6月※3週目

■非日常編(勇者編)

学校に復帰した初日に、天乃は友奈たちに自分の左目の眼帯などについて話し、
あらかじめ知っていた夏凜や東郷達はショックを受けることは無かったが
友奈たちは強くショックを受け、より熱心に特訓へと取り組むようになっていた
そんなある日、特訓に参加した天乃は、友奈の模擬戦の誘いを受け、本気で相手をしたが
その圧倒的な実力差と【危うい真直ぐさ】に気づいた天乃は戦えると言う友奈の願いを退け、戦いを中断する
中断したことで酷く傷ついた友奈を見ていられなくなった東郷だったが
隠すことなく思いを話した天乃の願いを受けて、強く追求はすることは無かった(言いたいことはあったが)
天乃は東郷との話で自分は勇者部にとって異物ではないかと考え始め
みんなと距離を置くべきではないかと悩み始めていたが
友奈に何も出来ず、自分の無力さを痛感していた樹に対して
背負わせないように、傷つけないように
自分と同じようなことにはならないように。と、先輩として優しく声をかけ、心を救ってしまうのだった
周りから生きて欲しいと願われてしまうことを受けて、園子と話をするが
やはり、園子もまた自分には生きていて欲しいと願っていることを聞く
そして自分にも背負わせて欲しいという園子に僅かに身をゆだねるが、しかし
天乃の気持ちは変わることはなく、それを察した園子からは「酷い」と不満を呟かれてしまった
園子は披露によって寝てる時間やおきている時間がかなり不規則になってしまっており、
それを理由に天乃の添い寝を要求。上手く願いをかなえてもらった園子だが
本当は天乃を精霊の力を使って夢の中に閉じ込めようとしていた。しかし、困らせることを嫌い、それを拒絶する

3日目には、朝からバーテックスの襲撃に遭ってしまった勇者部だが
それぞれが離れていること、風が勇者状態ではないこと、バーテックスが何らかの目的を持って行動していること
いくつものことが重なり合い、誰かの犠牲を避けるために力を使った天乃によって被害がないまま戦いを終えることに成功するが
その代償として、天乃が1日半もの間昏睡状態に陥ってしまう
それによって、風は自身の不甲斐なさから天乃を避けていたことを悔い、
これからは一人の友人として歩めるようにと決意するが、その一方で、天乃が目を覚まさない間付きっ切りだった夏凜との特訓を行えなった友奈は
力不足ゆえだと嘆き、夏凜や樹たちの反対を押し切って天乃と似た道を進むことを決意したが
天乃の誕生日(6/6)に天乃本人の自虐に似た説得を聞き入れて、可能な限り犠牲なくみんなが幸せで居られる世界を望む
6月13日目、襲撃してきたバーテックスの大群は、
1日目(13日目)には集合体であるレオスタークラスターを筆頭に、山羊座、射手座、蟹座、蠍座、乙女座、牡羊座、双子座
2日目(14日目)には再び、集合体であるレオスタークラスター単体
という総力戦を展開し、天乃は2日目に園子を残す為、皆を守るために
満開こそ使わなかったが、限りなく死に近づくほどの全力を尽くし、吐血などの症状に見舞われながら、昏睡状態に陥ってしまう
迎えた二日目、最高戦力であり、日常であろうと、非日常であろうと
変わらず存在していた久遠天乃という支えを失った友奈達は、不安を胸に抱きながらも、戦闘に赴く
その中で、一人一人が確実に自分の出来る事、自分のしたい事、自分がすべきこと
それらを見つけ、一世代前の園子の力もあるが、それぞれが成長をしたことで満開も被害もなく、
敗北の可能性さえ考えられたバーテックスの二連戦に打ち勝つことに成功したのだった




■日常編(学生編)

勇者部が休部していることで、天乃はクラスメイトから昼や、放課後の寄り道などによく誘われるようになり
一般人であるクラスメイトからの、【一緒のときは日常にいて】という願いを受けて
基本的には普段通りで、余計な心配をかけないようにしているが
しかし、6月に入って以降、とある理由で園子が家に住んでいることから天乃は基本的には誘いを断って、家に帰っている
クラスメイトの願いである、放課後デート(ただの寄り道)はまだ行えていないが
今年に入ってから、左目の視力を失ったり欠席することが多くなったりとクラスメイトだけでなく、
他学年、他組には心配と不安のほか、不治の病ではないかとの噂まで流れており、
その影響で近づき難くなっている生徒が居る分、少しでもと近づこうとしている生徒が数多くおり、
ついに、9日目にて、1年生の後輩女子にラブレターを渡されてしまう。
以前から周囲からの好意を少しずつ感じ始めていた天乃は、夏凜や沙織などに相談を持ちかけるが
それに対する二人の答えや、二人が答えてくれないことに対する自分の気持ちが上手く理解できなかった
その翌日(10日目)の朝、襲来した不審者によって夏凜との仲はひと段落着くが、迎えた昼休み
風の誘いを断って女子生徒との昼食をとることにした天乃は、その強く熱い想いを受けて【非日常】という現実を告げるが、女子生徒は変わらずに愛することを告げられ、天乃はさらに深く恋について悩んでいくが
女子生徒のほかに、同級生の男子生徒にまで告白を受けた上に、キスをされ
キスに思いいれは無いと思っていた天乃は、異常なほどに自分が傷ついていることを知り、
その慰めのように園子と唇を重ねたことを夏凜へと告げたが、そこでもまた強引に唇を奪われ――自分の中に悲しみを感じてしまう
その日の昼休み、気まずくなってしまった天乃は夏凜を部室に呼び出して、仕返しのように唇を重ねたが
それでも何もいえることが無いのだと夏凜と天乃は気づき、同意の上でのキスを求め自然に繋がりを保った夏凜は
天乃の誘いによって、天乃の家に泊まる事に。
そして、恋バナを終えた夜。夏凜はようやく、天乃へと自分の気持ちを告げるのだった。

12日になって登校した天乃は自分の上履きがないことに気づく
その犯人は天乃に化けた猿猴で、猿猴は天乃に告白した男子生徒を誘惑したりと問題行動を繰り返す
その理由は、天乃が深層で思っていた【愛を知りたい】という行動によるもので
沙織は巫女として、猿猴を自分の体に憑依させることで、事態の収束を図るが影響は収まらず
家に招いた天乃は夏凜達には手を出さない契約を結び、自分自身を捧げる
それによって沙織自身と会話した天乃は、「もっとよく見て」という言葉を受け、園子に相談
夏凜とキスをしたことでその心を理解した天乃は、来るべき大きな戦いを終えたあと、気持ちを告げることを決意した