地名リスト

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#contents() 個別ページ #ls3() ---- *東アジア/東南アジア #areaedit() **中国 -北平 フォ=ラン博士の自宅がある場所 言及:『潜伏するもの』 **ビルマ -ホ=ナン地方 ホークス探検隊の出発地点 言及:『潜伏するもの』 -スン高原にある恐怖の湖に浮かぶ星の島にある都市アオザラル チョー・チョー人の住処 また、ロイガーとツァールが生きたまま葬られている 舞台:『潜伏するもの』 -シャン=シ地方 --バンカ村 エリック・マーシュとフォ=ラン博士が突如として出現した場所 言及:『潜伏するもの』 *中東 -無名都市(アイレム) 言及:『アルハザードのランプ』 #areaedit(end) *ヨーロッパ #areaedit() **イギリス -トレモス館 荘園屋敷 グールの末裔を幽閉している 最終的に炎上し消失 舞台:『名も無き末裔』 -インスマス -トレヴァー・タワーズ 現実の世界の”クラネス”の死体が打ち上げられた場所。蔦にびっしりと覆われている 成金の醸造業者が貴族の地所を金に物を言わせて買いあさっている コーンウォールの漁村 言及:『セレファイス』 -グラナリイ墓地 1768年の銘刻がある破壊しがグールに盗まれた 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -ブリチェスター --バークリイ キャムサイドの近く --キャムサイド スコットの家がある ここからセヴァンフォードへは、A38号線とバークリイ道路を少し進む --セヴァンフォード 星を掲げた天使と縮み上がるヒキガエルじみたガーゴイルの彫刻を掲げた教会がある ミル・レインが通っており、コトン・ロウに進めばバイアティスの潜む城跡がある 舞台:『城の部屋』 --キャムブルック川 --コーン・レイン -ロンドン --大英図書館 魔導書を数多く収蔵 『ネクロノミコン』『妖蛆の秘密』(『城の部屋』) -ケンブリッジ --キングズ・レイン ジェイスン・ウェクターの住んでいたところ 舞台:『謎の浅浮彫』 -グラスター イングランド南西部 "霧の高みの不思議な家"がある場所(=キングスポート)に似ている **アイルランド -ミース県 --キルデリイ デニス・バリイが復興した城がある 近くの湿原は呪われている 舞台:『月の湿原』 --バリラク キルデリイの近くの村 **フランス --ブロア=アン=サンテール ランドルフ・カーターが1916年に重傷を負った場所 -アンリ伯爵家の城 かつては堅牢な要害だったが没落し荒廃している 舞台:『錬金術師』 **ギリシア -アルカディア --マエナルス山 カロースとムーシデスの屋敷跡とカロースの墓がある 名前の由来はマエナルス山座か。現在は牛飼い座の一部。これのモデルはメナロ山でありメナロ山の名前の由来がギリシア神話のマエナルス 舞台:『木』 **ドイツ -クラーリッツ城 地下納骨堂の先に、歴代クラーリッツ男爵が夜な夜な饗宴にふける広間がある 広間には黒い湖があり、湖にかかる狭いアーチ造りの橋の先には名状しがたいものがある 舞台:『クラーリッツの秘密』 --修道院跡 #areaedit(end) *北アメリカ **アメリカ ***マサチューセッツ州 #areaedit() -アーカム 様々な物語の舞台となる魔女の街 古めかしい駒形切妻屋根の家屋が立ち並ぶ --メドウ・ヒル 『名状しがたいもの』の舞台となった墓から約1.6km離れたところ 傷ついたマントンとカーターが発見された 夜明け前に飛び跳ねる名状しがたいものを追っている老人が見られるという噂がある --ミスカトニック河 流れは激しく、蛇行している --エルム山 カーター家のかつての地所に通じる --蛇の巣 銀の鍵の門がある地下埋葬所めいた場所 舞台:『銀の鍵』 --第七地区小学校 アーカム西の荒れ地のはずれに立っている 白く塗られたこじんまりとした地味な校舎 --魔女の谷 ポター家が住んでいる場所。学校からアーカムと反対側の西の森のなかにある 奇妙な植物が生えている 舞台:『魔女の谷』 --ミスカトニック大学 ---附属図書館 特別な書庫に『ネクロノミコン』などの禁断の書物が保管されている なお、その書庫には&bold(){外開きの窓がある}。鉄線は入っているが 舞台:『クトゥルーの眷属』 --ミンスキイのコーラス・ライン 詳細な場所は不明だがとりあえずここに 踊り子が働くような場所のようだ 言及:『クトゥルーの眷属』 -キングスポート テネシー州に同名の町があるが、クトゥルフでは海に面していることから別の場所となる 『魔宴』以降はマーブルヘッドをモデルとしているらしい。マサチューセッツ州エセックス郡ということになる アーカムの近く 高い尖塔や丘の曲がりくねる坂道が特徴 海岸の崖に不思議な家がある。なおマーブルヘッドにはそのような崖はない。『霧の高みの不思議な家』が『魔宴』以前であるせいである 舞台:『恐ろしい老人』『霧の高みの不思議な家』 --セントラル・ヒル 1883年時点では教会が建っており、尖塔がアーカムから見れる 1923年にはすでに病院を建てるために取り壊されている。その際、地下道のようなものが発見された -ノース・ポイント バザル・エルトンが働いている灯台のあるところ 東方遥かな海岸から船がやって来ることから東海岸と思われる -ゲインズヴィル街道 ビッグ・サイプラス沼 ハーリイ・ウォーランが失踪した墓地の近く -ボストン 舞台:『通り』(ボストンの事件が執筆の契機らしい) --ハイド家の霊廟 舞台:『霊廟』 --ビーコン・ヒル --ノース・エンド倉庫会社 リチャード・アプトンの絵を預かっていた。現所有者はオリファント 言及:『アーカム計画』 -セイレム 実在の町。魔女狩りで有名 エドマンド・カーターはここを脱出してアーカムに移住した --チャーター・ストリート墓地 1719年に死亡したネヘミア・ダービイ大佐の墓石がグールに盗まれた 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -インスマス 漁村 1928年に政府によって大規模な手入れがなされた --悪魔の暗礁 インスマスから沖合1.6kmの場所にある暗礁 [[深きものども>神話生物リスト/深きものども]]がよく出没する 政府の手入れと同時に魚雷によって爆破された --ファルコン岬 インスマスから数マイル離れた場所 渡りの季節には隼、コチョウゲンボウ、白隼などが見られる イーノック・カンガーの家がある 舞台:『ファルコン岬の漁師』 #areaedit(end) #areaedit() ***メイン州 -ポトワンケット 小さな海辺の村 1913年8月13日に隕石のようなものが沿岸に落下した 言及:『緑の草原』 -"犬の村" 交配した村 約24km離れた場所にグラーグの狩猟小屋がある その近くにはおおよそ手の形をした湖と蛆の埋葬の儀式を行った洞窟がある 湖岸にはメイン州特有の白い砂が広がっており、洞窟近くには大きな岩がある 舞台:『グラーグのマント』 ***ロードアイランド州 -プロヴィデンス ラヴクラフトの出身地 様々な事件の舞台にもなっている --ベナフィット・ストリート(旧バック・ストリート) ---マンション・ハウス(旧ゴールデン・ボール) 宿屋。ゴールデン・ボール時代にはワシントン、ジェファーソン、ラファイエットが、マンション・ハウス時代にはポーが滞在した ---聖ヨハネ教会 ---”忌み嫌われる家”(旧エティエンヌ・ルレ墓所) 1960年代にウィリアム・ハリスが建てた。劇中の所有者はキャリトン・ハリス。 屋根裏部屋と地下室がある。もっとも、地下室はその後の開発で横の土地が削られた関係でむき出し 荒れ放題だが事件後は貸出していることから修理したか 舞台:『忌み嫌われる家』 --ウィートゥン・ストリート --エインジェル・ストリート ウォード・フィリップスの家がある 舞台:『アルハザードのランプ』 ---シーコンク河/ネンタコンホーント山 フィリップスのお気に入りの場所 --プレインフィールド・バイク ネンタコンホーント山への道中の、北と西の分かれ道 --バーンズ・ストリート十番地 ラヴクラフトの住所 ***ニューヨーク州 -ニューヨーク --ペリイ・ストリート 裏路地が舞台となる場合がある 舞台:『あの男』 -プレズバティアリアン=レイン ペレグ=ハリス宅がある。新しい大学に近いらしい (劇中では場所の詳細は不明。”ニューヨーク・プレズバティアリアン病院コーネル医療センター”なるものがあることからおそらくニューヨーク) ***ケンタッキー州 -マンモス洞窟 かつて結核病患者が療養のために住み着いた 舞台:『洞窟の獣』 ***カリフォルニア州 -ロサンゼルス --南アルヴァラド・ストリート ---F・サンティアゴ骨董店 小さく陰気な店。