・グラップラー
突然変異により常人よりも遥かに優れた戦闘力・特殊能力を持って生まれた人間のことを指す総称である
その特性によっていくつかのクラスに分類される
素手での組み打ち格闘を得意とするクラス「グラップラー」（最も多いクラス）
特定の武器を使用する事により戦闘力を発揮するクラス「ウェポンマスター」
（銃の扱いに長ける「ガンナー」、剣士である「セイバー」、重火器専門の「シューター」など）
古の幻獣達と契約を交わし、その力をカードに秘めて闘う「ライダー」
（主に登場するミラーライダーの他に、複数のカードを組み合わせるライダーシステムといった種類が存在する様子）
他にも「スタンド使い」、「エスパー」、
更に希少種として「ウィザード（魔術師、魔法使い）」「アルケミスト（錬金術師）」などのレアクラスも存在する。
基本的に自分の得意とする領域でしか力を発揮できない
例えば、セイバーは剣が無いと常人に毛が生えた程度の動きしか出来ない。
ガンナーは銃火器を使用した際に超人的な射撃精度と特殊能力を発揮するが、運動能力は近接戦を得意とするグラップラーには劣る。
その他、特殊能力系のグラップラーは身体能力が低いことなどが言及されている。
生殖能力が非常に低く、子供はめったに出来ない
強さはS級,A級,B級…と分類される
C級で特撮の戦闘員、B級で怪人、A級で普通の特撮ヒーロー、S級で最強フォームぐらいの強さ。
（最低は一体さん2で「E」、外伝で「D」と説明されている）
S級より上の等級は定められていないため、同じS級の中でも実力に大きな差が生じることもある。
紅華会ではS級の枠を超えたグラップラーを「EX級」として区別していた。
総グラップラー人口は1000万人を超えると言われ（この世界の人口は100億超）、S級は総グラップラー人口の0.01%（世界全体でおよそ1000人？）しかいない。
・小宇宙（コスモ）
グラップラーの戦闘エネルギーとなる根源の力。
生命力と魂の力が生み出す未知のパワーとされている。
戦闘時等にはグラップラーの実力を測る際の一つの指標となる。
・ハイブリット
二つ以上のクラスを合わせ持っているグラップラーの総称
数あるクラスの中でも非常に稀な存在。
基本的に重複する能力は単純なものに限られるとされているが、ごく一部に例外も存在している。
・大属性
自分の得意とする触媒ならばどんな戦闘スキルも発動できるクラス
例えば、大属性「炎使い」ならば、炎に関係するスキルならスタンド、魔法などあらゆるスキルが使用できる。
ハイブリットよりも更に稀な存在で、世界に十数人しかいない。
非常に強力なクラスである一方で、反射神経や身体能力は一般人のそれと殆ど変わらないという弱点がある。
・竜の騎士
希少種の「ハイブリット」をも凌ぐ伝説のクラス
百年に１度だけこの世に生まれ、竜の戦闘力をその身に宿すと言われる。
全ての能力においてあらゆるグラップラーのそれを凌ぐ、この「竜の騎士」は、唯一絶対、地上最強のクラスである。
・宇宙統一忍者流
日本全国に点在するグラップラークラス「忍者」全１０８派中最強の流派
三重県は伊賀の里が本拠地。
頭領は代々「ハットリ半蔵」の称号を受け継ぐ。
・溥儀禁衛隊
日本の将軍家直属の対グラップラー犯罪特殊部隊
シンエモンを筆頭にメンバーは全員S級グラップラーで構成されている。
少数精鋭ながら世界最強のグラップラー軍団である。
・青幇
世界各国に展開する義侠グラップラー集団
潘光輪、のび犬、エスパー伊藤、J、鶴来隕石などが所属している。
・世界三大グラップラー軍団
日本の「溥儀禁衛隊」に次ぐ力を持ったグラップラー軍団
中国の「梁山泊」、ギリシャの「聖闘士」、ドイツの「アイゼンリッター」で構成されている。
・梁山泊
中国最強のグラップラー集団
108人の屈強なグラップラーから成る。
タンメンマン、ブイス・リー、田中海王などが所属している。
・IGPO（国際グラップラー刑事機構）
グラップラー犯罪を取り締まるための国際的組織
紅華会戦争後にグラップラー犯罪に対抗するために設立された。
その中でも精鋭が集った「紅華会ハンター」と呼ばれる部署もある。
トップは「九大天王」と呼ばれており、その総戦闘能力は禁衛隊に匹敵するともいわれている。
トキー・クルーガー、シルバー、ション、キャシー、みょー流石、ガッチュ・ベルなどが所属している。
・ハナワ機関
大日本帝国特務グラップラー機関
表舞台で活躍する溥儀禁衛隊とはまったく逆の存在、つまり「裏」の部分を司ってきた大日本帝国の特務機関。
三代将軍溥儀が設立した禁衛隊とは異なり、初代将軍嵩氏の代から長きに渡り幕府を支えてきた懐刀。
