WacomTabletプログラミング履歴
動機
タブレットが使えるフリーソフトには、マルチモニタや複数タブレットの時に不具合を抱えているものが散見されるので、プログラミングのどんなところがキモになるのか見てみたくなった。
第一歩 (2012-05-10)
- ワコムのデバイスドライバーダウンロードページに開発資料へのリンクがあり、これを開くと英語の開発資料のページへ飛ぶ。ここから「TiltTest.zip」をダウンロードした。ペンの傾きを検出したりするサンプルプログラムの様子。
- VC++2010 ExpressEditionのプロジェクトフォルダに「WacomTabletSample1」というフォルダをつくり、先のZIPの中身を展開する。
- 展開したファイルはReadOnly属性になっているのでこれを解除。
- VC++のIDEを起動し「プロジェクトを開く...」でTILTTEST.slnを指定して開く。プロジェクトをコンバートするダイアログが出るのでNEXTを押して素直にコンバートする。このとき、オリジナルはZIPにありいつでも参照できるので、古い情報を保存せず新規の設定は上書きを指定する。
- ターゲットディレクトリの指定が違うなどの警告が出るが、それらは自動修正されるので問題なく終了する。
- そのままビルドして実行できる。
1,2年ほど前にも同様にビルドしてみようとしたがそのときは実行まで進まずに挫折した。今見ると前回ダウンロードしたTILTTEST.ZIPにはUtils.c等のファイルが足りず、これらを別途ダウンロードしてプロジェクトを統合するなり参照を追加するなりの必要があった模様。
とりあえず第一歩が踏み出せた。
とりあえず第一歩が踏み出せた。