裏路地に通じる裏口がある 登場:『アーカム計画』 --ラ・シエネガ 高級な画廊が並ぶ街か。ゲイがいるらしい 言及:『アーカム計画』 --ロング・ビーチ ---エイカーズ・オブ・ブックス サイモン・ウェイヴァリーの取引相手 言及:『アーカム計画』 --メルローズ 古着屋の密集地帯。南に曲がって横道に入るとサイモン・ウェイヴァリー宅 登場:『アーカム計画』 --ファウンテイン・アヴェニュー、ハイランド・アヴェニュー、ラ・ブレア アルバート・キースがサイモン・ウェイヴァリー宅から帰る際に通った場所 登場:『アーカム計画』 --ベル・エア・ホテル アルバート・キースの避難先 登場:『アーカム計画』 ***バージニア州 -グレンデイル --ウィットサン・ドライブ1428番地 フレデリク・T・ベックマンの自宅 言及:『アーカム計画』 ***西部 -カクタス山脈 --ノートン鉱山 ---ドライ・ガルチ居住地区 舞台:『ファン・ロメロの変容』 #areaedit(end) *アフリカ #areaedit() **エジプト -ギザのピラミッドと大スフィンクス 地下にケプレン・カーとニトクリスの神殿がある 舞台:『ファラオとともに幽閉されて』 *オーストラリア/オセアニア -タヒチ --ロイアル・タヒチアン アルバート・キースの宿泊先 登場:『アーカム計画』 --パペーテ 武器庫がある 言及:『アーカム計画』 *その他地球 **南極 -狂気の山脈 言及:『アルハザードのランプ』 **海中 -ルルイエ ピトケアン島の南、タヒチの南東、南緯47度9分西経126度43分 狂った角度を持つ巨大な石造りの城塞 たまに海上に出てきた時は苔がこびりつき海藻がまとわりついている クトゥルフが幽閉されている 舞台:&bold(){『アーカム計画』} 言及:『潜伏するもの』『クトゥルーの眷属』 *宇宙 -リゲル ベテルギウス オリオン座の星。旧神の住処 『潜伏するもの』内では、ここから到来したものが未だにアオザラルに住んでいると説明される。つまりロイガーとツァールの出身地ということにもなってしまうが… -ヒヤデス星団のハリ ハスターの追放先 言及:『潜伏するもの』 -フォマルハウト -アルデバラン -ユゴス 寒々とした星 菌状の生物ミ=ゴが住む 言及:『クラーリッツの秘密』 #areaedit(end) *ムナール -サルナス 1万年前に湖畔に存在した都市 地中に貴金属の鉱脈がある イブを滅ぼしボクラグ像を強奪した その後は繁栄を極め、滅亡直前には人口5千万となっていた 城壁:大理石製で高さ137m、幅34m、全長90km。湖に面する箇所は緑色の石を使った防波堤になっている 湖から城門に縞瑪瑙で舗装された50の通りがありさらに50の通りが交差している。馬・駱駝・象が歩く通りは花崗岩で舗装されている 城門:青銅製。何らかの石でできた獅子と象の彫刻が内側にある 家屋:光沢のある煉瓦や玉髄で作られ、塀に囲まれた庭園や池を擁する 宮殿:数多くの巨大な宮殿がある 天井は極めて高く、ドトゥルの油の松明で照らされると広大な壁画が現れる 柱は多く、淡い陰影のある大理石製で美しい彫刻が施されている。 大半の宮殿の床は緑柱石、瑠璃、紅縞瑪瑙、柘榴石等でモザイク画になっている 噴水もあり、巧妙に配置された送水管から香水をほとばしらせた 王の宮殿にはおびただしい回廊があり、多数の円形闘技場がある。強力な送水管で湖水が流し込まれ海戦が催されることもある 玉座は輝く床から伸びる数多くの階の先にあり、1本の象牙から切りだされたもの。両脇に黄金の獅子がひかえる 神殿:17つあり、塔を思わせる形。大神官の住む最大のものは457mに及び、輝かしい多彩な石で造られている 1階には広大かつ壮麗な広間が数多くあり、民はここでサルナス3神を崇拝する きらめく風信子鉱の階の上に物見の房室が設けられている。ボクラグを憎悪する密儀を行う橄欖石の祭壇もある ゾッカールの庭園:サルナス中央にある高い塀に囲まれた庭園 巨大な玻璃の円蓋を戴き、晴れていない日は太陽や月や星のように輝くものが吊るされた 中は温度が調節され、常に春の陽気になっている 玉石の上を流れる小川が幾つもあり、多くの橋が架け渡されている。小川の先は数多くの滝になっている 大理石や班石の腰掛けや長椅子がある木陰の休憩所や、小さな聖堂や神殿も随所にある イブ滅亡千年を祝う饗宴のさなかに湖に没し、すべて湿地帯と化した 滅亡後長い年月が経った後、ファロナの若者が訪れた。またイラノンも訪れている 登場:『サルナスの滅亡』 -イブ 灰色の石造りの都市 イブの住人がボクラグを崇拝している 奇妙な像が灰色の方尖塔に安置されている。この石はムナール及び周辺地域には存在しない 湖畔にそびえる灰色の岩アクリオンのことか? サルナスの民に滅ぼされ、ボクラグ像を奪われ他は湖に投棄された 登場:『サルナスの滅亡』 -トゥラ― -イラーネク -カダテロン 蛇行するアイ河のそばに建てられた都市 イラーネクにはイブの住人についてパピルス文書が残っている また、サルナス滅亡後に発見されたボクラグ像を大神殿に安置している トゥラーでは酢を作っている 3箇所ともイラノンが訪れている 言及:『サルナスの滅亡』 -ナスの窖 -ナリエル諸島 -イムプランの丘陵 -ブナジク砂漠 -キュダトリアの林 -ムタル -ロコル ムナールの地名 ナスの窖から古酒、中海のナリエル諸島から孔雀、イムプランから小山羊、ブナジク砂漠から駱駝の踵、キュダトリアから香辛料や堅果、ムタルからは真珠が饗宴にもたらされた ロコルからは貴族が来ていた ブナジクとキュダトリアはイラノンが訪れている 言及:『サルナスの滅亡』 -ファロナ サルナス滅亡後に訪れた若者の出身地 黄色い髪と青い目をもつ若者。イラノンのことか? 言及:『サルナスの滅亡』 -テロス シドラク山の麓にある花崗岩都市 陰気で重苦しく、角張った家に住んでいる 労働を美徳とするが、春にはカルティアの丘陵を見遣りオオナイのリュートに思いを馳せる ムリンの塔の前の広場が中心か ズロ河が流れており、石造りの堤防がある イラノンを追放した 舞台:『イラノンの探求』 -オオナイ テロスからカルティア丘陵を超えた先にあるリュートと舞踏の都市 テロスの民はここのことを声をひそめ、いやらしい目つきで語る 灯りはギラついてけばけばしい 住人は顔色は青白く、ぶどう酒を痛飲して不健康。夜にはバラの花冠を付けて浮かれ騒ぐ イラノンとロノムドを歓迎し、ロノムドはここで死亡した 舞台:『イラノンの探求』 -イラニアの砂漠 -東方のドリネン オオナイの王が招いた者の出身地 イラニアからは踊り子、ドリネンからは浅黒いフルート吹き 言及:『イラノンの探求』 -ナルトス -シナラ -ジャレン -ステテロス イラノンがかつて訪れた町 ナルトスには冷え冷えとしたクサリ河が流れている シナラはナルトスからみて南の丘陵にある。酔いどれの下品なヒトコブラクダ人が暮らしている ジャレンはシナラからクサリ河を下ったところにある。縞瑪瑙の城壁を張り巡らした都市 ステテロスは大瀑布の下にある。果てしなく年老いた若者たちがいる(『緑の草原』) 緑の草原は滝の上にあるようだ 言及:『イラノンの探求』『緑の草原』(ステテロスのみ) -ロマール 極寒の地。グノフケーに滅ぼされた 『北極星』では2万6千年前にイヌート族に滅ぼされたとなっている 舞台:『北極星』 --オラトーエ ノトンとカディフォネクの山峰に挟まれるサルキス高原に存在した大理石都市 神殿があまた林立していた 滅亡後にイラノンが訪れている 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』『イラノンの探求』 --ダイコス オラトーエに先んじてイヌート族に制圧された町 --ゾブナ 大氷河が押し寄せた時に放棄された町 --バノフの谷 オラトーエから遠くに見える靄の掛かった谷 -アイラ イラノンの空想が作り上げた大理石と緑柱石の魔法都市 縞模様や薄い色のついた宮殿が幾つもあり、黄金の円蓋と彩色された塀、池と泉のある庭園を擁している 灯りは優しく魔法のように輝く 穏やかに澄んだニトラ河と小さなクラ川の滝がヤス木の茂る丘に流れている 言及:『イラノンの探求』 #areaedit(end) *ドリームワールド #areaedit() -焔の神殿 現の世界から眠りの階段を70段下ったところにある、焔の柱を擁する洞窟神殿 神官ナシュトとカマン=ターがいる 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -魔法の森 焔の神殿から700段階段を降り、深き眠りの門を超えたところにある ズーグ族の住処 石の揚戸でコスの塔とつながっている 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -ウルタール 猫を大事にする町 スカイ河の彼方にある 『蕃神』:バルザイの出身地でもあり、猫を殺すなという法律を作ったのは彼 バプテスマのヨハネ(洗礼者ヨハネ)の祭りをやっていることから、キリスト教が信じられている模様 『道なるカダスを夢に求めて』:『ナコト写本』の最後の一冊がここにあるとされる。 