プレイ人数
3~4人
対象年齢
10歳以上
プレイ時間
約15分
ストーリー
各プレイヤーは盗掘者となり、財宝を手に入れるためダンジョンに挑みます。
彼らは財宝を手に入れ、無事ダンジョンから脱出することが出来るのでしょうか?
用具
用具名 |
個数 |
---|
プレイヤーコマ |
4個 |
サマリーカード |
4枚 |
【財宝】カード |
1枚 |
アイテムカード |
48枚 |
ダンジョンカード |
17枚 |
プレイヤーコマ
プレイヤーコマは、ダンジョン内でプレイヤーの位置と状態を表すために使用します。
ゲーム中、立っている状態を通常状態、倒れている状態を負傷状態と呼びます。
サマリーカード
ゲームのルールの要約が記載されています。
カードの色は、プレイヤーコマの色と対応しています。
【財宝】カード
ダンジョン内の「財宝の間」でこのカードを獲得し、「入口」まで戻る事がゲームの目的となります。
【財宝】カードを持つプレイヤーは、必ず自分の目の前に表向きで配置します。
アイテムカード
アイテムには[通常]、[公開]
、[特殊]の3種類の効果が1つ以上あり、プレイヤーが選択して使用する事ができます。
-
[通常]は、ターンプレイヤーがアイテム[通常]効果を使用アクション時に、使用するカードの条件を満たした際に効果が発動します。
[通常]を発動したカードと同名カードは、ターン終了まで同一の効果を発動する事はできません。
- [公開]は、カードを公開札にしている際に効果が発動します。
[公開]のある同名カードを複数公開しても、[公開]の効果は重複しません。
- [特殊]は、使用するカードに記載されたタイミングで条件を満たした際に効果が発動します。
[特殊]は、1ターンの間に何度でも同名カードの[特殊]の効果を発動する事ができます。
ダンジョンカード
ダンジョンを構成するカードです。
ゲームの流れ
- 全てのプレイヤーは「入口」からスタートし、ダンジョンを探索していきます。
- 最初に「財宝の間」に到着したプレイヤーが【財宝】を獲得します。
- 【財宝】を獲得したプレイヤーは「入口」を目指し、他のプレイヤーは【財宝】を狙います。
- 【財宝】を持って「入口」に到着したプレイヤーが勝利となります。
ゲームの準備
- プレイヤーコマの選択
- ゲームに参加するプレイヤーは、同じ色のサマリーカードとプレイヤーコマを受け取ります。
- アイテム山札の準備
- アイテムカードを、裏向きのままシャッフルし山札を作ります。
- アイテム捨て札置き場の確保
- アイテム山札とは別に、アイテムカードが捨て札となった際の置き場を準備しておきます。
- 捨て札となったアイテムカードは、表向きにアイテム捨て札置き場に置きます。
-
アイテム山札が無くなった場合、アイテム捨て札を全てシャッフルし新しいアイテム山札とします。
- ダンジョン山札の準備
- ダンジョンカードから「入口」「財宝の間」カードを抜き、残りのダンジョンカードを裏向きのままシャッフルし山札を作ります。
- 山札から裏向きのまま5枚抜き、その5枚に「財宝の間」を加えシャッフルしたのち、残りの山札の底に加えます。
(ダンジョン山札の最後の6枚のどこかに、「財宝の間」が入っている状態になります。)
- ダンジョン捨て札置き場の準備
- ダンジョン山札とは別に、ダンジョンカードが捨て札になった際の置き場を準備しておきます。
- 捨て札となったダンジョンカードは、表向きにダンジョン捨て札置き場に置きます。
- ダンジョン山札が無くなっても、ダンジョンカードの捨て札はそのままです。
- 初期ダンジョン作成
- ゲームに参加するプレイヤーのプレイヤーコマを「入口」カードを配置します。
- ダンジョン山札から1枚引き、裏向きのまま「入口」カードに隣接するように配置します。
- 各プレイヤーは「入口」カードの上に、プレイヤーコマを配置します。
- 初期手札準備
- 各プレイヤーはアイテム山札から5枚引き手札にします。
- 最初のターンプレイヤーの決定
- 適当な方法で、最初のターンプレイヤーを決定します。
アクションについて
ターンプレイヤーはターン開始時、AP(アクションポイント)を3ポイント持った状態でスタートします。(ターン終了時に余ったAPの持ち越しはありません。)
