『福島原発事故 メディア報道のあり方』(ニュースの深層 by 広瀬隆)

3月17日(木)放送。


以下、簡単なまとめ。
  • 電源を回復させないと水が循環せず冷却できない。今の放水では解決しない。
  • 原子炉の下にはかなり複雑な制御棒、配管、配線がある。解説者は炉の事を詳しく知らない。
  • 海水注入は水分が蒸発して大量の塩が出る。既に配管やバルブに塩が固着して詰まっているので、電源とポンプが回復しても冷却は困難。
  • 1機の原子炉が逝けば避難退去せざるを得ない。そうなると他も冷却が継続できなくなり、結果6機が逝く。
  • 6機全てが冷却できて成功となるが、塩の影響でその可能性は低い。という事は・・・。
  • 最悪の事態が起きたら1週間で日本全土が放射性物質で覆われる。雨が降れば地面に落ち、水や野菜が汚染される。
  • 既に最悪の想定段階。被害を最小限にする為、セメントで固める準備が必要。全国のセメント屋に手配すべき。
  • 東電は無知なので対応能力はない。ド素人の保安員と政治家では意味がない。スリーマイルの対応より悪い。
  • 本来は現地には原子炉を設計した日立と東芝のスタッフで対応するべき。
  • 解説者はパニックを押さえる事ばかりで本当の事を話してない。
  • 『直ちに健康に影響は出ない』という表現は許しがたい。ガンは数年後にも出る。
  • CTスキャンは『放射線』、飛んでくるのは『放射線物質』。放射線物質を吸い込めば、体内で長期間被爆する。
  • 生活比較で言われている単位は『シーベルト/年』、発表しているのは『シーベルト/時間』で8,640倍も違う。これを誰も指摘しない。
  • 400ミリシーベルトは生活年間被爆量の350万倍。
  • 現地の東電社員は、既に生死に関わる量の被爆をしている。
  • 福島県内は既に酷く汚染されている。
  • ドイツ人が解析した放射線物質の移動シミュを日本も公表すべき(http://www.spiegel.de/wissenschaft/natur/bild-750835-191816.html)
  • 全国の原発がなくても大丈夫。真夏の最大使用時でも火力と水力で賄える能力がある。日本の原発17機を一斉に止めた事例もある(停電なし)。

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最終更新:2011年03月19日 15:50
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