糖尿病の看護対象者が有酸素運動をするときの注意

糖尿病患者にとって運動療法は食事療法と同じように重要なことです。
メリットとして「血液循環を良くする」「血糖値を下げる」「減量できる」などがありますが、インスリンの効果が出やすい体にするというのがポイントです。

運動の内容としては、有酸素運動が効果があるので、だいたい1週間に3日以上の頻度で、1回あたり15~30分、1日2回、1日で1万歩ほど歩くようにすると良いとされているようです。
ウォーキング以外にも自転車や水泳、ジョギングやラジオ体操が有酸素運動になります。

運動をする時間をとれない場合は、なるべく階段を使うとか、一駅の区間を歩いてみるなどの工夫をしましょう。
運動は無理なく続けられることが大事です。

糖尿病の看護

インスリン療法などの薬物療法を行っている患者さんは、運動療法中に低血糖になる可能性があるので糖尿病の看護には注意が必要です。
そういう患者さんが運動療法を行う場合は、必ずジュースやブドウ糖などを持ち歩きましょう。

それから、低血糖の心配が少ない食後に運動すると良いです。
運動前・中・後に軽く補食をするのも良いようです。

また、症状によって完全に運動療法を禁止した方が良い場合があるので、必ずかかりつけ医に相談して下さい。

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最終更新:2013年12月03日 13:15