ターンプレイヤーは条件を満たしているアクションを、消費APを支払うことにより何度でも実行できます。
ターン終了アクションを実行すると、左隣のプレイヤーにターンプレイヤーが移ります。
アクション一覧
アクション |
条件 |
消費AP |
---|
休憩 |
負傷状態、ターン開始時、強制 |
3AP |
探索 |
通常状態 |
1AP |
移動 |
通常状態 |
1AP |
戦闘(vs【敵】) |
通常状態、報酬の乗った【敵】カード上、強制 |
1AP※ |
戦闘(vsプレイヤー) |
通常状態、通常状態の対象プレイヤーと同じカード上 |
1AP |
【宝箱】開錠 |
通常状態、報酬の乗った【宝箱】カード上 |
1AP |
アイテムカードの[通常]効果を使用 |
通常状態 |
- |
ターン終了 |
|
- |
落石 |
「財宝の間」に最初にプレイヤーコマが配置されたターン以降、ターン終了時、強制 |
- |
※1:残りAPが0の場合でもアクションが実行されます。
休憩
自分のプレイヤーコマが負傷状態で、ターン開始時に強制で実行され3AP消費します。
- アイテム山札から1枚カードを引き、手札に加えます。
- 自分のコマを通常状態にします。
- 裏向きのアイテムカードの乗った【敵】カードの上にコマがある場合、【敵】との戦闘アクションを実行します。
探索
自分のプレイヤーコマが通常状態で、1AP消費する事で使用できます。
- 自分のプレイヤーコマのあるダンジョンカードに隣接する裏向きのダンジョンカードを1枚選び、表向きにします。
-
表向きにしたダンジョンカードに記された配置枚数より、このダンジョンカードに隣接するダンジョンカードの枚数が少ない場合、配置枚数と同数になるまでダンジョン山札から裏向きで隣接するように配置します。
- 表向きにしたダンジョンカードに報酬枚数が記されている場合、アイテム山札から裏向きでアイテムカードをダンジョンカード上に配置します。
- 表向きにしたダンジョンカードにアイテムアイコンが記されている場合、アイテム山札から1枚引き手札に加えます。
移動
自分のプレイヤーコマが通常状態で、1AP消費する事で使用できます。
- 自分のプレイヤーコマを隣接する表向きダンジョンカードに移動させます。
戦闘(vs【敵】)
自分のプレイヤーコマが通常状態で、裏向きのアイテムカードの乗った【敵】カードの上にコマがある場合、強制で実行され1AP消費します。
この時、プレイヤーは先攻、【敵】は後攻となります。
- 先攻(プレイヤー)の戦闘ロール
以下のいずれかの方法でプレイヤーのダイス値を決定します。
- アイテム山札から1枚引いて捨て札にし、そのアイテムカードのダイス値
- 自分の手札から任意の1枚を捨て札にし、そのアイテムカードのダイス値
- 自分の公開札から任意の1枚を捨て札にし、そのアイテムカードのダイス値
- 後攻(【敵】)の戦闘ロール
アイテム山札から1枚引いて捨て札にし、そのアイテムカードのダイス値を【敵】のダイス値とします。
- 勝敗チェック
-
「プレイヤーのダイス値+アイテムカードで得た攻撃値≧【敵】のダイス値+【敵】に記された攻撃値」の場合、プレイヤーの勝利となります。ただし、お互いのダイス値が1と6の場合、1を出した側が勝利となります。
- プレイヤーが勝利した場合、【敵】カードに乗っている裏向きのアイテムカードを全て手札に加えます。
- プレイヤーが敗北した場合、プレイヤーのコマを負傷状態にします。
戦闘(vsプレイヤー)
自分のプレイヤーコマが通常状態で、自分のプレイヤーコマと同じダンジョン上に、通常状態のコマのあるプレイヤーを1人選択し、1AP消費する事で使用できます。
この時、自分は先攻、選択されたプレイヤーは後攻となります。
- 先攻の戦闘ロール
先攻のプレイヤーは、以下のいずれかの方法で、先攻プレイヤーのダイス値を決定します。
- アイテム山札から1枚引いて裏向きのまま自分の目の前に配置し、そのカードのダイス値
- 自分の手札から任意の1枚を裏向きで自分の目の前に配置し、そのカードのダイス値
- 自分の公開札から任意の1枚を表向きに自分の目の前に配置し、そのカードのダイス値
