魔理沙とアリスの「ロボット工学三原則」殺人事件 Part4書き起こし

41.

  • sm2659920


  • 2008年03月15日 22:19 投稿

魔理沙とアリスの「ロボット工学三原則」殺人事件 Part4



  • マイリストコメント:
SFは人気無いのか?
延びない・・・・


  • 投稿コメント:
東方でSF推理モノ。世界観やキャラ設定に突っ込んだら負けです。アシモフの「ロボットシリーズ」のネタのパクリですwこれから読む方は、見ない方がいいかもw
あと薬についてポカがあった、作ってる最中気付いたが、もうパート1UPしてたんで「これでいいや」っていって直さなかったw
パート1sm2638098パート2sm2638554パート3sm2654448


  • タグロック:ゲーム・東方(カテゴリ)・作者は健常者シリーズ



 ロボット工学三原則殺人事件
 The last capter

 スカーレット家・別邸

紅美鈴(ロボ):ようこそお出で下さりました

アリス(C-5級):お出迎えアリガト☆

幽々子(C-5級私服警官):アリス・・・

幽々子:大丈夫なの?

妖夢(ロボ):今回のことは、本当に・・・・・・

アリス:大丈夫よ、任せて

レミリア(社長):やあ、刑事さん

咲夜(ロボ):ようこそ

アリス:今回は場所を提供頂き、有難う御座いました

レミリア:かまわないわよ

レミリア:「うちでやってくれ」って御願いしたのは、こっちなんだから

咲夜:(宜しいのですか?我が社の契約技師が疑われているのですが)

レミリア:(自分の目の届く所で、やってもらいたかったから、イイのよ)

レミリア:(それに本当に犯罪者なら、早々に我が社からご退場願いたいしね)

霊夢(市長):アリス、早々に説明を始めてくれない?

霊夢:向こうで容疑者さんが、ずっと睨み付けてるわよ

こあ(ロボ):パチュリー様・・・・・・

ぱちぇ(博士):大丈夫よ、こあ

ぱちぇ:あんな刑事に、何か分かるわけ無いわ

ぱちぇ:それで、刑事さん

ぱちぇ:ロボット工学三原則に、重大な欠陥があるとか・・・

ぱちぇ:そんなモノがあるのかしら?

アリス:はい、あります!

アリス:実はわたしは、極度のきのこアレルギーでして

アリス:先日、きのこエキスの入った飲み物を「ロボット」から渡され、飲んでしまい、

アリス:倒れてしまいました

レミリア:それはおかしいわ

レミリア:その人の害になるものをロボットが渡すはずが無い

咲夜:
私もレミリア様のお食事からニンジンとピーマンを外してますからね

アリス:まあ、そんな感じね

アリス:ただ、そのロボットは飲み物に、
きのこエキスが入っているのを知らなかったのよ

アリス:元々その飲み物は、別のロボットが持ってきたもの

アリス:だから、安全だと判断したのよ

アリス:元々持ってきてくれた方のロボットは、
私の「きのこアレルギー」を知らなかった

アリス:飲み物を入れるロボット
その1は、
「入れたものが、大多数の人に対して無害であること」
が認知出来れば良い

アリス:飲み物を人に渡すロボット・・・には、
「それが、飲ませる相手に害の無い物」
であるかが認知出来ればいい

アリス:これは、他のロボット、
「第一条の条件の下で動くもの」
が持ってきたというのが、裏付け証拠と判断されてしまいます

アリス:ゆえに、第一条はこう書き換えるべきなのです

 第一条
 ロボットは人間に危害を加えてはならない
 またその行為を看過することによって、
 人間に危害を及ぼしてはならない

 ただしロボットはその行為が人間に危害を
 及ぼすのか、知っていなければならない

妖夢:魔理沙さんが、飲み物を渡す役をやらされていたわけですね

幽々子:そして、第一条に反する現象が、自分の手によって
引き起こされた為、壊れた・・・・・・

幽々子:今回の事件では、

幽々子:橙の役をうどんげが、

幽々子:魔理沙の役をてゐが演じたわけね

ぱちぇ:それで?

ぱちぇ:その説明では、
私がやったと言うことにはならない

ぱちぇ:それに証拠も無い

アリス:実は貴方がやったという証拠があるのよ

(唐突に登場する)輝夜:イナバ、話してあげて

うどんげ:はい!輝夜様!

うどんげ:エーリン様は、アレルギー疾患を患っておりました

うどんげ:あの事件の前日、パチュリー様が来られ、
アレルギーに対する免疫抑制作用のある、
プレディニンを置いてゆかれました

うどんげ:それを私は、薬溶液に混入させました

ぱちぇ:何で
うどんげが証言しているの!?