古錆びた街。古風な尖り屋根、張り出す上階、おびただしく林立する煙突送風管、そして猫が立錐の余地無くひしめく 丘の小路は古い玉石で舗装されている <古のもの>(おそらく地球本来の神々を指す)の慎ましい神殿がある。 特産品は毛糸。キャベツも採れる 舞台:『ウルタールの猫』『未知なるカダスを夢に求めて』 -ハテグ -ニル ハテグは交易が盛んでニルは旅人の拠点? おそらく両方共ウルタールの近郊(『ウルタールの猫』) ニルからウルタールへは、スカイ河にかかる石橋を渡る ハテグは虹色の織物を輸出している 言及:『ウルタールの猫』『未知なるカダスを夢に求めて』 -ハテグ=クラ ハテグの奥の石の荒野はるかな遠方にある山 地球本来の神々がよく雲の船で訪れ、青白い靄で包んで月影の下で舞い踊る 岩壁は氷に包まれている 山頂付近は重力が逆転している? 『ナコト写本』には、サンスが登ったが岩と氷しか見出だせなかったとあるが、バルザイ失踪後約23メートルの巨大な印が刻まれているのが発見された この印は『ナコト写本』に記されている印 舞台:『蕃神』 -レリオン 夜明けの風に神々のため息を聞く(『蕃神』) おそらくはウルタール・ハテグ・ニルがある平野のことだろう 言及:『蕃神』『未知なるカダスを夢に求めて』 -トゥーラン 尖塔がある 雪花石膏の城壁を持つ。上部に向かって内側に傾斜しており、一個の塊から切りだされたもの 百の城門、二百の小塔を備え、城壁内にひしめく白い塔はすべて黄金の尖塔を戴く 大理石の大埠頭がいくつも設けられている セレファイス行きの船が出ている 言及:『白い帆船』『未知なるカダスを夢に求めて』 -オウクラノス河 トゥーランの近くを流れる河 ガレー船が行き来できる 魔法の森から北に位置する 近くに花園の土地がある 碧玉ないし金緑石の愛らしい神々の祀堂や草葺き屋根の百姓家がある い草が生えている。対岸は大きな森 鳥を喰う肉食の魚がいる。虹色の魚と同じ? 言及:『白い帆船』『未知なるカダスを夢に求めて』 -ザルの草原 風変わりな神殿の列柱や白い屋根がきらめく、緑滴る美しい大地 踏み入れたものは二度と故郷には戻れない(『白い帆船』) 忘れ去られた夢の棲家。菫色の帆を張った船が不思議な色の百合の球根を輸出している(『道なるカダスを夢に求めて』) 言及:『白い帆船』『未知なるカダスを夢に求めて』 -タラリオン --彫刻門アカリエル 壮大な都。神殿の尖塔は頂が見えないほと高い 地平線の遥か彼方まで灰色の城壁が伸びており、異様かつ不気味ではあるが豪奢な帯状装飾や魅力的な彫刻に飾られている 人ならざる者が跋扈し、通りが白いのは妖怪ラティを目にしたものの骨が散乱しているから 言及:『白い帆船』 -ズーラ 墓地の死臭が漂う歓楽叶わぬ土地(『白い帆船』) 納骨堂庭園がある 言及:『白い帆船』『未知なるカダスを夢に求めて』 -ソナ=ニル 上空で接する水晶の双子岬に守られる港町 月光が作る黄金の橋がかかっている 田園地帯や壮麗な邑であり、優雅さと幸福に恵まれている 巨大な金色の円蓋がかかっている 舞台:『白い帆船』 -カトゥリア ソナ=ニルから西の玄武岩の柱の彼方にあると言われる希望の地 ナルグ河が流れている 王ドリエブが治めていると言われる 言及:『白い帆船』『未知なるカダスを夢に求めて』 -キラン 碧玉の台地 神殿にはイレク=ヴァドの王が年に1度、河の神に祈りを捧げるためにやってくる 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -クレド 密林 忘れ去られた国の帝王たちが住んでいた象牙造りの神殿がいくつも、完全な形で残っている 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -イレク=ヴァド ノオリ族の迷宮がある黄昏の海を見下ろす、中が空洞なガラスで出来た崖の頂にある 蛋白石の王座がある カーターが作り出し、地球本来の神々が奪った場所? 晧壁を擁し、虹色の水煙を上げる銀水盤の噴水を大きな広場や香たつ庭園に排して、幅広い通りの両側には優美な木々や花にあふれる壺や象牙造りの彫像が輝かしい列をつくる一方、北面の急斜面には赤い屋根や古びた尖り破風が幾重にも層を重ね、草色の玉石敷きの小路をかきいだいている カーターの幼少期の記憶がモデル。イレド=ナアの不滅の祭壇が目印 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -ダイラス=リーン 交易都市。月のガレー船と取引しているため、ウルタールでの評判は悪い ウルタールからスカイ河にそって7日すすんだところにある 玄武岩で作った高い黒々とした、角ばった細い塔が林立している 遠目にはアイルランドのジャイアント・コーズウェイに似ている 埠頭の近くには陰鬱な酒場が軒をつらね、風体見慣れない船乗りがたむろしている 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -パルグ ダイラス=リーンから川向うにある 月に黄金と黒人奴隷、バハルナに黒人奴隷が作った象牙細工を輸出している 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -水没した都市 ダイラス=リーンから東に2日、南に3日行ったところにある 水が住んでいる時は見透かすことができる 大きな神殿の円蓋があり、その前の大路には異様なスフィンクスが立ち並ぶ イルカたちがいる 郊外にある神殿か修道院と思われる建物は他のに比べ簡素な作り おそらく玄武岩でできており、黒々として低く、四面は方形、四隅に塔が1つずつ立っている 中央は敷石の中庭になっており、いたるところに風変わりな丸窓がある 燐光を放つ魚が住み着いている 中庭には奇妙な高い石柱が立っており、オリアブの絹の衣服を纏い目を無くした船員が逆さ吊りされている 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -オリアブ 南海の島。極めて大きい 水没した都市から6日航海したところ 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 --バハルナ オリアブの交易都市 樹脂、繊細な陶器、ングラネク山の溶岩の彫刻を輸出している 埠頭は斑岩でできており、巨大な岩棚に町が広がっている 通りには連絡通路が迫持で掛け渡されている 内陸部のヤス湖に続く大運河が流れる トンとタルの2つの灯台がある 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 --ングラネク山 地球本来の神々が、おのが姿を刻み込んで残した山。神々の顔は未知の南面に刻まれている オリアブにある。ナイトゴーントの住処 溶岩の採石場がある。麓には柊樫とトリネコが僅かに生え、粗雑な祭壇がいつくかある 南側は、熟練した夢見る人にしかわからない道がある 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -スライ山 白い雪を戴く(『蕃神』) 言及:『蕃神』 -タナール丘陵の彼方の --オオス=ナルガイの谷にある ---セレファイス ナラクサ川が流れる、優美な都市。クラネスが創造し、後に王として支配した ナス=ホルタースのトルコ石の神殿がある。欄の花冠を戴く80人の神官がいる 時の影響を受けず、この神官も1万年前の建立時点の顔ぶれと同じ セレネル海に面しており、ガレー船で行き来できる 雪を戴くアラン山が見える。裾野は銀杏の木が生えている カーターもズーグ族の助けを借りて見出した フラニスから船で2日 二股の顎鬚を持つ青銅の彫刻を擁する大理石の城壁、青銅の大門、縞瑪瑙で敷かれた道を持つ ナラクサ河河口に巨大な石橋がかかっている 都の背後はなだらかな丘になっており、木立や不凋花の園、小さな聖堂、百姓家が点在している 羊肉屋の並ぶ市場には猫が住み着いている クラネスは薔薇色の水晶で出来た<70の歓喜の宮殿>に住んでいたが、カーターが訪れた時にはもっぱら東の田園地帯に故郷トレヴァー・タワーズを再現したところにいた ファロス灯台がある 舞台:『セレファイス』『未知なるカダスを夢に求めて』 ---セラニアン セレネル海の、海と空が出会う水平線から空へ漕ぎだした先にある 朱鷺色の大理石を用いた雲の都 言及:『セレファイス』『未知なるカダスを夢に求めて』 -トラボン セレファイスと交易をしている 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -フラニス 交易都市。