E6マップとE7マップの境界にある封印を解くイベント。その封印を為したのがいかなる存在なのか、何のための封印なのかは587話の段階では不明。
明確にこのイベントを示唆したのは
ベルゼブブと
キュベレーのみ。
蒼玉龍が深海の谷の探索を示唆したのがこのイベントのためだったのか、人魚関係のイベントのためだったのか、単に領域から危険人物を追い出したかったのかは不明。
オレニューなど実力的にこのイベントを達成できるであろう高位の
NPCがこれを為していないことの理由も不明である。
この封印を解放することが誰にとって利益であるのかもこれから解明されていくであろう。
ベヒモス、リヴァイアサン、ジズという伝説の魔獣の中ではかなりの大物を使ったのにもかかわらず、人知れず始まり、人知れず終わってしまった
運営にとって悲劇のイベント。達成した本人でさえ自覚的に動いてはいなかったため、
運営の苦労は水の泡となった。
「離れた複数地点で同時に何かする」、「いくつかの情報収集からの謎解き」、「特殊アイテムを複数の生産技能で生成」などの要素をからめない限り、もはやまともに記憶することすらしなくなった戦闘民族薩摩隼人の単なる暴力でイベントがつぶされていくことはこれからも起こりえるであろう。ただしそれこそがこの作品の主題であり、未だ実在しないのにもかかわらず「VRMMOとはこういうものである。」という幻の「常識」へのアンチテーゼである。
最終更新:2016年08月27日 23:55