タイトルリスト > 山の木


作品情報


内容情報

  • 登場人物
☆シングル
主人公。散歩中に”山の木”の領域に入り込み写真を撮影する
ターニス入院後にスケッチと写真の処分を頼まれ、その際にスケッチをちら見して失神した

☆カンスタンティーン・ターニス
シングルの友人であり同居人
エジプト神話学の論文を執筆しているため、大抵家にいない
シングルが撮影した写真を見て、『ナスの年代記』を元に研究を開始
”宝玉”を借り受け写真のスケッチを作成中に発作を起こし入院。見舞いに来たシングルに”宝玉”の返還とスケッチ及び写真の処分を依頼した

エクサー・ジョウンズ:シングルたちの家から見える海賊の屋敷を60年以上前に建てた人
ルードルフ・イェルグラー:ドイツの錬金術士。『ナスの年代記』の執筆者
カ=ネフェル:古代エジプトの大神官。”影”に立ち向かうために宝玉を蔵に収めた
フレネス:古代エジプトの人。”影”に立ち向かうも宝玉とともに帰らぬ人と成った
ヘルメース・トリスメギストス→人物#id_53033fd1
  • 神話生物
    • 登場
☆山の木、影
ブルー・マウンテン保安林の中の通称「地獄の辺土」に発生した領域に立つ木。周囲には焼けた形跡はないが草は生えておらず昆虫や鳥などもいない小高い山の上に生える。気の周りにだけは芝が生えているここ
この場所からは本来見えないはずのビタルート山脈(と思われる山)が見える
木の幹は直径1ヤードあり、地面から7フィートに満たないところから枝が上に伸びる。葉は丸い
近づくと眠気を催し、眠ると夢で影の世界を垣間見る
肉眼ではさほど不快感は感じないが、写真に撮ると影が3つある不快なものに写る
宝玉を通してみると、実際は木ではなく指であることが分かる
夢で垣間見た影の世界に「燃える三眼」とあることから正体は神話生物/ナイアーラトテップか?
  • 地名
サマン河:ハムダン近くを流れる河
☆ハムダン
・ビーコン・ストリート:主人公たちが住んでいた場所
ブルー・マウンテン保安林:”山の木”の領域が発生した場所。ハムダンから南に7マイル(約11km)ほど行った「地獄の辺土」を含む
クロイドゥン:ターニスが入院した場所。おそらくはハムダンの近くか

ビタルート山脈:”山の木”の領域から見えたと思われた場所。ビタールート山脈

シャムバラ:シャンバラか。アガルタの首都、また中国の地名もあるが、ここではおそらく伝説上の仏教王国の方を指していると思われる。 シャンバラ(チベット)
  • 魔導書・魔道具
☆『ナスの年代記』:”影”について記してある。ヘルメス・トリスメギストスの知識を借用してルードルフが執筆した。ターニスが所持しているのは初期の英訳版
☆宝玉
琥珀色で、込み入ったカットがなされている
これを通して見ることで”影”の本当の姿を認識できる。その上で生き残れば影を送り返すことができる。現在はいずこかの博物館が保管している
  • その他
ネズ・パース族:アメリカインディアンの一部族。アイダホ州を中心に生活している。ネズ・パース

タイムライン

1938年夏
6/23 シングルが山の木を発見
3日後 写真をターニスに見せる
16日後 ターニス入院

最終更新:2016年10月02日 10:11