ここの住民は覚醒する世界の住人に一番似ている 職人の堅実な仕事ぶりで名を馳せている 旅籠は埠頭近くに密集しており、塩をふく玉石敷の小路に軒を連ねている 黒々とした梁の走る低い天井と、緑がかった円形ガラスの明かり取り窓が古ぶるしい 高い城壁がある 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -インクアノク レンの近くに位置するとされる寒い薄暮の地 セレファイスで、縞瑪瑙を輸出し赤い小鳥・金糸・翡翠彫刻を買う ここの住民は地球本来の神々の血が入っている 猫が耐えられないなにかの影がある 玄武岩の波止場がある セラニアンから北に22日の場所に位置する 縞瑪瑙の都であり、球根状の円蓋と風変わりな尖塔が特徴 金象嵌の渦巻装飾、縦溝装飾、唐草装飾をあしらって、黒一色で統一されている 城壁:低く数多くの門が設けられ、全てが高く大きな迫持造りになっており、上に神の顔容が備えられている 黒い標柱、列柱、人間あるいは伝説上の生物の彫像が立ち並ぶ広場が点在している 家屋:象牙細工の扉や彫像付きの玄関、彫刻の施された露台や水晶のはまった張り出し窓が磨きぬかれてほのかに光る 神殿:古のものども(おそらく地球本来の神々)のもの。中心部にある。彫刻の施された巨大な16角形の塔で、平らな円蓋の上に尖塔を備える高い鐘楼がある 庭園:中央大神殿の周りは庭園になっており、迫持造りの7つの門は常に開かれ、神の顔が刻まれている タイル張りの通路や、グロテクスな境界柱や温厚な神々の社が並ぶ小道がある 縞瑪瑙造りの噴水、池、水盤があり、光を放つ魚が泳いでいる 鐘がなる時、門の近くの小屋から音楽が唱和すると、黒衣に身を包み覆面と頭巾をまとう神官が列をなし、奇妙な湯気を立てる大きな黄金のゴブレットを捧げ持ち、神殿の7つの扉から現われてそれぞれ小屋に姿を消す 大いなるものどもの律動を守るため、定期的に鐘がなり角笛やヴィオルや詠唱の声からなる音楽が奏でられ、ガレー船に並べられた鼎から、然るべき間隔で炎が燃え上がる 縞瑪瑙の宮殿:向かう道は急勾配で狭いが、王がヤクに引かせた乗り物で進む湾曲した道は広い 巨大な城壁、頑丈な扶壁、群をなす球根状の円蓋がそびえ、大きな黒い迫持の下を通って庭園に入れる 宮殿の庭園:縞瑪瑙造りの歩廊や柱廊、金色の格子を使って垣根仕立てされた繊細な花をつける木々、華やかな花壇、浅浮彫の施された真鍮の壺や鼎、黒縞大理石の彫像、光る魚の泳ぐタイル張りの噴水や底が玄武岩の池、彫刻の施された柱の上に虹色の鳥が止まる社、渦巻装飾のある青銅の大門、壁を覆い尽くす花咲く蔓 中央の大円蓋にはシャンタク鳥の始祖が闇の中で飼われているとされる 北側の荒野に数多くの採石場があるが、最大のものは使われておらず、シャンタク鳥の巣になっている この採石場はインクアノク北の低い丸屋根の家屋が立つウルグの村からさらに北に行った山脈を超えたところにあり、人ならざる者が巨大な石塊を切り出した跡が残っている さらに進むと、山を削って作られた歩哨の彫像がある ここから西に飛ぶとレン高原に至る ウルグの村から西に行くとセラーンに通じる 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -リナル -オグロタン -トゥラア -イラーネック -カダテロン インクアノクの交易相手 イラーネックは巧妙な細工の翡翠のゴブレットを輸出している 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -凍てつく荒野のカダス 地球本来の神々が避難した先(『蕃神』) インクアノク北の山脈から上空に行ったところにある 山頂には神々の縞瑪瑙の城塞がある。この縞瑪瑙はインクアノク北の巨大な採石場から切りだされたもの 冒涜的なまでに巨大である。本来は地球本来の神々の住処であるが、彼らがイレク=ヴァドへ移ってからはナイアーラトテップが支配している 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 言及:『アルハザードのランプ』 -レン高原 --氷の荒野 インクアノク北の山脈から西に飛んだ場所にある この山脈にもナイトゴーントが住んでいる レンの住人が石造りの小屋に住んでいるがムーンビーストに征服されている レンの住人の棲家から離れた吹きさらしの台地に窓のない異様な石造りの建物があり、黄色い絹の覆面をかぶる大神官が一人だけでいる。おそらくこの神官はムーンビースト 建物内部にはフレスコ画でレンの年代記が記されている 中のドーム状の空間には壁に衝撃的な浅浮彫が施され、中央はズィンの窖に通じる穴が開き、周りを不気味に彩色された石の祭壇が6つ取り囲んでいる 奥に5つの段がついた石の台座があり、その上にある黄金の玉座に大神殿が座る サルコマンドに通じる、ほぼ垂直の穴もある さらに奥には、巨大な名状しがたい実体が少なくとも4体存在している 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -サルコマンド レンの下方の谷にあると言われる無人都市。かつてのレンの住人の首都 絶壁やスフィンクスを戴く6つの門があり、そこから中央広場に伸びる通りには大庭園や柱が並ぶ 中央広場には高さ6mの閃緑岩の有翼の獅子の像が向かい合わせであり、夢の国の下の奈落に通じている階段を守る レン高原の修道院から通じる穴は庭園にあり、迫持造りの門口が設けられている ムーンビーストの拠点の一つ 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -咆哮する岩 セレファイスから北に20日航海したところにある花崗岩の島 ムーンビーストの拠点の一つ 南側に埠頭があり、その上には崖を穿って作られた小さな町がある 岩山の上部には神殿が多く、一宇の大神殿の裏からのびる天井の低い通路の先には底知れぬ井戸が口を開ける穹窿天井の広々とした部屋がある。この部屋の天井は魔的な彫刻にうめつくされており、井戸の底には青銅の小さな扉がある 港には姿を見せない謎の生物が潜んでおり、落ちたら飲み込まれる 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -月の裏側 玄武岩の柱の先にある大瀑布から星間宇宙に飛び出して行き来する 途中には蕃神の名も無き幼虫がひしめく 白っぽいグロテスクな菌類の原野に、低く丸く幅広い小屋が多数ある 油のようにゆったりと波打つ海がある 鋸歯状の丘陵がそびえ、傾いた灰色の窓のない太い塔が立ち並ぶ 魔法の森に1本だけある月樹が多数生えている ムーンビーストの本拠地でありレンの住民や奴隷を連れてきている ウルタールの猫の謎めいた領域がある 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -ナスの谷 ナイトゴーントが犠牲者を置き去りにする所であり、ドール族の住処 ングラネク山の洞窟からつながっている グールの骨捨場でもあり、一面骨が堆積している 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -トォーク山脈 ナスの谷を囲む山脈 灰色の花崗岩でできている グールの領域との境 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -コスの塔 ガグの街と魔法の森をつなぐ塔 コスの印が刻まれており、呪いによってガグは塔上部の揚戸を開くことができない この揚戸はグール3体が全力で力を込めればなんとか開く程度 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -ズィンの窖 ガーストの棲家 ガグの墓場の近くにある 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -アフォラート カダスを目指したが結局頭蓋骨があるもの(蕃神?)の小指に嵌る結果になったゼニグの出身地 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 #areaedit(end) *所在地不明 #areaedit() -ディス ヒュドラの住む空間につながる伝説の無人都市 真っ黒な巨石で築かれている 途中で奇妙な菫色につつまれる場所を通る 言及:『ヒュドラ』 #areaedit(end)
