ここではメディアが伝えた「東日本大震災」のニュースを取り上げます。
「東日本大震災」 三陸沖 3月11日午後2時46分18秒 マグニチュード 9.0
「東日本大震災」発生から4787日経過しました。
ここで取り上げているメディアは
- 「読売」「朝日」「時事通信」「産経」「日経」「zakzak」「中日」「毎日」「東京新聞」
- 「New York Times」「Washington Post」「IBTimes」と「東京電力株式会社のTwitter」
- 「ロイター」「ウォール・ストリート・ジャーナル」「日本文部科学省」「BBC」「スポーツ報知」
- 「スポニチ」「愛媛新聞社」「共同通信」
「最悪なら東日本つぶれる」=専門家自任、笹森氏に明かす―菅首相 時事通信 2011年3月16日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000211-jij-pol
「最悪の事態になったときは東日本がつぶれることも想定しなければならない」。
菅直人首相は16日夜、東京電力福島第1原発の事故をめぐり、首相官邸で会った笹森清内閣特別顧問にこう語った。
放射性物質の飛散により、広大な地域でさまざまな影響が出かねないとの危機意識を示したとみられる。
笹森氏によると、首相は「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」と専門家を自任。
東電の対応について「そういうこと(最悪の事態)に対する危機感が非常に薄い」と批判し、
「この問題に詳しいので、余計に危機感を持って対応してほしいということで(15日早朝に)
東電に乗り込んだ」と続けた。
以上抜粋。
東電、福島原発からの全員退避を打診 首相は拒否 2011年3月18日
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2791012/6969863
東電は14日、爆発事故などが起こり、高濃度の放射性物質が漏出した福島第1原発で、
復旧作業を続けるのは困難と判断し、職員全員退避の方針を政府に打診した。
これに対し菅首相は「撤退はあり得ない。東電がつぶれるということではなく、
日本がどうなるかという問題だ」とはねつけたという。
一方、東電関係者は「『撤退は許さない』というのは『被ばくして死ぬまでやれ』
と言っているようなもの」だと不満を口にした。
福島第1原発では最大5000人の職員が働いていた。
東電は同原発にとどまっている職員の数を明らかにしていないが、一部報道では70人程度と伝えられている。
以上抜粋。
菅首相「朝から放水できたはず」=現地の連携不足に不満 2011年3月18日
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2011031801224
菅直人首相は18日午後、首相官邸で笹森清内閣特別顧問と会い、
福島第1原発の事故への対応をめぐり意見交換した。
首相は3号機への放水作業について
「現場で自衛隊、消防、警察、(東京)電力の意思疎通がもう一つうまくいっていない」と述べ、
現地の連携が不十分だとして不満を漏らした。
東電は18日午前、1、2号機の電源復旧作業を継続。この後、午後2時前から、
自衛隊の消防車による放水作業が行われた。
これに関し、首相は「朝から放水ができたはずなのに、なぜ午後まで待たないといけなかったのか」
と不快感をあらわにした。
以上抜粋。
菅首相退陣なら大連立…自民、指導力を疑問視 2011年4月2日
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866918/news/20110402-OYT1T00209.htm
自民党は、原発事故が危機的な状況を脱していないことを考慮し、
首相への批判を抑制している。だが、谷垣氏らは
「菅氏の独善的な『政治主導』で、首相官邸の機能はめちゃくちゃな状態」として、
今の政治体制では長期化する復興には対応できないとの見方を強めている。
3月19日に谷垣氏が首相の「大連立」提案を即座に拒否した背景にも、
「組めないのは民主党政権が理由ではなく、相手が菅首相だから」(谷垣氏周辺)との判断があった。
ただ、「菅首相以外」との大連立の展望は描けていない。
自民党内でも「首相は辞める気がない」との見方が支配的で、
