基本的な使い方
ファイルの管理
(A)新規作成

・拡張編集で右クリック→「新規プロジェクトの作成」を選択
・画像サイズは「864x486」(←ニコニコ動画の標準サイズ)、フレームレートは「30」→OK。
・あとは画像や動画等を拡張編集のところにドラッグ&ドロップすればOKです。
※(重要!)拡張編集メインであれば、AviUtlメイン画面の「ファイル」→「開く」は使わない方が無難です。
(B)プロジェクトファイルの保存

作成途中のものを保存したい場合は、AviUtlメイン画面→ファイル→編集プロジェクトの保存、を選択。
(なお最終的に作成し終えるまで、使用した画像等はフォルダから移動させないことに留意して下さい)
(C)エンコード

最終的に出来上がったものを動画として出力します。
プラグインを導入している場合は、ファイル→拡張 x264出力(GUI) Exを選択、
「ビデオ圧縮」でニコニコ動画まとめwiki等を参考に設定し、「保存」で出力します。
※なお、一度入力した設定は「拡張x264出力(GUI) Ex」画面の「保存」で「.stg」ファイルとして保存することができます。
オブジェクトの配置

拡張編集のレイヤーに画像等をドラッグ&ドロップするか、または、拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加、で画像等を選択してレイヤーに配置します。
移動の種類

設定ダイアログの「X」や「Y」、「拡大率」のボタンを押して設定できます。
・基本的にボタンの左の数値が移動前、右の数値が移動後を表します。
 直接、キーボードで数値を入力した場合は、トラックバーを超える値の設定が可能になります。
・AviUtlメイン画面では、移動前が緑色の破線で、終点が赤色の破線で表示されます。
・なお、ドラッグ中だとキーボードの方向キーで、微調整ができます。
・また、Shiftを押しながら移動方法を選択すると、X,Y,Z毎に移動方法を選択することが出来ます。
(例えば、X軸は直線移動、Y軸はランダム移動、といった様に出来ます。)
種類    説明
直線移動    基本的な移動方法です。
曲線移動    前後に合わせて滑らかに移動します。
曲線移動は、円を描いて移動する場合や、不規則な軌道で移動し続ける場合に効果的です。
(ですが、思った通りの移動が非常に難しいので、普段は使わず、中間点をたくさん作って直線移動する方が多いです。)
加減速移動    ゆっくり動き始め、加速した後、終点ではだんだん減速していきます。曲線補完的な移動をします。
瞬間移動    瞬間的にその位置に移動します。透明度や他と組み合わせて使う場合が多いです。
中間点無視    設定した中間点全てを無視して移動します。
例えば、同じ割合で拡大しつつ、途中で中間点を作り、透明度を変えてフェードする場合等、
組み合わせる場合に使います。意外と便利です。
移動量指定    左の数値が初期位置、右の数値が1フレームあたりの移動量です。
・XYZ移動→1ピクセル/フレーム
・透明度等→1パーセント/フレーム
・回転→1度/フレーム…一定の速度で回転し続け720度以上の回転ができます。
ランダム移動    左と右の数値の範囲で、ランダムに数値が変化します。
明るさを変化させることで点滅させる等、工夫次第でいろいろな使い方ができます。
特にパーティクル出力で真価を発揮します(後述)。

※移動方法の下にある「設定」からフレーム数を指定できます。例えば、X,Y軸をランダム移動にして、フレーム数を10等に設定すれば、ランダムにゆっくり振動するようになります。
反復移動    左と右の数値を1フレーム毎に反復します。透明度や明るさで使うとよいかもしれません。
※ランダム移動と同様にフレーム数を指定できます。
加速/減速    加速…だんだん速くなります。減速…最初は速く、だんだん遅くなります。
直線移動や加減速移動と組み合わせることにより、思い通りの加減速(補完)ができます。
 
中間点

中間点を追加することによりオブジェクトの途中で動きを変えることが出来ます。
中間点を追加するとオブジェクトに小さな「▼」ができます。
・レイヤー上のオブジェクトで右クリック→中間点の追加/削除/分割ができます。
・また、設定ダイアログ上部の青いバーの所で右クリック→現在位置に中間点を追加、でも可。
※なお中間点を削除/分割するときは、中間点が選択されて明るくなっているか否か留意して下さい。
・右クリック→中間点を時間で均等配置、で中間点を均等に配置できます。
オブジェクトの長さの変更

・レイヤー上でオブジェクを横にドラッグすれば伸ばせます。
・また、オブジェクトで右クリック→長さの変更、で秒やフレームを指定して変更できます。
拡張編集レイヤーの基本操作

・拡張編集では、下のレイヤーほど一番手前に表示されます。

・左上の青い目盛りでタイムラインの表示する長さを調節できます(Ctrl+マウスのホイールでも可)。
・右クリック→「範囲設定」→「最後のオブジェクト位置を最終フレーム」を選択すると動画の後ろ部分を詰めることが出来ます。
・拡張編集の左側の「Layer1」等をクリックすると、そのレイヤーを非表示にすることができます。
・拡張編集が行方不明になってもメイン画面の「設定」→「拡張編集の設定」にチェックすればOK。
オブジェクトを非表示に

設定ダイアログの右上のチェックボックスをオフにすることで、オブジェクトを非表示にすることができます。
重いフィルタを一時的に表示したくない場合等に使用。

 

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最終更新:2015年03月02日 15:08