#contents() 個別ページ #ls3() ---- *東アジア/東南アジア #areaedit() **中国 -北平 フォ=ラン博士の自宅がある場所 言及:『潜伏するもの』 **ビルマ -ホ=ナン地方 ホークス探検隊の出発地点 言及:『潜伏するもの』 -スン高原にある恐怖の湖に浮かぶ星の島にある都市アオザラル チョー・チョー人の住処 また、ロイガーとツァールが生きたまま葬られている 舞台:『潜伏するもの』 -シャン=シ地方 --バンカ村 エリック・マーシュとフォ=ラン博士が突如として出現した場所 言及:『潜伏するもの』 *中東 -無名都市(アイレム) 言及:『アルハザードのランプ』 #areaedit(end) *ヨーロッパ #areaedit() **イギリス -トレモス館 荘園屋敷 グールの末裔を幽閉している 最終的に炎上し消失 舞台:『名も無き末裔』 -インスマス -トレヴァー・タワーズ 現実の世界の”クラネス”の死体が打ち上げられた場所。蔦にびっしりと覆われている 成金の醸造業者が貴族の地所を金に物を言わせて買いあさっている コーンウォールの漁村 言及:『セレファイス』 -グラナリイ墓地 1768年の銘刻がある破壊しがグールに盗まれた 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -ブリチェスター --バークリイ キャムサイドの近く --キャムサイド スコットの家がある ここからセヴァンフォードへは、A38号線とバークリイ道路を少し進む --セヴァンフォード 星を掲げた天使と縮み上がるヒキガエルじみたガーゴイルの彫刻を掲げた教会がある ミル・レインが通っており、コトン・ロウに進めばバイアティスの潜む城跡がある 舞台:『城の部屋』 --キャムブルック川 --コーン・レイン -ロンドン --大英図書館 魔導書を数多く収蔵 『ネクロノミコン』『妖蛆の秘密』(『城の部屋』) -ケンブリッジ --キングズ・レイン ジェイスン・ウェクターの住んでいたところ 舞台:『謎の浅浮彫』 -グラスター イングランド南西部 "霧の高みの不思議な家"がある場所(=キングスポート)に似ている **アイルランド -ミース県 --キルデリイ デニス・バリイが復興した城がある 近くの湿原は呪われている 舞台:『月の湿原』 --バリラク キルデリイの近くの村 **フランス --ブロア=アン=サンテール ランドルフ・カーターが1916年に重傷を負った場所 -アンリ伯爵家の城 かつては堅牢な要害だったが没落し荒廃している 舞台:『錬金術師』 **ギリシア -アルカディア --マエナルス山 カロースとムーシデスの屋敷跡とカロースの墓がある 名前の由来はマエナルス山座か。現在は牛飼い座の一部。これのモデルはメナロ山でありメナロ山の名前の由来がギリシア神話のマエナルス 舞台:『木』 **ドイツ -クラーリッツ城 地下納骨堂の先に、歴代クラーリッツ男爵が夜な夜な饗宴にふける広間がある 広間には黒い湖があり、湖にかかる狭いアーチ造りの橋の先には名状しがたいものがある 舞台:『クラーリッツの秘密』 --修道院跡 #areaedit(end) *北アメリカ **アメリカ ***マサチューセッツ州 #areaedit() -アーカム 様々な物語の舞台となる魔女の街 古めかしい駒形切妻屋根の家屋が立ち並ぶ --メドウ・ヒル 『名状しがたいもの』の舞台となった墓から約1.6km離れたところ 傷ついたマントンとカーターが発見された 夜明け前に飛び跳ねる名状しがたいものを追っている老人が見られるという噂がある --ミスカトニック河 流れは激しく、蛇行している --エルム山 カーター家のかつての地所に通じる --蛇の巣 銀の鍵の門がある地下埋葬所めいた場所 舞台:『銀の鍵』 --第七地区小学校 アーカム西の荒れ地のはずれに立っている 白く塗られたこじんまりとした地味な校舎 --魔女の谷 ポター家が住んでいる場所。学校からアーカムと反対側の西の森のなかにある 奇妙な植物が生えている 舞台:『魔女の谷』 --ミスカトニック大学 ---附属図書館 特別な書庫に『ネクロノミコン』などの禁断の書物が保管されている なお、その書庫には&bold(){外開きの窓がある}。鉄線は入っているが 舞台:『クトゥルーの眷属』 --ミンスキイのコーラス・ライン 詳細な場所は不明だがとりあえずここに 踊り子が働くような場所のようだ 言及:『クトゥルーの眷属』 -キングスポート テネシー州に同名の町があるが、クトゥルフでは海に面していることから別の場所となる 『魔宴』以降はマーブルヘッドをモデルとしているらしい。マサチューセッツ州エセックス郡ということになる アーカムの近く 高い尖塔や丘の曲がりくねる坂道が特徴 海岸の崖に不思議な家がある。なおマーブルヘッドにはそのような崖はない。『霧の高みの不思議な家』が『魔宴』以前であるせいである 舞台:『恐ろしい老人』『霧の高みの不思議な家』 --セントラル・ヒル 1883年時点では教会が建っており、尖塔がアーカムから見れる 1923年にはすでに病院を建てるために取り壊されている。その際、地下道のようなものが発見された -ノース・ポイント バザル・エルトンが働いている灯台のあるところ 東方遥かな海岸から船がやって来ることから東海岸と思われる -ゲインズヴィル街道 ビッグ・サイプラス沼 ハーリイ・ウォーランが失踪した墓地の近く -ボストン 舞台:『通り』(ボストンの事件が執筆の契機らしい) --ハイド家の霊廟 舞台:『霊廟』 --ビーコン・ヒル --ノース・エンド倉庫会社 リチャード・アプトンの絵を預かっていた。現所有者はオリファント 言及:『アーカム計画』 -セイレム 実在の町。魔女狩りで有名 エドマンド・カーターはここを脱出してアーカムに移住した --チャーター・ストリート墓地 1719年に死亡したネヘミア・ダービイ大佐の墓石がグールに盗まれた 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -インスマス&anchor(インスマス) 漁村 1928年に政府によって大規模な手入れがなされた --悪魔の暗礁 インスマスから沖合1.6kmの場所にある暗礁 [[深きものども>神話生物リスト/深きものども]]がよく出没する 政府の手入れと同時に魚雷によって爆破された --ファルコン岬 インスマスから数マイル離れた場所 渡りの季節には隼、コチョウゲンボウ、白隼などが見られる イーノック・カンガーの家がある 舞台:『ファルコン岬の漁師』 #areaedit(end) #areaedit() ***メイン州 -ポトワンケット 小さな海辺の村 1913年8月13日に隕石のようなものが沿岸に落下した 言及:『緑の草原』 -"犬の村" 交配した村 約24km離れた場所にグラーグの狩猟小屋がある その近くにはおおよそ手の形をした湖と蛆の埋葬の儀式を行った洞窟がある 湖岸にはメイン州特有の白い砂が広がっており、洞窟近くには大きな岩がある 舞台:『グラーグのマント』 ***ロードアイランド州 -プロヴィデンス ラヴクラフトの出身地 様々な事件の舞台にもなっている --ベナフィット・ストリート(旧バック・ストリート) ---マンション・ハウス(旧ゴールデン・ボール) 宿屋。ゴールデン・ボール時代にはワシントン、ジェファーソン、ラファイエットが、マンション・ハウス時代にはポーが滞在した ---聖ヨハネ教会 ---”忌み嫌われる家”(旧エティエンヌ・ルレ墓所) 1960年代にウィリアム・ハリスが建てた。劇中の所有者はキャリトン・ハリス。 屋根裏部屋と地下室がある。もっとも、地下室はその後の開発で横の土地が削られた関係でむき出し 荒れ放題だが事件後は貸出していることから修理したか 舞台:『忌み嫌われる家』 --ウィートゥン・ストリート --エインジェル・ストリート ウォード・フィリップスの家がある 舞台:『アルハザードのランプ』 ---シーコンク河/ネンタコンホーント山 フィリップスのお気に入りの場所 --プレインフィールド・バイク ネンタコンホーント山への道中の、北と西の分かれ道 --バーンズ・ストリート十番地 ラヴクラフトの住所 ***ニューヨーク州 -ニューヨーク --ペリイ・ストリート 裏路地が舞台となる場合がある 舞台:『あの男』 -プレズバティアリアン=レイン ペレグ=ハリス宅がある。新しい大学に近いらしい (劇中では場所の詳細は不明。”ニューヨーク・プレズバティアリアン病院コーネル医療センター”なるものがあることからおそらくニューヨーク) ***ケンタッキー州 -マンモス洞窟 かつて結核病患者が療養のために住み着いた 舞台:『洞窟の獣』 ***カリフォルニア州 -ロサンゼルス --南アルヴァラド・ストリート ---F・サンティアゴ骨董店 小さく陰気な店。