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魔理沙とアリスの「ロボット工学三原則」殺人事件 Part4
SFは人気無いのか?
延びない・・・・
東方でSF推理モノ。世界観やキャラ設定に突っ込んだら負けです。アシモフの「ロボットシリーズ」のネタのパクリですwこれから読む方は、見ない方がいいかもw
あと薬についてポカがあった、作ってる最中気付いたが、もうパート1UPしてたんで「これでいいや」っていって直さなかったw
パート1sm2638098パート2sm2638554パート3sm2654448
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ロボット工学三原則殺人事件
The last capter
スカーレット家・別邸
紅美鈴(ロボ):ようこそお出で下さりました
アリス(C-5級):お出迎えアリガト☆
幽々子(C-5級私服警官):アリス・・・
幽々子:大丈夫なの?
妖夢(ロボ):今回のことは、本当に・・・・・・
アリス:大丈夫よ、任せて
レミリア(社長):やあ、刑事さん
咲夜(ロボ):ようこそ
アリス:今回は場所を提供頂き、有難う御座いました
レミリア:かまわないわよ
レミリア:「うちでやってくれ」って御願いしたのは、こっちなんだから
咲夜:(宜しいのですか?我が社の契約技師が疑われているのですが)
レミリア:(自分の目の届く所で、やってもらいたかったから、イイのよ)
レミリア:(それに本当に犯罪者なら、早々に我が社からご退場願いたいしね)
霊夢(市長):アリス、早々に説明を始めてくれない?
霊夢:向こうで容疑者さんが、ずっと睨み付けてるわよ
こあ(ロボ):パチュリー様・・・・・・
ぱちぇ(博士):大丈夫よ、こあ
ぱちぇ:あんな刑事に、何か分かるわけ無いわ
ぱちぇ:それで、刑事さん
ぱちぇ:ロボット工学三原則に、重大な欠陥があるとか・・・
ぱちぇ:そんなモノがあるのかしら?
アリス:はい、あります!
アリス:実はわたしは、極度のきのこアレルギーでして
アリス:先日、きのこエキスの入った飲み物を「ロボット」から渡され、飲んでしまい、
アリス:倒れてしまいました
レミリア:それはおかしいわ
レミリア:その人の害になるものをロボットが渡すはずが無い
咲夜:
私もレミリア様のお食事からニンジンとピーマンを外してますからね
アリス:まあ、そんな感じね
アリス:ただ、そのロボットは飲み物に、
きのこエキスが入っているのを知らなかったのよ
アリス:元々その飲み物は、別のロボットが持ってきたもの
アリス:だから、安全だと判断したのよ
アリス:元々持ってきてくれた方のロボットは、
私の「きのこアレルギー」を知らなかった
アリス:飲み物を入れるロボット
その1は、
「入れたものが、大多数の人に対して無害であること」
が認知出来れば良い
アリス:飲み物を人に渡すロボット・・・には、
「それが、飲ませる相手に害の無い物」
であるかが認知出来ればいい
アリス:これは、他のロボット、
「第一条の条件の下で動くもの」
が持ってきたというのが、裏付け証拠と判断されてしまいます
アリス:ゆえに、第一条はこう書き換えるべきなのです
第一条
ロボットは人間に危害を加えてはならない
またその行為を看過することによって、
人間に危害を及ぼしてはならない
ただしロボットはその行為が人間に危害を
及ぼすのか、知っていなければならない
妖夢:魔理沙さんが、飲み物を渡す役をやらされていたわけですね
幽々子:そして、第一条に反する現象が、自分の手によって
引き起こされた為、壊れた・・・・・・
幽々子:今回の事件では、
幽々子:橙の役をうどんげが、
幽々子:魔理沙の役をてゐが演じたわけね
ぱちぇ:それで?
ぱちぇ:その説明では、
私がやったと言うことにはならない
ぱちぇ:それに証拠も無い
アリス:実は貴方がやったという証拠があるのよ
(唐突に登場する)輝夜:イナバ、話してあげて
うどんげ:はい!輝夜様!
うどんげ:エーリン様は、アレルギー疾患を患っておりました
うどんげ:あの事件の前日、パチュリー様が来られ、
アレルギーに対する免疫抑制作用のある、
プレディニンを置いてゆかれました
うどんげ:それを私は、薬溶液に混入させました
ぱちぇ:何で
うどんげが証言しているの!?
アリス:何故?
