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魔理沙とアリスの「ロボット工学三原則」殺人事件 Part1
ここまで来ると、MADというより、ただ絵が東方というだけですねwww流石に以降は自重します。
東方でSF推理モノ。世界観やキャラ設定に突っ込んだら負けです。アシモフの「ロボットシリーズ」のネタのパクリですwこれから読む方は、見ない方がいいかもw
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コメ104<コメありがとう!知らない人もいるかもしれないんで補足;第0条は第一条の文脈の「人」を「人類」に変えたもの。アシモフの「夜明けのロボット」で言及されている。なお本作中では、推理に使わないんで外した。それと、アリス=イライジャなら、生きてる内は出てこない(無茶苦茶な設定w)
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魔理沙とアリスの
ロボット工学三原則
殺人事件
ロボット工学三原則
第一条
ロボットは人間に危害を加えてはならない
またその行為を看過することによって、
人間に危害を及ぼしてはならない
第二条
ロボットは人間に与えられた命令に
服従しなければならない。
ただし、与えられた命令が
第一条に反する場合はこの限りではない。
第三条
ロボットは第一条および第二条に
反する恐れのない限り
自己を守らなければならない。
幻想郷
うどんげ(ロボ):うひゃぁ~
(どて~んっ!)
うどんげ:うどん、こぼしちゃった~
てゐ(ロボ):何やってるのよ
てゐ:えい!お仕置き!
(むんずっ、剥ぎ取り!)
うどんげ:ああ~っ!
てゐ:へっへ~、鈴仙ちゃんの脱ぎたての服、装着~!
てゐ:無敵モード!!
エーリン(博士):
朝っぱらからなにやってるの
エーリン:うどんげ、また粗相をしたのね?
(おへそ、うずらの卵攻撃)
うどんげ:
はうぅ~、私はダメロボットです~
エーリン:てゐも、ふざけてちゃダメでしょ
てゐ:はうぅ~ん
うどんげ:ごめんなさ~い
てゐ:ごめんなさーい
エーリン:分かればよろしい
エーリン:てゐ、飲み物を持ってきてくれない?
てゐ:ラジャッ!
妖夢(ロボ):これが、被害者の残した最後の記録ですか・・・
幽々子(C-5級私服警官):そうよ~
アリス(C-5級私服警官):あっ、幽々子こんにちわ~
魔理沙(ロボ):アリス速過ぎる~少しくらい待ってよ~
(トテトテトテッ)
幽々子:あら?この事件、私の管轄じゃあないの?
霊夢(市長):私が呼んだのよ
幽々子:あっ、市長さんこんにちわ
妖夢:
実際、幽々子様だけだど、飽きてどっか行っちゃったりしますからね~
幽々子:も~、妖夢のイジワル☆
魔理沙:あれ?こいつ機能停止してるな
てゐ:・・・・・・・
妖夢:被害者の前に立ったまま、
壊れちゃってるんですよ
アリス:被害者は確か・・・
妖夢:はい。
ロボット工学の第一人者エーリン先生です。
幽々子:死因は、急性肝不全
幽々子:まだ特定出来てないけど、薬物による発病の可能性が高いわ
霊夢:市民が、1人1体以上ロボットを必ず所持している昨今
霊夢:市にとっても、大きな損害になってるのよ
幽々子:やっぱり、ロボット工学者最高峰よね~
幽々子:彼女、2体もロボットを所持しているわ
うどんげ:あ~う~、ししょ~
アリス:こちらは壊れてなさそうね
幽々子:イロイロと聞いてはいるけど、これといった情報を持ってないわね
アリス:三原則の第二条があるから、こちらの求めた問いには明確に答えるハズだから
アリス:それ以上聞いても、もう出てこないかもね
霊夢:家中の出入り口はガチガチにセキュリティーが張ってあって
霊夢:捜索隊が駆けつけたときには、被害者の遺体と、この2体のロボットしか居なかったわ
魔理沙:けど、犯人はこのロボットじゃあ無いな
妖夢:三原則の第一条がある限り、何をされても、人に攻撃は出来ませんからね
妖夢:ロボット兵を作れないのと同じ理由ですね
霊夢:とにかく、この事件の犯人を一刻も早く私の前に引っ立てて来て!
アリス:わかりました~
アリス:博士の研究資金をどこが出してるか分かる?
妖夢:スカーレット・マネジメントが最大の出資者です
魔理沙:略して、SM?
霊夢:無駄に略すな!