裏路地に通じる裏口がある 登場:『アーカム計画』 --ラ・シエネガ 高級な画廊が並ぶ街か。ゲイがいるらしい 言及:『アーカム計画』 --ロング・ビーチ ---エイカーズ・オブ・ブックス サイモン・ウェイヴァリーの取引相手 言及:『アーカム計画』 --メルローズ 古着屋の密集地帯。南に曲がって横道に入るとサイモン・ウェイヴァリー宅 登場:『アーカム計画』 --ファウンテイン・アヴェニュー、ハイランド・アヴェニュー、ラ・ブレア アルバート・キースがサイモン・ウェイヴァリー宅から帰る際に通った場所 登場:『アーカム計画』 --ベル・エア・ホテル アルバート・キースの避難先 登場:『アーカム計画』 ***バージニア州 -グレンデイル --ウィットサン・ドライブ1428番地 フレデリク・T・ベックマンの自宅 言及:『アーカム計画』 ***西部 -カクタス山脈 --ノートン鉱山 ---ドライ・ガルチ居住地区 舞台:『ファン・ロメロの変容』 #areaedit(end) *アフリカ #areaedit() **エジプト -ギザのピラミッドと大スフィンクス 地下にケプレン・カーとニトクリスの神殿がある 舞台:『ファラオとともに幽閉されて』 *オーストラリア/オセアニア -タヒチ --ロイアル・タヒチアン アルバート・キースの宿泊先 登場:『アーカム計画』 --パペーテ 武器庫がある 言及:『アーカム計画』 *その他地球 **南極 -狂気の山脈 言及:『アルハザードのランプ』 **海中 -ルルイエ ピトケアン島の南、タヒチの南東、南緯47度9分西経126度43分 狂った角度を持つ巨大な石造りの城塞 たまに海上に出てきた時は苔がこびりつき海藻がまとわりついている クトゥルフが幽閉されている 舞台:&bold(){『アーカム計画』} 言及:『潜伏するもの』『クトゥルーの眷属』 *宇宙 -リゲル ベテルギウス オリオン座の星。旧神の住処 『潜伏するもの』内では、ここから到来したものが未だにアオザラルに住んでいると説明される。つまりロイガーとツァールの出身地ということにもなってしまうが… -ヒヤデス星団のハリ ハスターの追放先 言及:『潜伏するもの』 -フォマルハウト -アルデバラン -ユゴス 寒々とした星 菌状の生物ミ=ゴが住む 言及:『クラーリッツの秘密』 #areaedit(end) *ムナール -サルナス 1万年前に湖畔に存在した都市 地中に貴金属の鉱脈がある イブを滅ぼしボクラグ像を強奪した その後は繁栄を極め、滅亡直前には人口5千万となっていた 城壁:大理石製で高さ137m、幅34m、全長90km。湖に面する箇所は緑色の石を使った防波堤になっている 湖から城門に縞瑪瑙で舗装された50の通りがありさらに50の通りが交差している。馬・駱駝・象が歩く通りは花崗岩で舗装されている 城門:青銅製。何らかの石でできた獅子と象の彫刻が内側にある 家屋:光沢のある煉瓦や玉髄で作られ、塀に囲まれた庭園や池を擁する 宮殿:数多くの巨大な宮殿がある 天井は極めて高く、ドトゥルの油の松明で照らされると広大な壁画が現れる 柱は多く、淡い陰影のある大理石製で美しい彫刻が施されている。 大半の宮殿の床は緑柱石、瑠璃、紅縞瑪瑙、柘榴石等でモザイク画になっている 噴水もあり、巧妙に配置された送水管から香水をほとばしらせた 王の宮殿にはおびただしい回廊があり、多数の円形闘技場がある。強力な送水管で湖水が流し込まれ海戦が催されることもある 玉座は輝く床から伸びる数多くの階の先にあり、1本の象牙から切りだされたもの。両脇に黄金の獅子がひかえる 神殿:17つあり、塔を思わせる形。大神官の住む最大のものは457mに及び、輝かしい多彩な石で造られている 1階には広大かつ壮麗な広間が数多くあり、民はここでサルナス3神を崇拝する きらめく風信子鉱の階の上に物見の房室が設けられている。ボクラグを憎悪する密儀を行う橄欖石の祭壇もある ゾッカールの庭園:サルナス中央にある高い塀に囲まれた庭園 巨大な玻璃の円蓋を戴き、晴れていない日は太陽や月や星のように輝くものが吊るされた 中は温度が調節され、常に春の陽気になっている 玉石の上を流れる小川が幾つもあり、多くの橋が架け渡されている。小川の先は数多くの滝になっている 大理石や班石の腰掛けや長椅子がある木陰の休憩所や、小さな聖堂や神殿も随所にある イブ滅亡千年を祝う饗宴のさなかに湖に没し、すべて湿地帯と化した 滅亡後長い年月が経った後、ファロナの若者が訪れた。またイラノンも訪れている 登場:『サルナスの滅亡』 -イブ 灰色の石造りの都市 イブの住人がボクラグを崇拝している 奇妙な像が灰色の方尖塔に安置されている。この石はムナール及び周辺地域には存在しない 湖畔にそびえる灰色の岩アクリオンのことか? サルナスの民に滅ぼされ、ボクラグ像を奪われ他は湖に投棄された 登場:『サルナスの滅亡』 -トゥラ― -イラーネク -カダテロン 蛇行するアイ河のそばに建てられた都市 イラーネクにはイブの住人についてパピルス文書が残っている また、サルナス滅亡後に発見されたボクラグ像を大神殿に安置している トゥラーでは酢を作っている 3箇所ともイラノンが訪れている 言及:『サルナスの滅亡』 -ナスの窖 -ナリエル諸島 -イムプランの丘陵 -ブナジク砂漠 -キュダトリアの林 -ムタル -ロコル ムナールの地名 ナスの窖から古酒、中海のナリエル諸島から孔雀、イムプランから小山羊、ブナジク砂漠から駱駝の踵、キュダトリアから香辛料や堅果、ムタルからは真珠が饗宴にもたらされた ロコルからは貴族が来ていた ブナジクとキュダトリアはイラノンが訪れている 言及:『サルナスの滅亡』 -ファロナ サルナス滅亡後に訪れた若者の出身地 黄色い髪と青い目をもつ若者。イラノンのことか? 言及:『サルナスの滅亡』 -テロス シドラク山の麓にある花崗岩都市 陰気で重苦しく、角張った家に住んでいる 労働を美徳とするが、春にはカルティアの丘陵を見遣りオオナイのリュートに思いを馳せる ムリンの塔の前の広場が中心か ズロ河が流れており、石造りの堤防がある イラノンを追放した 舞台:『イラノンの探求』 -オオナイ テロスからカルティア丘陵を超えた先にあるリュートと舞踏の都市 テロスの民はここのことを声をひそめ、いやらしい目つきで語る 灯りはギラついてけばけばしい 住人は顔色は青白く、ぶどう酒を痛飲して不健康。夜にはバラの花冠を付けて浮かれ騒ぐ イラノンとロノムドを歓迎し、ロノムドはここで死亡した 舞台:『イラノンの探求』 -イラニアの砂漠 -東方のドリネン オオナイの王が招いた者の出身地 イラニアからは踊り子、ドリネンからは浅黒いフルート吹き 言及:『イラノンの探求』 -ナルトス -シナラ -ジャレン -ステテロス イラノンがかつて訪れた町 ナルトスには冷え冷えとしたクサリ河が流れている シナラはナルトスからみて南の丘陵にある。酔いどれの下品なヒトコブラクダ人が暮らしている ジャレンはシナラからクサリ河を下ったところにある。縞瑪瑙の城壁を張り巡らした都市 ステテロスは大瀑布の下にある。果てしなく年老いた若者たちがいる(『緑の草原』) 緑の草原は滝の上にあるようだ 言及:『イラノンの探求』『緑の草原』(ステテロスのみ) -ロマール 極寒の地。グノフケーに滅ぼされた 『北極星』では2万6千年前にイヌート族に滅ぼされたとなっている 舞台:『北極星』 --オラトーエ ノトンとカディフォネクの山峰に挟まれるサルキス高原に存在した大理石都市 神殿があまた林立していた 滅亡後にイラノンが訪れている 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』『イラノンの探求』 --ダイコス オラトーエに先んじてイヌート族に制圧された町 --ゾブナ 大氷河が押し寄せた時に放棄された町 --バノフの谷 オラトーエから遠くに見える靄の掛かった谷 -アイラ イラノンの空想が作り上げた大理石と緑柱石の魔法都市 縞模様や薄い色のついた宮殿が幾つもあり、黄金の円蓋と彩色された塀、池と泉のある庭園を擁している 灯りは優しく魔法のように輝く 穏やかに澄んだニトラ河と小さなクラ川の滝がヤス木の茂る丘に流れている 言及:『イラノンの探求』 #areaedit(end) *ドリームワールド #areaedit() -焔の神殿 現の世界から眠りの階段を70段下ったところにある、焔の柱を擁する洞窟神殿 神官ナシュトとカマン=ターがいる 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -魔法の森 焔の神殿から700段階段を降り、深き眠りの門を超えたところにある ズーグ族の住処 石の揚戸でコスの塔とつながっている 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -ウルタール 猫を大事にする町 スカイ河の彼方にある 『蕃神』:バルザイの出身地でもあり、猫を殺すなという法律を作ったのは彼 バプテスマのヨハネ(洗礼者ヨハネ)の祭りをやっていることから、キリスト教が信じられている模様 『道なるカダスを夢に求めて』:『ナコト写本』の最後の一冊がここにあるとされる。 