古賀誠元幹事長らは菅政権との連立もやむを得ないとの意見だ。
以上抜粋。
「菅に指導力なし」7割認めた! 仮設住宅たったの36戸… 2011.04.04
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110404/plt1104041238000-n1.htm
復興の足がかりとなる仮設住宅は、3日までに岩手県陸前高田市の36戸しか完成していない。
1995年1月に起きた阪神・淡路大震災では、発生1カ月で約1250戸が完成していた。
国土交通省が、津波被害を受けた土地への建設を認めない一方で、
高台に平地が少ないという用地の問題と資材不足が原因だが、それにしても対応の遅れは際立っている。
こうした首相の“頼りなさ”を受けてか、自民党内では、
大連立を容認する声が出始めている。先の読売新聞の調査でも大連立には64%が賛成で、反対派27%だった。
ただ、「菅首相は消費税増税を突然言い出して、参院選で負けると引っ込めるなど、
信用できない。首相の退陣が大連立の条件」(自民党幹部)との意見は根強く、
民主党内にも「どこかで原発事故の責任を取って辞めてもらうのがベストだ」(中堅)
との声がある。「菅でやるのか、菅抜きか」が政局の焦点となっている。
以上抜粋。
「無能な味方は敵より恐ろしい」 危機だからこそ首相退陣 (産経) 2011.4.4 (全3ページ)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110404/plc11040421040017-n1.htm
相次ぐ失政と醜聞により、「退陣」と「やぶれかぶれ解散」の二者択一を迫られていたはずの菅直人首相が、
東日本大震災を奇貨として続投を決め込んでいる。民主党の岡田克也幹事長は「危機的状況で首相を代えるなどありえない」
ともっともらしい理屈をつけるが、菅首相でなければならない理由はない。
むしろ危機に直面した現状において無能な味方は敵よりもよほど恐ろしい。
2日午前、約160人が避難生活を送る岩手県陸前高田市の市立米崎小学校へ視察に訪れた首相は、
赤いランドセルを見つけ、被災者にこう話しかけた。
「新しいんですか。ナントカ直人がくれたのかと思いました…」
大震災で多数の児童が死亡・行方不明となった。新聞やテレビでは、
泥だらけのランドセルをなでながら涙を流す遺族の姿を繰り返し報じてきた。
その非情な現実を知らなかったのか。首相のくだらない冗談との落差に愕然(がくぜん)とする。
そのくせ、昨年末から全国の児童施設に人気漫画「タイガーマスク」の
主人公・伊達直人を名乗ってランドセルなどが贈られたエピソードはチェックしていたとみえる。
自らの名が「直人」であることを意識し、ちゃっかり自己宣伝に利用するところが実に不謹慎だ。
そこに被災者に寄り添う姿勢はまったく感じられない。
今回の視察は、東京電力福島第1原子力発電所の状況がなお予断を許さず、
政治空白を生む懸念もある中で強行された。震災発生翌日の3月12日にも福島第1原発に視察に行き、
事故対応の遅れにつながったと指摘されているにもかかわらず、
「現場主義」を標榜(ひょうぼう)する首相は周囲の制止を振り切ったと聞く。
そこまでしながら米崎小での滞在時間はわずか20分間。現場の被災者に復旧・復興を約束することもなく、
自己満足のパフォーマンスに終始するとはあきれるしかない。
もっとも首相の不謹慎さは今に始まったことではない。平成16年10月に
愛媛、高知両県で台風が甚大な被害をもたらし、直後に新潟県中越地震が発生、
10万人以上の避難者を出した。この際、首相は自らのホームページにこう記した。
「あい続く天災をストップさせるには、昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか」
まるで政権交代すれば天災は起きないかのような無責任な言葉ではないか。
そして当の本人が、被災地の復旧・復興に向け、自民党をはじめとする野党に全面協力を求めているのだから笑えない。
自民、公明両党から実務型閣僚を起用しようが、政権合意に基づく本格的な大連立であろうが同じだ。
障害はただ一つ。菅首相の存在なのである。
(以上記事前半部分を抜粋。)
政権参加、首相退陣が条件=平沼氏 2011/04/06
菅直人首相の退陣と衆院解散の確約が条件になるとの考えを示した。