アリス:うっ・・・・・・
アリス:実はロボットに、
第二条を破らせて、真実を証言させない方法が分かったんですよ
アリス:そのことをしゃべったら、
自分に危害が及ぶことを教え込むのです
第二条
ロボットは人間に与えられた命令に
服従しなければならない。
ただし、与えられた命令が
第一条に反する場合はこの限りではない。
アリス:つまり
人に危害が加わるとわかれば、
第二条は拒否されるわけです
アリス:ただ素人では、貴方の教え込んだ内容を
突破できなくて苦労しましたが、
アリス:知り合いに
優秀なロボット技師がいたので、なんとかなりました
にとり(ロボ):へっへ~
霊夢:エーリン博士が、アレルギー疾患だったのは知らなかったけど、
霊夢:プレディニンは、一般に出回ってる薬でしょ?
霊夢:それで人は死なないのでは?
アリス:エーリン博士は妊娠してまして、
霊夢:妊娠していると起こる副作用があるんですよ
アリス:骨髄抑制、肝障害、間質性肺炎、
・・・・・・そして急性肝不全
照夜:エーリン・・・・・・
うどんげ:私は、妊娠のことを知りませんでした・・・・・・
うどんげ:ロボット失格です
アリス:アレルギーのことといい、
エーリン博士は人に弱いところを見せたくなかったようね
アリス:パチュリー博士
アリス:貴方はこの三原則の問題点を利用し、ロボット兵器の
作成に着手しておりましたね
アリス:人が乗っている車両や、
建物を「人がいない」と認知させて
攻撃するものです
アリス:ロボット兵は恐るべき力を発揮します
アリス:航空機に乗せれば、
人体に及ぼす負荷を気にする必要が無い
アリス:人の生命を維持する機材を積み込む代わりに、
より多くの兵器を詰める
アリス:電子頭脳が直接操作するのだから、
遠隔操作機のような、伝播速度により操作遅延問題も無い
レミリア:その研究を、出資者である私に黙って、進めていたわけね
レミリア:ちなみに私は、死の商人になる気は無いわよ
アリス:そして、パチュリー博士の
その研究を、エーリン博士に知られたわけですね
アリス:それについての証拠は、
そちらのロボットから聞けそうね
アリス:にとり御願い
にとり:了解しました!
こあ:うぅああ、うぇあ・・・・、
へぁぁあ・・・・
ぱちぇ:うっ、うー
霊夢:終わったわね
アリス:はい、事件は解決しました
アリス:しかし私にはまだ、やるべきことが残っています
妖夢:アリスさん・・・・・・
幽々子:がんばって
文(店長):魔理沙さんを
直すのは、成功しました
文:ただ、
昔の記憶を戻すことが
出来ませんでした
文:しばらく、
看病をしてあげて下さい
文:気休めかもしれませんが、
あなたが看病している中で、
何かの拍子に、昔の記録が
戻るかもしれませんので
アリス:魔理沙起きてる?
魔理沙(ロボ):
ハイ、お早う御座います
アリス:どう?調子は?
魔理沙:ここのところ、調子はいいです
アリス:
あっ!ほら、言ってる傍から
アリス:
髪が上手く結べてないわね
アリス:やってあげるから、
ジッとしていなさいね
魔理沙:あっ、ア、リ、・・・・・・
アリス:えっ・・・・
魔理沙:
アリガトウ・・・・・・
アリス:ありがとう・・・か・・・・
魔理沙:す、すみません!
何か悪かったでしょうか!?
アリス:ううん
アリス:魔理沙は何も悪くない
魔理沙:・・・・・・ごめんなさい、
魔理沙:アリス
a Staff Roll
アリス・マーガトロイド C-5級私服警官
霧雨魔理沙 アリスのロボット
パチュリー・ノーレッジ ロボット工学者
小悪魔 パチュリーのロボット
八意永琳 ロボット工学者
鈴仙・優曇華院・イナバ 永琳のロボット
因幡てゐ 永琳のロボット
蓬莱山輝夜 永琳のフィアンセ
西行寺幽々子 C-5級私服警官
魂魄妖夢 幽々子のロボット
博麗霊夢 市長
レミリア・スカーレット スカーレット・マネジメント社長
十六夜咲夜 レミリアのロボット
紅美鈴 レミリアのロボット
八雲紫 ボーダー商事社長
八雲藍 紫のロボット
橙 藍のロボット
射命丸文 「妖怪の山」店長
河城にとり 「妖怪の山」で働くロボット。持ち主は雛
The End
最終更新:2019年08月10日 23:01