古錆びた街。古風な尖り屋根、張り出す上階、おびただしく林立する煙突送風管、そして猫が立錐の余地無くひしめく 丘の小路は古い玉石で舗装されている <古のもの>(おそらく地球本来の神々を指す)の慎ましい神殿がある。 特産品は毛糸。キャベツも採れる 舞台:『ウルタールの猫』『未知なるカダスを夢に求めて』 -ハテグ -ニル ハテグは交易が盛んでニルは旅人の拠点? おそらく両方共ウルタールの近郊(『ウルタールの猫』) ニルからウルタールへは、スカイ河にかかる石橋を渡る ハテグは虹色の織物を輸出している 言及:『ウルタールの猫』『未知なるカダスを夢に求めて』 -ハテグ=クラ ハテグの奥の石の荒野はるかな遠方にある山 地球本来の神々がよく雲の船で訪れ、青白い靄で包んで月影の下で舞い踊る 岩壁は氷に包まれている 山頂付近は重力が逆転している? 『ナコト写本』には、サンスが登ったが岩と氷しか見出だせなかったとあるが、バルザイ失踪後約23メートルの巨大な印が刻まれているのが発見された この印は『ナコト写本』に記されている印 舞台:『蕃神』 -レリオン 夜明けの風に神々のため息を聞く(『蕃神』) おそらくはウルタール・ハテグ・ニルがある平野のことだろう 言及:『蕃神』『未知なるカダスを夢に求めて』 -トゥーラン 尖塔がある 雪花石膏の城壁を持つ。上部に向かって内側に傾斜しており、一個の塊から切りだされたもの 百の城門、二百の小塔を備え、城壁内にひしめく白い塔はすべて黄金の尖塔を戴く 大理石の大埠頭がいくつも設けられている セレファイス行きの船が出ている 言及:『白い帆船』『未知なるカダスを夢に求めて』 -オウクラノス河 トゥーランの近くを流れる河 ガレー船が行き来できる 魔法の森から北に位置する 近くに花園の土地がある 碧玉ないし金緑石の愛らしい神々の祀堂や草葺き屋根の百姓家がある い草が生えている。対岸は大きな森 鳥を喰う肉食の魚がいる。虹色の魚と同じ? 言及:『白い帆船』『未知なるカダスを夢に求めて』 -ザルの草原 風変わりな神殿の列柱や白い屋根がきらめく、緑滴る美しい大地 踏み入れたものは二度と故郷には戻れない(『白い帆船』) 忘れ去られた夢の棲家。菫色の帆を張った船が不思議な色の百合の球根を輸出している(『道なるカダスを夢に求めて』) 言及:『白い帆船』『未知なるカダスを夢に求めて』 -タラリオン --彫刻門アカリエル 壮大な都。神殿の尖塔は頂が見えないほと高い 地平線の遥か彼方まで灰色の城壁が伸びており、異様かつ不気味ではあるが豪奢な帯状装飾や魅力的な彫刻に飾られている 人ならざる者が跋扈し、通りが白いのは妖怪ラティを目にしたものの骨が散乱しているから 言及:『白い帆船』 -ズーラ 墓地の死臭が漂う歓楽叶わぬ土地(『白い帆船』) 納骨堂庭園がある 言及:『白い帆船』『未知なるカダスを夢に求めて』 -ソナ=ニル 上空で接する水晶の双子岬に守られる港町 月光が作る黄金の橋がかかっている 田園地帯や壮麗な邑であり、優雅さと幸福に恵まれている 巨大な金色の円蓋がかかっている 舞台:『白い帆船』 -カトゥリア ソナ=ニルから西の玄武岩の柱の彼方にあると言われる希望の地 ナルグ河が流れている 王ドリエブが治めていると言われる 言及:『白い帆船』『未知なるカダスを夢に求めて』 -キラン 碧玉の台地 神殿にはイレク=ヴァドの王が年に1度、河の神に祈りを捧げるためにやってくる 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -クレド 密林 忘れ去られた国の帝王たちが住んでいた象牙造りの神殿がいくつも、完全な形で残っている 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -イレク=ヴァド ノオリ族の迷宮がある黄昏の海を見下ろす、中が空洞なガラスで出来た崖の頂にある 蛋白石の王座がある カーターが作り出し、地球本来の神々が奪った場所? 晧壁を擁し、虹色の水煙を上げる銀水盤の噴水を大きな広場や香たつ庭園に排して、幅広い通りの両側には優美な木々や花にあふれる壺や象牙造りの彫像が輝かしい列をつくる一方、北面の急斜面には赤い屋根や古びた尖り破風が幾重にも層を重ね、草色の玉石敷きの小路をかきいだいている カーターの幼少期の記憶がモデル。イレド=ナアの不滅の祭壇が目印 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -ダイラス=リーン 交易都市。月のガレー船と取引しているため、ウルタールでの評判は悪い ウルタールからスカイ河にそって7日すすんだところにある 玄武岩で作った高い黒々とした、角ばった細い塔が林立している 遠目にはアイルランドのジャイアント・コーズウェイに似ている 埠頭の近くには陰鬱な酒場が軒をつらね、風体見慣れない船乗りがたむろしている 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -パルグ ダイラス=リーンから川向うにある 月に黄金と黒人奴隷、バハルナに黒人奴隷が作った象牙細工を輸出している 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -水没した都市 ダイラス=リーンから東に2日、南に3日行ったところにある 水が住んでいる時は見透かすことができる 大きな神殿の円蓋があり、その前の大路には異様なスフィンクスが立ち並ぶ イルカたちがいる 郊外にある神殿か修道院と思われる建物は他のに比べ簡素な作り おそらく玄武岩でできており、黒々として低く、四面は方形、四隅に塔が1つずつ立っている 中央は敷石の中庭になっており、いたるところに風変わりな丸窓がある 燐光を放つ魚が住み着いている 中庭には奇妙な高い石柱が立っており、オリアブの絹の衣服を纏い目を無くした船員が逆さ吊りされている 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -オリアブ 南海の島。極めて大きい 水没した都市から6日航海したところ 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 --バハルナ オリアブの交易都市 樹脂、繊細な陶器、ングラネク山の溶岩の彫刻を輸出している 埠頭は斑岩でできており、巨大な岩棚に町が広がっている 通りには連絡通路が迫持で掛け渡されている 内陸部のヤス湖に続く大運河が流れる トンとタルの2つの灯台がある 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 --ングラネク山 地球本来の神々が、おのが姿を刻み込んで残した山。神々の顔は未知の南面に刻まれている オリアブにある。ナイトゴーントの住処 溶岩の採石場がある。麓には柊樫とトリネコが僅かに生え、粗雑な祭壇がいつくかある 南側は、熟練した夢見る人にしかわからない道がある 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -スライ山 白い雪を戴く(『蕃神』) 言及:『蕃神』 -タナール丘陵の彼方の --オオス=ナルガイの谷にある ---セレファイス ナラクサ川が流れる、優美な都市。クラネスが創造し、後に王として支配した ナス=ホルタースのトルコ石の神殿がある。欄の花冠を戴く80人の神官がいる 時の影響を受けず、この神官も1万年前の建立時点の顔ぶれと同じ セレネル海に面しており、ガレー船で行き来できる 雪を戴くアラン山が見える。裾野は銀杏の木が生えている カーターもズーグ族の助けを借りて見出した フラニスから船で2日 二股の顎鬚を持つ青銅の彫刻を擁する大理石の城壁、青銅の大門、縞瑪瑙で敷かれた道を持つ ナラクサ河河口に巨大な石橋がかかっている 都の背後はなだらかな丘になっており、木立や不凋花の園、小さな聖堂、百姓家が点在している 羊肉屋の並ぶ市場には猫が住み着いている クラネスは薔薇色の水晶で出来た<70の歓喜の宮殿>に住んでいたが、カーターが訪れた時にはもっぱら東の田園地帯に故郷トレヴァー・タワーズを再現したところにいた ファロス灯台がある 舞台:『セレファイス』『未知なるカダスを夢に求めて』 ---セラニアン セレネル海の、海と空が出会う水平線から空へ漕ぎだした先にある 朱鷺色の大理石を用いた雲の都 言及:『セレファイス』『未知なるカダスを夢に求めて』 -トラボン セレファイスと交易をしている 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -フラニス 交易都市。