また、同党は議員総会で、民主党が提案している閣僚を3人増員する内閣法改正に反対する方針を決めた。
以上抜粋。
首相執務室は開かずの間 「何かあったらお前らのせい」2011年4月10日
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20110410083.html
首相官邸に「開かずの扉」がある。5階の首相・菅直人の執務室。
3月11日の東日本大震災発生後しばらくは早朝から深夜まで怒号が響いていたが、
震災から1カ月を迎える最近はトンと静かになった。中の様子はどうなっているのか。
「やっと精神的な安定期に入った」「気力がうせているのではないか」。
そんな臆測が乱れ飛ぶ。各国外交官も政府関係者に「首相は本当に大丈夫なのか」と真顔で問い合わせてくるという。
なぜ扉が開かないのか。理由は一つ。よほどの緊急時でない限り、
誰もノックしようとしないからだ。官僚であろうが、政務三役であろうが、誰かれかまわず怒鳴り散らす。
以上記事前半部引用
ある官僚は執務室に山積みされた新聞や雑誌の切り抜きを見て愕然(がくぜん)とした。
記者団のぶら下がり取材に応じないどころか、災害対策基本法に基づく中央防災会議さえ開こうとせず、
執務室に籠もって一人で新聞や雑誌を読みふけっていたとは…。
そこに未曽有の国難にどう立ち向かおうかという発想はない。
東工大応用物理学科卒で「ものすごく原子力に強い」と自負する菅はさっそく
執務室にホワイトボードを持ち込み、原子炉の格納容器への海水注入などを次々に指示。
午後10時に経済産業省原子力安全・保安院から炉心溶融の可能性を指摘されると
菅は12日午前1時半に炉内の蒸気を排出するベントを急ぐよう指示した。
菅の意気込みはますます空回りし、秘書官らに当たり散らした。
保安院幹部らの説明にも「お前たちは現場を見てないだろ!」。面識もない官僚に突然電話で指示を出し
「何かあったらお前らのせいだぞ」と責任をなすりつけた。
菅「清水さんだったらどうしますか?」清水「残ります…」
菅は言質を取ったとばかりに5時35分に東京・内幸町の東電本社に乗り込み、
「撤退などありえない。撤退したら東電は百パーセント潰れる」と恫喝(どうかつ)した。
「指示はとっくに出した。なぜ進まないんだ!」
菅は逆ギレした。ところが菅の「指示」とは口頭で個別の官僚に命じただけ。
これでは官僚組織は動かない。長島らは慌てて指揮系統を自衛隊に一元化させる関係閣僚への
「指示書」を作成させた。これがその後の放水作業につながった。
以上記事中盤部分部分を抜粋
首相・菅直人の官僚機構と東電への不信は深まるばかり。
東工大教授で原子炉工学研究所長の有富正憲らを次々と内閣官房参与として官邸に迎えたことは証左だといえる。
その数はすでに6人。「セカンドオピニオン」を背後に付け、菅はますます高飛車になった。
東京電力や原子力安全・保安院などが自らの指示に抵抗すると
「俺の知ってる東工大の先生と議論してからこい」と言い放った。
ところが、3月末になると菅はすっかり淡泊になった。首相補佐官・細野豪志が、
日課となった東電福島第1原発の状況を報告しても「そうかあ…」「それでいい」。
どうやら事態の長期化が避けられないことを悟り、気合を持続できなくなったようだ。
菅は4月1日の記者会見で「専門家の力を総結集しているが、
まだ十分安定化したというところまでは立ち至っておりません」と長期化をあっさり認めた。
「政治家だけじゃなくてあらゆる者を総動員させるべきだ。要は役人をどう使うかなんだ」
国民新党代表・亀井静香は2日、こう忠告したが、菅はのんきに返答した。
「まあ役人を使えるのは一に亀井さん、二に私、三に仙谷さんだな…」(敬称略)
以上記事後半部分部分抜粋
原発事故「前進できた感じする」=菅首相 2011/04/17
菅直人首相は17日午後、福島第1原発の事故に関し、首相官邸で記者団に
「きょうは東京電力の(収束見通しの)発表もあって、少し前進できた感じがするよね」と語った。
以上抜粋。
1号機の海水注入を55分間中断 再臨界恐れ首相指示 2011/05/20
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011052001001207.html