アリス:何故?

アリス:うっ・・・・・・

アリス:実はロボットに、
第二条を破らせて、真実を証言させない方法が分かったんですよ

アリス:そのことをしゃべったら、
自分に危害が及ぶことを教え込むのです

 第二条
 ロボットは人間に与えられた命令に
 服従しなければならない。
 ただし、与えられた命令が
 第一条に反する場合はこの限りではない。

アリス:つまり
人に危害が加わるとわかれば、
第二条は拒否されるわけです

アリス:ただ素人では、貴方の教え込んだ内容を
突破できなくて苦労しましたが、

アリス:知り合いに
優秀なロボット技師がいたので、なんとかなりました

にとり(ロボ):へっへ~

霊夢:エーリン博士が、アレルギー疾患だったのは知らなかったけど、

霊夢:プレディニンは、一般に出回ってる薬でしょ?

霊夢:それで人は死なないのでは?

アリス:エーリン博士は妊娠してまして、

霊夢:妊娠していると起こる副作用があるんですよ

アリス:骨髄抑制、肝障害、間質性肺炎、
 ・・・・・・そして急性肝不全

照夜:エーリン・・・・・・

うどんげ:私は、妊娠のことを知りませんでした・・・・・・

うどんげ:ロボット失格です

アリス:アレルギーのことといい、
エーリン博士は人に弱いところを見せたくなかったようね

アリス:パチュリー博士

アリス:貴方はこの三原則の問題点を利用し、ロボット兵器の
作成に着手しておりましたね

アリス:人が乗っている車両や、
建物を「人がいない」と認知させて
攻撃するものです

アリス:ロボット兵は恐るべき力を発揮します

アリス:航空機に乗せれば、
人体に及ぼす負荷を気にする必要が無い

アリス:人の生命を維持する機材を積み込む代わりに、
より多くの兵器を詰める

アリス:電子頭脳が直接操作するのだから、
遠隔操作機のような、伝播速度により操作遅延問題も無い

レミリア:その研究を、出資者である私に黙って、進めていたわけね

レミリア:ちなみに私は、死の商人になる気は無いわよ

アリス:そして、パチュリー博士の
その研究を、エーリン博士に知られたわけですね

アリス:それについての証拠は、
そちらのロボットから聞けそうね

アリス:にとり御願い

にとり:了解しました!

こあ:うぅああ、うぇあ・・・・、
へぁぁあ・・・・

ぱちぇ:うっ、うー

霊夢:終わったわね

アリス:はい、事件は解決しました

アリス:しかし私にはまだ、やるべきことが残っています

妖夢:アリスさん・・・・・・

幽々子:がんばって

文(店長):魔理沙さんを
直すのは、成功しました

文:ただ、
昔の記憶を戻すことが
出来ませんでした

文:しばらく、
看病をしてあげて下さい

文:気休めかもしれませんが、
あなたが看病している中で、
何かの拍子に、昔の記録が
戻るかもしれませんので

アリス:魔理沙起きてる?

魔理沙(ロボ):
ハイ、お早う御座います

アリス:どう?調子は?

魔理沙:ここのところ、調子はいいです

アリス:
あっ!ほら、言ってる傍から

アリス:
髪が上手く結べてないわね

アリス:やってあげるから、
ジッとしていなさいね

魔理沙:あっ、ア、リ、・・・・・・

アリス:えっ・・・・

魔理沙:
アリガトウ・・・・・・

アリス:ありがとう・・・か・・・・

魔理沙:す、すみません!
何か悪かったでしょうか!?

アリス:ううん

アリス:魔理沙は何も悪くない

魔理沙:・・・・・・ごめんなさい、

魔理沙:アリス

 a Staff Roll

 アリス・マーガトロイド C-5級私服警官

 霧雨魔理沙 アリスのロボット

 パチュリー・ノーレッジ ロボット工学者

 小悪魔 パチュリーのロボット

 八意永琳 ロボット工学者

 鈴仙・優曇華院・イナバ 永琳のロボット

 因幡てゐ 永琳のロボット

 蓬莱山輝夜 永琳のフィアンセ

 西行寺幽々子 C-5級私服警官

 魂魄妖夢 幽々子のロボット

 博麗霊夢 市長

 レミリア・スカーレット スカーレット・マネジメント社長

 十六夜咲夜 レミリアのロボット

 紅美鈴 レミリアのロボット

 八雲紫 ボーダー商事社長

 八雲藍 紫のロボット

 橙 藍のロボット

 射命丸文 「妖怪の山」店長

 河城にとり 「妖怪の山」で働くロボット。持ち主は雛

 The End



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最終更新:2019年08月10日 23:01
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