私何を隠そうみかも山に登るきっかけは健康不安からです。
最初に登り始めたのは2002年ぐらいでした。
2004年まではたまに月に1度くらい上っていたのですが、このころから
便通異常を感じるようになり、不安感じていたのです。
その症状は大のほうをしてもすっきりせず、残便感を感じるのです。
なんか気持ち悪いのでインターネットで調べてみると、大腸がんの症状らしいのです。
それを知ってから頭の中は真っ白。
人から何を言われても、上の空と言うか、
まともに物事を考えることができなくなってしまいました。
それから1週間ぐらいして、このままではだめだ、治療法を調べてなんとしても治さなければと考えられるようになりました。

郵送型の便検査を申し込みました。
結果は便潜血反応が陽性でした。
これだけで大腸がんと判断できないのですが、
病院にいくのが怖くて自己診断なのですが大腸がんと決め付けていました。

まだあの当時は、みのさんが司会の日テレの「おもいっきりテレビ」がやっていて、
お昼ごはんを食べながら見ていたのですが、
そこで私の症状とぴったりのタイムリーな情報が放送されていました。
それは「星野式ゲルソン療法」の内容を書いた本、
「ガンと闘う医師のゲルソン療法」を著者の星野仁彦氏自身が出演して紹介していました。
星野仁彦氏自身も大腸がんに罹り、肝臓に転移した状態から完治したと話していました。

さっそく「ガンと闘う医師のゲルソン療法」を購入し、実践しました。
結果から言うと半年ぐらい続けて改善されました。
今では残便感はありません。

「星野式ゲルソン療法」の内容を私なりに簡単に言いますと、
肉や油、塩を絶って、無農薬の野菜ジュースを三食毎食とるということです。
がんの栄養は油と塩なのでがんの栄養を絶って、がんに対抗する免疫力を高めるために
野菜ジュース(特ににんじんジュース)を摂取すると言うことらしいのです。

油といっても青魚に含まれるオメガ3脂肪酸や、オリーブオイルやナッツ類に含まれるオメガ9脂肪酸は逆に積極的に摂取して、
化学的に精製された油やマーガリンやショートニングなどに含まれているトランス脂肪酸を絶つことです。

本を読むとより詳しく厳密に食事療法が紹介されていますので、
私の書いていることだけを読んで
実践するのは危険だと思います。絶対におやめ下さい。

このゲルソン療法も賛否両論あるようですが、
もし心当たりがあってゲルソン療法を試そうかと考えられている方、
今現在病院で治療されている方などは
病院の主治医と相談されてから試してはいかがでしょうか?

著者の星野仁彦氏自身も病院でがんの部分を除去して、なおかつ食事療法に
取り組んで結果が出たと言っていました。

病気を治す為に必要な治療のうちの1つだと考えればよいのではないでしょうか?

私はゲルソン療法を実践した時、このほかにもがんは熱に弱いと言う情報(42.5度以上を6時間持続すると9割が死滅したと言う実験結果)を元に
体を動かして体温を上げてがんを殺そうと考えました。

その為にみかも山に登ったのです。毎日毎日。夏場の炎天下の中冬物の厚手のシャツやズボンを
2,3枚重ね着して、歩き続けました5時間。みかも山をおりると土砂降りの雨に降られたぐらいシャツもズボンもパンツもびしょびしょになって歩くたびにぴしゃっぴしゃっと音がしていました。

そして車に積んできたにんじんジュースを一気に2リットル飲み干しました。
家に帰っても食事はご飯と野菜とにんじんジュースのみです。
おかげでもともと細い体がさらに細くなりました。
でも命には代えられません。

ちなみににんじんに含まれるβカロテン(昔はカロチンと呼ばれていた)が
免疫力をあげるらしいのですが、肺がん患者がβカロテンを多くとりすぎた結果悪くなったと言う統計もあるらしいです。

くれぐれも自己責任で。

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最終更新:2015年02月20日 22:50