新バージョンでは修正済み。
鉄砲販売地設定数のバグ
シナリオエディタでは、鉄砲販売地を100箇所まで設定することができる。
しかし、戦国史本体では10箇所までしか受け付けず、11箇所以上設定しているとそのシナリオを読み込むことが出来ない。
最終更新:2018年10月07日 11:40