- 後攻の戦闘ロール
後攻のプレイヤーは、以下のいずれかの方法で、後攻プレイヤーのダイス値を決定します。
- アイテム山札から1枚引いて裏向きのまま自分の目の前に配置し、そのカードのダイス値
- 自分の手札から任意の1枚を裏向きで自分の目の前に配置し、そのカードのダイス値
- 自分の公開札から任意の1枚を表向きに自分の目の前に配置し、そのカードのダイス値
- 勝敗チェック
- 先攻、後攻の両プレイヤーは、目の前のカードが裏向きであれば表向きにし、お互いにダイス値を確認したのち捨て札にします。
-
「先攻プレイヤーのダイス値+アイテムカードで得た攻撃値≧後攻プレイヤーのダイス値+アイテムカードで得た攻撃値」の場合、先攻プレイヤーの勝利となります。(それ以外の場合、後攻プレイヤーの勝利となります。) ただし、お互いのダイス値が1と6の場合、1を出した側が勝利となります。
- 勝利プレイヤーは敗者プレイヤーが【財宝】を持っている場合その【財宝】を獲得し自分の目の前に表向きで配置します。持っていない場合、敗北プレイヤーの手札を確認し、1枚選択し自分の手札に加えます。
- 敗北プレイヤーのコマを負傷状態にします。
【宝箱】の開錠
自分のプレイヤーコマが通常状態で、裏向きのアイテムカードにのった【宝箱】カードの上にコマがある場合、1AP消費する事で使用できます。
- 開錠ロール
以下のいずれかの方法でプレイヤーのダイス値を決定します。
- アイテム山札から1枚引いて捨て札にし、そのアイテムカードのダイス値
- 自分の手札から任意の1枚を捨て札にし、そのアイテムカードのダイス値
- 自分の公開札から任意の1枚を捨て札にし、そのアイテムカードのダイス値
- 難易度ロール
アイテム山札から1枚引いて捨て札にし、そのアイテムカードのダイス値を【宝箱】のダイス値とします。
- 開錠チェック
-
「プレイヤーのダイス値+アイテムカードの効果で得た開錠値≧【宝箱】のダイス値+【宝箱】に記された難易度」の場合、開錠成功となります。ただし、プレイヤーのダイス値が1で【宝箱】のダイス値が6の場合は開錠成功になり、プレイヤーのダイス値が6で【宝箱】のダイス値が1の場合、開錠失敗となります。
- 開錠成功した場合、【宝箱】カードに乗っている裏向きのアイテムカードを全て手札に加えます。
アイテムカードの[通常]効果を使用
自分のプレイヤーコマが通常状態の時に使用できます。
- 手札か公開札のアイテムカードの[通常]効果を、条件を満たす事により発動する事ができます。
- ターン中、既に[通常]効果を発動したカードの同名カードは、ターン終了まで同一の効果を発動する事はできません。
ターン終了
他に選択するアクションが無い場合、ターン終了を宣言します。
- 自分の手札と自分の公開札を任意で入れ替えます。
-
自分の目の前に表向きに配置したアイテムカードの事を公開札と呼びます。(【財宝】カードは公開札に含まれません。)
- 各プレイヤーは公開札として0~3枚のアイテムカードを配置することができます。
-
アイテムカード[公開]効果は、公開札にすることにより発動しますが、同名カードの[公開]効果は重複しません。(同名カードの公開自体は可能です。)
- 「財宝の間」に最初にプレイヤーコマが配置されたたターン以降の場合、落石アクションを実行します。
- 左隣のプレイヤーにターンプレイヤーが移ります。
落石
「財宝の間」に最初にプレイヤーコマが配置されたたターン以降、ターン終了時に必ず行います。
- 配置されている「入口」以外のダンジョンカードで、隣接しているダンジョンカードが1枚のダンジョンカード1枚を選びます。
-
選んだダンジョンカード上にプレイヤーコマがある場合、そのダンジョンカードに一番近い表向きダンジョンカードを1枚選び、プレイヤーコマを移動します。
- 選んだダンジョンカード上にアイテムカードがある場合、そのアイテムカードを全て捨て札にします。
- 選んだダンジョンカードを捨て札にします。
ゲームの終了
【財宝】カードを所持したプレイヤーのプレイヤーコマが、「入口」カード上に配置された時点で終了で、そのプレイヤーが勝者となります。
最終更新:2017年02月20日 11:24