ここの住民は覚醒する世界の住人に一番似ている 職人の堅実な仕事ぶりで名を馳せている 旅籠は埠頭近くに密集しており、塩をふく玉石敷の小路に軒を連ねている 黒々とした梁の走る低い天井と、緑がかった円形ガラスの明かり取り窓が古ぶるしい 高い城壁がある 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -インクアノク レンの近くに位置するとされる寒い薄暮の地 セレファイスで、縞瑪瑙を輸出し赤い小鳥・金糸・翡翠彫刻を買う ここの住民は地球本来の神々の血が入っている 猫が耐えられないなにかの影がある 玄武岩の波止場がある セラニアンから北に22日の場所に位置する 縞瑪瑙の都であり、球根状の円蓋と風変わりな尖塔が特徴 金象嵌の渦巻装飾、縦溝装飾、唐草装飾をあしらって、黒一色で統一されている 城壁:低く数多くの門が設けられ、全てが高く大きな迫持造りになっており、上に神の顔容が備えられている 黒い標柱、列柱、人間あるいは伝説上の生物の彫像が立ち並ぶ広場が点在している 家屋:象牙細工の扉や彫像付きの玄関、彫刻の施された露台や水晶のはまった張り出し窓が磨きぬかれてほのかに光る 神殿:古のものども(おそらく地球本来の神々)のもの。中心部にある。彫刻の施された巨大な16角形の塔で、平らな円蓋の上に尖塔を備える高い鐘楼がある 庭園:中央大神殿の周りは庭園になっており、迫持造りの7つの門は常に開かれ、神の顔が刻まれている タイル張りの通路や、グロテクスな境界柱や温厚な神々の社が並ぶ小道がある 縞瑪瑙造りの噴水、池、水盤があり、光を放つ魚が泳いでいる 鐘がなる時、門の近くの小屋から音楽が唱和すると、黒衣に身を包み覆面と頭巾をまとう神官が列をなし、奇妙な湯気を立てる大きな黄金のゴブレットを捧げ持ち、神殿の7つの扉から現われてそれぞれ小屋に姿を消す 大いなるものどもの律動を守るため、定期的に鐘がなり角笛やヴィオルや詠唱の声からなる音楽が奏でられ、ガレー船に並べられた鼎から、然るべき間隔で炎が燃え上がる 縞瑪瑙の宮殿:向かう道は急勾配で狭いが、王がヤクに引かせた乗り物で進む湾曲した道は広い 巨大な城壁、頑丈な扶壁、群をなす球根状の円蓋がそびえ、大きな黒い迫持の下を通って庭園に入れる 宮殿の庭園:縞瑪瑙造りの歩廊や柱廊、金色の格子を使って垣根仕立てされた繊細な花をつける木々、華やかな花壇、浅浮彫の施された真鍮の壺や鼎、黒縞大理石の彫像、光る魚の泳ぐタイル張りの噴水や底が玄武岩の池、彫刻の施された柱の上に虹色の鳥が止まる社、渦巻装飾のある青銅の大門、壁を覆い尽くす花咲く蔓 中央の大円蓋にはシャンタク鳥の始祖が闇の中で飼われているとされる 北側の荒野に数多くの採石場があるが、最大のものは使われておらず、シャンタク鳥の巣になっている この採石場はインクアノク北の低い丸屋根の家屋が立つウルグの村からさらに北に行った山脈を超えたところにあり、人ならざる者が巨大な石塊を切り出した跡が残っている さらに進むと、山を削って作られた歩哨の彫像がある ここから西に飛ぶとレン高原に至る ウルグの村から西に行くとセラーンに通じる 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -リナル -オグロタン -トゥラア -イラーネック -カダテロン インクアノクの交易相手 イラーネックは巧妙な細工の翡翠のゴブレットを輸出している 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -凍てつく荒野のカダス 地球本来の神々が避難した先(『蕃神』) インクアノク北の山脈から上空に行ったところにある 山頂には神々の縞瑪瑙の城塞がある。この縞瑪瑙はインクアノク北の巨大な採石場から切りだされたもの 冒涜的なまでに巨大である。本来は地球本来の神々の住処であるが、彼らがイレク=ヴァドへ移ってからはナイアーラトテップが支配している 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 言及:『アルハザードのランプ』 -レン高原 --氷の荒野 インクアノク北の山脈から西に飛んだ場所にある この山脈にもナイトゴーントが住んでいる レンの住人が石造りの小屋に住んでいるがムーンビーストに征服されている レンの住人の棲家から離れた吹きさらしの台地に窓のない異様な石造りの建物があり、黄色い絹の覆面をかぶる大神官が一人だけでいる。おそらくこの神官はムーンビースト 建物内部にはフレスコ画でレンの年代記が記されている 中のドーム状の空間には壁に衝撃的な浅浮彫が施され、中央はズィンの窖に通じる穴が開き、周りを不気味に彩色された石の祭壇が6つ取り囲んでいる 奥に5つの段がついた石の台座があり、その上にある黄金の玉座に大神殿が座る サルコマンドに通じる、ほぼ垂直の穴もある さらに奥には、巨大な名状しがたい実体が少なくとも4体存在している 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -サルコマンド レンの下方の谷にあると言われる無人都市。かつてのレンの住人の首都 絶壁やスフィンクスを戴く6つの門があり、そこから中央広場に伸びる通りには大庭園や柱が並ぶ 中央広場には高さ6mの閃緑岩の有翼の獅子の像が向かい合わせであり、夢の国の下の奈落に通じている階段を守る レン高原の修道院から通じる穴は庭園にあり、迫持造りの門口が設けられている ムーンビーストの拠点の一つ 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -咆哮する岩 セレファイスから北に20日航海したところにある花崗岩の島 ムーンビーストの拠点の一つ 南側に埠頭があり、その上には崖を穿って作られた小さな町がある 岩山の上部には神殿が多く、一宇の大神殿の裏からのびる天井の低い通路の先には底知れぬ井戸が口を開ける穹窿天井の広々とした部屋がある。この部屋の天井は魔的な彫刻にうめつくされており、井戸の底には青銅の小さな扉がある 港には姿を見せない謎の生物が潜んでおり、落ちたら飲み込まれる 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -月の裏側 玄武岩の柱の先にある大瀑布から星間宇宙に飛び出して行き来する 途中には蕃神の名も無き幼虫がひしめく 白っぽいグロテスクな菌類の原野に、低く丸く幅広い小屋が多数ある 油のようにゆったりと波打つ海がある 鋸歯状の丘陵がそびえ、傾いた灰色の窓のない太い塔が立ち並ぶ 魔法の森に1本だけある月樹が多数生えている ムーンビーストの本拠地でありレンの住民や奴隷を連れてきている ウルタールの猫の謎めいた領域がある 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -ナスの谷 ナイトゴーントが犠牲者を置き去りにする所であり、ドール族の住処 ングラネク山の洞窟からつながっている グールの骨捨場でもあり、一面骨が堆積している 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -トォーク山脈 ナスの谷を囲む山脈 灰色の花崗岩でできている グールの領域との境 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -コスの塔 ガグの街と魔法の森をつなぐ塔 コスの印が刻まれており、呪いによってガグは塔上部の揚戸を開くことができない この揚戸はグール3体が全力で力を込めればなんとか開く程度 舞台:『未知なるカダスを夢に求めて』 -ズィンの窖 ガーストの棲家 ガグの墓場の近くにある 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 -アフォラート カダスを目指したが結局頭蓋骨があるもの(蕃神?)の小指に嵌る結果になったゼニグの出身地 言及:『未知なるカダスを夢に求めて』 #areaedit(end) *所在地不明 #areaedit() -ディス ヒュドラの住む空間につながる伝説の無人都市 真っ黒な巨石で築かれている 途中で奇妙な菫色につつまれる場所を通る 言及:『ヒュドラ』 #areaedit(end)

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