海水注入の遅れで被害が拡大したとの批判があり、専門家は「海水注入を続けるべきだった」と指摘している。
政府筋によると、午後7時すぎの海水の注入は現場の判断のみで開始。
原子力安全委員会への問い合わせで海水注入で再臨界が起こる恐れがあることが判明したとして、
菅直人首相がいったん注水を止めさせたという。
その後、問題ないことが分かり、ホウ酸を入れた上での注水が再開された。
以上抜粋。
政府、首相の関与否定に躍起 海水注入中断問題 過去の政府資料を訂正 2011.5.21
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110521/plc11052122580008-n1.htm
東京電力福島第1原発への海水注入が菅直人首相の「聞いていない」
発言により中断したとされる問題で、政府は21日、打ち消しに躍起となった。
細野豪志首相補佐官は過去に発表した政府資料を都合良く訂正した上で「事実に基づかない」
と反論したが、政府関係者の証言との矛盾がますます増えており、むしろ疑念は深まった
複数の政府筋によると、首相が海水注水について「聞いていない」と
激怒したことは複数の政府関係者が記憶しており、
斑目氏が「海水注入は再臨界の危険性がある」などと指摘した事実もないという。
この問題を受け、自民党の谷垣禎一総裁は21日、
新潟市で「事態の処理を遅らせたとすれば人災という面が非常にある」と批判。
以上抜粋。
“菅災”責任転嫁に班目「侮辱だ!」海水注入中断の真相は? 2011.05.23
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110523/plt1105231620004-n1.htm
責任転嫁された班目氏は「原子力の専門家として、そうしたこと(=海水注入による再臨界の危険性)
を言うわけがない」「原子力の『げ』の字も知らない素人だと侮辱された!」
などと猛反発。菅首相との差し違えも辞さない強硬姿勢に、官邸はひるんだ
菅首相は震災前から、閣僚や官僚に対し、『お前の言うことなど聞いていない』
『俺に指図する気か!』と怒鳴り散らかし、周囲は『触らぬ神にたたりなし』という雰囲気だった。
菅首相は聞き間違いか、思い付きで『海水注入=再臨界の危険性』に関心を持ち、検討を指示した。
周囲は『科学的根拠は乏しいが、イラ菅に反論すると面倒だ』と放置した。
以上抜粋。
菅首相、試験注水を把握?=経産相答弁と「ずれ」 2011/05/23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011052300874
同委で首相は、3月12日午後7時4分から同25分までの試験注水に関し「報告が上がってなかった」と強調。
「上がっていないものをやめろとか言うはずがない」と注水中断の指示も否定した。
一方、海江田氏は5月2日の参院予算委で、首相から当時、
「本格的な注水をやれ」と指示を受けたと答弁。「本格注水」は3月12日の午後8時20分に始まっており、
その前に試験注水があったことを、首相が実は認識していたとも取れる。
以上抜粋。
首相「私は原子力の専門家ではありません」 2011.5.23
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110523/plc11052311470005-n1.htm
「私は原子力の専門家ではありませんので、すべてを知っているわけではありません」
菅直人首相は23日の衆院東日本大震災復興特別委員会でこう釈明した。
「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」と専門家を自任していた過去の発言を自ら否定した格好だ。
首相の発言は、東京電力福島第1原発1号機への海水注入が一時中断した問題で、
自民党の谷垣禎一総裁から「(当時)再臨界などいろいろな危険性があったとの認識でいいのか」とただされた際の答弁。
日ごろは「周囲の意見を聞かない」(官邸筋)といわれる首相は続けて
「東電や原子力安全委員会などから震災以来、助言をいただいている」とも言いだし、野党席から失笑が漏れた。
以上抜粋。
文部科学省
放射線・原子力教育関係者有志による全国環境放射線モニタリング
東京電力
各国の支援
各団体や個人の支援
最終更新:2011年07月08日 07:23