ハナワ機関に所属するグラップラーは通常クラスのグラップラーとは一線を画した特殊能力者達が集い、古くから日本に巣食う妖魔・物の怪の類から人々を護ってきたとされている。
当代の機関局長は、若干21歳にして父からその座を継いだ「カズヒコ・ハナワ卿」。
・紅華会
悪のグラップラー軍団
ミスターX（オリパ）とDr.国枝が作り上げたグラップラー軍団。
本拠地はエジプトのカイロ。
全長およそ1200mの超ド級陸戦艇「ジョニー・ザ・ダイナマイト」を持つ。
他にも発掘兵器「せんこーしゃ」や数千人のグラップラーを所持するなど最凶のグラップラー軍団である。
この紅華会と一体さん達の戦い（一体さん本編）は、後に『紅華会戦争』と呼ばれることになる。
・鷹田モンスター軍団
新たな悪のグラップラー軍団
総統「鷹田延彦」の率いるグラップラー軍団。
永遠に闘争を続ける混沌の世界を作り上げることを目的とし、世界各地で事件を起こしている。
数多くの強力なグラップラー達を保有するだけでなく、紅華会の改造グラップラー研究やその技術を引き継いでおり、各地で誘拐した人々を改造・洗脳して兵士に仕立て上げている。
かつて世界にグラップラーを生み出した存在とされている「天魔流星」の復活を目論む。
・京都
大日本帝国帝都
将軍・足利溥儀の居城「金閣寺」を構えており、その人口密度は世界の都市中NO1という日本の中枢。
世界最強の精鋭部隊と称される溥儀禁衛隊が駐屯しているだけでなく、古い寺院や神社を数多く残しており、物理的＆霊的防御力ともに世界最強の城塞都市とされている。
・新宿
日本の都市
紅華会戦争より22年前、【デビル・インパクト（悪魔の衝撃）】と呼ばれる隕石落下事故が起こり、半径3km程の範囲が灰燼と化し、40000人超の死者が発生するという甚大な被害を受けた。
復興はすぐに済んだが埋没した隕石が及ぼした影響か、それ以来新宿の磁場や風水値が異常な数値を弾き出すようになり、やがてこの特殊な力場が人体に突然変異をもたらし、後天的なグラップラー能力に目覚めた者が多数出現し始めた。
このことから「魔都」「戦闘都市」と呼ばれるようになる。
人口に対するグラップラーの比率が圧倒的に高いため、犯罪発生率は日本ワースト1、うちグラップラー犯罪の確率が36%という混沌の街と化している。
しかし、現在は溥儀禁衛隊のあぶどぅるの統治により、大規模な事件は起こらないようになっている。
・修羅の国
中国の別名
アジアの国々はヨーロッパ諸国と比べて、人口に対するグラップラーの割合が高く（もっとも高いのは日本）、特に中国はその多くが武術を嗜むという国民性から、強力な能力を持つグラップラーが多いとされている。
いつのまにかついた呼び名が『修羅の国』。
他国のグラップラー達が武者修行に中国を訪れるせいもあり、世界で最もグラップラーファイトが頻繁に行われている国なのだ。
・半獣人種族
動物の特徴を持つ亜人種
「獣人種」「獣人族」とも。
普通の人間を数段上回る優れた身体能力・生命力を持つ。
成長速度も人類より若干早い。
グラップラーとして生まれた場合、元々の肉体スペックと合わさり、非常に高い戦闘力を発揮することができる。
人間の数千倍とも言われる優れた嗅覚を持つ「ワードッグ」、フィジカル最強クラスと呼ばれる「ヒポポタマス族」などが登場している。
その他、鳥の特徴を持つ「鳥人種」という亜人種も存在。
・五大元素聖剣（ファイブアトミックソード）
遥か太古の昔、神話の時代に５人の神々が鍛えたと言われる聖剣
地水火風空の五本がある
一体さんワールドでは過去、歴史の節目節目に出現しては時の英雄の手に握られた伝説の武器達である。
神々の炎で鍛えられた五大元素聖剣は決して折れず、またどんな炎でも溶けないとされている。
今のところ(19話Aパート)、斬岩剣（地）、水殻（水）、骸龍（火）、天狼剣ディーソードベガ（空）の四本が確認されている。
「卍解」と呼ばれる発展形態がある
・発掘兵器
前大戦（第二次グラップラー戦争）で使用されていた遺産
紅華会戦争から更にずっと昔、俗に「前大戦」と呼ばれる”第２次グラップラー世界大戦”は起きた。
世界各国が天下統一の覇権を求めて戦った、歴史的にみても未曾有の大戦争の事。
この時、各国がＳ級以上のグラップラーの戦闘力に対抗するため、凄まじい破壊力を秘めた超兵器をこぞって作り上げた。
やがて長きにわたって続いた大戦により国力の疲弊した国々は、各国同意の下に戦争の終結を宣言。
各国の保有していた超兵器達は安保理条約によって全て廃棄処分された。
しかし大戦終結後。世界中のいたる軍事施設跡から破棄を免れた超兵器が発見される報告があり、
それらは現在「発掘兵器」という総称で呼ばれている。
ビットモビルスーツ『せんこーしゃ』、『GX9900』などが該当する。
最終更新：2013年03月17日 01:56