アリス:では、そこに行ってみよー!
魔理沙:行ってみよー!
幽々子:私らは、もう少し優曇華から情報を聞き出してみましょう
妖夢:はい!
妖夢:途中で寝たりしないで下さいね☆
うどんげ:もうこれ以上は出ませんよ~
スカーレット・マネジメント本社
咲夜(ロボ):失礼します、お嬢様
レミリヤ(恐らくレミリアの間違い)(社長):何かしら?
咲夜:本日起きた事件について、刑事が事情聴取に来ております。
レミリア:ああ~、例の事件ね
レミリア:いいわ、通して
レミリア:ただ、あの人の事は伏せておいてね
レミリア:こんな事に、手を煩わせる必要も無い
咲夜:かしこまりました
アリス:はわ~っ!落ちる~!
魔理沙:しっかり掴まってろよ
アリス:
ここが「S.M.」の本社か~
アリス:大きい・・・・
魔理沙:世界第五位のロボット関連会社だからな
咲夜:わざわざ御越し下さり、有難う御座います、アリス様。
アリス:あなたは?
咲夜:私は、レミリアお嬢様所有のロボットで御座います。
咲夜:アリス様をレミリアお嬢様の元まで案内するよう仰せ付かっております。
アリス:アリガト
アリス(恐らく咲夜の間違い):レミリア様、アリス刑事をお連れ致しました。
レミリア:アリガト
アリス:おじゃましまーす
魔理沙:じゃまするぜ
アリス:今回の事件で尊い命が失われた事について、御冥福をお祈り申し上げます
レミリア:貴方が私に言いたいのは、そういうことじゃあ無いでしょう?
アリス:貴重な人材を失ってしまって、会社の方は大丈夫なんですか?
レミリア:お気遣いなく
レミリア:他にも優秀な人材が、うちにはいるわ
アリス:パチュリー博士のことですね
咲夜:分かっているのなら、聴く必要が無いのでは?
レミリア:下がっていなさい、咲夜
大丈夫だから
レミリア:そう、刑事さんの言うとおり、パチュリー博士よ
アリス:今、会わせて頂く事は可能でしょうか?
レミリア:ごめんなさい
博士は今、大変忙しい身なので
レミリア:会うためには、
事前にアポが必要なのよ
魔理沙:なら、今取っちゃおう
レミリア:
咲夜、手配しといてあげて
咲夜:かしこまりました、お嬢様
レミリア:先に言っておくけど
レミリア:
博士と話しても、事件解決には繋がらないわよ
レミリア:博士は今日までずっと、会社に居るわ
レミリア:
いくらロボット工学の天才でも、三原則を打ち破って、ロボットにやらせる事は出来ないしね
アリス:御忠告、傷み入ります
魔理沙:
じゃあまた、博士に会いに来るわ
紫(クライアント):
行ったみたいね
レミリア:ええ
レミリア:咲夜、
あいつ等がまた来たら対応をお願い
咲夜:三原則の範囲内で対応させて頂きます
魔理沙:アリスは、博士が怪しいと思ってるのか?
アリス:同じ立場の人間が死んでるのに、特に騒いでないし
アリス:エーリン博士が居なくなった今、
ロボット工学の第一人者はパチュリー博士よ
アリス:今日、アポは取れたから、会社が情報操作していたり、博士を監禁している可能性も殆ど無くなったからね
アリス:組織ではなく、博士個人を疑ってるわよ
アリス:ただ、動機と証拠が見付かってないのよね
魔理沙:動機は会ってみてからだな
魔理沙:今詰められるのは証拠か
アリス:分かっていることを整理すると
問題
第一条
ロボットは人間に危害を加えてはならない
またその行為を看過することによって、
人間に危害を及ぼしてはならない
Q:現場にはロボットしか居なかった。
第一条を守らせたまま、
人を殺させる方法は?
第二条
ロボットは人間に与えられた命令に
服従しなければならない。
ただし、与えられた命令が
第一条に反する場合はこの限りではない。
Q:第二条を守りつつ、人間から
聞かれても、犯人に不利になる証言を、
ロボットにさせない方法は?
第三条
ロボットは第一条および第二条に
反する恐れのない限り
自己を守らなければならない。
Q:抵抗した形跡も無く、
機能停止したロボット。
何故、身を守れなかった?
アリス:ぼちぼちとやりましょ
魔理沙:みょ~ん
To be Continued
最終更新:2019年08月10日 22:59